コロナにびびり、おたふくに度肝をぬかれる福岡

2020/01/28 - 2020/01/29

今年の冬の旅に九州を選んだのは、ピーチのバーゲンのせい。
博多に行くので、美味しい博多ラーメンをリサーチしていると、290円という激安店もあるらしい。

昨年は中州の人気屋台が、強烈な豚骨臭と薄味なのが自分的に合わず、どうするか逡巡しておりました。
うどんかラーメンか、という選択に揺られて、飛行機にも揺られてやってまいりました。

コロナが怖い！

エリア 博多(福岡)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: Peach

千歳空港にばかっ早く着いて、ウロウロと国際線の方に行ってみました。
だいぶリニューアルされたと聞いていましたので。

動物の大きなぬいぐるみがテーマパークのようです。
ドイツのシュタイフ社が手がけたもので、長い通路の両側を飾る、かなりな見物。

ずっと歩いて、まだ利用した事のない国際線ターミナルへ来てみました。
各地から到着した観光客で賑わっている国際線独特の雰囲気。

今から考えれば、余計なことをしたものです。

キッズスペースで一休み。
おサルにまみれてみました。

ラーメン街なども、まだまだ、たいへん賑わっていて人気の「一玄」には長い行列もできていました。

ただ、中国からの団体客の受け入れはすでに中止していました。
オーストラリアの人が多いかなあ。

夕方4時に福岡空港に到着。
空港の土産屋に、ネットでチェックしていた北九州の「ねじチョコ」が、最後の一箱になっていました。
おみやげに思わず買ってしまったので、ずっと旅の間持ち歩くことに。
小さなデイパック一つで旅するので、かなり邪魔でした。

博多祇園のお気に入りの鹿島旅館に。
有形登録文化財です。

チェックインで女将さんに、
「では、パスポートを拝見します。」
といわれて、最近は国内でもパスポートを見せるようになったのか、持ってこなかったなあ、などとぽかん顔で考えていると、
「あらやだ、わたし何を言ってるんだか。」
ですよねー。
ホット胸をなで下ろし、
「韓国も、中国も、お客さん減りましたか。」
と尋ねると、
「ほんとに少なくなりました。」

昨年は、天井裏をすさまじい音を立てて走り回っていた飼い猫も、姿を見かけなくなりました。

死んだのかなあ。

暮れなずむ祇園界隈を夕食に出ます。

櫛田神社には、世界一デカイというおたふくが登場していました。

因みに、翌日訪れた柳川で、川下りの時に見かけた日吉神社にも巨大おたふくがあって、巨大さを競い合っているみたいです。
柳川はちょっと遠慮したのかどうかは分かりませんが、幾分小さめに作っているらしい。
柳川の人は奥ゆかしいのだろうか。
ただ、地元の人は、柳川の方が美人だと自負しているみたいで、水面下のバトルがあるんだね、やっぱり。

昨年豚骨臭が鼻についてしまったので、櫛田神社の目の前にある「かろのうろん」といううどん屋を目指す。
福岡のうどんも発祥地を自負するだけあって、麺がシコシコしておいしい。

ところが、まだ夕方6時前だったせいか、人の気配があるのに店が開いていない。

川端商店街の方に来ました。
このころ雨が降ってきたんですねえ。

金柑は、あまり北海道では見かけない。

もう菜の花か。
いいなあ、九州は。

ネットで見つけた290円の博多ラーメンを発見。
もう入っちゃいます。
ラーメンは豚骨がきつくなく、わたしたち好み。

お店のひともとてもあったかいです。

スープの濃さも良いですね。
やってけるのかなあ、は泥棒がその家のフトコロを心配するようなものか。

餃子も頂きました。

川端商店街を抜けると冷泉公園通りに出ました。
あ、川上音二郎だ。
中村雅俊さんがやってましたね。

中州の方に廻ってみましたが、雨脚がまた強くなってきた。

川端商店街のアーケードを伝って、夜の櫛田神社を抜け

門の上が干支の方位になっている。
見上げると、暗闇に干支がぼうっと浮かび上がっていました。
雨を避け々、宿に戻り、熱い風呂に入って休みました。