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 JRの青春18切符と近江鉄道・山陽電鉄の1日フリーパスを使って、6泊7日の旅をしてきました。<br /><br /> 近江八幡に2泊、姫路に3泊、掛川に1泊の行程を組みました。<br /> <br /> 今回の旅行記は、岡山県高砂市にある日本三奇の一つの「石の宝殿」の訪問記です。<br /> 宙に浮いてるかのような巨石は、一見の価値はありました。

2020年冬旅[6]石の宝殿

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2020/01/03 - 2020/01/09

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ひよどり

ひよどりさん

この旅行記のスケジュール

2020/01/03

この旅行記スケジュールを元に

 JRの青春18切符と近江鉄道・山陽電鉄の1日フリーパスを使って、6泊7日の旅をしてきました。

 近江八幡に2泊、姫路に3泊、掛川に1泊の行程を組みました。
 
 今回の旅行記は、岡山県高砂市にある日本三奇の一つの「石の宝殿」の訪問記です。
 宙に浮いてるかのような巨石は、一見の価値はありました。

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  •  日本三奇と呼ばれる場所があります。<br /><br /> 1. 宮崎県高千穂峰 霧島東神社「天之逆鉾」<br />    2. 宮城県塩釜市 御釜神社「四口の神竈」<br /> 3. 兵庫県高砂市 生石神社「石乃寶殿」<br /><br />(写真は、高砂市観光交流ビューロー『日本三奇』)

     日本三奇と呼ばれる場所があります。

     1. 宮崎県高千穂峰 霧島東神社「天之逆鉾」
    2. 宮城県塩釜市 御釜神社「四口の神竈」
     3. 兵庫県高砂市 生石神社「石乃寶殿」

    (写真は、高砂市観光交流ビューロー『日本三奇』)

  •  三奇の中の「石乃寶殿」に行こうと思います。<br /><br /> JR山陽線の「宝殿」駅で下車。姫路から15分、隣の駅は、「加古川」です。

     三奇の中の「石乃寶殿」に行こうと思います。

     JR山陽線の「宝殿」駅で下車。姫路から15分、隣の駅は、「加古川」です。

    宝殿駅

  •  駅前に案内図がありました。<br /> この地図を写真に撮って、見ながら歩き出しました。<br /> 「駅の端から伸びる道を真っ直ぐ行けば到着。」頭に刻み込みました。<br /> そして、大きな見誤りをしまして、遠回りをすることになってしまいました。

     駅前に案内図がありました。
     この地図を写真に撮って、見ながら歩き出しました。
     「駅の端から伸びる道を真っ直ぐ行けば到着。」頭に刻み込みました。
     そして、大きな見誤りをしまして、遠回りをすることになってしまいました。

  •  宝殿駅南口、階段を下りた所が駅の端と思ってしまったことが、事の始まりです。<br /> 写真右端の電柱辺りが、ホームの端に当たり、地図上の駅の端です。「石の宝殿」へ一直線で進める道の始点でもあります。<br /> 私達が進んだ道は、写真左の商店街、「止まれ」の標識のある道。地図にあるコンビニも見あたらず、自信を持って歩き始めました。<br /> 自信があったので、ズンズン行きました。

     宝殿駅南口、階段を下りた所が駅の端と思ってしまったことが、事の始まりです。
     写真右端の電柱辺りが、ホームの端に当たり、地図上の駅の端です。「石の宝殿」へ一直線で進める道の始点でもあります。
     私達が進んだ道は、写真左の商店街、「止まれ」の標識のある道。地図にあるコンビニも見あたらず、自信を持って歩き始めました。
     自信があったので、ズンズン行きました。

  •  「もう、そろそろ着くんじゃない?」<br /> 「変だね」と言いながら、そのまま歩いていました。<br /> 「いくら何でも」と、スマホで現在地を確かめると、全然違う方向に進んでいました。<br /> 南西方向に進路をとるべき所、南に歩いていました。<br /> 県道393号と思っていた道は、県道391号でした。<br /> 方向修正、右折です。<br /> 広い運動施設のテニスコート辺りを通り抜けると、川と石切場の景観が目の前広がります。<br /> 遠回りしたことなど、どうでもよくなりました。<br /><br />(写真は、竜山 切出される石は、流紋岩質溶結凝灰岩(竜山石)。 参考:高砂市HP)

     「もう、そろそろ着くんじゃない?」
     「変だね」と言いながら、そのまま歩いていました。
     「いくら何でも」と、スマホで現在地を確かめると、全然違う方向に進んでいました。
     南西方向に進路をとるべき所、南に歩いていました。
     県道393号と思っていた道は、県道391号でした。
     方向修正、右折です。
     広い運動施設のテニスコート辺りを通り抜けると、川と石切場の景観が目の前広がります。
     遠回りしたことなど、どうでもよくなりました。

    (写真は、竜山 切出される石は、流紋岩質溶結凝灰岩(竜山石)。 参考:高砂市HP)

  •  川に沿って北上。<br /> 川の名前は、「法華山谷川」。<br /> 正面の小高い山が目的地。川の向こう側です。<br /><br /> 地図を見ると、対岸に渡る橋は山の少し先にあります。<br /> その橋のたもとで、道が交差しています。左折すれば「石の宝殿」。<br /> 右折すれば宝殿駅です。県道393号線です。この道で来るはずでした。<br /> 随分、遠回りしましたね・・・<br /> 

     川に沿って北上。
     川の名前は、「法華山谷川」。
     正面の小高い山が目的地。川の向こう側です。

     地図を見ると、対岸に渡る橋は山の少し先にあります。
     その橋のたもとで、道が交差しています。左折すれば「石の宝殿」。
     右折すれば宝殿駅です。県道393号線です。この道で来るはずでした。
     随分、遠回りしましたね・・・
     

  •  橋を渡り、道なりに進みました。ところが、「石の宝殿」と反対方向に行ってしまいます。<br /><br /> 「また、間違えたかな?」と橋の近くまで引き返します。<br /> GPSで確認、「この道でいいはず」、同じ道を戻ります。<br /><br /> 左に曲がる細い道を見つけました。<br /> 案内板もなく、もとより、鳥居のある参道をイメージしていたので、この道を見落としていました。

     橋を渡り、道なりに進みました。ところが、「石の宝殿」と反対方向に行ってしまいます。

     「また、間違えたかな?」と橋の近くまで引き返します。
     GPSで確認、「この道でいいはず」、同じ道を戻ります。

     左に曲がる細い道を見つけました。
     案内板もなく、もとより、鳥居のある参道をイメージしていたので、この道を見落としていました。

  •  道の左手に家紋?社紋?の彫られた石が対に置かれていました。崩れかかっています。元は何だったのでしょう。

     道の左手に家紋?社紋?の彫られた石が対に置かれていました。崩れかかっています。元は何だったのでしょう。

  •  二つの石の間から、鳥居とその先の石段が迫ってきます。鳥居の扁額には、「生石神社」とあります。<br /> 探し物がやっと見つかりました。

     二つの石の間から、鳥居とその先の石段が迫ってきます。鳥居の扁額には、「生石神社」とあります。
     探し物がやっと見つかりました。

  •  石畳の道は、そのまま続き、この石段を昇らずに社殿に行けますが、私達は、迷うことなく石段を選択しました。<br /> そして、私はとても後悔しました。<br /> 怖いのです。<br /> 取り越し苦労としか言いようがないのですが、年季のはいった狭い踏面に、安全性への不安がよぎります。「ズルッと行きそう」<br /> そして、「手すりがない!」のです。<br /> 角度は、さほど急では無いので必要ないかもしれませんが、上って行くうちに、上体が後ろに引っ張っられるような感覚になって、しがみつく物が欲しいのです。<br /> 何より、自分の体幹に信用が置けません。ふらっと不随意運動が起こりそうです。<br /> 下りるのは、もっと怖いので、異様な程の前傾姿勢で何とか上りました。

     石畳の道は、そのまま続き、この石段を昇らずに社殿に行けますが、私達は、迷うことなく石段を選択しました。
     そして、私はとても後悔しました。
     怖いのです。
     取り越し苦労としか言いようがないのですが、年季のはいった狭い踏面に、安全性への不安がよぎります。「ズルッと行きそう」
     そして、「手すりがない!」のです。
     角度は、さほど急では無いので必要ないかもしれませんが、上って行くうちに、上体が後ろに引っ張っられるような感覚になって、しがみつく物が欲しいのです。
     何より、自分の体幹に信用が置けません。ふらっと不随意運動が起こりそうです。
     下りるのは、もっと怖いので、異様な程の前傾姿勢で何とか上りました。

  •  上方には、手摺りもあり、弱気も退散しました。写真だって余裕で撮れます。

     上方には、手摺りもあり、弱気も退散しました。写真だって余裕で撮れます。

  •  「生石神社」に到着。<br /> 「石の宝殿」と言う通称の方が、広く知られています。 <br /> 「生石」は、「おうしこ」と読みます。

     「生石神社」に到着。
     「石の宝殿」と言う通称の方が、広く知られています。 
     「生石」は、「おうしこ」と読みます。

  •  見晴らしの良い場所に絵馬堂。<br /> 社殿は、江戸時代に建てられたそうです。

     見晴らしの良い場所に絵馬堂。
     社殿は、江戸時代に建てられたそうです。

  •  宝殿駅・加古川方面が望めます。<br /><br /> 石段で息が上がった呼吸を整えます。

     宝殿駅・加古川方面が望めます。

     石段で息が上がった呼吸を整えます。

  •  いよいよ、御神体の前に進みます。

     いよいよ、御神体の前に進みます。

    生石神社 寺・神社

  •  御神体は、三方を岩壁に囲まれた巨石です。<br /> 人の手による石造物であります。

     御神体は、三方を岩壁に囲まれた巨石です。
     人の手による石造物であります。

  •  そして、不思議なことに、その巨石、池の上に浮いているように見えます。<br /> 「浮き石」と呼ばれています。

     そして、不思議なことに、その巨石、池の上に浮いているように見えます。
     「浮き石」と呼ばれています。

  •  正面:幅約7m、高さ約6m。<br /><br /> 岩壁と社殿に囲まれ、全容を一枚の写真に収めることができません。

     正面:幅約7m、高さ約6m。

     岩壁と社殿に囲まれ、全容を一枚の写真に収めることができません。

  •  左側面:奥行き約6m。<br /><br /> 奈良時代の『播磨風土記』に、この巨石に関する記述があるそうです。<br /> <br /> 御神体を時計回りに進みます。

     左側面:奥行き約6m。

     奈良時代の『播磨風土記』に、この巨石に関する記述があるそうです。
     
     御神体を時計回りに進みます。

  •  岩壁と巨石の隙間を抜けます。<br /><br /> 石の切出しで生じた屑石も神聖なものとされ、人や動物に踏まれることのないよう、猿の先導で、巨石の北方にある高御位山の山頂に、牛馬が運んだそうです。(生石神社略記)<br /> 

     岩壁と巨石の隙間を抜けます。

     石の切出しで生じた屑石も神聖なものとされ、人や動物に踏まれることのないよう、猿の先導で、巨石の北方にある高御位山の山頂に、牛馬が運んだそうです。(生石神社略記)
     

  •  背面は、張り出しています。<br /> この形状から、古墳時代の石棺の未完成品とも言われています。また、周辺には、竜山古墳群に属する古墳が点在しています。<br /> <br /> この地方の竜山石は、「大王の石」と呼ばれ、各地の石棺に使われたとも言われています。(高砂市観光交流ビューロー『日本三奇』)<br /><br />

     背面は、張り出しています。
     この形状から、古墳時代の石棺の未完成品とも言われています。また、周辺には、竜山古墳群に属する古墳が点在しています。
     
     この地方の竜山石は、「大王の石」と呼ばれ、各地の石棺に使われたとも言われています。(高砂市観光交流ビューロー『日本三奇』)

  •  見上げます。<br /> このまま浮き上がってもおかしくないような・・・

     見上げます。
     このまま浮き上がってもおかしくないような・・・

  •  右側面<br /><br /> エッジのはっきりした溝が彫られています。左側面にも同様な溝があります。<br /><br /> 奈良県の益田岩船にも同じような溝があるようです。

     右側面

     エッジのはっきりした溝が彫られています。左側面にも同様な溝があります。

     奈良県の益田岩船にも同じような溝があるようです。

    益田岩船 自然・景勝地

  •  浮いているように見えますか?<br /> 浮いているように撮すのは難しいです。

     浮いているように見えますか?
     浮いているように撮すのは難しいです。

  •  巨石の下の水は、どんな干ばつでも、涸れることがなかったそうです。(生石神社略記)

     巨石の下の水は、どんな干ばつでも、涸れることがなかったそうです。(生石神社略記)

  •  不思議な巨石です。<br /> 切り出して運び出すならば、巨石の下に池は必要ないように思えます。それとも、コロや朱羅やテコの為に必要な凹みなのでしょうか?

     不思議な巨石です。
     切り出して運び出すならば、巨石の下に池は必要ないように思えます。それとも、コロや朱羅やテコの為に必要な凹みなのでしょうか?

  •  正面と左側面の角

     正面と左側面の角

  •  背面は、面取りされています。

     背面は、面取りされています。

  •  最後に、思いっきり背伸びして、正面上部がどうなってるか見てみました。<br /> とにかく狭いので、真っ正面からだとよくわかりません。<br /> 上から見られるので行ってみます。

     最後に、思いっきり背伸びして、正面上部がどうなってるか見てみました。
     とにかく狭いので、真っ正面からだとよくわかりません。
     上から見られるので行ってみます。

  •  巨石の左右どちらからでも登れます。<br /> 右側から登りました。<br /> 岩肌そのものを彫って造られた階段は初体験です。<br /> 手摺りがないので、怖いです。滑りそうです。転んだら、擦り傷では済まないでしょう。

     巨石の左右どちらからでも登れます。
     右側から登りました。
     岩肌そのものを彫って造られた階段は初体験です。
     手摺りがないので、怖いです。滑りそうです。転んだら、擦り傷では済まないでしょう。

  •  2020年1月6日10:30快晴

     2020年1月6日10:30快晴

  •  眺望。

     眺望。

  •  改めて、不思議な造形物ですね。

     改めて、不思議な造形物ですね。

  •  自然そのものの山や岩が御神体であった時代が終わり、人間の力、大王の力が誇示される時代になった頃の造形物でしょうか?

     自然そのものの山や岩が御神体であった時代が終わり、人間の力、大王の力が誇示される時代になった頃の造形物でしょうか?

  •  巨石の左側にも階段があります。<br /> 上には展望台があるようです。

     巨石の左側にも階段があります。
     上には展望台があるようです。

  •  途中で手摺りが無くなったので、私は引き返しました。

     途中で手摺りが無くなったので、私は引き返しました。

  •  巨石の左側を下ります。

     巨石の左側を下ります。

  •  復路は、往きに上った石段を使わず、そして、道に迷うこともなく、平穏無事に宝殿駅にたどり着きました。

     復路は、往きに上った石段を使わず、そして、道に迷うこともなく、平穏無事に宝殿駅にたどり着きました。

  •  駅の北口には、1/4スケールのレプリカがありました。

     駅の北口には、1/4スケールのレプリカがありました。

  •  2014年、国史跡「石の宝殿及び竜山採石遺跡」に指定されました。見所の多い場所のようです。<br /><br /> 今回の訪問は、「石の宝殿」に限られましたが、周辺には、切り出した石を運ぶ運河の跡や古墳の石室などが残っています。<br /> ミステリアスな場所なので、事前に諸説いろいろ調べて訪れると面白さも倍増しそうですね。

     2014年、国史跡「石の宝殿及び竜山採石遺跡」に指定されました。見所の多い場所のようです。

     今回の訪問は、「石の宝殿」に限られましたが、周辺には、切り出した石を運ぶ運河の跡や古墳の石室などが残っています。
     ミステリアスな場所なので、事前に諸説いろいろ調べて訪れると面白さも倍増しそうですね。

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