昨年（2019年）８月末から９月中旬の旅行記です。<br /><br />2019年は、（1）３月～7月のイタリア～バルカン半島～ブルガリアの旅、（2）6月～7月の黒海沿岸～ウイーンまでドナウ川沿いに遡る旅を楽しみました。<br /><br />第三弾は8月～9月アイルランドを歩く旅です。<br />アイルランドはダブリンのみ訪問経験がありましたが、今回はアラン諸島やモハーの断崖、コネマラ国立公園など大西洋側（西側）を訪ねます。<br />ゆったりした日程で、各地でのウオーキング時間を確保しました。お天気と相談でアイルランドの田舎を歩いてきます。<br /><br />でも、アイルランドと言えば「パブ」＆「ビール」。<br />最初はギネスブックに「世界最古のパブ」として登録されている、歴史のあるパブでビールを飲むことから始めます。<br />

「世界最古のパブ」でレッドエールを飲みたい！＠アスローン

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2019/08/29 - 2019/08/30

1位(同エリア16件中)

エリア

アスローン(アイルランド)

旅行の満足度: 3.5

観光: 3.0

ホテル: 4.0

グルメ: 4.0

交通: 4.0

同行者: 一人旅

交通手段: 高速・路線バス徒歩

航空会社: フィンランド航空 JAL

旅行の手配内容: 個別手配

成田～ヘルシンキ～ダブリンと一気に飛びます。
航空会社はJALです。まずラウンジで朝ご飯をいただきましょう。
朝から多くのお客さんで賑わうJALのさくらラウンジ。
隣国の子供が走り回ったり、日本の出張族が大きな声で打ち合わせをしているなど、相変わらず騒がしい・・・。
成田～ヘルシンキ～ダブリンは７月にウイーンから帰国した便の復路になります。
航空券は英国航空で購入し・・・
ヘルシンキまではJAL機です。
私は特に「日本の航空会社」へのこだわりはないのですが、JALのCAさんは丁寧で好印象です。
成田空港は絶賛工事中。
東京オリンピックに向けての改修かな。
行ってきま～す。
お楽しみの食事タイ～ム。
和食と洋食が用意されていますが、アミューズは共通。
左から、胡麻豆腐山葵のせ、とうもろこしのフランウニ添え

グラスの中はシャンパンです。アラヤ・ブリュットマジュール。
（メニューのトップに記されている「パイパーエドシック・エッセンシャルエクストラブリュットN.V」は用意されていませんでした。残念。）
和食の前菜はお弁当スタイルでした。
美味しそう～。左から・・・
上の段＝そば真砂和え、厚焼き玉子・丸十蜜煮・あんず蜜煮、夏野菜の胡麻クリーム。
下の段＝うざく辛子酢味噌、本鮪のお造り、蛸菊蕪甘酢漬け。
メイン（台の物）は、和牛の焼きしゃぶと銀鱈西京焼きでした。
炊きたてご飯も美味しいです。
成田～ヘルシンキは搭乗時間が短いので、映画を眺めて少しうとうとしていると、窓の外は湖沼の多い北の大地になりました。
軽食をいただきます。ラーメンとフルーツと冷たいお茶。
もうすぐヘルシンキへ着くようです。
ヘルシンキに到着～。
ヘルシンキ空港での入境審査はとてもスムーズ。
まったくストレスがありません。
ヘルシンキ～ダブリンはフィンエアーの運行（JALと英国航空との共同運航）です。
ビール飲んじゃおっ。
真ん中の座席を使用しない、なんちゃってビジネスクラスですが、機内食はきちんと提供されます。
ワインも飲んじゃおっ。
ヘルシンキ～ダブリンは意外と時間がかかり、約3時間半飛んでやっとダブリンが見えてきました。
到着予定時刻は17時30分なのですが・・・、
２５分遅れて到着しました。
ダブリン空港の入国審査、中年の女性係官は感じが悪く、質問内容も意味不明でした。
「いつ、日本に帰るか」としつこく聞かれました。日本に帰る時期って、この国の入国に際して何の関係があるの？？
「いつEUから出るのか」っていう質問ならわかるけど、EU出域後にアジアに２か月いることだってあるじゃん？　それはアイルランドにもEUに関係ないじゃん。
空港からバスでアスローンに向かいます。
事前に調べたバスの発車時刻は18時、20時。
着陸が17時55分だったので、必然的に待ち時間がたっぷりとれました。
到着ロビーにバスの切符売り場があります。
空港～アスローン（鉄道駅の隣のバスターミナル）まで、18ユーロ。
乗車時間は2時間強です。
結局20時10分に出発したバスはダブリン市内を経由し、アスローンには少し遅延して22時40分に到着しました。
当然、周囲は真っ暗です。　でも、大丈夫！　
初めての町、夜遅くなってからの到着なのでシェラトンアスロンホテルを予約していました。
バスターミナルから「Sheraton」のネオンが見える、安心の立地！
疲れたねぇ。
一日で（時差があるとはいえ）、成田からアイルランドの中央に位置するアスローンに着いちゃいました。
シャラトンホテルなので、安心のクオリティ。
ダブルのシングルユース（素泊まり）で81ユーロ。事前決済。
広いバスルームにはシャワーブースに
別途バスタブがあります。お風呂が充実しているのが良いですね。
今夜はさっと湯船に浸かって、休みましょう。
一夜明けて。　雨ですよ・・？
まず、翌々日のゴールウエイまでの交通手段を確認します。
写真の左側が鉄道駅、右側が昨夜到着したバスターミナルです。
アスローンからゴールウエイは鉄道でもバスでもアクセスしやすいので、２者の比較をしてみますか。
バスターミナルは基本的に窓口対応はなく（※）、この券売機で切符を購入するようです。（クレジットカード対応。）
※　事務所のドアはあり、中に人はいます。
では、チェックしてみましょう。
料金は19.70ユーロ。
次に鉄道駅へ。
おお、鉄道駅には友人窓口がありますね。
そして券売機もあります。
ゴールウエイまでは13.50ユーロ。（座席指定なし。）
バスより6.20ユーロも安いのね。よし、こっちかな。
鉄道も乗ってみたいもんね。
ちょうど、ゴールウエイに向かい列車が来る時間。
様子を見て見ましょう。
おっ、駅構内に列車が入って来ました。
丸っこくて可愛い顔立ち。
車内をのぞいてみると、「6席＝通路＝４席」ボックス席配置でした。
そして、結構、乗客が乗っています。
私、誰かと向かい合わせになるボックス席って苦手なんだよなぁ。
ゴールウェイ行のバスも入って来ました。
やっぱりバスが使いやすそうだなぁ。
まあ、明後日の話なので、今晩、ゆっくり考えることにしましょう。
どんどん強くなる風と雨の中を歩いて、びしょ濡れで到着したのは・・・
アスローン滞在の目的、「世界最古のパブ」という Sean's Bar。
マーブルの床が、木製の内装が美しい。
ですが、雨なので、床には滑り止めの「おがくず」が撒かれていました。
これも昔ながらなのスタイルなのかなあ。
カウンターの端っこに陣取ってっと。
「お勧めのローカルビールを教えてください。」
お店の名前のついた「ショーンズ・ビア」がお勧めだということでハーフパイントで注文します。2.90ユーロでした。安いねぇ。

「700AD」ってビールもあるようです。創業年を名付けているのかな？　
「700ADって、どんなビールですか？」
「ラガーだよ。ほらっ」って、小さなコップに入れて手渡してくれました。（サービスでした。）
ショーンズ・バーは飲み物のみ。食べ物をいっさい出さないパブでした。
ガイドブックにも飲み物のみのパブことが書かれていましたが、乾きものもないとは思いませんでした。
ビール一杯で一休みし、お店の外に出ると、雨は小降りになっていました。
良かったぁ、少し写真が撮れますね。
正面は聖ピーター＆ポール教会（Ss. Peter & Paul's Church Athlone）、右横の円筒形の建物はアスローン城（Athlone Castle）で、ビジターセンターもここに入っています。
アスローン城（Athlone Castle）。
聖ピーター＆ポール教会（Ss. Peter & Paul's Church Athlone）
シャノン川には観光クルーズの船が停泊していました。
クルーズ船と背後にアスローン城（Athlone Castle）。
シャノン川に架かる橋の上は、まだまだ風が強いです。
さっきは、この橋を横殴りの雨の中歩いたんですよ。
傘も役に立たず、大変でした。
今日はホテルを移ります。
ラディソンブルホテルアスローン（Radisson Blu Hotel Athlone ）。
（アスローンでは、いつも選ばないチェーンホテル２軒に泊まりました。）
まず、シェラトンホテルに荷物を取りに行き、隣接するショッピングセンターで温かいものでも食べましょう。
荷物を引き取って、２泊目のラディソンブルホテルアスローン（Radisson Blu Hotel Athlone ）へ。
夕方に見えるけれど、それはお天気が悪いからで、まだ14時少し過ぎです。
広いロビー。
奥にはシャロン川に面したテラス・カフェがあります。
すぐ部屋に入ることができました。
その部屋は・・・踏み込みに金庫、アイロン、棚の上の高い所にお茶セット。
清潔だけれど、カジュアルすぎるスペース。
大きなベッドと大きな窓。
チェーンホテルのクオリティは安定しているのが大きな利点です。
ダブルのシングルユースで108.90ユーロ。
窓の外はどんな眺めかなぁ。
（シャノン川の眺めのある部屋は、最初から料金が高い設定になっています。）
おっ、悪くないよ。
ホテルの玄関向きですね。
駐車場ヴューも良いじゃないですか。
繰り返しますが、この時点で14時半くらい。
夕方みたいですよね～。雨は止みましたが重い空模様。
バスルームは明るくて良いですね。
ちょっと洗濯をしちゃいましょう。
まだまだ明るい20時頃、散歩に出てきました。
未だに、雨がちらちらしています。
ちょっとした食べ物とジュースなどを買おうかな。
聖メアリー教会（St. Mary's Church, Church of Ireland）。
The Friary Church。
シャノン川に沿って散策を。
所々、川に下りられる階段があるのがいい感じです。
しかし、まだ8月なのに、アイルランドって寒いですねえ。
お天気が悪いせいもあるのでしょうね。
重い空、聖ピーター＆ポール教会のライトアップ姿も寒そうです。
窓際に花が飾られ、明るい光にあふれているのはフランス料理店みたいです。
結局、アスローンではちゃんとしたレストランに行きませんでした。
橋のふもとから対岸の聖ピーター＆ポール教会を眺めて・・・
シャノン川に面した今日の宿、ラディソンブルホテルアスローンを眺めて・・・
夜のとばりが下りてきたので、ホテルへ戻りましょう。
明日はゴールウエイ経由でアラン諸島のイニッシュ・モア島へ移動します。