円山公園を散策。桜がまちどおしい。

2020/02/17 - 2020/02/17

サクラは咲いていないのは分かっていたのですが、下見のつもりで、歩いてみました。

エリア 東山・祇園・北白川(京都)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0

• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ねねの道を歩いていくと、円山公園にでます。

ねねの道 名所・史跡

その手前に長楽館。

長楽館
KYOTO CHOURAKUKAN
SINCE 1909

旧村井別邸

長楽館は、「たぱこ王」と称された明治時代の実業家村井吉兵衛が迎賓館として建てた建物である。「長楽館jの名称は伊藤博文が宿泊
した折に命名し、扇額にも記した。皇族や元勲、英国皇太子などの国賓が多数滞在し、「京都の迎賓館」とも呼べる建物であった。
工事は、アメリカ人技師J.M．ガーディナーの設計により、明治42年（(1909) 6月に竣工した。
建物は、1・2階ともにそれぞれ特徴のある部屋がならぶ。中でも1階客間は暖炉まわりや壁、天井に植物文様のレリーフを飾るなど、
ロココ様式を基調とし、最も華麗で見ごたえのある部屋となっている。一方3階は書院造風の和室で、 その豪華なつくりと斬新な座敷飾り
はみごとである。建築当初の家具が残っている点も注目される ロココ様式をはじめそれぞれ部屋に合った様式の家具が置かれ、英国王室
御用達でもあったMAPLE社製など、大半が高級な輸入品で、意匠的にも優れる。
長楽館は、内部の凝った意匠に見るべきところがあり、規模も大きく、明治後期における和洋折衷の住宅建築の代表例として価値が高い
ことから、家具30点を含め昭和61年6月2日、京都市指定有形文化財に指定された。

京都市

長楽館 宿・ホテル

ホテルとレストラン・喫茶があります。

遠景。

いい建物です。

円山公園の中心に来ました。

円山公園の由来
平安の昔、今の円山公園一帯は一面真葛（まくず）や簿（すすき）などが生い茂る
り真葛ヶ原と呼ばれていました。鎌倉時代、慈円僧正が
「わが恋は松を時雨の染めかねて
真葛ケ原に風さわぐなり』（新古今集）
と詠んでから一躍和歌の名所となり、以来多くの歌にうたわ
れました。江戸時代に入ると安養寺塔頭の六阿弥（左阿弥、
也阿弥などといずれも何阿弥と称した六坊）が席貸を始め、次
第ににぎやかさを増してきました。
この頃から「慈円山安養寺」の「円山」がこのあたりの呼名
となったと伝えられています。

明治19年10月，京都府は円山一帯を公園地に指定し、同22
年12月市制が施行されると同時に京都府から京都市の管理に
移されました。その後何度か拡張工事を行い，大正2年，平安
神宮神苑をはじめ無りんあん，碧雲荘などの名園を創り出した
造園家，小川治兵衛氏の手により中央に池を配した回遊式日本
庭園に造り変えられたのが現在の円山公園の姿です。

円山公園 公園・植物園

北の方向。

円山公園 公園・植物園

池と山がきれいです。

全景。

円山公園の例の枝垂桜。

円山公園 公園・植物園

枝垂桜

この桜は，「円山の枝垂桜」「祇園の夜桜」として惜
しまれながら昭和二十二年（1947)枯死した枝垂桜
の二代目です。
初代の枝垂桜は，八坂神社が，祇園感心院と呼ばれて
いた頃，その坊の一つ宝寿院の庭にあったものといわれ
ています。
明治初年，この付近の地が官有地に編入され，樹木が
伐採されようとしたとき，明石博高氏が名木を惜しみ，
譲り受けて京都府に寄贈し，のちに円山公園が京都市に
移管されるに伴って，市の管理となりました。
初代の桜は，樹齢二百余年，根廻り約4メートル，高
さ約12メートルに及び，明示中ごろには盛観を極めたと
いわれています。
現在の桜は，十五代佐野藤右衛門氏により，昭和初年
に初代の桜から種子を採って育てられたもので，昭和二
十四年（１９４９）に寄贈，植栽されました。
この桜の正式な名は，「一重白彼岸枝垂桜」といい，
数多い桜の種類の中では，最も寿命の長いものといわれ
ています。

京都市

枝垂桜。貴重品です。

ことしはどんな姿を見せるのでしょうか。

楽しみです。元気であればいいのですが。

円山公園 公園・植物園

満開の頃，来れるといいですね。

下りていきましょう。

八坂神社に出ました。

いつもの風景。

お参りしました。

ご利益はあるかな。

八坂神社 寺・神社・教会

ここから，歩いて坂道を降りると、東山通り。

そこから，バスに乗って、百万遍へ。

私の好きな本屋さん。

京大の博物館。

今日は休館です。
また，街に戻りましょうか。

京都大学総合博物館 美術館・博物館