2020/01/10 - 2020/01/17
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porculsさん
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4年ぶりのロンドンは、前年9月のNY旅の初日に転んで足を折って全然歩けなかった反動で、"歩ける喜び"爆発、毎日2万歩超えの爆歩きで老体が悲鳴を上げて、胃を壊して、思わぬロンドン・ダイエット・ツアーとなりました。
旅の4日目は、A型の小心者なので早めにお土産買い出しを済ませたくて、午前中、ウェストフィールドというショッピングモールへ(ロンドンは路面店が多くて効率的な買い物がしにくいから)、午後からは大英博物館の「トロイ展」を見て、子供の頃の「遺跡や考古学への憧れ」がよみがえり、夜はロンドン発(ブロードウェイでやってない)ミュージカルを鑑賞と、一見まともな日程でした。…が、よく知ってるはずの道なのに大英博物館から劇場へ歩くのに道に迷ってぐるぐる歩いたりした結果、この日も28,455歩(iPhoneのヘルスケアというアプリによる)の大歩行で、腰が痛いし足は筋肉痛になるし、挙句に(老体なので)肋間神経痛みたいなのが突然出て、左の肋骨に激痛が走り(!)、劇場にたどり着けないかと思うほどの苦行(笑)となりました。
写真たくさんですので、冬のロンドン街歩きを体感しながらご笑覧いただけると幸いです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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冬のロンドンは初めてで、日の短さにはびっくりでした。よく考えると、初夏に訪れたとき、夜9時くらいまで明るかったので、逆に冬は日が短いとわかりそうなものですが、旅は現地に来てみてびっくり、ということが多いです。
というわけで写真はホテルの窓から見た朝7時頃の風景。朝起きてカーテンを開けると外が夜みたいに暗くて、窓外の景色の寂しさ(道路工事中)とともに、気持ちが萎えます。 -
外で朝ごはんを食べるつもりですが、小心者なのでホテルの冷蔵庫に色々買い置きしており、「消化を助ける」というジュースと、歩きすぎて激しい疲労なのでビタミン補充のためのエダマメを、とりあえず摂りました。過労旅(笑)なので、栄養摂らなきゃ。
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この旅の目的は、イケメン「独身」俳優リチャード・アーミティッジの舞台鑑賞で(本旅行記の翌日に観に行きました)、その舞台とはチェーホフの「ワーニャおじさん」なのですが、舞台の内容など確かめずに先にチケットを取って、旅行が迫ってきてから「そういえばワーニャおじさん、読んだことないし、どんな話が知らない…」と気づき、文庫本を買ったものの、旅行前は長い休みを取るために仕事しまくりの超多忙のため読み終えることができず、飛行機では読む気になれず、この日の朝になって、焦って読みました。仕事が遅い(笑)。
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さて、泊まっているパディントンのヒルトンから5分も歩くと、運河沿いの「リトル・ベニス」という綺麗な地域に出られるよ、と知人から何度もfacebookに書き込みがあり、天気がいい日に行ってみようと思っていたのですが、天気の良い日が全然ないので、仕方なく、どんよりしたこの日、行ってみました。
ホテル近辺の運河には、カフェやレストランになっている船がいくつも停泊していました。 -
これは、お魚料理のレストラン船みたいです。
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船に住んでる人もいるみたいでした。酔わないかな?
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運河沿いに立っていた彫刻の人。
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朝日が反射して、水面がちょっときれいです。
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これも人が住んでる船っぽいです。トイレとかどうするのかな。
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天気の良い日に乗ろうと思っていたら、結局ずっと天気が悪くて乗れなかった、リトル・ベニスから運河を通ってカムデンまで行くウォーター・バス。いつかリベンジしたいな。
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リトル・ベニスの案内板。「リトル・ベニス」という地名は、詩人のロバート・ブラウニングが考えた、と書いてあります。運河→イタリアのベニス(ベネツィア)っぽいからということだと思いますが。
リトル ヴェニス 滝・河川・湖
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パディントンから10分ほど歩くと、運河が少し広くなって、かなり素敵な風景が広がります。天気が良ければもっと良い感じでしょうが、曇天なりにも風情あります。
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この辺まで歩いても、全部の船が覆いがかぶさって営業していないようだったので(開いていたら船カフェで朝ごはんでも…と思ったのですが)、簡単にあきらめて引き返しました。
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パディントン駅から吐き出される大量の勤め人たちが、こっちに向って歩いてきます。
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観光客向けのカフェ船も営業前だったので、あきらめて、地下鉄に乗ってモールにお買い物へ行くことに。
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めざすショッピング・モールには、パディントン駅からサークルかハマースミス線で、本当は5駅目のウッドレーンがモールの最寄り駅ですが、
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6個目の駅、シェファーズ・ブッシュ・マーケットで下車。朝、ホテルで半分寝ながら朝ごはん場所をスマホで探していて、美味しそうなお店がこの駅の近くにあったからです(で、モールまでも徒歩圏内だから)。
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駅を降りてすぐのところに、シェファーズ・ブッシュ・マーケットがありました。後で見よう…と思って、とりあえずスルーして朝ごはん処を探しに。
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地図で見てたら駅近っぽかったのに、歩くと結構遠かった…これは途中のきれいな教会。
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この旅の3年前にスコットランドに行ったとき、家の屋根の大きめの煙突から複数の小さい煙突がにょきにょき出ている光景をよく見て、直前に読んだカレル・チャペックの「イギリスだより」という本の中でチャペックのイラスト付きで「スコットランド式煙突」と書いてあったので、ああこれがスコットランド式煙突なのか…と感心して写真撮りまくったのですが、イングランドにもこんな煙突はたくさんあったのでした…
チャペックに聞いてみたい。 -
結局、駅から15分くらい(もっとかも)歩いて、周囲がすっかり普通の住宅地みたいになって、不安感MAXになったころ、ようやく、めざすカフェレストランを発見しました。
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「Wild Thyme(ワイルド・タイム)」というカフェ・レストランです。
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日本のおしゃれカフェみたいな内装です。で、月曜日の朝9時半頃でしたが、客が誰もいなくて、ずっと貸切でした(落ち着かなかった)。
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メニュー。「Savoury French Toast」という、甘くなさそうなフレンチ・トーストを頼んでみました。
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とりあえずコーヒー。
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「甘くなさそうなフレンチ・トースト」とは、ちょっと衝撃の、こんなのでした!もはやフレンチ・トーストの原型をとどめていない感じですが…。ドライトマトとバジルペーストの塩気がきつくて、ワインがなければ食べにくいような味でした。美味しかったけれど、朝ごはんという味ではなかったです。あと、モッツァレラチーズと松の実が乗ってます。
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こうしてみると、おしゃれなロンドンの朝食ですが…わざわざ観光客が行くようなお店ではなく、たぶん地元のおしゃれマダムたちが集まるようなお店だったと思われます。ネットで調べて行くと、こういう失敗があります。美味しかったからいいけど、駅から遠かったし。
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再び15分ほど歩いて、駅の方へ戻ってきましたが、10時過ぎていたので、さっさとモールに買い物に行きたくて、シェファーズ・ブッシュ・マーケットはスルー。
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ロンドンのど真ん中の繁華街には意外にもショッピング・モールはなくて、路面店か百貨店しかなく(まあ、NYのど真ん中も同じような感じですが)、手っ取り早くキュっと買い物するのにはモールが便利なので、初めてこの大きなショッピングモール「ウェストフィールド」に来てみました。
ロンドンで、ありそうでない大型ショッピングモールは結構貴重 by porculsさんウェストフィールド ロンドン ショッピング センター ショッピングセンター
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子供用の遊具の車もMINIっぽくておしゃれ。
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30年ほど前にシアトルに行ったとき、まだ日本人観光客が今ほど多くなかったからか、ちびの日本人二人(私と妹)が大きなスーツケースを持ってホテルにチェックインしただけで、白人のおばあさんから「全くあなたたち日本人はshop,shopで!」と、いきなり説教されたことがあり(笑)、しかしそのおばあさんは慧眼だったというべきか、私は旅先で、しょーもない細々したものを買うのが大好きなショッパホリックで、モールに来るとテンション上がりまくって、自分でも笑うほどです。なので、ウェストフィールドに来て、朝からテンションマックスになりましたが、月曜朝10時の開店直後のウェストフィールドは、客がほとんどいないだけでなく、店員もやる気なく、半分以上の店がまだ開いていない体たらく(モールのオープンが10時なのに)。
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さらにテンション上がったのが、ほとんどのお店に「SALE」の文字が躍っていたこと。
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見たい店だらけで気持ちが焦る中(笑)、とりあえずHMVに入って、日本で見ないようなコンピレーションCDがないか、チェックします(500円もしないのに4枚組とか5枚組の、すごーく充実したコンピレーションCDを何枚か買いました)。
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ジブリのDVDを集めたコーナーがありました。イギリスは(ロンドンは、かな?)ジブリの人気が高いみたいで、ナショナル・シアター(由緒ある劇場)のショップにもジブリ・コーナーがあったし、イギリスのどこかのサイトの「史上最高のアニメは?」というアンケートで「Spirited Away」が1位になっててびっくりしたこともあります。Spirited Awayは「千と千尋」の英語タイトル(たぶん「神隠し」の英訳)です。
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次に、本屋さんへ。お土産買いに来たのに、自分のものばかり見ている…
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NYの本屋もそうですが、ロンドンの本屋は特に(←主観です)子供の本が充実していて、しかも子供の本のディスプレイが、どこも本当に素敵です。
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ウォーターストーンはチェーン店の本屋ですが、ロンドンは、インディーズの本屋さんでも素敵な本屋がたくさん!あります。本好きさんは、古書店も含めた「ロンドン本屋めぐり」もお勧めです。本のセレクトや、ディスプレイが、見ていて楽しいし、わくわくします。
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私は全然村上春樹ファンではないのですが、海外(特に欧米)でのムラカミ人気には、いつも驚きます。ここのウォーターストーンでは何と「ムラカミ・ダイアリー」が売ってました(笑)。毎月、有名な小説の一節の引用とか載ってるのかな。
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4冊の本を買いました。カズオ・イシグロの旧作1冊、ジョン・ル・カレの旧作2冊(特に「ティンカー・テイラー」は邦訳がひどかったので、お口直しに英語で読もうと)、それに、グレタ・ガーウィグ監督の映画が日本に来る前に、子供の頃の愛読書を英語で読んでおこうと買った「若草物語」。レジに持っていくと、女性の店員さんが「映画が良いから、原作を読み直すいいチャンスよね」と話しかけてきて、女子の感性は万国共通なんだ!と、嬉しくなりました。
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ティーンエイジャーの家族へのお土産を買いに、スーパードライへ。
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スーパードライ(極度乾燥しなさい)のセールのお知らせ看板の日本語が、わざとだと思うけど、意味はわかるけど、変。
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その他にもチョコレートや紅茶などのお土産を買ってるうちに昼になり、お腹が空いたので、モールのフードコートをうろうろ。なかなかバラエティに富んだフードコートで、これはレバノン料理店!
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ヴィーガンのお店もありました。
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うろうろとだいぶ悩んだ末、野菜と出汁が恋しくて、フォーにしました。
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レモンジンジャードリンクみたいなのを頼んで、フォーができたらブーっと鳴る機械をもらって、テーブルで待ちます。
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ブーっと機械が鳴って、Myフォーが出来上がりました。
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毎日歩きすぎの過労で胃の調子が悪いので(笑)、なるべく胃にやさしそうな、厚揚げとキノコのフォー。美味しかったです。超美味しいとかではないけれども(以前、ベトナムで食べたフォーは、どこで食べても泣くほど美味しかったので、もちろんそれには及ばないけど)、それなりに。
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お昼も食べて、両手いっぱいに買い物もしたので、一旦ホテルに戻ります。ウェストフィールドには他にも大きなブーツ(ドラッグストア)や、
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ジャパン・センターもありました。LAのハリウッド&ハイランドに出来たスカしたジャパン・センターと違って、ここのは食べ物とか売ってるスーパーっぽい日本ショップみたいでした(ちゃんと見てないけど)。
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ジャパン・センターは、外からも入店できるようになっていました。中で飲食できるのかな。
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帰りはウッドレーン駅から乗ります。
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駅のすぐ外がウェストフィールドのモールなので、やっぱりこちらが最寄り駅なのでした。シェファーズ・ブッシュ・マーケット駅からも徒歩5分くらいなので、モールが2駅分くらいの巨大な敷地なんですね。
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地下鉄で一旦パディントンのホテルに戻り、
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ホテルに荷物を置いて、少し休憩してから、今度は大英博物館へ向かいます。
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サークル線かハマースミス線
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5駅目のキングスクロスで乗り換え。
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ピカデリー線で1駅移動。
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ラッセル・スクエア駅で下車…後、ちょっとした悲劇に見舞われました。疲れているときにありがちな判断ミスで、狭い螺旋階段かエレベーターしかない出口に出てしまい、前年NYで転んで足を骨折したときに、駅でエレベーターを探してばかりいたことにうんざりだったので、「もちろん階段でしょ!」と、軽やかに螺旋階段を上がり出したところ、とんでもない段数の、体感では自由の女神の王冠のところまで登ったくらいの(笑)長い長い長~~~い螺旋階段で、途中で何度も立ち止まって休み、地上に出たときには息も絶え絶えの体たらくで、何の罰ゲームかと涙出そうになりました(笑)。ラッセル・スクエア駅で降りる方は、螺旋階段は避けてください!(しかしラッセル・スクエア駅なんて、何度も使ったことあるのに、こんな地獄のような出口、初めてでした…)
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地上に出た感動のあまり、ひときわ美しく見えた、何の建物かわからないけど、美しい建物。
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ラッセル・スクエア駅から大英博物館に歩くときは、このラッセル・スクエア公園を斜めに突っ切るのが早いです。
ラッセルスクエア 広場・公園
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ラッセル・スクエア公園は、BBCドラマ「シャーロック」第1シーズン第1話で、アフガンから帰還したジョンがこの公園を歩いていると、かつてのセントバーツ病院での同僚マイク・スタンフォードに声をかけられ、ベンチに2人で座ってコーヒー飲みながら近況を話しているうちに、住む家を探しているジョンに、マイクがセントバーツでよく実験をしているシャーロックをルームメートとして紹介する…という、物語の導入部分のロケ地です。
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大英博物館(British Museum、略してBM)に到着しました。大好きな博物館で、何度も来て、隅々まで観ているのですが、写真左下の看板にある「トロイ:伝説と真実」展を見たくて、それだけ見に来ました。入場無料ですが特別展は有料です。以前は出入りも自由で楽だったのですが、最近は入るときに荷物検査があり、少し並ばなければなりません。
大英博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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入ってすぐのところの、この天井が有名で、ガイドブックにも必ずここの写真が載っていて、観光客も必ずここで写真撮っていますが、巨大すぎて、普通のカメラやスマホでは、うまく全体像が入りません。
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何年か前の特集「Manga」展のカタログが売っていました。見に来たかったけど、うまくスケジュールが合わず、見られませんでした。
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1Fのショップの印象的なディスプレイ。ここのショップは、グッズも充実していて楽しいですが、本やカタログの充実ぶりはすごくて、でも最近どこの航空会社も重量制限うるさいからそんなに本をたくさん買って帰れないしで、煩悶する場所です。
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1階ロビーのところのトーテムポール。
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この旅行で歩きすぎて身体ぼろぼろなので、無駄に歩くことなく、「トロイ展」に直行します。
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大英博物館は無料なので、無料部分は観光客ばかり、特に中国からの観光客が多いのですが、有料の特集展は、地元の人っぽい英国人が多いです。アジア人はほとんど見ません。「トロイ展」はタイムアウト誌でも5つ星が付くなど評判が高いので、混んでいました。
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子供の頃「埋もれた世界」という子供向けの考古学の本を読んで感動して、シュリーマンに憧れて、トロイかミケーネか(またはシュリーマンじゃないけどマヤを)発掘する人になりたい!と、遺跡や太古の歴史に真剣に憧れていたので、本物のトロイから発掘されたものが、目の前の、触れる距離にある!!…と、子供の頃のわくわくした気持ちがよみがえって、胸いっぱいでした。
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「トロイの木馬」という言葉で有名な通り、兵士の潜んだ木馬がトロイに送り込まれて、10年くらい闘ってきたトロイがあっさり陥落した…という説明文。
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「トロイ展」のアイコン的にポスター画像とかに使われていた、アキレス像。「アキレス腱」という言葉は、こんな昔の英雄アキレスに由来します。すごい強い兵士だったけど、アキレス腱のところに矢が刺さって死んでしまいます。だから「弱点」を「アキレス腱」と言ったりするみたいです。(冷静に見ると、闘いの帽子?をかぶって、アキレス腱に矢がつきささったばかりの状態で、なぜ裸?とか、気になりますけどね。)
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とにかくその執念に感心するほど、トロイにまつわる、文字通りありとあらゆるものが集められ展示されていました。これはルーカス・クラナッハの「パリスの審判」。
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ウィリアム・モリスが描いたトロイのヘレン(絶世の美女と言われたけど、どんな顔かわからないので、各画家が好きに想像して描いてきた美女だそうです)。
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トロイ戦争の物語は、ギリシャ神話やホメロスの叙事詩に描かれた「神話」や「伝説」であって、実際の出来事ではない!と信じられていた中、シュリーマンが「いや、絶対トロイは実在した!」と信じて、発掘するお金をためるために、まず実業家として成功して(すごい…)、ためたお金で「ここに違いない」とトルコのヒサルリックの丘と言われる場所を掘って、そこからは何層もの昔の都市の遺跡が次々に出てきて、下から2番目がトロイだ!とシュリーマンは信じて死んでいったわけですが、その後、シュリーマンがトロイだと思った都市はトロイより古いことがわかり、その上の方の層がトロイだとされたり…といった考古学上の色々も詳細に展示されていました。
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これは本物のトロイの遺構。鳥肌立ちました。
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トロイ戦争の叙事詩を書いたホメロス(英語だとホーマーて、シンプソンみたいで暫ない=関西弁=)ですら、紀元前700年の人ですから、紀元前700年の時点で伝説になってたトロイは「神話」だと思う方が普通ですよね。シュリーマンの不屈の精神に感服です。
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…と、遺跡と考古学と古代文明好きの血が騒いだ「トロイ展」を見終わって、ぐったり。そういえば前回大英博物館に来たときは、「海に沈んだエジプトの失われた都市」展を見に来て、それもまた鳥肌ものの感動だったのでした。
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毎日歩きすぎて足も腰も痛いので、せっかくの大英博物館ですが、過去に大方見ているし、今回はモアイの背中だけ撮影して、帰ることにしました。(モアイの背中って、あまり見たことないでしょう?こんな模様がぎっしり描かれていて、なかなか味わい深いんですよー。)
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外はもう真っ暗でした(まだ17時台ですが)。
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大英博物館の建物自体が、ギリシャのパルテノン神殿みたいです。
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19時半からレスタースクエアの劇場でミュージカルを見るので、BMのあるブルームズベリーからぶらぶら歩いて、どこかで軽く晩ご飯を食べて、そのまま劇場まで行こうと、歩き始めます。
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少し歩いて、シャフツベリー劇場の前を通りました。この日、何かミュージカルを見ようと思い、ロンドンに行ってからチケットを取ったのですが、NYのブロードウェイでやっていないロンドンオリジナル作品がいいなーと思い、この「&ジュリエット」にしようかと悩んだ末、別の作品を観ることにしました。
「&ジュリエット」は、ロミオが死んだ後のジュリエットのその後の人生を描く(たぶん)ミュージカルなので「ロミオとジュリエット」というタイトルから「ロミオ」を抜いた「とジュリエット」というとぼけたタイトルになっています。賞を獲ったり、評判の高い舞台でした。 -
コミックやSF映画やドラマやカルト作品の殿堂みたいな有名なショップ「フォービッドン・プラネット」がありました。元気な時なら中に入って商品チェックしたかったところ、連日の2万歩超えウォークで身も心もぼろぼろで、スルーしてしまいました。
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午前中に本を買った「若草物語」が、ロンドンではもう上映中でした。これも元気な時なら、いち早く見たい気持ちで絶対劇場で観ているところですが、「そのうち日本に来るだろう」とスルー。(そしたら日本に来るのは4月らしく、遅すぎて、さらに邦題が変すぎて、帰国後呆然…)
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007最新作「No Time to Die」は、ほぼ世界中(日本も)4月上旬公開なので、安心です。キャリー・フクナガ監督(ボンドよりイケメン)の不穏な映像美が今から楽しみすぎます。
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大英博物館のあるブルームズベリーから劇場街のレスタースクエア界隈までは、そんなに遠く離れていないので、全然苦労せず歩ける距離で、以前BM近くに宿泊したこともあって道も良く知っていたはずなのですが、疲れているときは本当にダメダメなんだなあと(前年のNY旅行の初日に転んで足を折ったときにも思いましたが)我ながらあきれるほど道に迷いまくって、ここから悪夢のように、目指す劇場にたどり着けず、ぐるぐるぐるぐる歩き回りました。ブルームズベリーもウエストエンドも歩き慣れた場所なのに、悪夢としか思えません。なので、悪夢っぽいぐるぐるな写真を。
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何だかキラキラと綺麗なディスプレイも、疲労のあまり、目が回る始末。
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目印になりそうな塔が見えたのですが、雨が降ってきて、強風が吹きすさび(泣)、傘さしながら、傘が飛ばされないようにしながら(持って行った折り畳み傘が強風で折れました!)、地図を見ることが難しく、どんどんカオスなことに。
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リージェンツ・ストリートらしき場所に出ました。自分で思っているのと全然違う方向に歩いていたようでした。何でこんなに方向感覚悪いんだろう。途中から雨と暴風ですごいことになり、写真を撮る余裕もないので道中の写真がありませんが、罰ゲームみたいに大変な暴風雨中ウォークで、おまけに突然左の肋骨の下の方に激痛が走り(肋間神経痛という年寄りくさい病気)、もう歩けない・・というくらいボロボロになり、そんなときに限ってタクシーがなぜか全然通りかからず、もう永遠に劇場にたどり着けない悪夢かと思いました。
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やっと、18時半頃に劇場に到着しました。嗚呼。
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日本でチケット予約するときは「Print at home」を選んでプリントアウトしてチケット持参しますが、この日のミュージカルはロンドン行ってから予約したので、ホテルで印刷してもらってお金取られたら嫌だから(←中途半端にセコい)「窓口受け取り」を選択しており、窓口でチケット受け取りました。この時は名前言っただけであっさりチケット渡してくれましたが、購入に使ったクレジットカードの提示を求められるときもあれば、フォトID(パスポートとか)の提示を求められるときもあります。
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レスタースクエアのアポロ劇場。演目は「Everybody's Talking about Jamie(皆がジェイミーについて話している)」というロンドン発のミュージカルです。
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まだ劇場内に入れる時間ではないので、軽く何か食べようかなーと、周辺を歩きます。すぐ近くに、名優ジョン・ギールグッドの名前を冠したギールグッド劇場がありました。
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「レ・ミゼ」の劇場も近くにありました。この辺りはNYでいうとブロードウェイみたいな劇場街・ウエストエンドです。
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通りを一つ入ると中華街があります。ドラマ「シャーロック」第1シーズン第2話「ブラインド・バンカー」に出てくるチャイナタウンです。
チャイナタウン ロンドン 散歩・街歩き
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チャイナタウンをぶらぶら歩いているうちに微妙な時間になってきて、結局晩ご飯を食べることなく劇場へ。(ここのチャイナタウンはお店が多すぎて、何度来てもどこが良いのか判断できず、いまだにここで食事したことがありません。)
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ミュージカル「エブリバディズ・トーキング・アバウト・ジェイミー」、レビューが良かったので選んだのですが、思ったよりもずっと!素晴らしかったです。まず驚いたのが、だいたいこのようなチケットの高い芝居は中高年の観客ばかりなのですが、若い人がすごーく多かったこと。内容が「ドラァグ・クイーンになりたい高校生ジェイミーの高校生活」なのと、単に登場人物が若者というだけでなく、ロンドンのロウワーミドルクラスの高校生のリアルな英語(発音や語彙)の超早口なトーク、ドラァグ・クイーンになりたい男子高校生が主人公で、仲良しグループの中に二人もヒジャブかぶった女子がいたりと、きっとすごくリアルな今のロンドンの高校生が描かれていて、その「リアル」と、意地悪されたり差別されたりしても明るく前向きに夢を実現させていくジェイミーの「夢」の部分のバランスのすばらしさが人気の理由かなと想像しました。
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主人公のジェイミーを演じる俳優も素晴らしかったし、ダンスが全て素晴らしく、ジェイミーのママがまた役も女優も歌も全て素晴らしかったです。素晴らしい素晴らしいって、語彙が貧困ですが…
めっちゃ良かった!Everybody's Talking about Jamie!! -
終演後、ぼーっと感動したまま、ピカデリーサーカス駅まで歩いて、
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ベイカールー線でパディントンに戻ります。
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ピカデリーサーカス駅の、アマゾンプライムオリジナルの「スタートレック」新シリーズ「ピカード」の看板。この翌日だったか、オデオン劇場でプレミア上映があり、ピカード艦長役のパトリック・スチュワートとか色んなセレブが出席していました。
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ホテルのあるパディントン駅に戻って、晩ご飯食べていなかったので、駅中のマークス&スペンサー(スーパー)で食料買い込んで、ホテルで食べて、寝ました。22時過ぎていたと思うのですが、結構遅くまで開いていて、ここのM&Sは便利。
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この日もiPhoneのアプリによると2万8455歩も歩いていました。大して活動していないのに、疲れでぼーっとして道に迷いまくったことが主な原因です。
翌日(ロンドン旅行5日目)は、ナショナル・ギャラリーでダヴィンチ展を見て、ダヴィンチつながりで映画「ダヴィンチ・コード」に出てきたテンプル・チャーチを見て、夜はイケメン俳優リチャード・アーミティッジ様の舞台鑑賞です。足腰痛くてボロボロですが、RAの舞台鑑賞が今回の旅の目的なので、頑張ります。
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