2019/02/15 - 2019/02/19
234位(同エリア991件中)
赤い彗星さん
この旅行記のスケジュール
2019/02/17
この旅行記スケジュールを元に
インド最終日は、北インド観光のクライマックスとなるタージマハル観光。
ガンジス川を見たくて訪れた前回インド旅行でも、強烈に印象に残るほど美しかった白亜の建物は、20年経っても変わらず、美しい姿を見せてくれました。
同じアグラにある広大な城塞アグラ城も見学します。
- 旅行の満足度
- 5.0
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昨晩、夕食を摂った舞踏会場で朝食を頂き、最終日の観光に出発です。
ラクシミ ビラズ パレス ホテル
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タージ・マハル観光は、かなり手前でバスを降りて、電気自動車に乗り換えて入場券売り場に向かいます。外壁が、排気ガスで汚れないように配慮されているそうです。
タージ マハル 史跡・遺跡
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タージ・マハルの入場チケット売り場。
インド人は安い料金で入場出来ますが、インド以外の観光客は、20倍くらいの入場料を払う必要があります。維持費用も桁違いだと思いますし、観光させてもらう立場なので、正直気になりません。タージ マハル 史跡・遺跡
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タージ・マハルの敷地に入る際に、この門で厳しいセキュリティチェックを行います。確かリュックはNGで、手荷物などもきちんと確認されるので、最低限必要なもののみに絞って、入場するのがベストです。
写真は、セキュリティチェックを終えた後、内部から門を撮ったものです。タージ マハル 史跡・遺跡
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タージ・マハルの頭頂部が見えてきました。
タージ マハル 史跡・遺跡
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奥行きも高さもあって、かなり立派な造りの大楼門。
タージ マハル 史跡・遺跡
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大楼門を通り抜けると、いよいよタージ・マハルとご対面です。
タージ マハル 史跡・遺跡
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暗い門内に入ると、正面にぱっとタージ・マハルが現れます。
思わず声を上げてしまうほど、一気にテンションが上がります↑↑タージ マハル 史跡・遺跡
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タージ・マハルは、ムガール帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが、王妃ムムターズ・マハルのために建てた総大理石の霊廟です。
タージ マハル 史跡・遺跡
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第5代皇帝シャー・ジャハーンの当初のプランでは、タージ・マハル建造後にヤムナー川対岸に、黒大理石製の自分自身の霊廟を建造し、タージ・マハルと対とする予定だったようですが、その願いは叶いませんでした。
タージ マハル 史跡・遺跡
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霊廟の前に拡がる庭園の芝生も丁寧に整備されていて、冬でも青々としています。
タージ マハル 史跡・遺跡
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タージ・マハルは、国が傾くほどの費用を掛けて、約22年の歳月を経て完成しました。シャー・ジャハーンは、息子に王位を簒奪されたため、黒いタージマハル計画は無に帰しましたが、恐らく王位を保っていたとしても、財政的に完成させるのは難しかったでしょうね。
タージ マハル 史跡・遺跡
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タージ・マハルと庭園を囲む回廊。
インド国内にある世界遺産や名所旧跡の説明版などが、展示されていました。
トイレもこの辺りにあります。タージ マハル 史跡・遺跡
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正面から、逆さタージ・マハルを狙いましたが、うまくいきませんでした。
タージ マハル 史跡・遺跡
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霊廟を囲むように立っている4本のミナレットは、地震などで倒れて霊廟を傷つけないように、少し外向きになっており、いざという時も外側に倒れるよう設計されています。
タージ マハル 史跡・遺跡
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タージ・マハルのチケットは、敷地内と霊廟への入場券に分かれています。
タージ マハル 史跡・遺跡
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霊廟は土足厳禁なので、靴にビニールを被せて入場します。
前回来た際は、階段の下で靴を脱いで見学するルールだったので、階段周りにたくさん靴が並んでいた記憶があります。タージ マハル 史跡・遺跡
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霊廟内は、撮影禁止です。中には通路が設けられていて、一方通行で見学します。
タージ マハル 史跡・遺跡
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建材の大理石は、ジャイプール産。翡翠や水晶は中国、サファイアはスリランカ、ラピスラズリはアフガニスタン、サンゴはアラビア。世界中から、宝石や宝物を取り寄せて建設されました。
タージ マハル 史跡・遺跡
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タージ・マハルの左側には、モスクが建てられています。
こちらは右側にある建物ですが、左右対称にするために左側のモスクと同一の建物が建てられています。タージ マハル 史跡・遺跡
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タージ・マハルと云えばシンメトリーですが、斜めから眺めても十分に美しさが伝わってきます。
タージ マハル 史跡・遺跡
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タージ・マハルから、大楼門を眺めた風景。
タージ マハル 史跡・遺跡
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移動中の街の風景。
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タージ・マハル同様、ヤムナー川河岸に建つアグラ城。
赤砂岩で構成された、低く重厚な城壁に囲まれた城塞です。アーグラー城 城・宮殿
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城内の建物には、花柄の装飾が施されているものもありました。
アーグラー城 城・宮殿
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日本人が珍しいのか、抱っこされた子供にずーっと見つめられていました。
アーグラー城 城・宮殿
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側面に階段が設けられている巨大な石製の浴槽。
この造りだと、お湯の準備も出入りも大変だと思う...アーグラー城 城・宮殿
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第3代皇帝アクバルが、王妃と息子のために建てたジャハンギール宮殿。
赤砂岩で建造されています。アーグラー城 城・宮殿
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ジャハンギール宮殿内部。
アグラ城は、「赤い城」と呼ばれているそうですが、「赤い城」は通常、デリーにあるレッド・フォートを指すそうです。
この建物なんかもレッド・フォートの建物によく似ています。アーグラー城 城・宮殿
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ただの装飾にも見えるけど、棚としても利用できそう。
アーグラー城 城・宮殿
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ジャハンギール宮殿の噴水跡。
むしろこちらの方が、浴槽として使いやすいと思う。アーグラー城 城・宮殿
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第3代皇帝アクバルにより建造されたアグラ城は、1565年から8年間掛けて、強力な城塞に築きあげられました。
アーグラー城 城・宮殿
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城塞内には、赤砂岩ではなく、白大理石を利用した建物が多く残っています。
こちらはタージ・マハルを建造した第5代皇帝シャー・ジャハーンが、造り上げた建物群だそうです。白い建物が大好きな皇帝だったんですね。アーグラー城 城・宮殿
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アグラ城からは、遠くにタージ・マハルを眺める事が出来ます。
息子のアウラングゼーブにアグラ城に幽閉されたシャー・ジャハーンは、タージ・マハルの見える部屋に閉じ込められ、死ぬまでの8年間をその部屋で過ごしたそうです。 -
床や壁面が白大理石で造られているので、降り注ぐ豊富な陽光が反射して、サングラスがないとかなり眩しく感じます。
アーグラー城 城・宮殿
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細部まで、細かい装飾が施されています。
アーグラー城 城・宮殿
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白大理石の象嵌装飾。
アーグラー城 城・宮殿
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白大理石製の皇帝の寝殿。
風がよく通り、涼しく過ごせる場所です。アーグラー城 城・宮殿
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回廊に囲まれた中庭。サッカーグランドのようにも見えます。
アーグラー城 城・宮殿
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均等に並んだ白い柱と同じ装飾が並ぶ白い壁面。間違いなくシャー・ジャハーンが、整備した回廊でしょうね。
アーグラー城 城・宮殿
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こちらも白大理石で造営された、ディーワーニ・アーム(一般謁見の間)。
アーチ部分も凝りに凝っています。アーグラー城 城・宮殿
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ディーワーニ・アームの中央にある玉座。
高い場所に設けられた玉座から、皇帝が謁見を行っていました。アーグラー城 城・宮殿
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ディーワーニ・アームの外観。
アーグラー城 城・宮殿
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ディーワーニ・アーム前の謁見広場に面したモティ・マスジド(真珠のモスク)。
頭頂部しか見えていませんが、真珠の様に白い大理石で造られていることから、この名前になったようです。アーグラー城 城・宮殿
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傭兵が起こした反乱が発端で、多くの民衆も参加して大規模なイギリスへの抵抗運動となったシパーヒーの反乱で、戦死したイギリス人司令官コルビンの墓。
アーグラー城 城・宮殿
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謁見広場の門。
アーグラー城 城・宮殿
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アグラ城のお猿さん。
ニホンザルとよく似ていますね。アーグラー城 城・宮殿
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出口近くには、あっちこっちにお猿さんの姿が。
食べ物とか持っていたら、直ぐに強奪されそう。アーグラー城 城・宮殿
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ランチの前菜スープ。
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カレー味のチーズとジャガイモの付け合わせとピラフ。
美味しいランチでした。 -
大理石彫刻の土産物屋に到着。
大理石彫刻作成過程を説明してくれているところです。 -
大理石彫刻の机。
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大理石彫刻で作成されたタージ・マハルの大きなミニチュア。
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土産屋近くに建っていた、ヒンズー教寺院。
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