2012/09/02 - 2012/09/03
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blumentalさん
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観光3日目は、ブリュッセルからドイツに移動。ブリュールとケルン見学後、アーヘンに宿泊しました。ブリュールのアウグストゥスブルク城が翌日の月曜が休みのため、まずはそちらを先に見学、そしてアーヘン大聖堂の見学が後回し(翌日、観光4日目)になりました。
旅行の日程は以下の通り:★印がこの旅行記です。
8月30日(木) 10:30関空~15:25アムステルダム経由16:55~17:40ブリュッセル着(ブリュッセル泊)
8月31日(金) ブリュッセル、ディナン(ブリュッセル泊)
9月01日(土) ゲント、ブリュージュ(ブリュッセル泊)
9月02日(日) ブリュール、ケルン(アーヘン泊)
★9月03日(月) アーヘン、
ヴュルツブルク(ヴュルツブルク泊)
9月04日(火) ローテンブルク(ヴュルツブルク泊)
9月05日(水) バンベルク、ニュルンベルク(ヴュルツブルク泊)
9月06日(木) ミルテンベルク、アシャッフェンブルク、フランクフルト(フランクフルト泊)
9月07日(金) 11:30フランクフルト~12:45アムステルダム14:40~(機内泊)
9月08日(土) 8:50関空着
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- KLMオランダ航空
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ケルン大聖堂を見た後、17:15ケルン発のREで18:07今夜の宿泊地アーヘンに到着しました。駅前のバーンホーフ広場Bahnhofplatzには5頭の馬の銅像がありますが、この町、馬と何か関係があるのでしょうか。
まずは、駅から200mほど東にあるホテルHotel Ibis Aachenにチェックイン。大聖堂はもう閉まっているかなと思いながらも夕食を兼ねて旧市街に向かいました。 -
テアター通りTheaterstr.とそれに続くハートマン通りHartmannstr.を北西に進んでいき、たどり着いた先はミュンスター広場Münsterplatz。目の前にはアーヘン大聖堂Aachener Domがそびえていますが、うまく写真には納まりません(写真は大聖堂の南東側)。
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大聖堂外壁の彫刻を眺めつつ、聖堂の外周に沿って西側に移動。
カール大帝(フランク王768-814年、初代神聖ローマ皇帝800-814年)によって建てられた宮殿教会が大聖堂になりました。 -
大聖堂西側の尖塔です。時刻は19:00、係のおじさんがちょうど扉を閉めようとしたところで、厚かましくも中を見せてと頼んでみましたがダメでした。でも、明日午前中はミサで見学できないけど、ミサの始まる9時までなら入って見てもいいよ(おそらくこんな意味)と教えてくれました。何と親切な助言でしょうか、ここだけは見て帰らないとね。
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こちらは尖塔の前、西側に位置するDomhofと呼ばれる区域。レンガの家の向こう側は大聖堂宝物館です。
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さすがドイツ、ゼラニウムが綺麗です。窓辺にずらっと並んでいます。
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大聖堂の世界遺産登録は1978年、世界文化遺産登録第1号となった8件の中のひとつですから歴史的価値はすごいんでしょうね。ちなみに同期登録のヨーロッパの遺産はポーランドの2件(クラクフ歴史地区とヴィエリチカ岩塩坑 )です。
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この大聖堂の全貌がわからないと思っていたら、都合よく大聖堂の模型がありました。
大聖堂の起源となるカール大帝の宮廷礼拝堂(795-803年建築)が中央の八角形ドーム部分です。その後14-15世紀の聖歌隊席や18世紀の西塔など、異なる様式の建物を増築したものですから、別個の建物を寄せ集めた集合建造物のように見えます。 -
例えば大聖堂を東側から見上げたらこんな姿。こんな塔どこにあったかなと写真整理で悩みましたが、これは塔ではなく内陣(聖歌隊席)奥の部分です。こんな写真から大聖堂の形なんて想像できません。
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こちらはミュンスター広場の東側にあるお菓子屋ノービスNobis、アーヘン名物のプリンテンの老舗のようです。
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今朝まではブリュッセルでチョコレートばかり並んだ風景を見ていたので、クッキー類がずらっと並ぶ風景はちょっと新鮮です。プリンテンって、いろんな種類があるようです。明日買って帰ろうと思いつつ、結局買うのを忘れてしまいました。
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大聖堂の北側にあるカチュホーフ広場Katschhofに出ました。こちらからなら、大聖堂の形がだいたいわかります。でも修復工事の足場が邪魔、大いに迷惑。
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広場の北側にはゴシック様式の市庁舎Rathausがあります。
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そろそろ19時、お腹もすいたので夕食に。ホテルのお兄さんに教えてもらったレストランAachener Brauhausに入りました(アーヘン劇場の北側あたり)。ドイツの雰囲気ムンムン、とてもいいレストランです。
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久々のドイツビールとドイツ料理を味わい、大満足。ほろ酔い加減でホテルまでとぼとぼ帰りました。明朝はチェックアウトまでに大聖堂を見に行きます。
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さて翌朝です。ドイツの朝食をたっぷり詰め込んで大急ぎで大聖堂に。
8:30に到着。この大聖堂、外形よりも外壁の彫刻に目が行きますね。 -
大聖堂の西塔の入り口。おお、ちゃんと開いていました、早速中へ。
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静かでひんやりとした幻想的な雰囲気、我々以外は掃除のお兄さんが一人いるだけ。
ドーム中央の身廊は金色の空間に青色の光が差し込んでるって感じです。 -
イチオシ
内陣の主祭壇Pala d'Oro(1020年制作)。内陣奥の聖歌隊席部分は1355-1414年に作られ、ガラスの礼拝堂Glashausと呼ばれます。カール大帝没後600年を記念して奉献されました。
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主祭壇の装飾です。金ぴか。
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主祭壇の後ろにあるマリーの聖棺Marienschrein(1220年作)。見学した時はこれがカール大帝の聖棺だと思っていましたが、内陣のもっと奥の方にあるのがそれでした。
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その後ろには「後光のマドンナ」Strahlenkranzmadonnaの浮き彫りが吊り下げられています(1524年作)。これも見事な金箔。
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主祭壇上部の天井です。黄金色に輝くモザイクが見事です。
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金をふんだんに使っていて豪華ですね。
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こちらは八角形ドームの天井です。高さ33mで、周歩廊の直径と一致するように設計されています。天井のモザイク画はネオビザンチン様式。
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このドームは擬似3層式の2階建で、八角形の中心部を十六角形の周歩廊が囲む構造となっています。
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ドーム中央に吊るされている燭台はバルバロッサのシャンデリアBarbarossaleuchter(1165-70年制作)で、1165年にカール大帝が聖人に列せられたときに神聖ローマ皇帝フリードリッヒ1世(赤髭王)が献納したものです。直径は4.2m、燭台は48個。
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ドームの北西側にある聖ニコラウス礼拝堂Nikolauskapelle。ネオバロック様式。どこも金の装飾で埋め尽くされている感じがします。
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ドームの柱にあった聖母子像Gnadenbild(14世紀の制作)。ちゃんと衣服が着せられています。写真によっては違う衣服をまとっていたので着せ替えのようです。でもマネキンみたいに衣服の下は裸ってことはないでしょうね。
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一応内部は見学できたので満足して外へ。これは大聖堂の南西側から。手前に飛び出しているのはハンガリー礼拝堂Ungarnkapelleです。
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こちらは大聖堂南東側のアンナ礼拝堂Annnakapplle部分の彫像。
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昨日と同様、大聖堂の北側にあるカチュホーフ広場から大聖堂を眺めます。大聖堂の右手にあるのが宝物館。宝物館の開く10時までは待てないのであきらめました。
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広場の北側にある市庁舎です。建物の基礎は800年にカール大帝が作り始めた居城ですが未完成です。14世紀半ば神聖ローマ皇帝ルートヴィヒ4世の時に貴族の居城と市役所の両方を兼ねた建物として完成しました。
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たいていの街なら歴史的建物として「旧」市庁舎になりそうなものですが、ここは珍しく今でも「現」市庁舎として機能しているようです。内部見学もできるようですが、こちらも10時からなのでやめました。
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ミュンスター広場から東に延びるアーダルベルト通りAdalbertstr.を歩いてみました。
通りの風景写真ぐらい載せたいものですが、情けないことに1枚もありません。撮ったのはこの通りにあったパン屋の風景のみ。 -
ドイツパンがどっさりある風景が女房にはたまらないらしく、指示により撮影。パンの名札も写っているので、後でパンの名前を調べるのには役立つかも。
今日の昼食も移動する列車の中になりますので、昼食を買い込みました。 -
アーダルベルト通りの突き当りにあった聖アーダルベルト教会St. Adalbert Kirche。プロテスタントの教会のようです。
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教会に上がる階段正面にあったハインリヒ2世(東フランク王1002-24年、神聖ローマ皇帝1004-24年)の像。
残念ながら教会は閉まっていました。教会の裏側から南に延びるヴィルヘルム通りWilhelmstr.(結構大きな通り)を通ってホテルに戻りました。 -
これはホテルのすぐある東にある三位一体教会Dreifaltigkeitskircheですが、ここも閉まっていました。このあとチェックアウトして中央駅に向かいました。結局見たのは大聖堂だけ。
昨日からブリュール、ケルン、アーヘンとそれぞれの街の目玉スポット1か所だけの見学で終わっています(ツアー旅行みたい)。心残りの観光でした。 -
アーヘン中央駅です。すごい数の車が運ばれるんですね。
これからヴュルツブルクへ大移動です。まずは11:39発のICEに乗ってフランクフルトに向かいます(そこで乗り換え)。
(ヴュルツブルク)https://4travel.jp/travelogue/11602076
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