2020/02/12 - 2020/02/18
884位(同エリア1903件中)
桃子さん
JRで八王子から藤野駅、藤野駅から和田までのバスは、7時25分と8時。
藤野駅のバス停は小さな藤野駅のすぐ前のようなので、藤野駅7時20分着のに乗れば間に合うだろうけれど、やっぱり早めに出て7時前に藤野駅着。
バスを待つ間に駅にあった陣馬山のパンフを見つける。
同じのがネットに載っていてプリントアウトしてきたけれど、丈夫紙で印刷もきれいなのも持っていよう。
やっぱり宿でゆっくりして20分着で来れば良かったなと思っていたら、JR思わぬ人身事故で電車が不通に。
電車は来なくともバスは出る、8時9時のバスになれば山での時間が順延となるので、やはり早起き早動きして良かった。
ネットでは2月は雪があるときがあると出ていて、楽観的に動いて山で怪我してもとアイゼンも用意していたが、昨夜の調べでは雪なしなので、トランクに置いて来た。
しかしうっかり家から、ストックと膝サポーターを忘れてしまって来ていたのに気づき、痛恨のミス。
ハルビンから帰った時にリュックを洗って、うっかり登山グッズを入れなおさずに空のまま片づけてしまっていたのだ。
ストックは落ちた木枝で代用できるけれど、膝サポーターはどうにもならない。
ブレーケストーレン・シェラーグの後、トロルトンガ前に膝が痛くなり、オスロの薬局で買ったもの。
今回は10時間のトロルトンガの次に長い、7~8時間のトレッキング時間、なんとか膝を労わりながら歩くしかない。
バスには私一人で、終点の和田着してネットとプリントアウトの通りに道を行く。
和田峠まで歩いてからの登山だと30分くらいで一番楽と書いてあったが、地図を見ると峠までのアスファルト道がくねくねとひたすら長い。
最初の案内石碑のところでゴミ出しに来たおじさんに聞くと峠まで3キロとのこと、45分もくねくねと歩いてなら、登山となるが紫陽花見所のあたりから登ったほうが距離的に近いのでは??
ネットにも載っていた、2番目の登り口から登ることにで8時。
木枝を2本拾い、木漏れ日が伸びる道を登り、幻想的な霞の中の道を行く。
かなり来たところで、木々の向こう、青空に艶やかな富士山が何度か見られ、いつ見ても富士は美しい。
歩き始めて1時間20分弱、白馬像のいる陣馬山山頂に着いた。
つい50~60メートル下まで青空に富士だったのに、頂上では霧霞だらけで富士どころか青空も全くない。
ちらっとうっすら見えてきた富士も、あっというまに霞の中に隠れてしまい、残念。
陣馬山麓から高尾山口駅まで7時間くらいのトレッキング。
「やってはいけない山歩き」という本を見つけていて、陣馬から高尾まででも遭難した例が載っている。
山地図の読み方もわかりたかったし、海外旅行の注意本同様、圏外のことが多い山歩きでの注意事項を頭に入れるために、北海道でも読んでいた。
最初の30分で休憩、50分歩いて10分休憩、ちょっと遅いくらいに歩くべしと出ていた。
頂上での富士を待ちたいが、空じゅう霞で明けそうにもなく、無駄に休み時間を増やしても体が冷える。
確かに載っていた歩き方休み方だと、体の疲れが少ないなと思いつつ、次の景信山へ向かう。
ここからは何となくの下りが多くなるので、下り歩き注意が必要。
折々に看板があるのでわかりやすい。
明王峠・堂所山を過ぎ、巻き道をとおりながらの景信山、ここは巻き道を行かずに頂上に行くべしだろう。
頂上も霧霞だらけで何も見えない。
数多くのテーブルと椅子は、春夏の土日などには満席となるのだろうな。
小仏峠から小仏城山、一丁平を通って、高尾山へ。
やっと着いた高尾山、頂上までの最後の石段がつらいけれど、これで最後だし。
2時15分の頂上には軽装の人も多く、裾の汚れたパンツとシューズ・リュックのほうが少ない。
これまでの各峠・頂上ではシーズン前で全て店は閉まっていたが、ここは開いている。
最中アイスで一息ついて、下りは吊り橋のある4号路へ。
想像と違い、見晴らしも良くない吊り橋を通ってケーブルカーへ。
長く歩いたからこれで降りるかとも思ったけれど、もうちょいだしと1号路から歩いて下の駅へ。
ケーブルを考えたことで膝が安心したのに、歩くことにしたからかボイコットしだして、痛みが来た。
かなり下ってしまっていたので今更戻り登るのもしんどく、膝に謝りながらなんとか下に。
高尾山口駅は大きくて立派、中に入る前にバケツとブラシがいくつもあって、登山での靴の汚れをここで落とすようになっている。
京王線で高尾駅、そこからJRで八王子に着き、先に夕食。
そしてホテルでコートなどざっと着替えて、電車の中で調べていた近くの銭湯にで夜8時。
女湯は2階で、湯船がかなり大きく、しかしボディソープとシャンプーだけで、コンディショナーがないのは昭和40年代の感。
まだ若い人2人の体にタトゥーがあり、ちょっとビビる。
大阪行きバスは11時過ぎ、ゆっくり温まり、同じフロアにリラックス椅子と少し漫画本でまったり過ごし、10時過ぎにもう一度入って温まる。
ホテルも銭湯も大阪への夜行バスも、全部駅南口で楽。
今度もバスはほぼ満席、北海道も陣馬高尾の山もいっぱい楽しんで、今回もありがとうございます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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