10御宿敷島館を探検する～滞在朝と金毘羅大芝居観光編（ドーミーめぐり香川その１０）

2020/02/11 - 2020/02/13

早朝からうろうろしてお風呂三昧。
おいしい朝食いただいて、予定より早めに帰宅することにしました。
ですけど、旧金比羅大歌舞伎が気になるので、散歩がてら見に行きます。

見に行って正解でした。
とても見ごたえがあったのでした。

そして、ほぼ１年越しに旅行記作ってるときに判明。
旧金比羅大歌舞伎(金丸座）は耐震対策工事のため、令和2年10月1日から令和4年3月18日まで臨時休館とのこと。
このとき見に行ってなかったら、コロナがなくても当分見学できなかったのでした・・・

エリア 琴平・金刀比羅宮周辺(香川)

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

一人旅の朝は早いです。
早朝から館内うろうろ。
人がいないすきに、フロントの写真。
ついでに、館内案内に布団のあげおろしについての記載があったもので、和室があるのかと聞きに行ったんですが、和洋室の部屋に大人数で泊まった場合のみってことで和室はなかったのでした。
うちの親がベッドが嫌いなんで、あれば利用できると思ったんですが。
もっとも、帰宅後に父が脳梗塞になっちゃった上にコロナ禍、当分旅行にはいけそうにありません・・・

ことひら温泉 御宿 敷島館 宿・ホテル

早朝過ぎて誰もいませんので

朝の貸切風呂を堪能

湯上がり処の朝のサービスは氷に埋もれた乳酸菌飲料です。

ありし日の敷島館の様子を見たりして過ごし、

おそらく昔のっぽい敷島館の看板は食事処の前に。
毎度の早め行動で、朝も一番。

コロナ禍となっては、個室仕立てになってるのは先見の明があったような。
もっときっちり分かれてたら、なお良しだったんでしょうが。

朝食付きのプランは多かったようで、カウンター席に案内されました。
正直、こっちの方が気楽でいいです。

飲み物とか

小鉢類はセルフでした。ハーフバイキング形式。
系列ビジネスホテルのドーミーインのコロナ対策からしますと、今はふた付きになってるような気がします。

醤油豆。
ご当地料理なのかな。

鮪角煮

うどんはやっぱりありました。
横に温泉卵は、うどん用も兼ねてかな？

ご飯のお供に

おかゆがあるのは、宿泊当時はまだいらした外国客向けだったのかも？
醤油餡なんて見かけない物もありましたから。

つみれ汁に普通にご飯。

反対側のコーナーには

サラダ類5種とドライフルーツヨーグルト。
ブロッコリーカリフラワーのオリーブサラダが小豆島を抱える香川っぽいメニューかな？
ドーミーインでの経験からすると、コロナ禍では小分けにしていそうです。

果物類。季節の三種類だそうですが、定番っぽいのばっかりだったような。
この辺も今は小分けになってそうです。

舟盛りには

烏賊ソーメンと明太子

塩辛に納豆

お醤油類が豊富でした。お品書きにも「お好み醤油」と記載するほど。
たまごかけしょうゆにショウガ醤油に鶴醤。
小豆島とか醤油の名産地が多いですよね。

小鉢をとってる間に、御膳もやってきました。

朝もお品書き付き。
焼き魚はカマス一夜干しと塩鮭とじゃこ天。
松花堂のお膳
和　　　浅利と小松菜の辛子和え
玉子　　出汁巻銀餡かけ
野菜物　若鳥の旬彩煮
煮　　　牛しぐれ煮
酢　　　鮗（このしろ）と胡瓜の酢の物
豆腐　　くみあげ湯葉

せっかくなので、おかゆに醤油餡かけてみました。

食事が終わったら、置いてあった札をひっくり返すと終了の合図。
さっさといただいて、部屋に戻ります。

食後のコーヒーは部屋に戻って自分で入れます。
コーヒーミルとか系列リゾートでも利用してますけれど、勢いよく挽くと周りに粉が散ったりするんですよね。
和室の部屋は、一杯ずつのドリップコーヒーの方がいいんじゃないかなあ？

とはいえ、手を付けてなかったお饅頭とともに、おいしくいただいたのでした。

１０時過ぎのJRの便に間に合うように送迎車をお願いしてますが、前日行き損ねたところに行けそうな気がしたので、早めに精算しまして、最後のお出かけです。
金毘羅さんの石段から早々に離れまして、海の科学館方向に進行。

海の科学館 美術館・博物館

坂道を上がっていって

料金所で入場券買って

旧金毘羅大芝居(金丸座)に到着。
ちょっと不便なところにあるのは、現在の場所に移築復元されてるから。
国の指定重要文化財です。

って、撮ってる写真は帰り際。
ちょうど案内が始まるってことで、大急ぎで入ります。

旧金毘羅大芝居 名所・史跡

木戸を入ったら

ちょうどご案内人さんの案内が始まったばかりでした。
でもって、お客さんもおひとり。
後で増えましたけれど。

下足場を見て

小屋の中はやっぱり広いです。
現存する最古の芝居小屋だそうです。

天井が趣あります。

舞台からの眺め。

奈落の底も見学できました。

案内人さんに教えていただいた特等席の桟敷席には、今の天皇皇后両陛下が来られたときにお座りになったそうです。
恐れ多くも、クマも同じところに座ります。

ま、座布団は全然違うものなんでしょうが(笑)

やんごとなき人の目線からの舞台

役者さんの家紋が入った顔見世提灯を眺めて見学終了。
大急ぎで宿に戻ります。

１０時前にお宿の車で敷島館とはお別れです。

往きの琴平電鉄琴平駅より遠くなる、JR琴平駅まで送っていたのでした。

残るは、帰り道の善通寺編ですが、果たしていつできることやら・・・

JR 琴平駅 駅