秋のバルト三国 ひとり旅 【19・完】旧市街城壁と街歩き・お土産編

2019/10/17 - 2019/10/17

旅の最終日の午後。ゆったりとした予定を組んでいたので残り時間はのんびり過ごすことにしました。だいぶ地味な時間です。

最後にお土産とミネラルウォーターについて備忘録的写真＆コメントを付けています。

旅程
10/8 関空→ヘルシンキ(乗継)→ヴィリニュス
【1】https://4travel.jp/travelogue/11556214

10/9 ヴィリニュス→トラカイ→ヴィリニュス
【2】https://4travel.jp/travelogue/11559408
【3】https://4travel.jp/travelogue/11560524

10/10 ヴィリニュス
【4】https://4travel.jp/travelogue/11561710
【5】https://4travel.jp/travelogue/11561940

10/11 ヴィリニュス→リガ
【6】https://4travel.jp/travelogue/11562494
【7】https://4travel.jp/travelogue/11562823

10/12 リガ→エルガワ→シャウレイ→ルンダーレ→メゾーネ→バウスカ→リガ
【8】https://4travel.jp/travelogue/11563452
【9】https://4travel.jp/travelogue/11565281

10/13 リガ
【10】https://4travel.jp/travelogue/11579952
【11】https://4travel.jp/travelogue/11584342

10/14 リガ→タルトゥ

【12】https://4travel.jp/travelogue/11588207/
【13】https://4travel.jp/travelogue/11588222/

10/15 タルトゥ→タリン
【14】https://4travel.jp/travelogue/11599040
【15】https://4travel.jp/travelogue/11605338

10/16 タリン
【16】https://4travel.jp/travelogue/11608098
【17】https://4travel.jp/travelogue/11609686

10/17-18 タリン→ヘルシンキ（乗継）→関空
【18】https://4travel.jp/travelogue/11611575
【19】この旅行記

エリア タリン(エストニア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

エストニア工芸美術館を出たあと、ぶらぶら街を歩きながら撮影していましたが、前日に閉館直前でゆっくり見ることのできなかったカタリーナギルドにも改めて寄ってみました。

カタリーナ ギルド 専門店

建物の中のお店はいくつか営業していましたが、女性向けの品が多くそそくさと退散。廊下部分だけ撮影して次へ・・・

カタリーナギルドの南側（ラエコヤ広場寄り）には職人の中庭と呼ばれる場所があり、そにはカフェや木工細工など手工芸品を扱うお店がいくつか集まっていました。

カタリーナ通り、城壁の入り口があるヘレマン塔へ。

この通りは看板がなくて人が歩いていなければ中世の雰囲気そのもの。
お昼間に観るカタリーナ通りもいい雰囲気。ここで写真を記念撮影をされる方もちらほら見えました。

カタリーナ通りにて

城壁の出入り口となっているヘレマン塔に到着。

前日の夜に訪れて閉館していたのでリベンジです。
写真を編集した時に営業時間を見たら17時までになっていました。。

オフシーズンは営業時間が変わるようなので行かれる方は気をつけてください。

城壁入口 (ヘレマン塔) 史跡・遺跡

料金は3ユーロ。

城壁はこのヘレマン塔がある城壁と旧市街北側にある城壁が中世の時代を色濃く残っているそうです。

城壁入口 (ヘレマン塔) 史跡・遺跡

訪れた時はお客さんも少なくこんな写真も。

テーブルみたいなのは実際にテーブルでオンシーズンだとカフェしてひと休みできるようになっている様です。

城壁の高さはビルの3-4階建てぐらい。

旧市街の東側の城壁には3つの塔があり、一部の塔が城壁の出入り口になっています。

下を見たら昨夜ディナーしたレストラン FARMも。ウエイターのビーバーたちが見えます（笑）

ここの城壁は170mぐらい。

途中の塔の中にある細い階段を上ると・・・

外を見られる窓があり、城壁よりも高い位置にあるので旧市街やその周辺を眺めることができました。

塔に登ると宿泊したホテルもしっかり見えました。
側面の黒っぽい縦線の部分にバルコニーがあって旧市街を観ることができます。

トームペアの丘方面。

城壁の塔より。

再び細い階段を下って城壁へ。

城壁にはこの部分のみ木造でできていました。

敵が侵入した時に床ごと落としていたのかな？

城壁の端からトームペアの丘方面を向いて。

ゆっくり時間をかけて城壁を歩きましたが、この日はお天気が悪く来場者が少なかったのか、5人ぐらいしか他の観光客に会うことはありませんでした。

城壁の下を歩いていると中庭が緑で綺麗だったので入ってみることに。。

地図上ではドミニコ修道院と表示されていましたが、ガイドブックに掲載されている写真とは異なる雰囲気・・・

地下に下る階段がありましたが、謎だったので入らず出ました。

この看板から宗教施設っぽい感じでしたが、、、帰国後調べたら修道院の地下の空間を利用したギャラリーぽいことがわかりましたが、その先はよくわかりません。。笑

その後、ヴィル通りにあるお土産物屋さんでお土産物をいくつか購入。日本語ペラペラのエストニア人が居てびっくり。何でそんなに話せるの？って訊いたら愛知にホームステイしてたんだとか。

次はビル門の近くからトラムに乗車。

再びBalti Jaama Turgへ。

結局、ここのスーパーでカレー用に使うスパイスを購入してお土産に。笑

加えて、カレフのチョコを追加購入しました。
写真はカレフのチョコと全く違います。笑

そして、だいたいBalti Jaama Turgの建物を一周したのでホテルへ～。

タリンを去る前に今朝パンを購入したホテル周辺のおしゃれスポットを巡ってみようと思い立ち寄ってみることに。

この変わった建物の1回にはカレフの大きなお店も入っていました。

その後、少しホテルのロビーで時間を潰してから荷物を引き取り空港へ。

ホテルから空港まではトラムで向かう予定でしたが、4番のトラムはいつも満員でスーツケースを持って入るのは忍びないのでタクシーで移動することにしました。
タクシーの運転手さんに空港までいくらぐらい？と料金を尋ねると10ユーロとのこと。篦棒に高いわけではないのでタクシーを選びましたが、いざ空港に到着するとメータ読みでは8.55ユーロだったのでメーター読みの料金を支払いました（ドライバーは10ユーロと言ったけど）。渋滞しても8.55ユーロで渋滞していなければもう少し安価になります。

空港のキオスクではタリンに到着した時にタリン駅のキオスクで購入した市内の交通カードを返却しデポジットを受け取りました。デポジットは2ユーロ。
あと3ユーロって言われて何かな？またぼったくられるのか！？と思っていたら5ユーロ紙幣で返金してくれました。。感謝m(_ _)m この対応は人によって違うかもなので期待しないほうが良さそうです。

タリンからヘルシンキまでの便はほぼ満席でした。
所要時間は30分ですが、飛行時間は15分ほど。離陸・着陸で+15分ぐらいの時間がかかっての30分でした。
機内でトイレに行けたらなぁと思っていましたが、、ベルトサインが消えたのは0.3秒ぐらい...汗 高度を上げたと思ったら着陸態勢に入り結局行けませんでした。。

2時間前に空港に到着して30分の飛行時間であればタリン-ヘルシンキ間はフェリー+電車orタクシーで移動する方がストレスも無く良さそうです。次に自分が利用するなら絶対にフェリーにします。

空港に到着したのがお土産物を売るショップの営業終了まで1時間を切っていて毎度購入しているゴディバの板チョコなどを急いで購入してゲートへ。

流石にもうクタクタです。。

ヘルシンキヴァンター国際空港 (HEL) 空港

機内食はフィンランドの時間で午前2時...
ベルトサインが消えてもう、寝たいけどなぁと思っていたら出てきました。

これは乳糖不耐症向けのメニューです。
他の方はいつもの洋食だったと思いますが、まさか機内食でタイカレーが出てくるとは！！
タイカレーはいつも辛すぎてお腹を壊すことが多く、味見だけでも・・・と思ってひとくち食べると本格的な味だけでなく、辛いのが苦手な方でも食べられる様に辛さほぼなしのタイカレーでした。唐辛子丸一つ入っているのは辛さを求める方用だと思われます。

もちろん、タイカレーは完食しました。めっちゃ美味しかった(T_T)
これまでのフィンエアーの機内食と比較しても比べ物にならないぐらい美味しく感じました。

ただ、ご覧のようにコナモンもりもりで、カレーだけ食べて袋入のパンは後ほどいただきました（乳糖不耐症向けのミールは分割して食事を取る配慮をされているのか袋入の食べ物が出てくることが多い気がします）。フムスはここで初めて食べたのですがこれも美味しかった。

こちらは朝食。
フィンランドの名物カレリアパイ風の料理にはホウレン草のペースト状のものがのっていました。

そして、無事に関空に到着～。

本編はここまでおしまい。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
長きにわたり全ての旅行記に目を通してくださったフォロワーさんもいらっしゃり励みになりました^^

旅行記を書いてアップしていく途中に瞬く間にコロナウィルスが世界中に蔓延し、今年の海外旅行はかなり厳しい状況ですが、今後バルト三国への旅行を検討されている方やStayHomeで空想旅行のお役に立てば幸いです。


残りはお土産とお水編です。
ほとんど個人的な備忘録なので興味の無い方はスルーしてくださいm(_ _)m

～ここからはお土産編～
これはMagusad mandlidというスパイスと砂糖で包んだアーモンドのお菓子。
たぶん、旧市街にあるOlde hansaというレストランが売っているものだと思われます。
旧市街の何箇所かで露店で別のメーカーのものが販売されていましたが、だいたいひとつ6ユーロほどで高くてスルーしていたのですが、空港のキオスクで売っていて気になって買ってしまいました。

エストニアの方もそれほど多く食べる機会はないとのことでしたが、旧市街で試食させてもらったのが美味しかったのと記念に購入しました。
割と日持ちするのでこの旅行記を書いている時点でまだ未開封です。。笑

タリンで購入したカレフのチョコレート

水色のパッケージとその隣のタリンと書かれたいかにもタリン土産のがリキュール入で美味しかった。水色のパッケージの下のはBalti Jaama Turgのお店で量り売りしていたので購入したベリーをチョコで包んだものと、ホワイトチョコをいただきました。

バルト三国で買い集めたクノールのカップスープ。
タリンで購入したものが１つ袋に穴が空いていて、ホテルでパッキングする時に気づいて捨てました。。泣
購入する時は気をつけましょう！

ヘルシンキの空港で最後にこちらをお買い上げ。
行きに右のを見つけていて即買いしたのですが、帰りに色違いも欲しくなり左のを購入しました。日本よりも1個あたり1000円程度は安かったので良しとしよう。

～ここからはミネラルウォーターの備忘録～
ヨーロッパでお腹が弱くなったりゴロゴロしたりする原因を考えてみたところ、私の場合は1つは乳糖不耐症が原因。和食よりも圧倒的にミルクやクリームが多様されているのでそれを減らせば改善できるのではないかと思い、ラクトスフリーを意識してメニューを選んでいました。メニューに記載がある場合も多いですが、記載がない場合はそれなりのお店であればウエイター方に聞けば分かる範囲で教えてくれます。日本でそんなこと聞いたら、まぁまぁいいお店でも「あ、牛乳のアレルギーですか？」と言われることが多いです（まぁアレルギーといえばそうなのかもしれませんが）。

そして、もう1つの原因は色々調べていくなかでお水が原因ではないかと思うように。。

お水について調べているとヨーロッパのミネラルウォーターでも結構な硬度らしく、300ぐらいは普通にあるようです。
でも、スーパーでは赤ちゃんでも飲める硬度の低いミネラルウォーターも販売されていて、今回の旅行ではそれを選んで購入することにしました。

写真のakvileはリトアニア、ラトビア、エストニアとも販売していたと思う。
1.5Lのはレンタカーで日帰り旅行した時にリガの郊外のスーパーで見つけて、500mlとほとんど価格が変わらなかったので購入してスーツケースに入れて運んでました（何度かマズったと思いましたが笑）。

ヨーロッパのミネラルウォータは硬度が300後半～400mg/L程度が多かった。因みにコントレックスは1468mg/Lだそう。それに対して、こちらは147.4。
自分が飲みやすいと思うクリスタルガイザーは38.4mg/Lなので、akvilでもちょっとお腹がゴロゴロしていました。

硬度は書いているものとそうでないものがありますが、下記の公式で硬度を算出することができます。

硬度(mg/L)＝Ca(mg/L)×2.5＋ Mg(mg/L)×4.1

カシオの計算サイト「Ke!san」の硬度計算
https://keisan.casio.jp/exec/system/1191399396
↑
ここならマグネシウムとカルシウムの量を入れたら計算してくれます。

・WHOによる分類だと
軟水：120mg/L未満
硬水：120mg/L以上

だそうで、このakvileは硬度147.4mg/L。笑
もはや軟水ではありません笑

pH値は8.0

気になる方は国内で1～２週間、硬水のミネラルウォータを試してみるのも良いかもしれません。

※お水のことは身体に関わることなので自己責任でお願いします。
気になる方は医師に相談される方が良いかと思います。

この旅行記へのコメント （2）

• マズウェルさん 2020/04/14 11:42:03

  贅沢旅行♪

  Takashi さま
  
  こんにちは。大作の旅行記、お疲れさまでした。往復の移動も入れて１１日の長旅だったのですね！１１日でバルト三国だけ巡るなんて、なんとも贅沢です。
  
  タリンはヘルシンキから日帰りという人が圧倒的に多いと思いますが、こうして見るとやはり２泊くらいはしてゆっくり食事やお茶を楽しんだり、買い物や美術館巡りなんかにも時間を取りたいなと思いました。ヨーロッパの中では、物価が低めなのも嬉しいですよね。
  
  今年秋に行くつもりだった航空券はまだ持っているのですが、たぶん無理でしょうね。というか、海外旅行など行く気になれないです。もしいつか行ける日が来たら、また旅行記を参考にさせてもらいますね。
  
  
  マズウェル

  Takashiさん からの返信 2020/04/16 18:32:04

  Re: 贅沢旅行♪

  マズウェルさん
  
  こんにちは。いつもいいねやコメントをくださり、ありがとうございます。気づいたら前年のポーランドよりも長い旅になっていました。少し間延びした時間もありましたが、欲張りな性格なのでたっぷりと時間を用意して良かったと思っています。
  
  タリンの見所はヴィリニュスやリガと比べると感覚的に1/3～1/2程度に感じましたが、ゆっくりと食事やお茶、買い物、美術館巡りをされるのであれば2泊ぐらいがちょうど良いかもしれません。1日に飲食できる量には限りがありますし（笑）
  
  マズウェルさんは今年たくさん旅行をされる予定とのことだったので、やり場のないお気持ちお察しいたします。旅行記も楽しみにしていたので私も残念です。今はご自身やご家族の健康を大事にしてくださいね。
  
  Takashi