秋のバルト三国 ひとり旅 【13】リガ ピルセータス運河で紅葉狩り～旧市街 街歩き編

2019/10/14 - 2019/10/14

朝イチは中央市場へ行き、お土産物を買ったりしたあと、運河沿いの公園がとても綺麗に整備されていたことを思い出し、紅葉狩りをしてから昨日に引き続き旧市街の散策をすることにしました。

この旅の紅葉のハイライトといえるほど美しく色付いていてテンションが上がりました^ ^

旅程
10/8 関空→ヘルシンキ(乗継)→ヴィリニュス
【1】https://4travel.jp/travelogue/11556214

10/9 ヴィリニュス→トラカイ→ヴィリニュス
【2】https://4travel.jp/travelogue/11559408
【3】https://4travel.jp/travelogue/11560524

10/10 ヴィリニュス
【4】https://4travel.jp/travelogue/11561710
【5】https://4travel.jp/travelogue/11561940

10/11 ヴィリニュス→リガ
【6】https://4travel.jp/travelogue/11562494
【7】https://4travel.jp/travelogue/11562823

10/12 リガ→エルガワ→シャウレイ→ルンダーレ→メゾーネ→バウスカ→リガ
【8】https://4travel.jp/travelogue/11563452
【9】https://4travel.jp/travelogue/11565281

10/13 リガ
【10】https://4travel.jp/travelogue/11579952
【11】https://4travel.jp/travelogue/11584342

10/14 リガ→タルトゥ

【12】https://4travel.jp/travelogue/11588207/
【13】この旅行記

10/15 タルトゥ→タリン
【14】https://4travel.jp/travelogue/11599040
【15】https://4travel.jp/travelogue/11605338

10/16 タリン
【16】https://4travel.jp/travelogue/11608098
【17】https://4travel.jp/travelogue/11609686

10/17-18 タリン→ヘルシンキ（乗継）→関空
【18】https://4travel.jp/travelogue/11611575
【19】https://4travel.jp/travelogue/11611626

エリア リガ(ラトビア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルから移動してまたiittalaのお店に寄ってしまったので、自由記念碑辺りから散策開始。ラトビア独立戦争で亡くなった兵士に捧ぐ高さ42メートルの記念碑で1935年に完成したそうです。

自由記念碑 モニュメント・記念碑

お天気も少し良くなってきていたので、カメラを持って写真撮影を楽しむ人も多数おられました。

運河の水は澄んでいて鴨や他の野鳥も多く休んでいました。

公園に運河をうまく組み込んでいて運河の中に噴水も。

このカットだと木々に囲まれて都市部だとは思えない風景。

運河クルーズは確か5ユーロほどだったはず。
詳細な価格は忘れてしまったけど、良心的な価格だったのが印象的でした。

運河を渡り新市街側を歩くと、素晴らしいほど紅葉真っ盛りの木々が並んでいました。

紅葉に包まれているようなこの景色は素晴らしく、新緑の季節も良さそう。

この後、前日にレンタカーを借りたレンタカー屋さんの近くまで来たので、傷や飛び石でペナルティがなかったか確認する為にふらっと立ち寄ることに。

突然ですが、神戸市の皆さ～ん！！
リガは神戸市の姉妹都市です＼(^o^)／

渡航前にGoogle Mapsでリガのことを調べているとリガ・神戸友好時計塔という表示を見かけ、そうだったのか！！と思っていたらレンタカー屋さんのある建物と道を挟んで向かいの公園にありました。
それにしても、エッジの効いた時計塔...なんとなく神戸市営地下鉄や90年代に作られた神戸市の公共施設のテイストと似てます。

友好の証が設置されたのは93年5月だから阪神淡路大震災発生の6ヶ月前。

震災発生後、リガからの支援で王子動物園にメスのアジアゾウが贈られ、リガ・神戸姉妹都市30周年の年に日本で初めてゾウの赤ちゃんが生まれたんだそうです。現金やモノじゃなく、夢のある支援をするリガの心意気は素敵ですね。

一応、レンタカー屋さんからは傷や飛び石でのペナルティは無いと確認できたので、また旧市街へ。ものすごい強風で大きな落ち葉が飛びまくってました。

平日の朝ということもあり、旧市街周辺の道路は静か。
いい感じのカーブですが、車輌が少ないのでちょっと寂しいかな。

前日の夜に訪れたスウェーデン門周辺から巡ることに。

写真は三人兄弟の19番地の次男。

ラトビア建築博物館 (三人兄弟) 建造物

中世に建てられ3つくっついた建物は右から長男、次男、三男だそう。
時代の移り変わりでリガの人工が密集することを象徴したような建物のようです。

ラトビア建築博物館 (三人兄弟) 建造物

三人兄弟の中は博物館になっていて無料では入れました。

ラトビア建築博物館 (三人兄弟) 建造物

三人兄弟をあとにしてから、旧市街の建築を見ながら街歩き。

旧市街の中にも様々な建築様式が見られ、ユーゲント・シュティール建築もたくさん。

リガの市内中心部の建物の約4割がユーゲント・シュティール建築だそう。

1900年頃から10数年でユーゲント・シュティール建築ラッシュが始まったということは、それだけ一気に人口流入があったのかな。

旧市街の中で見つけたレトロな車。
現代の車よりも幅も狭いから狭い路地の旧市街の中では活躍しそう。

リガは世界で最もユーゲント・シュティール建築の集まる街だそう。
そりゃ、歩いていて見ているだけで楽しいはずだ。

写真は猫の家と呼ばれる建物。

猫の家 建造物

建物のトンガリ屋根の2つに猫が乗っています。

色々あって大ギルト会館の方にお尻を向けていたそうですが、大ギルト会館がコンサートホールになって向きを替えたんだとか。。

猫の家 建造物

猫の家はぱっと見普通ですが、入口の装飾は個性的...

1900年代からここにあるユーゲント・シュティール建築と近未来を感じるBMW製EVのi3。このコントラストが気に入って敢えて車を入れました。

猫の家 建造物

大聖堂は中も少し入ってみましたが、入場料が結構な金額だったことと教会巡りに飽きてしまったので、入ることなく外観だけ写真に収めておきました。

リーガ大聖堂 (ドゥァムス) 寺院・教会

大聖堂広場周辺も個性的な建物が並びます。
中央はリガのラジオ局の建物だったはず。

リガのテレビ塔は旧市街からも見えるようでちょっと異様な雰囲気を醸し出していました。。

バルト三国では麻製品が特産のようでお土産に8枚ぐらい買って帰りました。

後のタリンでも売っていてラトビア製って聞いたのにリトアニア製ってタグが付いていて少しがっかりしましたが、価格はこちらの方が安かった笑

その後、聖ペテロ大聖堂のそばにある聖ヨハネ教会へ。

※写真は聖ペテロ大聖堂です。

ここの教会の天井が気になって訪れました。

聖ヨハネ (ヤーニャ)教会 (リガ) 寺院・教会

天井は特徴的なデザインですが、内部は至ってシンプル。

と、普通の教会の様ですが、中世の時代に生きた人間を建物の壁に塗り込めば災いから建物を守ることができるという信仰があり、この教会の中にも修道士２名が志願して中に入ったそう。

そして、壁には外から穴が開けられ通行人から施しを受けられる様になっていたそうですが、長くは続かなかったらしい。。
という、現代では考えられない恐ろしいエピソード付き教会でした。

ステンドグラスが印象的だったのですが、他の教会よりも近くに見られるからかな。

ランチをどこかで食べたかったのですが、あまりお腹が空かないままだったのでケーキを多めに食べようと思ってカフェへ。笑

ベイクベリー スイーツ

お店の名前からして分かりやすく美味しそうですが、お店の中に入っても美味しそうなケーキが並びます。

ベイクベリー スイーツ

ここは長細いのが主流の様子。。

ベイクベリー スイーツ

迷ってしまって写真映えしそうな２つを選びました。笑

ベイクベリー スイーツ

エクレアの発展形の様に見えますが、中にはクリームが入っていないのでエクレアでは無さそうです。

こちらはベリー形の味がしたケーキで甘酸っぱく美味しかった。

ベイクベリー スイーツ

こっちもベリーが使われていて美味しかった。

3本ぐらいいけるかなぁと思ってましたが、2本で結構お腹いっぱいになりました。

ベイクベリー スイーツ

その後、リガからタルトゥへ向かうバスの出発時刻まで随分余裕があったので、駅に行って電車を見に行くことに。

途中、地下道にあったトラムやトローリーバスの券売機。
どこにあるのか分からなかったのでトラムに乗った時に運転手さんから購入して損してしまいましたが、ここにあったとは・・

本当はバルト三国を鉄道で巡りたかったのですが、鉄道だとあまりに時間のロスが大きかったため、嫌々バスに変更しました。

リーガ駅 駅

ガイドブックやウェブ上の情報からは鉄道よりもバスの方が発達しているとのことだったので首都の駅でも閑散としているのかと思いきや、ヴィリニュスとは大違いの混雑っぷり。
電光掲示板もしっかり３枚フル稼働しています。

リーガ駅 駅

奥に見えるのが科学アカデミー。

リーガ駅 駅

車輌に乗り込む人々も多く6両ほどの車輌が到着するとどっと人が出入りしていました。

リーガ駅 駅

駅にはお決まりといってもいいほどアル中の人が居ますが、こちらの駅も例に漏れずアル中の人が居ました。

リーガ駅 駅

アル中の人から「あいつなんだ？」とロックオンされていたのは分かっていましたが、ずっと撮影してたので「よっぽど」だと思われたのか何もありませんでした。

それにしても、派手。
遮断器の無い踏切があったり、それも道路に対して垂直ではなく斜めに横切ったりするから派手なのかなぁ。レンタカーで移動している最中も何度か遮断器のない踏切を見かけました。

リーガ駅 駅

黄色と青のコンビネーションで十分派手に見えますが、遮断機のない踏切が多くあるから正面は蛍光塗料が塗られていたのかも。

リーガ駅 駅

地下道や階段部分はどよーんとしてました。

リーガ駅 駅

リガのバスターミナルからバスに乗車して次の目的地タルトゥへ。
バスはロシアのサンクトペテルブルク行き。
バス会社はヴィリニュスからリガへ移動した時と同じLuxExpressです。

運転手さんがスーツケースを荷室に入れてくれる時にタルトゥ行き？と聞かれ、眠くてぼーっとしていたので何を思ったのか「リガ」と答えたら周りに居たロシア人に「それ、ここやん！」って突っ込まれました。ナイスロシア人！笑

車内の大半の人がロシア人の様でした。

このバスもしっかり法定速度を守っていました。

バスの運転手さんの３ヶ国語ぐらいのアナウンスはどこか具合が悪いの？と思うほど生気が無く少々不安になるほどでした。苦笑

ラトビアからエストニアに入る瞬間。

エストニアとラトビアの国境の街ヴァルガの駅で休憩。
サンクト・ペテルブルグ行きの方々は喫煙者の方が多く、寒いのにわざわざ外に出てここでニコチンを補給されていました。
だいたい20分ぐらいの休憩の後出発～。

ヴァルガ 散歩・街歩き

タルトゥに到着したのは時刻は23時前。

バスターミナルの目の前のホテルを予約していたのですぐにチェックイン。
バスの中で写真の編集やFacebookにアップロードしまくって疲れていたのですぐに寝ました。

つづく

Dorpat Hotel ホテル

ここからはラトビアで購入したお土産。

聖ペテロ教会の近くにあるハチミツ専門店で購入したハチミツ。
少し割高でしたが、種類が多く店員さんが解説してくれるので納得して商品を選ぶことができました。試食してみるとハチミツにもだいぶ違いがあるので、お気に入りのハチミツを見つけたい方は専門店で買うのが良いかもしれません。

これはリガ大聖堂と聖ペテロ教会を直線距離で結んだ中間地点ぐらいにあるお土産物市場で購入したリネンタオル。

こちらは柄違い。
確か20種類ぐらいの絵柄から選ぶことができました。

１枚3.5ユーロでタオルにしてもよし、飾ってもよしです。
生産国はリトアニアだそうで、エストニアでは1ユーロほど高く売られていました。

中央市場で購入したマイバッグ。
無印のとほぼ同じ仕様です。笑
無印のは夏感が強いので秋用にお買い上げ。