ライン川流域周辺旅行記(ブログ) 一覧に戻る
ドイツの旅ではライン川クルーズをしています。<br />フランクフルトからリューデスハイムまで鉄道で移動、1泊して<br />リューデスハイムから船に乗りました。<br /><br />リューデスハイム~ザンクト・ゴアール間はクルーズのハイライト、<br />ライン川の両岸に古城や可愛い町並みが次々に現れます。<br /><br />「その1」からの続きでクルーズ船からの景色を眺め、<br />ザンクト・ゴアールでは下船して観光しました。<br />その後、次の船でボッパルトまで。<br /><br />ボッパルトでは「ベルビューラインホテル」に宿泊して街歩き。<br />ここも素敵な町でした。<br /><br />「ゲデオンスエック」の絶景も見に行きました。

世界4周目 欧州編 夏旅は香港・ドーハ・スペイン・ドイツの旅 ⑨ドイツ(ライン川クルーズ)その2

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2019/06/15 - 2019/06/30

169位(同エリア594件中)

旅行記グループ 世界4週目 欧州編

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74

さくらいろ

さくらいろさん

ドイツの旅ではライン川クルーズをしています。
フランクフルトからリューデスハイムまで鉄道で移動、1泊して
リューデスハイムから船に乗りました。

リューデスハイム~ザンクト・ゴアール間はクルーズのハイライト、
ライン川の両岸に古城や可愛い町並みが次々に現れます。

「その1」からの続きでクルーズ船からの景色を眺め、
ザンクト・ゴアールでは下船して観光しました。
その後、次の船でボッパルトまで。

ボッパルトでは「ベルビューラインホテル」に宿泊して街歩き。
ここも素敵な町でした。

「ゲデオンスエック」の絶景も見に行きました。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
5.0
グルメ
5.0
交通
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
100万円以上
交通手段
鉄道 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • リューデスハイムからKDラインでのクルーズの<br />続きです。<br /><br />次々に古城が見えてきます。<br />こちらは「シュタールエック城」<br /><br />1135年の古文書にすでに記されている城です。<br />ケルン教区が所持していましたが、1214年にバイエルンの<br />王朝に買い取られました。

    リューデスハイムからKDラインでのクルーズの
    続きです。

    次々に古城が見えてきます。
    こちらは「シュタールエック城」

    1135年の古文書にすでに記されている城です。
    ケルン教区が所持していましたが、1214年にバイエルンの
    王朝に買い取られました。

  • バッハラッハの丘に建つ城で、1689年にフランスに<br />よって爆撃されましたが、その後2回に渡って再建されました。<br /><br />現在はユースホステルとして利用されています。<br /><br />このように宿泊できる古城も多いです。宿泊したかったですが<br />なかなか予約が取れません。

    バッハラッハの丘に建つ城で、1689年にフランスに
    よって爆撃されましたが、その後2回に渡って再建されました。

    現在はユースホステルとして利用されています。

    このように宿泊できる古城も多いです。宿泊したかったですが
    なかなか予約が取れません。

  • 船からはきれいな建物もいろいろと見ることができます。

    船からはきれいな建物もいろいろと見ることができます。

  • クルーズ船はいくつかの乗り場で乗降できます。<br /><br />ここは「バッハラッハ」<br />ぶどう畑に囲まれたフォトジェニックな町です。<br /><br />おとぎ話に出てくるような中世のたたずまいを今に<br />残す小さな町。<br />小さいながらも1000年の歴史があり、ドイツ文化史に<br />与えた影響は少なくないとのこと。<br />ワインの産地としても知られています。<br /><br />ライン川流域には、古くからの歴史がある町や村、建物が<br />多いのがよくわかります。<br /><br />時間があれば、ここでも下船して街歩きしてみたかったです。

    クルーズ船はいくつかの乗り場で乗降できます。

    ここは「バッハラッハ」
    ぶどう畑に囲まれたフォトジェニックな町です。

    おとぎ話に出てくるような中世のたたずまいを今に
    残す小さな町。
    小さいながらも1000年の歴史があり、ドイツ文化史に
    与えた影響は少なくないとのこと。
    ワインの産地としても知られています。

    ライン川流域には、古くからの歴史がある町や村、建物が
    多いのがよくわかります。

    時間があれば、ここでも下船して街歩きしてみたかったです。

  • 今度は面白い建物が見えてきました。<br /><br />カウプの町の中州に突如現れる真っ白な城。<br />「プファルツ城」です。<br /><br />1327年にルートヴィヒ4世によって建てられ、1866年まで<br />税関所として使われました。<br /><br />流木による損傷を防ぐために先端が船のようになっていて<br />五角形のユニークな形をしています。

    今度は面白い建物が見えてきました。

    カウプの町の中州に突如現れる真っ白な城。
    「プファルツ城」です。

    1327年にルートヴィヒ4世によって建てられ、1866年まで
    税関所として使われました。

    流木による損傷を防ぐために先端が船のようになっていて
    五角形のユニークな形をしています。

  • 船が近づくと写真を撮る人がいっぱい。<br />大人気です。

    船が近づくと写真を撮る人がいっぱい。
    大人気です。

  • 中州に建つプファルツ城の背後、カウプの町を<br />見下ろす斜面に建つのは「グーテンフェルス城」<br /><br />ぶどう畑の段丘に囲まれています。<br /><br />1257年建造、当時はカウプ城と呼ばれ税関所として<br />使われました。<br />1277年以降はルートヴィヒ2世の城となり、1504年の<br />攻撃に守り通し、それ以降この城はグーテンフェルス<br />(硬い岩)城と改名されました。<br /><br />現在はホテルとして使われています。

    中州に建つプファルツ城の背後、カウプの町を
    見下ろす斜面に建つのは「グーテンフェルス城」

    ぶどう畑の段丘に囲まれています。

    1257年建造、当時はカウプ城と呼ばれ税関所として
    使われました。
    1277年以降はルートヴィヒ2世の城となり、1504年の
    攻撃に守り通し、それ以降この城はグーテンフェルス
    (硬い岩)城と改名されました。

    現在はホテルとして使われています。

  • 次もきれいなお城が見えてきました。<br />「シェーンブルク城」<br /><br />ライン川左岸、オーバーヴェーゼルの丘の上に<br />建っています。<br />10世紀にザクセン家の皇帝によって築かれたといわれ、<br />「シェーンブルク=美しい城」「ライン川で最も美しい<br />ロマンチックな隠れ家」と呼ばれていました。

    次もきれいなお城が見えてきました。
    「シェーンブルク城」

    ライン川左岸、オーバーヴェーゼルの丘の上に
    建っています。
    10世紀にザクセン家の皇帝によって築かれたといわれ、
    「シェーンブルク=美しい城」「ライン川で最も美しい
    ロマンチックな隠れ家」と呼ばれていました。

  • 1689年に戦火によって破壊された後、レ・ミゼラブルの<br />作者ビクトル・ユーゴが「最も美しい廃墟」と絶賛した<br />とのこと。<br /><br />1885年以来、少しずつ再建され、現在は塔の一部が博物館、<br />残りは高級ホテルとなっています。<br /><br />このホテルは「アウフ・シェーンブルク」<br />ライン川随一の高級ホテルで中世の騎士気分が味わえるそう。

    1689年に戦火によって破壊された後、レ・ミゼラブルの
    作者ビクトル・ユーゴが「最も美しい廃墟」と絶賛した
    とのこと。

    1885年以来、少しずつ再建され、現在は塔の一部が博物館、
    残りは高級ホテルとなっています。

    このホテルは「アウフ・シェーンブルク」
    ライン川随一の高級ホテルで中世の騎士気分が味わえるそう。

  • 行き交う船もいろいろ。

    行き交う船もいろいろ。

  • 船から見える建物の中には日本のガイドに載っていない<br />物も多々ありました。<br /><br />写真右の塔はオーバーヴェーゼルの町はずれにある<br />Ochsenturmという古い塔でした。

    船から見える建物の中には日本のガイドに載っていない
    物も多々ありました。

    写真右の塔はオーバーヴェーゼルの町はずれにある
    Ochsenturmという古い塔でした。

  • 大型船とも行き交います。

    大型船とも行き交います。

  • そして「ローレライ」が見えてきました。<br /><br />ザンクト・ゴアールスハウゼン近くにある、水面から<br />132m突き出た岩山と、その岩にいるとされる精霊です。

    そして「ローレライ」が見えてきました。

    ザンクト・ゴアールスハウゼン近くにある、水面から
    132m突き出た岩山と、その岩にいるとされる精霊です。

  • 「恋人に裏切られ川に身を投げた美しい乙女が<br />水の精となって船頭を誘惑し、船を沈没させる」という<br />伝説があります。<br /><br />ハイネの詩に1838年にジルヒャーが作曲した歌で世界中に<br />有名になりました。<br /><br />ですが、案内されないと見逃してしまう地味な岩山で<br />「がっかり名所」の一つとされています。<br /><br />う~ん、残念ながら、ただの岩山にしか見えません。

    「恋人に裏切られ川に身を投げた美しい乙女が
    水の精となって船頭を誘惑し、船を沈没させる」という
    伝説があります。

    ハイネの詩に1838年にジルヒャーが作曲した歌で世界中に
    有名になりました。

    ですが、案内されないと見逃してしまう地味な岩山で
    「がっかり名所」の一つとされています。

    う~ん、残念ながら、ただの岩山にしか見えません。

  • ローレライの岩の近く、ザンクト・ゴアールの<br />岩山の上には「ネコ城」がありました。<br /><br />14世紀後期にラインフェルス城と町の守護のために<br />建てられました。

    ローレライの岩の近く、ザンクト・ゴアールの
    岩山の上には「ネコ城」がありました。

    14世紀後期にラインフェルス城と町の守護のために
    建てられました。

  • ネコ城は1692年、フランス国王ルイ14世軍によって<br />破壊され、1806年にナポレオンの襲撃により完全に<br />崩壊しました。<br /><br />1896年、オリジナルに近く再建され、1946年から<br />1951年には地元の高校として使われたとのこと。<br /><br />現在は日本人投資家の別荘となっているそうです。

    ネコ城は1692年、フランス国王ルイ14世軍によって
    破壊され、1806年にナポレオンの襲撃により完全に
    崩壊しました。

    1896年、オリジナルに近く再建され、1946年から
    1951年には地元の高校として使われたとのこと。

    現在は日本人投資家の別荘となっているそうです。

  • さて、船はザンクト・ゴアールに到着。<br /><br />私達はここで一度下船して観光します。

    さて、船はザンクト・ゴアールに到着。

    私達はここで一度下船して観光します。

  • 私達の他にも降りる人、そしてここから乗り込む人も<br />いました。<br /><br />私達は10:55に下船して観光、次は12:55発のボッパルト行きに<br />乗る予定です。<br /><br />

    私達の他にも降りる人、そしてここから乗り込む人も
    いました。

    私達は10:55に下船して観光、次は12:55発のボッパルト行きに
    乗る予定です。

  • ザンクト・ゴアールはライン渓谷中流上部の<br />中心地。<br />ローレライの岩山の対岸、ラインフェルス城がある<br />丘の下にある町です。<br /><br />そのラインフェルス城を見に行こうと思っています。<br />

    ザンクト・ゴアールはライン渓谷中流上部の
    中心地。
    ローレライの岩山の対岸、ラインフェルス城がある
    丘の下にある町です。

    そのラインフェルス城を見に行こうと思っています。

  • こちらが町のメイン通り。<br /><br />正面上に見えるのがラインフェルス城です。<br />町からブルク・エキスプレス(ミニバス)で<br />行けると調べていましたが、見当たりません。<br /><br />地元の人に聞くと「廃止されて今はない。代わりの<br />バスがある」とのこと。<br /><br />バス停を探していると、ちょうどバスが通りかかりました。<br />この先の広場にバス停があるようなので、そこまで急いで<br />行きました。<br /><br /><br />

    こちらが町のメイン通り。

    正面上に見えるのがラインフェルス城です。
    町からブルク・エキスプレス(ミニバス)で
    行けると調べていましたが、見当たりません。

    地元の人に聞くと「廃止されて今はない。代わりの
    バスがある」とのこと。

    バス停を探していると、ちょうどバスが通りかかりました。
    この先の広場にバス停があるようなので、そこまで急いで
    行きました。


  • 無事にバスに乗れて、お城まで上がって行きました。<br />料金は片道5ユーロ。<br /><br />中の見学は10ユーロでした。<br />入り口で荷物も預かってくれて助かりました。<br />(クルーズ用2泊分の荷物を持っていたので)<br /><br />

    無事にバスに乗れて、お城まで上がって行きました。
    料金は片道5ユーロ。

    中の見学は10ユーロでした。
    入り口で荷物も預かってくれて助かりました。
    (クルーズ用2泊分の荷物を持っていたので)

  • ラインフェルス城はザンクト・ゴアールの背後の<br />山に1245年に建てられました。<br /><br />ライン川を航行する船からの徴税のための城です。<br /><br />お城の中に入って、ライン川を見下ろしたところ。

    ラインフェルス城はザンクト・ゴアールの背後の
    山に1245年に建てられました。

    ライン川を航行する船からの徴税のための城です。

    お城の中に入って、ライン川を見下ろしたところ。

  • 13世紀以降、何度も包囲攻撃を受けながら一度も<br />落城したことがなく、16世紀後半にはドイツで最も<br />強固な要塞の一つとなりました。

    13世紀以降、何度も包囲攻撃を受けながら一度も
    落城したことがなく、16世紀後半にはドイツで最も
    強固な要塞の一つとなりました。

  • しかし、1756年に始まった七年戦争でフランス軍に<br />占拠され、1794年のフランス革命の際にフランス軍が<br />この城を爆破、廃墟となりました。

    しかし、1756年に始まった七年戦争でフランス軍に
    占拠され、1794年のフランス革命の際にフランス軍が
    この城を爆破、廃墟となりました。

  • 20世紀前半に修復され、1973年に一部がホテルとして<br />オープン、廃墟のままの部分は要塞博物館として<br />公開されています。<br /><br />私達が見学したのは、その博物館部分です。

    20世紀前半に修復され、1973年に一部がホテルとして
    オープン、廃墟のままの部分は要塞博物館として
    公開されています。

    私達が見学したのは、その博物館部分です。

  • ラインフェルス城には11:20に着き、帰りは<br />12時のバスに乗ります。<br /><br />行きのバスの中で運転手さんに時間を聞いて<br />おきました。<br /><br />もうすぐバスが来るので、バス停に降りて行きます。<br />ちょっと駆け足での見学でしたが、廃墟とはいえ<br />古城の様子を見ることができました。

    ラインフェルス城には11:20に着き、帰りは
    12時のバスに乗ります。

    行きのバスの中で運転手さんに時間を聞いて
    おきました。

    もうすぐバスが来るので、バス停に降りて行きます。
    ちょっと駆け足での見学でしたが、廃墟とはいえ
    古城の様子を見ることができました。

  • バスで通りまで降りて、休憩します。<br /><br />何しろ暑いので、船に乗るまでの間、涼しい所に<br />入ることにしました。<br /><br />こちらのカフェに入ってみます。

    バスで通りまで降りて、休憩します。

    何しろ暑いので、船に乗るまでの間、涼しい所に
    入ることにしました。

    こちらのカフェに入ってみます。

  • 中に入ると美味しそうなケーキが並んでいました。

    中に入ると美味しそうなケーキが並んでいました。

  • テーブル席もたくさんあり、何より涼しいです。<br /><br />たくさん並んだポットが素敵。

    テーブル席もたくさんあり、何より涼しいです。

    たくさん並んだポットが素敵。

  • ケーキと飲み物を注文しました。<br /><br />私はチーズクリームケーキとスパークリングアップル<br />ジュース。<br /><br />夫はアップルタルトとファンタ。<br /><br />ケーキは大きくて、美味しい。<br />飲み物もたっぷりあって、ランチ代わりになりました。<br /><br />店内は静かで落ち着いた空間でとても良かったです。<br /><br />15ユーロでした。

    ケーキと飲み物を注文しました。

    私はチーズクリームケーキとスパークリングアップル
    ジュース。

    夫はアップルタルトとファンタ。

    ケーキは大きくて、美味しい。
    飲み物もたっぷりあって、ランチ代わりになりました。

    店内は静かで落ち着いた空間でとても良かったです。

    15ユーロでした。

  • 涼しいカフェで休憩して、再びクルーズ船乗り場へ。<br /><br />予定通りに12:55のボッパルト行きに乗ります。<br /><br />チケットを見せるだけで乗れました。

    涼しいカフェで休憩して、再びクルーズ船乗り場へ。

    予定通りに12:55のボッパルト行きに乗ります。

    チケットを見せるだけで乗れました。

  • 先ほど見学したラインフェルス城もきれいに<br />見えました。

    先ほど見学したラインフェルス城もきれいに
    見えました。

  • ボッパルトまでの間にも、まだ古城が続きます。<br /><br />こちらは「ネズミ城」(トゥルンベルク城)<br />1353年から88年かけてライン川右岸に建設された城。<br /><br />1370年から新たにカッツェネルンボーゲン城が築城され<br />この2つの城がにらみ合っているように見えるため、<br />「ネズミ城」「ネコ城」というニックネームがついています。

    ボッパルトまでの間にも、まだ古城が続きます。

    こちらは「ネズミ城」(トゥルンベルク城)
    1353年から88年かけてライン川右岸に建設された城。

    1370年から新たにカッツェネルンボーゲン城が築城され
    この2つの城がにらみ合っているように見えるため、
    「ネズミ城」「ネコ城」というニックネームがついています。

  • 次は「敵対する兄弟」と呼ばれる2つの城。<br /><br />

    次は「敵対する兄弟」と呼ばれる2つの城。

  • まずは「リーベンシュタイン城」<br /><br />13世紀に建てられました。<br />隣接して建つ「シュテレンベルク城」とは<br />所有権争いの伝説があり「敵対する兄弟」と呼ばれています。<br /><br />現在はホテル・ブルク・リーベンシュタインとして営業<br />しています。

    まずは「リーベンシュタイン城」

    13世紀に建てられました。
    隣接して建つ「シュテレンベルク城」とは
    所有権争いの伝説があり「敵対する兄弟」と呼ばれています。

    現在はホテル・ブルク・リーベンシュタインとして営業
    しています。

  • こちらが「シュテレンベルク城」<br /><br />正確な築城年代は不明ですが、ライン渓谷で最古の<br />城の1つと言われています。<br /><br />1970-1977年に保存修復作業が行われ、現在は<br />シュテレンベルク城・カフェ・レストラン、ホテルと<br />して利用されています。<br />

    こちらが「シュテレンベルク城」

    正確な築城年代は不明ですが、ライン渓谷で最古の
    城の1つと言われています。

    1970-1977年に保存修復作業が行われ、現在は
    シュテレンベルク城・カフェ・レストラン、ホテルと
    して利用されています。

  • クルーズ船の終点、ボッパルトが近くなりました。<br /><br />ここにもお城があります。<br />「ボッパルト城」(中央)<br /><br />1327年築城。穴のある塔はオリジナルで両側のウィングは<br />17世紀に加えられたとのこと。<br />現在は博物館となっています。

    クルーズ船の終点、ボッパルトが近くなりました。

    ここにもお城があります。
    「ボッパルト城」(中央)

    1327年築城。穴のある塔はオリジナルで両側のウィングは
    17世紀に加えられたとのこと。
    現在は博物館となっています。

  • ボッパルトに着きました。<br /><br />ザンクト・ゴアールから約1時間のクルーズで<br />13:50に到着です。<br /><br />船着き場の目の前にあるのが「ベルビュー・ライン<br />ホテル」<br />このホテルを予約しています。<br /><br />この建物は1887年に建てられました。<br />エレガントなアールヌーボー様式のデザインが素敵です。

    ボッパルトに着きました。

    ザンクト・ゴアールから約1時間のクルーズで
    13:50に到着です。

    船着き場の目の前にあるのが「ベルビュー・ライン
    ホテル」
    このホテルを予約しています。

    この建物は1887年に建てられました。
    エレガントなアールヌーボー様式のデザインが素敵です。

  • ホテルでチェックインしました。<br /><br />「ベルビュー・ラインホテル」の予約をしていますが、<br />本館部分は予約が取れませんでした。<br /><br />予約したのは「ラグジュアリーアパートメント(別館)」<br />です。<br /><br />本館でチェックインして川沿いの道をしばらく歩いた所に<br />(200mくらい)建物がありました。

    ホテルでチェックインしました。

    「ベルビュー・ラインホテル」の予約をしていますが、
    本館部分は予約が取れませんでした。

    予約したのは「ラグジュアリーアパートメント(別館)」
    です。

    本館でチェックインして川沿いの道をしばらく歩いた所に
    (200mくらい)建物がありました。

  • あまり表示がないのですが、こちらの入り口から<br />入ります。

    あまり表示がないのですが、こちらの入り口から
    入ります。

  • レジデンスのドアから入ると中は広いです。<br />

    レジデンスのドアから入ると中は広いです。

  • 部屋は60㎡でこちらはリビング。

    部屋は60㎡でこちらはリビング。

  • ソファやテーブルも大きくて立派です。

    ソファやテーブルも大きくて立派です。

  • キッチン付き。<br />長期滞在できるアパートメントで、1泊では<br />もったいないです。

    キッチン付き。
    長期滞在できるアパートメントで、1泊では
    もったいないです。

  • ベッドルーム。<br />ここも広い部屋でした。

    ベッドルーム。
    ここも広い部屋でした。

  • きれいなバスルーム。<br /><br />すっきりしたインテリアでした。

    きれいなバスルーム。

    すっきりしたインテリアでした。

  • ライン川の見えるテラス。

    ライン川の見えるテラス。

  • リビングでコーヒーを淹れて飲みました。<br /><br />予約はエクスペディアからしました。<br />1泊約28,000円。<br />少々高いと思いましたが、是非泊まってみたいホテルだったので<br />決めました。<br />

    リビングでコーヒーを淹れて飲みました。

    予約はエクスペディアからしました。
    1泊約28,000円。
    少々高いと思いましたが、是非泊まってみたいホテルだったので
    決めました。

  • 広い部屋だね、とゆったりコーヒーなど<br />飲んでいたらもう16時半になっていました。<br /><br />翌日はボッパルトから列車でフランクフルトに<br />戻ります。<br />町を観光できるのはこの日だけ。<br /><br />是非、行きたい場所があるので出かけます。<br /><br />ベルビュー・ラインホテル前には川に沿って素敵な<br />カフェがあります。<br />花に囲まれてきれいですが、そこに寄る余裕もなく<br />歩いて目的地へ。<br />

    広い部屋だね、とゆったりコーヒーなど
    飲んでいたらもう16時半になっていました。

    翌日はボッパルトから列車でフランクフルトに
    戻ります。
    町を観光できるのはこの日だけ。

    是非、行きたい場所があるので出かけます。

    ベルビュー・ラインホテル前には川に沿って素敵な
    カフェがあります。
    花に囲まれてきれいですが、そこに寄る余裕もなく
    歩いて目的地へ。

  • 川に沿って歩きながら行きました。<br />目的地は山の上です。

    川に沿って歩きながら行きました。
    目的地は山の上です。

  • 山に登るリフト乗り場にようやく着きました。<br /><br />リフトに乗ったのは17:20です。<br />下りのリフトの最終は18時だから遅れないで、と<br />言われて慌てて乗りました。<br /><br />しまった、日が長くて明るいのでうっかりしていたのと<br />リフトの時間を調べていませんでした。<br />

    山に登るリフト乗り場にようやく着きました。

    リフトに乗ったのは17:20です。
    下りのリフトの最終は18時だから遅れないで、と
    言われて慌てて乗りました。

    しまった、日が長くて明るいのでうっかりしていたのと
    リフトの時間を調べていませんでした。

  • リフトに20分乗って頂上の駅へ。<br /><br />そこからまた歩いて、ようやく写真を撮ることが<br />できました。<br /><br />「ゲデオンスエック」ライン川の絶景です。<br />世界遺産「ライン渓谷中流上部」の中で最も有名な<br />「大蛇行」が見えました。

    リフトに20分乗って頂上の駅へ。

    そこからまた歩いて、ようやく写真を撮ることが
    できました。

    「ゲデオンスエック」ライン川の絶景です。
    世界遺産「ライン渓谷中流上部」の中で最も有名な
    「大蛇行」が見えました。

  • 馬蹄型に大きく蛇行する大河の姿が一望できます。

    馬蹄型に大きく蛇行する大河の姿が一望できます。

  • 船からだと山の景色を見るだけなので、上からしか<br />見ることができない絶景。<br /><br />長い年月をかけた自然の力を思いました。

    船からだと山の景色を見るだけなので、上からしか
    見ることができない絶景。

    長い年月をかけた自然の力を思いました。

  • 絶景に満足しましたが、またまた帰りのリフト乗り場まで<br />走りました。<br /><br />何とか18時に乗れました。<br />乗り場のおじさんも心配そうに待っていてくれました。<br /><br />下りのリフトからの眺めも美しい。<br />リフト料金は往復で17ユーロでした。

    絶景に満足しましたが、またまた帰りのリフト乗り場まで
    走りました。

    何とか18時に乗れました。
    乗り場のおじさんも心配そうに待っていてくれました。

    下りのリフトからの眺めも美しい。
    リフト料金は往復で17ユーロでした。

  • ボッパルトの町もよく見えました。<br /><br />ここは、ライン渓谷中流上部の中で最も有名な町。<br />ワインの産地でもあります。<br /><br />ライン川流域にはワインの産地が多いのがよく分かりました。<br />船からもぶどう畑がたくさん見えました。<br /><br />また、ここではシーボルトが生活し「日本文書」を書いた<br />とのこと。<br /><br />リフトを降りてからは、川沿いの遊歩道をゆっくり歩いて<br />帰りました。

    ボッパルトの町もよく見えました。

    ここは、ライン渓谷中流上部の中で最も有名な町。
    ワインの産地でもあります。

    ライン川流域にはワインの産地が多いのがよく分かりました。
    船からもぶどう畑がたくさん見えました。

    また、ここではシーボルトが生活し「日本文書」を書いた
    とのこと。

    リフトを降りてからは、川沿いの遊歩道をゆっくり歩いて
    帰りました。

  • あ~疲れた、と部屋で休憩して20時頃から<br />夕食へ。<br /><br />ホテル内のレストラン「Le Bristol」に行きました。<br />あまりホテル内で食事はしないのですが、素敵なホテル<br />なので行ってみました。

    あ~疲れた、と部屋で休憩して20時頃から
    夕食へ。

    ホテル内のレストラン「Le Bristol」に行きました。
    あまりホテル内で食事はしないのですが、素敵なホテル
    なので行ってみました。

  • 窓辺の席に案内されました。<br /><br />花がきれい。<br />20時過ぎでもまだ明るいです。

    窓辺の席に案内されました。

    花がきれい。
    20時過ぎでもまだ明るいです。

  • もちろんドイツの白ワインをいただきます。

    もちろんドイツの白ワインをいただきます。

  • アラカルトにして、夫はシュニッツェルを<br />注文。<br />

    アラカルトにして、夫はシュニッツェルを
    注文。

  • 夫のメニューはサラダブッフェ付きでした。<br /><br />ランチがケーキだけだったので、お腹がすいていた?<br />2人で分けて食べました。

    夫のメニューはサラダブッフェ付きでした。

    ランチがケーキだけだったので、お腹がすいていた?
    2人で分けて食べました。

  • 私はビーフブルギニヨン。<br /><br />どのプレートも量が多いですが、味もよくて<br />とても美味しかったです。<br /><br />支払いは82ユーロでした。

    私はビーフブルギニヨン。

    どのプレートも量が多いですが、味もよくて
    とても美味しかったです。

    支払いは82ユーロでした。

  • レストランを外から見たところ。<br /><br />ホテルも4つ星なので、中のお店もサービスが良くて<br />好印象でした。<br /><br />部屋まで帰るのですが、翌日のために駅の下見をしてから<br />戻りました。

    レストランを外から見たところ。

    ホテルも4つ星なので、中のお店もサービスが良くて
    好印象でした。

    部屋まで帰るのですが、翌日のために駅の下見をしてから
    戻りました。

  • さて、翌朝です。<br />ボッパルトからフランクフルトに戻ります。<br /><br />8:30にホテルをチェックアウトして、駅に向かいました。<br /><br />DB(ドイツ国鉄)のボッパルト駅です。<br />9:16発の列車に乗ります。

    さて、翌朝です。
    ボッパルトからフランクフルトに戻ります。

    8:30にホテルをチェックアウトして、駅に向かいました。

    DB(ドイツ国鉄)のボッパルト駅です。
    9:16発の列車に乗ります。

  • ホテルから駅に歩いて行く途中にあった店で<br />朝食のパンを買いました。

    ホテルから駅に歩いて行く途中にあった店で
    朝食のパンを買いました。

  • 近くにパン屋さんがあって良かった。

    近くにパン屋さんがあって良かった。

  • ホームで切符も買えました。

    ホームで切符も買えました。

  • ホームで待っている間にもいろいろな<br />列車がやって来ました。

    ホームで待っている間にもいろいろな
    列車がやって来ました。

  • 鉄ちゃん夫、張り切って写真を撮っています。

    鉄ちゃん夫、張り切って写真を撮っています。

  • かなりの本数が通りました。

    かなりの本数が通りました。

  • 私達が乗るのはこちらの列車。

    私達が乗るのはこちらの列車。

  • 列車に乗り込みました。<br /><br />この時はあいている席が多かったので、自由に<br />座っています。<br />だんだんと人がいっぱいになりました。<br /><br />買っておいたパンと飲み物で車内で朝食です。

    列車に乗り込みました。

    この時はあいている席が多かったので、自由に
    座っています。
    だんだんと人がいっぱいになりました。

    買っておいたパンと飲み物で車内で朝食です。

  • 車窓からライン川を眺めながらの鉄道旅です。

    車窓からライン川を眺めながらの鉄道旅です。

  • DB(ドイツ国鉄)の列車はライン川左岸を<br />走ります。<br /><br />前日は1日かけての川下りも快速列車だとあっという間。<br />10:50にはフランクフルトに着きます。<br /><br />ライン川クルーズは2か所(リューデスハイムとボッパルト)に<br />宿泊して街歩きもできて良かったです。<br /><br />ただ、街歩きも駆け足になってしまったこと、ケルンまで<br />行けなかったことなど心残りもありました。<br /><br />フランクフルトに着いてからは、インターコンチネンタルで<br />トランクを受け取って、ウェスティンに移動して宿泊。<br />翌日はローテンブルク観光に出かけます。<br /><br />フランクフルト滞在編は⑧の旅行記に書いたので、次は<br />ローテンブルク観光を書いていきます。<br /><br />続く。

    DB(ドイツ国鉄)の列車はライン川左岸を
    走ります。

    前日は1日かけての川下りも快速列車だとあっという間。
    10:50にはフランクフルトに着きます。

    ライン川クルーズは2か所(リューデスハイムとボッパルト)に
    宿泊して街歩きもできて良かったです。

    ただ、街歩きも駆け足になってしまったこと、ケルンまで
    行けなかったことなど心残りもありました。

    フランクフルトに着いてからは、インターコンチネンタルで
    トランクを受け取って、ウェスティンに移動して宿泊。
    翌日はローテンブルク観光に出かけます。

    フランクフルト滞在編は⑧の旅行記に書いたので、次は
    ローテンブルク観光を書いていきます。

    続く。

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