2020/01/10 - 2020/01/17
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porculsさん
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2016年秋以来、4年ぶり(3年半ぶり)の久々のロンドンは、前年秋にニューヨーク旅行の初日に転んで足を骨折して不自由な旅になった反動で、「歩ける旅」の喜びが爆発し、歩いて歩いて、普段全く運動していないおばさんが、過労で倒れるのではというほど極限まで歩き倒した旅となった、街歩き日記です。
3日目は、映画「炎のランナー」でオリンピック銀メダリストの美しい貴族男子を演じていた俳優(ナイジェル・ヘイヴァース)を追っかけてマチネで舞台を観ることにしており、それまでの時間はオタクな映画とドラマのロケ地巡礼、舞台終了後は、自分でも謎の衝動で、日が暮れたロンドンの街を歩いて歩いて歩きすぎて、ボロボロになった記録です。
寄る年波で記憶力が悪い自分のために、歩きながらやたらと写真を撮っているので、うざいと思う部分は飛ばし読みしながら、冬のロンドン歩きを体感してくださいましたら幸いです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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冬のロンドン3日目・朝。泊まっていたパディントン駅に隣接するヒルトンは、ずっとMyお気に入りホテルでしたが、今回初の「はずれ」な部屋が当たり、部屋の前でずーっと大規模な工事を朝早くから夜までやっていて、爆音が部屋まで響いてきて、朝、カーテンを開けると、こんな素敵な風景が見えて、しかも旅の間中ずっと曇天か雨だったので、どんよりした1日の始まり。
ヒルトン ロンドン パディントン ホテル
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この日は13時から舞台を観るので、午前中に駆け足で、オタクな映画とドラマのロケ地を巡ります。まずは朝イチで、昔の映画「オーメン」のロケ地に向けて、パディントン駅から地下鉄ディストリクト線の西行きに乗ります。
パディントン駅 (メトロ) 駅
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パディントン駅に貼ってあった、マシュー・マコノヒーの新作「The Gentlemen」の宣伝。「クレイジー・リッチ・アジアンズ」でかっこいい大金持ちのボンだったヘンリー・ゴールディングがチンピラっぽい(ちょっと残念な)ビジュアルで左端にいて、右端には「ダウントン・アビー」のレディー・メアリー・クローリーことミシェル・ドッカリーの姿もあり、おもしろそう!
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「悲しみよこんにちは」「勝手にしやがれ」の女優ジーン・セバーグの伝記映画。クリステン・スチュワートがジーン・セバーグ役。
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珍しく車内がガラガラだったので、社内の様子を写真撮ってみました。パディントン駅を出発しまーす。Mind the gap!
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ロンドンの地下鉄(tube)は、車内が狭いから時々超満員で乗れないのではないかというくらいギュウギュウなこともありますが、日本みたいに痴漢とかいないし、パリみたいにスリもあまりいないのか、とにかく安全面で気になったことは、今のところ(何十回も乗り倒していますが)ありません。女性一人でも、多少の夜でも(路線によるかもしれませんが)中心部で乗ってる分には安全だと思います。道が混むことが多くてタクシーやバスは時間が読めないので、何といっても地下鉄は便利です。
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パディントンから8駅目、目的地のパットニ―・ブリッジ駅に到着。
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テムズ川沿いの駅ですが、降りたところは郊外の駅みたいな若干ひなびた風情。
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駅から5分も歩かないうちに、目的地のAll Saints Church(オール・セインツ教会)が見えてきました。
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道路の反対側から見えるオール・セインツ教会。綺麗です。
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「オール・セインツ教会、フラムへようこそ」の看板。道路のすぐ先はテムズ川にかかる橋です。Fullhamはフルハムじゃなくてフラムと読むんですね。イギリスに初めて行き出した頃、英国英語と米国英語の違いが思ったより大きくて色々びっくりしたのですが、地名もびっくりのひとつで、初めてロンドンに来た2013年、ベネディクト・カンバーバッチの短編映画「リトル・フェイヴァ―」のクラウド・ファンディングの特典で完成試写会後のパーティに招待されて(試写会でカンバーバッチと並んで座る特典は、100万円以上くらい出資した人で、私はそこまで出資してないので、パーティだけでした)、プロデューサーのアダムから「Leicester SquareのWホテルに集合」とメールが来たとき、「レイセスター・スクエア」と読んだ私ですが、英国式では「レスター・スクエア」でした。同じようなことがカンバーバッチの「シャーロック 忌わしき花嫁」のロケ地Gloucesterでも、グロウセスターではなくグロスターだったり、英国英語、面白いです。テレビが「テリー」とか(キャンディの恋人か!)、1杯の紅茶(a cup of tea)が「カッパ」とか。
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さて、オール・セインツ教会の、立派な外門を入ると…
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目的地の教会の塔が見えてきます…
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内門が開いています!
そう、1976年の映画「オーメン」では、ダミアンが悪魔の子だと見抜いた神父が、この教会に近づくにつれ、どんどん風雨がひどくなって、なかなかたどり着けず、この門が閉まっていて、焦ってガチャガチャしてもなかなか開かず、そして… -
ようやく教会の敷地に入れたと思った途端、この墓地のところで…
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頭上の塔に雷が落ちて、そのはずみで塔の上の避雷針が落雷で落ちてきて…
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絶命するシーンのロケ地です(趣味悪くてスミマセン)。
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日曜日の朝だったので…
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ちょうどミサをやっていて、教会の中から荘厳な讃美歌がうっすらと聴こえてくるのですが…
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それがオーメン感を増して、こわさ倍増という…(信者さんに怒られますね。)
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教会側は、もちろん撮影当時、ロケに協力したわけですが、「オーメン」が大ヒットして「神父が串刺しになって死ぬ場所のロケ地」として有名になったことが心外で、今ではロケ地だったことをあまり宣伝したくないらしいので、教会の中には誰でも入れるのですが、遠慮して、外側だけ見学して、早々に失礼しました。
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教会の向かいにある古そうな屋敷のところで、朝市みたいな案内板がありましたが、この時はやっていなくて、ただ、庭園は自由に見学できるようになっていました。テムズ川沿いの館です(名前忘れました。なぜだかGoogle mapでも名前が出てきません)。
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橋の上まで歩いて、テムズ川を見に行ってみましたが、この辺はもはやこんな感じなんですね。ロンドンの中心部で見るテムズ川と違って、オックスフォードとかで見るテムズ川みたいな、鄙びた感じ。
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13時からオックスフォード・サーカス付近で芝居を見るので、ぐずぐずしてないで、街中に戻ります。パットニ―・ブリッジ駅から今度は東行きに乗ります。
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ヴィクトリア駅で下車。
昔、日本には「ヴィクトリア・ステーション」というステーキハウスがありました。東京だと六本木とか、大阪は西梅田のヒルトンにありました。ロンドンのヴィクトリア・ステーションに行くたびに、ステーキハウスのヴィクトリア・ステーションを反射的に思い出してしまいます。ヴィクトリア駅 (メトロ) 駅
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カンバーバッチも出演する映画「1917」のポスターがヴィクトリア・ステーションに。コリン・ファースなども出ていますが、出演者の名前が書かれていない渋いポスター。「007スカイフォール」とかのサム・メンデス監督作品であることと、1917といえば英国では第一次大戦の話だとわかるので、それ以上説明は不要ということで、賞レースを走っていることだけが強調されたシンプルなポスターです。ましてや日本みたいに「命をかけた伝令」とか、ネタバレみたいなサブタイが付くことはありません。
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さて、ヴィクトリア・ステーションといえばバッキンガム宮殿ですが、宮殿の至近まで行ったものの宮殿には目もくれず、こんな普通の住宅地へ。バッキンガム・パレースならぬバッキンガム・プレースという住所のここは、昔のカルト・ドラマ「プリズナーNo.6」で、No.6の自宅として出てくる場所です。
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「プリズナーNo.6」は、言葉でその魅力を説明するのが難しい、すごく変な、奇妙な、意味不明な、理不尽なドラマで、「何じゃこりゃ」と思って見ている内に、ずぶずぶと泥沼のように抜け出せなくなる1960年代のカルト・ドラマで、メインのロケ地はウェールズのポートメイリオンというリゾートホテルですが、毎回ドラマの頭に主役のNo.6に起きた理不尽な出来事を説明する(ナレーションはなく、音楽と短いカットの積み重ねの)VTRが流れて、この自宅に催眠ガスを流されて誘拐されて「ヴィレッジ」というところに連れていかれるくだりで出てくる自宅が、ここです。No.6は、パトリック・マクグーハン。
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赤いMINIが停まっている場所に、ドラマでは主人公のNo.6が黄色いロータス・セブンを乗りつけます。車といい、音楽といい、ストーリー展開といい、ロケ地のポートメイリオンといい、全てが「カルト」としか言いようのない奇妙なドラマですが、はまったら最後、抜け出せません。ドラマの初回放送から50年以上経った今でも、毎年ロケ地のポートメイリオンで大々的なファン・ミーティングが行われ、世界中からファンが集まって、ドラマの中の出来事(選挙とか、人間チェスとか)を再現します(いつか行ってみたいです)。
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ヴィクトリア駅で降りたのは、No.6の自宅を見るためだけだったので、バッキンガム宮殿にはいかず、駅に向かって引き返します。途中で見かけた、「アメリ」のミュージカルの看板。
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バッキンガム宮殿のところにも王室グッズのショップがありますが、ヴィクトリア駅の近くにもショップがありました。買う気はなかったけど、ハリーとメーガンのグッズがまだ売っているのか、それとももう片付けられているのかだけ確認しに入ってみました(←性格悪い…)。この時はまだ、「王族の公務から退く」という発表の前だったので、グッズも普通に売っていました。
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ヴィクトリア駅に貼ってあった「ウィリアム・ブレイク展」のポスター。英文科なのにブレイクをまともに読んだことがなく、ブレイクというとハンニバル・レクターシリーズ第一作の「レッド・ドラゴン」を思い出す、教養のないダメ英文科。
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ヴィクトリア線のオックスフォード・サーカス駅で下車。
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オックスフォード・サーカスはロンドンの繁華街中の繁華街なので、駅の出口もたくさんありますが、この駅舎というか出口のところのノスタルジックな感じは、見るたびに嬉しくなります。ロンドンではアップルのショップなどもクラシックな建物の中にちんまり入っていたりと、京都っぽい古都感があります(京都の人に怒られるから正確に書くと、京都ほどの古都ではないですが)。
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さて、芝居が始まる13時にはまだ時間がありましたが、道に迷って遅刻したら大変なので、とりあえず早めに劇場の位置を確認します。ロンドン・パレイディアムという劇場で、芝居は「ゴールディロックスと3匹の熊」という子供向けっぽいタイトル。
ロンドン パラディアム 劇場・ホール・ショー
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劇場のデジタルサイネージも、子供向けのサーカスみたいなビジュアル。
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この人が、この日の追っかけの対象であるナイジェル・ヘイヴァースという英国俳優。「お父さん熊」役です!熊役って、クマの格好するのか…
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1981年の「炎のランナー」は、ウォーレン・ベイティの「レッズ」が獲ると思われてたアカデミー作品賞を下馬評を覆して獲り、一躍世界中から注目された地味な英国映画で、ヴァンゲリスのテーマ曲は世界で大ヒットしました。1924年のパリ五輪の二人の金メダリスト(陸上短距離)を主役に当時の英国の階級や宗教の問題を絡めながらスポーツをストイックに描いた名作ですが、敬虔なクリスチャンだから「日曜日は走れない」とか言い出す主人公のために自分の競技(400メートル走)を譲ってあげたり、ちゃらちゃら遊んでるふりしながら、自宅のお城でシャンパングラスを置いたハードルをシャンパンこぼさずに走る練習なんかをこっそりして、さらりと銀メダル獲ったりする美しい貴族のアンドリュー・リンジー卿役を演じ、その後、少年時代のクリスチャン・ベールのデビュー作「太陽の帝国」(スピルバーグ監督)で、主人公を見守る医者役とか、姿も精神も美しい高貴な役が多かった英国俳優で、もう70歳近いので、今のうちに舞台で生の姿を見ておかねば…!と、芝居が何なのかもちゃんとチェックせずにチケット買いました。(そしたら「お父さん熊」役!)
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「出待ち」をする場合、芝居が終わってから関係者出入口(stage door)を探しても間に合わないので、あらかじめstage doorの場所をチェックしておくのは、追っかけの基本です。写真の女性は「入り待ち」をしていた模様。
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芝居が始まるまで、まだ少し時間があるし、朝ごはんもまだだったので、朝ごはんどころを探しに行きます。劇場のすぐ南側に、有名な百貨店「リバティ」がありました。
古式ゆかしいチューダー様式の建物に、エッジーなファッションとリバティ柄があふれている! by porculsさんリバティ ロンドン 百貨店・デパート
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この時期のロンドンは、まだクリスマスセールの残りというか、最終セールみたいに、どこも50%とか70%引きみたいな魅惑的なことになっていました。この「オールセインツ」というのは英国ブランド(たぶん)で、なぜ写真を撮ったかというと、朝、オールセインツ教会に行ってきたからというだけでした(店内の半分以上の商品がセール中でした)。なかなかお洒落なお店でした。メンズ、レディース両方ありました。
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今回のロンドン旅でやたらと見かけた「映え狙い」みたいな、たくさんの花で飾り立てたお店。(後日、強風の日にここを通ったら、花が片付けられていました。)
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60年代フラワームーブメントみたいなサイケデリックな看板。
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ぐずぐず迷っているうちに時間がなくなってきたので、禁断のスタバで朝ごはんにしました。何が禁断かというと、世界中どこでもあるスタバに、旅先でなるべく入りたくないからです(が、安心だから、面倒くさくなるとつい入ってしまう)。パニーニとコーヒーで簡単な朝ごはん。
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名前じゃなくて、笑っている顔を書いてくれました。
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朝食後、もう少しだけ時間があったので、5分ほど歩いたサヴィル・ロウというところにある、映画「キングスマン」のロケ地を探しに行きました。簡単に見つかりました。
キングスマンのアジト by porculsさんセヴィル ロウ ストリート 散歩・街歩き
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映画「キングスマン」シリーズで、コリン・ファース様やタロン・エガートンやマーク・ストロングたちの基地となる表向きは紳士服店「キングスマン」のロケ地は、「ハンツマン」という紳士服店でした。
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紳士服店(昔ながらの由緒ありそうなテーラーメイドっぽいお店)が立ち並ぶ、サヴィル・ロウという通りに「ハンツマン」はあります。いかにも英国な一画。
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なのに、よく見ると東京でも買えるようなことが右下に書かれていて、ちょっとがっかり。
「キングスマン」シリーズ、暴力描写が苦手な私には「うわ~…」というエグい描写が多くて閉口しながらも、カッコいい映画でした。タロン・エガートンの自宅アパート(Alexandra Road Estate。めっちゃ好きなタイプの建築)も見に行きたかったけど、方向的にスケジュールに入りきらず、今回は断念。マーク・ストロングがカントリー・ロードを歌うシーンはかっこ良かったなあ。アーサー・ミラーの「橋からの眺め」という舞台の上映を見たときは、作品も役も暗いしマーク自体が暗い感じで、他の映画でもいつも暗くて地味で、あまり好きではなかったけれど、「キングスマン」シリーズのマークは良かった。コリン・ファース様はもちろん常に、どんな役でも素敵。 -
サヴィル・ロウは「背広」の語源と言われていて、いかにも英国紳士の香り高い一画でした。
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まだ少し時間があるので、劇場の方向に戻りながら、街ブラ。写真はリージェント・ストリート。このクリスマスの電飾がまだ残っていたので、芝居終わりで暗くなったら点灯するのかなー、と楽しみにしていたら、点灯しませんでした。ちぇっ。
リージェント ストリート 散歩・街歩き
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オックスフォード・サーカスの辺は、ロンドンのショッピングの中心地のひとつで、もう、「SALE」の文字だらけでした。とはいえ路面店が多いので、時間のない旅行者には意外と不便な気がします。
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SALE~。値引き率も半端ないです。
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ブランドショップもセール。
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リバティ(百貨店)の南側にあるカーナビー・ストリート。モッズ・ファッション発祥の地とガイドブックには書かれていますが、モッズ・ファッションと言われてもピンと来ないけれど…
モッズ・ファッションの発祥地は、50年以上経った今も、お洒落で個性的な店がキュっと集まっている by porculsさんカーナビー ストリート 散歩・街歩き
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そんなに広くない一画に、やたらと「カーナビー」の文字が躍る…
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映画「ボヘミアン・ラプソディ」がヒットしていたころ、ここカーナビー・ストリートにはボヘミアン・ラプソディの歌詞の電飾がきらめいていて、見に来たかったんですよねー。この時は何もそんな特別なものは出てなかったです。
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モッズ・ファッション発祥の地だから、おしゃれな服や靴のお店も多いけれど、レストランやパブみたいなのも気の利いた感じのお店がキュっと集まっています。リバティ百貨店を見たついでに、ここも散策するといいと思います。
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mac(化粧品)の派手な店舗。マックが英国ブランドというのを、いつも失念します。
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ちょっと不気味なパブの飾り(看板が、ではなくて、上の窓からのぞくピエロが)。
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カーナビー・ストリートのサイケデリックなウォール・アート。
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あともう少しだけ時間をつぶすために、リバティ(百貨店)の中を見ることに(要は、小心者のA型なので、早め早めに目的地に着きすぎるんですね)。
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リバティは、小さな花柄が散りばめられたような布でおなじみ、あのリバティ柄の総本山のお店で、シェイクスピアの時代みたいな、チューダー様式のような古式ゆかしい風情ある建物も必見です。
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入口が花屋になってて、ここから入っていいの?と不安になります。
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花屋がまた何だか素敵で、花が身近にある生活…って感じ。
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それでいて、日本のこじゃれた花屋ほど高くないんですよねー。生活にさりげなく花を取り入れられる価格設定。
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薔薇の花束なんて、しょぼくても5000円、ちょっと豪華にするとあっという間に1万円とかかかる日本の花屋に慣れていると、海外に来ると、花が安くて生活に取り入れられているっぷりが羨ましくなります。
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花のある生活…
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花柄のリバティ・プリント。リバティ百貨店では、リバティ柄の布や小物が、当たり前ですが、すっごい種類そろっています(わりとお値段が高いので、私はいつも見るだけ)。
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リバティ百貨店は、真ん中が吹き抜けになっていて、クラシックな建物の中に、結構エッジーなファッションが売られていてアンビバレントな魅力。
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踏むとギシギシ言うような歴史的建造物みたいな木の階段を登っていく途中の装飾も素敵。
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思わず写真撮りたくなる、趣ある店内。
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開演30分前になったので、劇場(ロンドン・パレイディアム)に入場しました。これは、待合室に飾ってあった、劇場100周年の記念のケーキみたいな模型。(ケーキじゃないと思うのですが…)
ロンドン パラディアム 劇場・ホール・ショー
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30分前になっても、劇場内には入れるものの、座席の方にはギリギリまで入れないので、待合のバーの辺りがラッシュ時の御堂筋線みたいになっていました(この後もっと混雑して、ラッシュ時の山手線みたいになりました)。子供向けの芝居かと思ったら、意外にもシニア層がかなり多かったです。子供もたくさん来ていましたが。
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100年以上の歴史がある劇場なので、かつてここに出演したスターたちの写真や当時のポスターなどがたくさん飾ってあって、見て歩くのも楽しいです。これはジュディ・ガーランド。「オズの魔法使い」でドロシーを演じた天才歌手で映画スターで、ライザ・ミネリのお母さんで、あり余る才能を持て余して精神のバランスを崩して早逝した悲劇のスターぶりが、たぶんもうすぐ日本でも公開されるレネー・ゼルウィガー主演の「ジュディ」で描かれるのかなあと思います。
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1968年、サミー・デーヴィス・ジュニアの「ゴールデン・ボーイ」。
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「二人のローマ教皇」で2020年のアカデミー主演男優賞にノミネートされたジョナサン・プライスの「オリヴァー!」。ジョナサン・プライスの作品だと「未来世紀ブラジル」が大好き。ドラマ「ウルフ・ホール」でも素晴らしかったなー。
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ローレルとハーディ。日本では昔々、「極楽コンビ」の名で知られたサイレント映画時代からの大スターだった二人が、落ち目になって映画から声がかからなくなった晩年に英国ツアー(どさ回り)を行っていた苦しい時代を描いた映画「Stan&Ollie」(書きたくないけど邦題は「僕たちのラストステージ」。どんな邦題やねん)の頃の写真かなあと(ロンドンに来ていたということは)、想像して、ちょっと切ない気持ちになりました。
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開演20分前を切った頃に、ようやく座席に入れて、中はほんとにサーカスみたいでした。
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ステージは(幕が下りていますが)こんな感じで、ベタなサーカスの音楽が大音量で鳴り続けていて、周囲のたくさんの子供たちは早くもめっちゃ盛り上がっています。
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欧米の劇場はどこも皆、内部も素敵なので、天井の方の写真も撮るようにしています。桟敷席も楽しそうなのですが、つい「ゴッドファーザーPart3」で敵対するマフィアのドンを暗殺するシーンとか思い出してしまう、偏った思考の私。
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追っかけ対象のナイジェル・ヘイヴァース様は、衝撃の、終始クマの着ぐるみ姿で、出演者の中で唯一、セリフで「ナイジェル・ヘイヴァースさん、クマの着ぐるみはどうですか」とか、他の出演者からいじられて、「もう歳だからしんどいよ~」みたいなお茶目なシーンもあり、ファン(私)胸キュンすぎて大変でした。
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芝居は、サーカスあり、漫才みたいなギャグ満載で、観客とのやり取りも豊富に取り入れられていて、子供向けだけど大人も楽しめる、すごく才能と手間と愛情が込められた、素敵な素敵な舞台でした。ほとんどの観客がリピーターみたいで、最初に悪役が出てきた瞬間から劇場内の子供全員が渾身の「ブーーーーーっ!!!」イングで、初めて見る私など、なぜこの人が悪役とわかるの?と右往左往。前の方の列の人が名前を聞かれて、以降、何かにつけその人の名前がセリフに出てきたりとインタラクティブなところはブルーマン・グループみたいですが、とがった感はゼロで、カッコつけず、大衆的に徹しているのに超一流のエンタテイメントで、ミュージカルの部分もあるなど音楽的なサーカスミュージカルみたいだけど、シルク・ド・ソレイユとも違って、あくまでベタな大衆性の中で超一流なところが逆にものすごくかっこ良かったです。
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15時半ごろ、舞台が終わり、胸いっぱいでぼーっと歩き出してしばらくすると、朝、スタバでパニーニ食べただけだったことを思い出し、昼ごはんと晩ごはん兼ねて、今度こそインド料理を食べようと歩いていたら、ちょうど目の前に「マサラ・ゾーン」という おしゃれなインド料理店を発見、入りました。写真はカレーのメニューです。
ロンドンで美味しいカレーをお手ごろな価格で、良い雰囲気で。 by porculsさんマサラ ゾーン (ソーホー店) インド料理
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のどがカラカラだったので、とりあえずビール。めっちゃ美味しいビールでした。
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バターチキン・カレーとナン。サモサとかも食べたかったけど、歩きすぎ頑張りすぎの過労(笑)で胃の調子がずっと悪いので、食べた後に苦しまないよう、少なめにオーダーしました。
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バターチキン・カレー、ものすご~く美味しかったです。ぺろりと完食。
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お店の雰囲気も、きれいで高級感あって(価格はリーズナブル)、落ち着けました。「マサラ・ゾーン」、おすすめです。
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食べ終わったら、まだ16時台なのに外は真っ暗でした。日が短すぎて、焦る焦る。
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暗くなると、カーナビー・ストリートが綺麗でした。
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既にボロボロに疲れていましたが、さすがにまだ17時前なので勿体なくてホテルに帰って寝るわけにもいかず、とりあえずリージェント・ストリートのクリスマスの電飾が、暗くなって点灯されているか確認に行きました(点灯されていませんでした…)。
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意地になって歩き回ってみましたが、どこも、いつまでも、点灯される気配がありません。
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じゃあ、何のために電飾置いてあるんだ…って感じですが、もしかしたら20時とか21時とか、本当の夜になったら点灯されていたのかも。ちぇっ。天使の電飾見たかったなー。
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そして、ここからがまた失敗の巻ですが、オックスフォード・サーカスから素直に地下鉄に乗ってホテルに戻ればいいのに、まだ時間が早くて勿体ない!と、パディントン方面へ歩き始めました(!)。
写真は途上にあったジョン・ルイスという百貨店。このお店、好きなので中に入って歩いてみたのですが、疲れすぎて買い物欲が湧かず、しばらく見てから何も買えずにすごすご出てきました。 -
クラシックな建物の中のドクター・マーチン。
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オックスフォード・ストリートを西に向かってとぼとぼ歩いていくと、今度はセルフリッジ(百貨店)がありました。
映画「ラブ、アクチュアリー」で、アラン・リックマンが妻エマ・トンプソンとここで買物しているとき、会社の部下で自分に思いを寄せてる若い女へのプレゼントを、妻の目を盗んで買うのに、店員のミスター・ビーンがラッピングに時間をかけすぎて、妻に見つかるんじゃないかとハラハラする…というシーンのロケ地で、ジェレミー・ピヴェン主演ドラマ「セルフリッジ(Mr Selfridge)」の舞台でもありますが、ドラマの方はここでロケしたのではなく、スタジオセットで撮影したみたいです。
で、普通に百貨店としても、ロンドンの百貨店の中で一番おしゃれで、大好きなお店です。服やバッグ、コスメの品ぞろえも素敵ですが、本売り場も品ぞろえが素敵なので、時間があれば、是非のぞいてみてください。 -
なのに余力がなくて、中に入ることもせず、ウィンドウ・ディスプレイだけ写真撮って、スルーしてしまいました(泣)。ああ、セルフリッジで買物したかったなー。体力つけなきゃ!
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オックスフォード・サーカスからパディントンまで歩いて帰るなど、遠距離すぎてあり得ないのですが、とぼとぼ歩いているうちに、半分以上歩いてしまい、これ以上歩いたら倒れる…という限界がマリルボーン駅の辺りでやって来ました。パディントンまであと2駅。
マリルボーン駅前には、カンバーバッチの「シャーロック」シーズン3の第1話で、ジョンがメアリーにプロポーズしようとしているところにシャーロックが現れて「生きてたのか…!?」という修羅場のシーンのレストランの外観として使われた「ランドマーク」があります。レストラン内部はウェールズかどこかのレストランでロケしたそうです。カンバーバッチ追っかけ仲間(笑)の金持ちのアメリカ人マダムが現地に行って、シャーロックと同じポーズで撮った写真を見せてくれました。 -
歩きすぎて身も心もボロボロになって、マリルボーン駅のエスカレーターに呆然と乗っているところ。
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マリルボーン駅。この後2駅乗ってパディントンに戻ってホテルに戻って倒れるように寝ました(この日は、この写真で電池切れみたいに終わっていました)。
ちなみにマリルボーン駅の駅舎の横の道は、ビートルズの映画「ア・ハードデイズ・ナイト」で、ファンに追っかけられたビートルズが走って逃げるシーンのロケ地ですので、ビートルズ・ファンの方はアビーロードだけでなく是非こちらの聖地も巡礼してください。 -
この日のiPhoneによる歩行数は21,437歩(…)、パニーニとカレーしか食べておらず、ロンドン・ダイエット続行中となりました。
翌日は、大きなモールにお土産買い出しに行き、大英博物館で「トロイ展」を見て、夜はミュージカル鑑賞です。がんばります!
(写真は翌日のショッピングモールの「極度乾燥しなさい」で見つけた変な日本語)
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