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周知のようにパリは人が住みだした<br />セーヌの中之島シテ島あたりから始まる。<br />カロリング朝の9世紀に周囲に城壁ができ、以後6回にわたり<br />外側に城壁を作り中の城壁は壊される。<br />だからパリの街は基本的に同心円状に広がっていった。<br />現在城壁は存在しないが 1845年までに作られた、<br />全長 33キロのティエールの城壁が、ほぼ現在の20区の境になる。<br />そしてパリはシテ島中心に右回りに区の番号が螺旋状に付けられ<br />エスカルゴとも称せられる。<br />当然 城壁には複数の関所 (通用門) があったので、<br />現在も周辺部には Porte (門) という地名が多く残っている。<br />(少なくと 35はあるようだ)<br /><br />ということで、今回はシテ島からパリ中心部をメインに。<br />写真はシテ島の西の先端に架かるパリで一番古い新橋こと、<br />ポン・ヌフで橋の北側には 19世紀から競い合うように<br />2つの老舗百貨店が向かい合っていた。<br />右の Belle Jardinière (1878-1972:衣料品店創業は1824年) と<br />左の Samaritaine (1870-2005)、こちらは 2001年からは<br />LVMH (Louis Vuitton Moët Hennessy) グループの所有で<br />さらに Belle Jardinière も傘下に入れたが、現在は<br />Darty-Habitat グループの Conforama という店になっている。<br /><br />ちなみに『ポン・ヌフの恋人(91)』でも Samaritaine はあるが、<br />すでに Belle Jardinière の姿はない。 また Samaritaine は<br />『ホーリー・モータース(12)』の主要舞台でもある。<br />カラックスはポン・ヌフがお好き?

1977年 パリ 男だけど "an・an" のツアーに 2/4 :パリはシテ島、サン・ルイ島に始まる

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1977/07/07 - 1977/07/16

5638位(同エリア16385件中)

旅行記グループ 1977年パリ

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milouchat

milouchatさん

周知のようにパリは人が住みだした
セーヌの中之島シテ島あたりから始まる。
カロリング朝の9世紀に周囲に城壁ができ、以後6回にわたり
外側に城壁を作り中の城壁は壊される。
だからパリの街は基本的に同心円状に広がっていった。
現在城壁は存在しないが 1845年までに作られた、
全長 33キロのティエールの城壁が、ほぼ現在の20区の境になる。
そしてパリはシテ島中心に右回りに区の番号が螺旋状に付けられ
エスカルゴとも称せられる。
当然 城壁には複数の関所 (通用門) があったので、
現在も周辺部には Porte (門) という地名が多く残っている。
(少なくと 35はあるようだ)

ということで、今回はシテ島からパリ中心部をメインに。
写真はシテ島の西の先端に架かるパリで一番古い新橋こと、
ポン・ヌフで橋の北側には 19世紀から競い合うように
2つの老舗百貨店が向かい合っていた。
右の Belle Jardinière (1878-1972:衣料品店創業は1824年) と
左の Samaritaine (1870-2005)、こちらは 2001年からは
LVMH (Louis Vuitton Moët Hennessy) グループの所有で
さらに Belle Jardinière も傘下に入れたが、現在は
Darty-Habitat グループの Conforama という店になっている。

ちなみに『ポン・ヌフの恋人(91)』でも Samaritaine はあるが、
すでに Belle Jardinière の姿はない。 また Samaritaine は
『ホーリー・モータース(12)』の主要舞台でもある。
カラックスはポン・ヌフがお好き?

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
交通
4.5
同行者
友人
交通手段
鉄道 高速・路線バス 徒歩
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行なし)

PR

  • ということで、今はない<br />Belle Jardinière の勇姿を お忘れなく

    ということで、今はない
    Belle Jardinière の勇姿を お忘れなく

  • さて、メトロはシテ駅の出入口。<br />写真はないがシテ駅の構内は階段が面白い。<br />セーヌの下を通るので深さが 20メートルはあり、<br />長い階段の途中から眺めるのもオツなもの

    さて、メトロはシテ駅の出入口。
    写真はないがシテ駅の構内は階段が面白い。
    セーヌの下を通るので深さが 20メートルはあり、
    長い階段の途中から眺めるのもオツなもの

  • 階段から外に出ると花市場がある

    階段から外に出ると花市場がある

  • 同じく花市場の一角

    同じく花市場の一角

  • シテ島 Quai de l&#39;Horloge と<br />Rue de Harlay の角から西、<br />かすかに見える橋がポン・ヌフ。<br />SVでは消えているが立っている箱 (?) は<br />手前が警察、赤いのが消防の緊急用電話。<br />そして少し戻れば…

    シテ島 Quai de l'Horloge と
    Rue de Harlay の角から西、
    かすかに見える橋がポン・ヌフ。
    SVでは消えているが立っている箱 (?) は
    手前が警察、赤いのが消防の緊急用電話。
    そして少し戻れば…

  • コンシェルジュリーの切符売り場、と思ったら<br />ここは売り場じゃないよ、少し先ですよ、という表示

    コンシェルジュリーの切符売り場、と思ったら
    ここは売り場じゃないよ、少し先ですよ、という表示

  • こちらがコンシエルジュリー。<br />多分 入ったのは、この年のはずだが写真はない。<br />マリー・アントワネットの日記に<br />面白い文章がありメモしたが紛失

    こちらがコンシエルジュリー。
    多分 入ったのは、この年のはずだが写真はない。
    マリー・アントワネットの日記に
    面白い文章がありメモしたが紛失

  • ポン・ヌフの真ん中にはアンリ4世の騎馬像がある。<br />その左の橋桁だと思うが、下に 181? という数字が見える。<br />アンリ4世像が建てられたのは 1618年だが 1792年に破壊され<br />1818年に再建されたことに関係あるのかも…

    ポン・ヌフの真ん中にはアンリ4世の騎馬像がある。
    その左の橋桁だと思うが、下に 181? という数字が見える。
    アンリ4世像が建てられたのは 1618年だが 1792年に破壊され
    1818年に再建されたことに関係あるのかも…

  • アンリ4世騎馬像の向かいでは<br />電話拡張工事中

    アンリ4世騎馬像の向かいでは
    電話拡張工事中

  • アンリ4世像の真ん前の通り<br />Rue Henri Robert にある<br />有名な Papetrie Gaubert は<br />1830年創業の老舗製紙・文具業者

    アンリ4世像の真ん前の通り
    Rue Henri Robert にある
    有名な Papetrie Gaubert は
    1830年創業の老舗製紙・文具業者

  • 飛び入りになるがレ・アールにも写真右の Papetrie Gaubert が<br />あったが、1979年頃に閉めたもよう。<br />その向こう隣り、フランスには変な名前の店も多いが<br />ネオンがある店はブラスリー Au pied de cochon (豚の足)。<br />オープンは 1947年だが旧中央市場の側だったので<br />フランス初の 24時間営業・年中無休を始めた店。<br />現在は Papetrie Gaubert の場所まで<br />Au pied de cochon が取得し拡張されている。<br />この店の前を通るシーンが『シャレード』にある

    飛び入りになるがレ・アールにも写真右の Papetrie Gaubert が
    あったが、1979年頃に閉めたもよう。
    その向こう隣り、フランスには変な名前の店も多いが
    ネオンがある店はブラスリー Au pied de cochon (豚の足)。
    オープンは 1947年だが旧中央市場の側だったので
    フランス初の 24時間営業・年中無休を始めた店。
    現在は Papetrie Gaubert の場所まで
    Au pied de cochon が取得し拡張されている。
    この店の前を通るシーンが『シャレード』にある

  • さて次は、シテ島の隣サン・ルイ島 Quai Orléans 西方向。<br />かすかな記憶で『個人教授』のロベール・オッセンの家では?<br />と撮ったが、あとで調べると外れだった。<br />突き当たりにはノートルダムが見える

    さて次は、シテ島の隣サン・ルイ島 Quai Orléans 西方向。
    かすかな記憶で『個人教授』のロベール・オッセンの家では?
    と撮ったが、あとで調べると外れだった。
    突き当たりにはノートルダムが見える

  • 同じくルノー・ヴェルレーがモビレットで<br />入って行った場所かな、と思って撮った入口

    同じくルノー・ヴェルレーがモビレットで
    入って行った場所かな、と思って撮った入口

  • Quai Orléans を東に行けば Pont Sully の手前<br />Rue Bretonvilliers 突き当たりには 1642年に<br />建てられた Hôtel de Bretonvilliers のアーチが見える<br />(もちろんホテルじゃなく貴族の館)

    Quai Orléans を東に行けば Pont Sully の手前
    Rue Bretonvilliers 突き当たりには 1642年に
    建てられた Hôtel de Bretonvilliers のアーチが見える
    (もちろんホテルじゃなく貴族の館)

  • そのアーチを通り抜け、左を見ると、<br />その名も &quot;サン・ルイ島&quot; 1726年完成の<br />Saint-Louis-en-l&#39;Île 教会の尖塔が見える

    そのアーチを通り抜け、左を見ると、
    その名も "サン・ルイ島" 1726年完成の
    Saint-Louis-en-l'Île 教会の尖塔が見える

  • 塔を見上げると時計があるが、壁面ではなく<br />外に吊り下げられている。<br />両面にあるということは、2つの時計なのか<br />1つの仕掛けで2つが逆回転するのか…

    塔を見上げると時計があるが、壁面ではなく
    外に吊り下げられている。
    両面にあるということは、2つの時計なのか
    1つの仕掛けで2つが逆回転するのか…

  • 塔の下の立派な扉

    塔の下の立派な扉

  • 塔の右下には 男子小学校の表示が

    塔の右下には 男子小学校の表示が

  • 教会の向かいには L&#39;Orangerie と言う店がある。<br />控えめ (?) でレストランには見えないが<br />ジャン=クロード・ブリアリの店です

    教会の向かいには L'Orangerie と言う店がある。
    控えめ (?) でレストランには見えないが
    ジャン=クロード・ブリアリの店です

  • サン・ルイ島の西の方 Quai d&#39;Orléans から河岸に降りる坂。<br />向こうの橋は Pont Saint-Louis 。<br />かすかにサン・ジャックの塔が見える。<br />左の建物の左がノートルダム<br />(よおく見れば左端にかすかに見えている)

    サン・ルイ島の西の方 Quai d'Orléans から河岸に降りる坂。
    向こうの橋は Pont Saint-Louis 。
    かすかにサン・ジャックの塔が見える。
    左の建物の左がノートルダム
    (よおく見れば左端にかすかに見えている)

  • 逆にサン・ルイ島の東の先端、Square Barye 南から<br />西方向の河岸に降りる階段。 見えている橋は Pont Sully 。<br />パリは水辺まで降りられるのが気持ちいい

    逆にサン・ルイ島の東の先端、Square Barye 南から
    西方向の河岸に降りる階段。 見えている橋は Pont Sully 。
    パリは水辺まで降りられるのが気持ちいい

  • その Pont Sully (中之島北側) の上から見えるランベール館、<br />確かミシェル・モルガンが住んでいたはず。<br />2013年の修復工事中に火災に遭った

    その Pont Sully (中之島北側) の上から見えるランベール館、
    確かミシェル・モルガンが住んでいたはず。
    2013年の修復工事中に火災に遭った

  • Pont Sully を渡った北側の<br />20 Boulevard Henri IV には立派な警察署がある。<br />と言っても、いわゆる Police ではなく<br />共和国衛兵隊 (Garde Republicaine) で<br />国家憲兵隊 (Gendarmerie National) の一部<br />

    Pont Sully を渡った北側の
    20 Boulevard Henri IV には立派な警察署がある。
    と言っても、いわゆる Police ではなく
    共和国衛兵隊 (Garde Republicaine) で
    国家憲兵隊 (Gendarmerie National) の一部

  • ついでに場所は不明だが別の Garde Republicaine

    ついでに場所は不明だが別の Garde Republicaine

  • こっちは Police のほうでシテ島のど真ん中<br />Rue de la cité には、俗に言うパリ警視庁の入口がある

    こっちは Police のほうでシテ島のど真ん中
    Rue de la cité には、俗に言うパリ警視庁の入口がある

  • これも飛び入りで、左岸だが、警察と言えば犯罪取り締まり、<br />右に警備の警官が見える (雨だから2人とも箱から出ない?)。<br />異常なほど高く大きい入口の扉と塀、と言えば?<br />そう、アルセーヌ・ルパンも脱獄したサンテ刑務所です!<br />面会の人が並んでいる。 場所は翌 78年に泊まった<br />モンパルナスのホテル PLM サン・ジャックのすぐ側、<br />その名も Rue de la Santé にある。<br />ちなみにルパンが脱獄に使った同じ手口を<br />ルパン三世も『オー!』のベルモンドも使っていた

    これも飛び入りで、左岸だが、警察と言えば犯罪取り締まり、
    右に警備の警官が見える (雨だから2人とも箱から出ない?)。
    異常なほど高く大きい入口の扉と塀、と言えば?
    そう、アルセーヌ・ルパンも脱獄したサンテ刑務所です!
    面会の人が並んでいる。 場所は翌 78年に泊まった
    モンパルナスのホテル PLM サン・ジャックのすぐ側、
    その名も Rue de la Santé にある。
    ちなみにルパンが脱獄に使った同じ手口を
    ルパン三世も『オー!』のベルモンドも使っていた

  • 当時は刑務所の正門前にカフェ La Santé があった。<br />その店内で門が開くのを待ち続け張り込み?<br />『ベルモンドの怪盗二十面相』では出所後、<br />即 このカフェに入り電話をする。<br />ほかの映画でも見たが思い出せない…

    当時は刑務所の正門前にカフェ La Santé があった。
    その店内で門が開くのを待ち続け張り込み?
    『ベルモンドの怪盗二十面相』では出所後、
    即 このカフェに入り電話をする。
    ほかの映画でも見たが思い出せない…

  • 右岸に戻って、サン・ルイ島からセーヌを渡った北側は<br />日本人にも人気の高いマレ地区。<br />そしてカルナヴァレ博物館の向かい、24 Rue Pavée にある<br />1969年にオープンした歴史図書館。<br />元は Hôtel de Lamoignon

    右岸に戻って、サン・ルイ島からセーヌを渡った北側は
    日本人にも人気の高いマレ地区。
    そしてカルナヴァレ博物館の向かい、24 Rue Pavée にある
    1969年にオープンした歴史図書館。
    元は Hôtel de Lamoignon

  • これは 1997-98年版だが<br />マレと隣のバスチーユ地区に特化した地図。<br />右は裏面だが、その一番下。<br />BOY&#39;Z BAZAAR というメンズ・ショップの広告だが<br />下には VIDEO STORE とある、つまり…<br />ゲイ向けのポルノなども売る結構大きい店。<br />マレからバスティーユはゲイに好意的な地区として有名で<br />ゲイバーやゲイ (LGBTQ) に関連する店が多い。 興味があれば…

    これは 1997-98年版だが
    マレと隣のバスチーユ地区に特化した地図。
    右は裏面だが、その一番下。
    BOY'Z BAZAAR というメンズ・ショップの広告だが
    下には VIDEO STORE とある、つまり…
    ゲイ向けのポルノなども売る結構大きい店。
    マレからバスティーユはゲイに好意的な地区として有名で
    ゲイバーやゲイ (LGBTQ) に関連する店が多い。 興味があれば…

  • 少し東には、これも有名なヴォージュ広場がある。<br />Rue Saint-Antoine から見た入口

    少し東には、これも有名なヴォージュ広場がある。
    Rue Saint-Antoine から見た入口

  • 通り角の店に 100年ほど前の<br />絵ハガキがあったが、ほぼ昔のまま

    通り角の店に 100年ほど前の
    絵ハガキがあったが、ほぼ昔のまま

  • ヴォージュ広場には噴水が4つある。<br />周囲の建物も含め、ほとんど同じ景色なので<br />どの噴水か分からない。設計は<br />Jean-Pierre Cortot 。 コローと言っても<br />画家のコロー Jean-Baptiste Camille Corot ではない<br />[よく見たらコローじゃなくコルトーだ]

    ヴォージュ広場には噴水が4つある。
    周囲の建物も含め、ほとんど同じ景色なので
    どの噴水か分からない。設計は
    Jean-Pierre Cortot 。 コローと言っても
    画家のコロー Jean-Baptiste Camille Corot ではない
    [よく見たらコローじゃなくコルトーだ]

  • ヴォージュ広場まで来れば<br />バスティーユ広場もすぐ

    ヴォージュ広場まで来れば
    バスティーユ広場もすぐ

  • 意図は不明だが広場には<br />OKINAWA と落書きが、塗料切れか<br />最後だけ黒で、Aの頭が白い

    意図は不明だが広場には
    OKINAWA と落書きが、塗料切れか
    最後だけ黒で、Aの頭が白い

  • La Tour D&#39;Argent と言う店があった。<br />僕ですら名前は知っているので写真を撮ったが、<br />超有名な店とは違うようだ。支店なら別だが<br />有名店と同名の店があるとは思えないが…<br />場所はバスティーユ広場 2 Rue de Charenton 。<br />(現在の SVでは スポーツクラブ CMG)<br />でも建物前に歴史的建造物を示す Pelles Starck があり<br />調べると 1725年ごろ建てられ 1857年頃から 1985年まで<br />1,2階が La Tour D&#39;Argent だった。有名店との関係は不明…<br />左の看板はゴダールでおなじみ (?) タイガーを お車に、の Esso<br /><br />

    La Tour D'Argent と言う店があった。
    僕ですら名前は知っているので写真を撮ったが、
    超有名な店とは違うようだ。支店なら別だが
    有名店と同名の店があるとは思えないが…
    場所はバスティーユ広場 2 Rue de Charenton 。
    (現在の SVでは スポーツクラブ CMG)
    でも建物前に歴史的建造物を示す Pelles Starck があり
    調べると 1725年ごろ建てられ 1857年頃から 1985年まで
    1,2階が La Tour D'Argent だった。有名店との関係は不明…
    左の看板はゴダールでおなじみ (?) タイガーを お車に、の Esso

  • 11区 Rue du Faubourg St.Antoine と<br />Rue de Charonne の角に立派な建物がある<br />(写ってない上部)<br />95年に歴史的建造物に指定された<br />1721年建造の Fontaine Trogneux 、<br />SVを見ると2枚の道路標示が外されている!<br />このあたりは初海外の 1974年に<br />近くに1ヶ月住んだので、よく歩き回った…

    11区 Rue du Faubourg St.Antoine と
    Rue de Charonne の角に立派な建物がある
    (写ってない上部)
    95年に歴史的建造物に指定された
    1721年建造の Fontaine Trogneux 、
    SVを見ると2枚の道路標示が外されている!
    このあたりは初海外の 1974年に
    近くに1ヶ月住んだので、よく歩き回った…

  • 同じく Passage Thière と Passage Louis Philippe の角。<br />現在 SV では左の角はスーパーになっている。 <br />何のいわれもない場所だが、 僕が 1974年に1か月いて<br />歩き回ったあたりで『猫が行方不明 (96) 』という映画の<br />舞台が近辺なので見たときは懐かしかった…<br />調べると、ここは主人公の家の隣の通りだった。<br />1ヶ月滞在したホテルは2つほど北の Rue Sedaine。<br />なぜか無意識のうちに同じ道を通っている…

    同じく Passage Thière と Passage Louis Philippe の角。
    現在 SV では左の角はスーパーになっている。
    何のいわれもない場所だが、 僕が 1974年に1か月いて
    歩き回ったあたりで『猫が行方不明 (96) 』という映画の
    舞台が近辺なので見たときは懐かしかった…
    調べると、ここは主人公の家の隣の通りだった。
    1ヶ月滞在したホテルは2つほど北の Rue Sedaine。
    なぜか無意識のうちに同じ道を通っている…

  • 多分 Bd.Richard Lenoir の 38番地あたり…<br />かなり広い道路で真ん中に緑地帯があるから。<br />青い水が流れているのが気になり撮った。<br />ちなみに 32番地はロベール・デスノスの生家

    多分 Bd.Richard Lenoir の 38番地あたり…
    かなり広い道路で真ん中に緑地帯があるから。
    青い水が流れているのが気になり撮った。
    ちなみに 32番地はロベール・デスノスの生家

  • 逆方向。 もしそうならバスティーユの塔が<br />見えるはずだが…<br />上の青い水は工事関係の塗料だったのかも

    逆方向。 もしそうならバスティーユの塔が
    見えるはずだが…
    上の青い水は工事関係の塗料だったのかも

  • ということで 当然メトロ最寄り駅は Richard Lenoir 。<br />右手の屋根が丸い建物は健在だが<br />SV では半円形の部分にも新しく窓が造られている。<br />左隣は大工事中で現在の景色とかなり違う。<br />バスティーユあたりも昔は家具職人の多い下町だったが<br />現在はオシャレ地区に変貌…<br />

    ということで 当然メトロ最寄り駅は Richard Lenoir 。
    右手の屋根が丸い建物は健在だが
    SV では半円形の部分にも新しく窓が造られている。
    左隣は大工事中で現在の景色とかなり違う。
    バスティーユあたりも昔は家具職人の多い下町だったが
    現在はオシャレ地区に変貌…

  • 道路反対側の3つの建物は<br />今も同じようだ

    道路反対側の3つの建物は
    今も同じようだ

  • これも近辺だと思うが、まだ特定できない。<br />貼ってある掲示から見ると公的な建物かな…

    これも近辺だと思うが、まだ特定できない。
    貼ってある掲示から見ると公的な建物かな…

  • これも場所は分からないが黄色い郵便ポスト。<br />パリとそれ以外の区別のみ

    これも場所は分からないが黄色い郵便ポスト。
    パリとそれ以外の区別のみ

  • 黄色はフランス郵便のメインカラーだが<br />左の黄色いのはポストではなく切手の自動販売機。<br />ポストは その右の男性が投函している壁の穴、<br />つまり郵便局壁面で、投函すれば箱か何かに直接入るわけです

    黄色はフランス郵便のメインカラーだが
    左の黄色いのはポストではなく切手の自動販売機。
    ポストは その右の男性が投函している壁の穴、
    つまり郵便局壁面で、投函すれば箱か何かに直接入るわけです

  • これは、誰かの家の郵便受けではない。<br />よく見ると下に Correspondances Pneumatiques<br />とある。 つまり圧縮空気で管を疾走する気送郵便のポスト。<br />パリでは 1866年からパリの全郵便局が結ばれ数十分で<br />配達されるので、昔の書簡集などを見ると1日に何回も<br />手紙でやりとりをしている。 1984年まで使われたらしい。<br />撮った場所は不明だが、多分ヴォージュ広場あたり

    これは、誰かの家の郵便受けではない。
    よく見ると下に Correspondances Pneumatiques
    とある。 つまり圧縮空気で管を疾走する気送郵便のポスト。
    パリでは 1866年からパリの全郵便局が結ばれ数十分で
    配達されるので、昔の書簡集などを見ると1日に何回も
    手紙でやりとりをしている。 1984年まで使われたらしい。
    撮った場所は不明だが、多分ヴォージュ広場あたり

  • どこかの郵便局内。<br />前に並んでいる BOTTIN は電話帳、<br />昔は郵便局の中に電話ボックスがあった。<br />だから PTT (Postes, Télégraphes et Téléphones) ね<br />『幸福』や『アルファヴィル』に出てくる

    どこかの郵便局内。
    前に並んでいる BOTTIN は電話帳、
    昔は郵便局の中に電話ボックスがあった。
    だから PTT (Postes, Télégraphes et Téléphones) ね
    『幸福』や『アルファヴィル』に出てくる

  • ルーヴルからチュイルリーは素通りしてヴァンドーム広場に。<br />『昼下りの情事』冒頭を思い出させるオステルリッツ戦勝記念の<br />円柱が広場の真ん中に立っている

    ルーヴルからチュイルリーは素通りしてヴァンドーム広場に。
    『昼下りの情事』冒頭を思い出させるオステルリッツ戦勝記念の
    円柱が広場の真ん中に立っている

  • 右の白いテントは同じく『昼下りの情事』に登場する<br />リッツ・ホテルだが、女性が何を撮ってるか分かるかな?<br />一応 車の側ににいる彼氏 (?) を撮ってるんだけど、可哀相な彼…

    右の白いテントは同じく『昼下りの情事』に登場する
    リッツ・ホテルだが、女性が何を撮ってるか分かるかな?
    一応 車の側ににいる彼氏 (?) を撮ってるんだけど、可哀相な彼…

  • リッツの左隣はフランス司法省。<br />別にいいけど国旗の数が凄い

    リッツの左隣はフランス司法省。
    別にいいけど国旗の数が凄い

  • そして広場を出て西に行けばコンコルド広場。<br />広場の4つの角には2つずつ8つの都市の女神像がある。<br />これは西南の角右側のナント、遠くにエッフェル塔が見える。<br />ちなみに8つの都市は、ナントから反時計回りにボルドー、<br />マルセイユ、リヨン、ストラスブール、リール、ルーアン、ブレスト。<br />ちなみにルーアン、ブレストは、またしても (?)<br />ヴォージュ広場の噴水と同じ Jean-Pierre Cortot 作 。<br />ついでに、ここでギロチンに掛けられたのは、超有名な2人を除いて<br />学校で習っただろう名前はダントン (34)、ロベスピエール (36)、<br />サン=ジュスト (27)、シャーロット・コルディ (24)、ラヴォアジェ (50)など<br />1,000人以上。 () の数字は死んだときの年齢

    そして広場を出て西に行けばコンコルド広場。
    広場の4つの角には2つずつ8つの都市の女神像がある。
    これは西南の角右側のナント、遠くにエッフェル塔が見える。
    ちなみに8つの都市は、ナントから反時計回りにボルドー、
    マルセイユ、リヨン、ストラスブール、リール、ルーアン、ブレスト。
    ちなみにルーアン、ブレストは、またしても (?)
    ヴォージュ広場の噴水と同じ Jean-Pierre Cortot 作 。
    ついでに、ここでギロチンに掛けられたのは、超有名な2人を除いて
    学校で習っただろう名前はダントン (34)、ロベスピエール (36)、
    サン=ジュスト (27)、シャーロット・コルディ (24)、ラヴォアジェ (50)など
    1,000人以上。 () の数字は死んだときの年齢

  • コンコルド広場の東端、<br />チュイルリーに入る門の前だが、右上を見て!<br />ペガサスの像に人がよじ登っている。<br />売っているのはスイカです

    コンコルド広場の東端、
    チュイルリーに入る門の前だが、右上を見て!
    ペガサスの像に人がよじ登っている。
    売っているのはスイカです

  • 売っているアイスクリームの MIKO と言えば<br />映画館での CM を思い出す。<br />後ろは一瞬ヴァンドーム広場の円柱かと思ったが、<br />そうではなくコンコルド広場の西の端。<br />向こうに見える建物は<br />Hôtel Grimod de La Reynière だった

    売っているアイスクリームの MIKO と言えば
    映画館での CM を思い出す。
    後ろは一瞬ヴァンドーム広場の円柱かと思ったが、
    そうではなくコンコルド広場の西の端。
    向こうに見える建物は
    Hôtel Grimod de La Reynière だった

  • コンコルド橋から。<br />アレクサンドル3世橋が見える。<br />少し左にはエッフェル塔があるが写っていない。<br />河岸は現在と ほぼ一緒だが何本も立っている<br />青い杭のようなものはないね…

    コンコルド橋から。
    アレクサンドル3世橋が見える。
    少し左にはエッフェル塔があるが写っていない。
    河岸は現在と ほぼ一緒だが何本も立っている
    青い杭のようなものはないね…

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