暑いし、あまり見たいものは無いし、で、ちょっとのんびりします。ウィーンでこういう人、珍しいよね。

2019夏はじめての東欧７～ウィーンのカフェでのんびり

9いいね！

2019/08/17 - 2019/08/27

3303位(同エリア6421件中)

エリア

ウィーン(オーストリア)

旅行の満足度: 4.0

ホテル: 4.0

グルメ: 4.5

交通: 4.5

同行者: 一人旅

交通手段: 鉄道高速・路線バス徒歩

旅行の手配内容: 個別手配

昨日までの満開の百合は片付けられ、新しい蕾の百合がやってきました。
今日も色々なチーズに、
なんだか素朴な感じのスクランブルエッグ(笑)。

少し遅めの時間に行ったら、席を見つけるのにも一苦労。
昨日見つけたパンが食べたいのに、品切れ。補充について聞いたりなんだりしていると、焼き上がりまで少しかかるらしい。一度、部屋に戻りました。そして、私のためにわざわざ取り分けてくれました。恐縮。おかげで出来立てホカホカが食べられました。オイシー！

これ、なんていう食べものなのか、名前聞くの忘れた。
バスのチケットはネットで買っておきました。ホント、ネットで切符が買えるようになったの便利だな～。外で財布を出さずに、自分のペースで、最終的に時間を決めたタイミングで、買える。Most SNPのバス乗り場は、分かってしまえばスゴク簡単なのだけれど、高架の下のためにちょっと見つけるのが難しいです。事前に見ておくことをおススメします。地球の歩き方は、ムリンスキー・二ヴィ・バスターミナル中心の記載になっていますが、観光で来るのなら、こちらの方が便利なケースが多いと思いのではないかな。

出発すると、すぐにお城を背中にして、ドナウを渡ります。ブラチスラバ、あまり、ドナウを感じない街だったな。川と町の間に太い道路があるからかな。

当初、ブラチスラバ→ウィーンは船というプランも考えていました。旅情あるだろうし、距離も適度です。しかし、ネットの評判を読んでいると、なんだかイマイチ。ただの都市間往復の船でここまで言われるのって、何なの・・・。安くて毎時運行のバスで移動することにしました。船が30ユーロで、バスが５ユーロ。この料金で、コーヒーまで飲めるし。
風力発電の塔が並んでいます。

チケットは、経営元の都合なのか(？)、チェココルナ建でした(123CZK)。カード払いだから何でもいいけどｗｗ。ブラチスラバーウィーン間は1時間。チェックアウトギリギリに出ると、次のチェックイン開始に丁度良いくらいの時間です。
バスを降りて、地下鉄で1駅。最後の宿、Opera Suiteです。・・・分かってはいたけれど、狭い！

ウィーンの規模感だと、中心に泊まることの価値は高い一方、ホテル代の高さにはクラクラするばかり。郊外も含めてあまり良い宿が見つからない中、たまたま、立地最高のここを見つけたのです。
部屋自体は少し年季が入っていますが清潔、水回りは新しくてピカピカです。ホント、狭い場所にどう納めるか工夫がしてある。

これで10㎡らしい。16㎡だというParliament Penthouseは狭いと感じないので、その間に境目があるのね。
ネスプレッソも新しくてヨイのですが、
ロビーにお水とコーヒーが用意してあるので、自分の部屋のものは全然使いませんでした。部屋の冷蔵庫の飲み物は、1日1本コンプリメンタリーです。今回、どこもそうだったな。暑いから？
よくもこの狭さの中、上手く作ったなあ。ビューは狭苦しい中庭で、少しわびしい感じです。一方、オペラ座ビューはうるさそうな気がしないでもないので、どちらがよいのかな。防音がきちんとしていれば、意外と素敵なのかな。
お腹、すきました。Cafe Sperlまで歩いていきます。今日も暑い～。
Salzburger Topfenschtorteに、アイスの乗ったWiener Eiskaffee。12.4ユーロ。オーストリア、チップ強制型なの面倒だな・・・。払うのはイイんだけど、いくらが適切なのか考えるのが。自分の中の基準を作らないとダメだな。

銀のトレーに、お水も添えられて。クラシックな雰囲気とまったりとした空気感、いいなあ。
ナッシュマルクトを通過しながら帰ったのですが・・・、この市場、全然、素敵じゃない・・・。なんというかですね、ハエさんが多いのですよ！ここ、ウィーンだよね？お店の雰囲気も、なんとなくB級が見え隠れするというか(B級なわけではない。違い、伝わりますでしょうか)。それでも、観光客で、大変に賑わっているのでした。

Sturmは飲みたかったな。

一度部屋に戻ってから、スーパーなどをブラブラ覗きつつ、夕食へ。お店も見ようと思うと、早めに出なくてはいけないです。

観光馬車。なんか、この、運転手さんが振り返ったショット、よくないですか。馬の落とし物は、お店の人が流していました。大変だなあ。
Gosser Bierklinikにやってきました。時間が早いから、ガラガラ。

ビール！この美しい泡！！
Tafelspitz。分量が多いのではと、ちょっと心配しながらオーダーしたのですが、そして、確かにビックリするような大きな器でやってきたのですが、意外なほどペロッと食べられてしまいました。ただ茹でただけの肉がこんなに美味しいなんて、ビックリ！コンソメ(出汁)と、茹でるテクニックの問題なのかな。薬味でヴァリエーションを付けられるのも、箸(じゃないけど)が進んでしまう理由だと思う。ちょっと見た目で損している食べ物だなあ。27.8ユーロ。

ここも日本円決済されました。気づかないのも悪いけど、あんまりきちんと聞かれていない気がする。正直、レートが悪いかというと、ユーロ建とあまり変わらないな、と感じるけれど(むしろこれがナゾなのだが・・・)、勝手にやらないでほしいなあ。
翌朝。朝も早よから、Sacherに向かいます。朝からケーキって、正直、好きではないのですが、Opera Suiteは朝食はつかないし(別払でアレンジは可能)、それなら、一番空いている時間に行ってしまおうという考えです。

開店時間15分前に行ったら、既に少し並んでいる人がいました。８月下旬の土曜で、10分前までに行けば最初の回転に入れる感じだったかな。

まあ、美味しいけど、なんていうか、記念、ですよね。とにかく、観光客(自分含む)の醸し出す空気感がハンパなかったです。この時間だと気合が入った人ばかりというのもあったと思うけど、きっと１日中続くんだろうな・・・。Verlangerter(アメリカ―ノ)と合わせて、14.3ユーロ。
さて、フツウ、ウィーンって、見たいところが多すぎて、困るようなディスティネーションですよね？ブラチスラバなんかから来たら、尚更ですよね？しかーし、今日の私は、超のんびりなのです。

結局、豪華絢爛系の観光地は好きではない・ユーゲントシュティールスタイルはちょっと苦手、となると、実はウィーンで行くところはあまり無かったのです。何か間違っていると思いつつ、アルベルティーナだけちょっと覗きました。・・・全然、ウィーンで行く必然性、無いよね。一方で、自分の好きなところにだけ行けているとも感じるけれど。
いや、もちろん、ウィーンをルートに入れたときには、色々見たいものがあるに違いない、と思っていました。しかし、よくよく調べると、あれ、意外と行きたいところ、無い。しかも、８月はコンサートも全くありません。殆どクラシックを聴かない私でも、ウィーンなら少しくらいは行きたいな、と思ったのに(８月はこの状態なのを気が付いていないこと自体が、興味が薄い証拠です)。

お昼は、Tirolerhofへ。
ワインの炭酸割り(weisswein gespritzt)に、シュニッツェル！やっぱり食べたいな～、ボリュームスゴそうだな～と思いながら、カフェなら少しポーション軽めかな、と選んでみました。出てきたのは、普通の量に感じますが、ペロリと食べてしまいました。ウィーンの料理、このパターンが多い？本当は、アップルパイが気になっていたカフェですが、そちらは断念。17.8ユーロ。

行ってみたいカフェだけがやたらと多いけれど、観光は殆どしない、という不思議な状態になりました。
お昼を食べた後は、部屋でドナウの旅人を読み進める。う～ん、この小説の雰囲気、あまり好きじゃない・・・。お部屋は狭くて薄暗くて(これは褒めていない)、正直、まったりするのには向いていません。ブラチスラバをもう1泊増やした方が良かったのかな。

そういうわけで、食事の写真ばかりになってしまいますが、Augustiner Keller Bitzingerへ(このお店、名前が分かりにくいけれど、結局はAugstinerもBitzingerも使っていると理解しました)。
白ワイン♪

ホイリゲに行って、合わせ技で、少しハイキングしたいな、という案もあったのですが、「ここは行きたい」というお店がどうにも見つからず(どうして、皆、厳しめ評価なのかな)、この暑い中を歩くのも・・・と考えて、止めてしまいました。
仔牛のキノコ乗せ。前菜から1品だけ、で十分です。20.9ユーロ。