秋のバルト三国 ひとり旅 【10】リガ ～ユーゲント・シュティール建築巡り～

2019/10/13 - 2019/10/13

2日前の夜にヴィリニュスからリガに到着しましたが、前日は朝からレンタカーを借りて十字架の丘やルンダーレ宮殿などを巡ったのでこの日が初めてのリガ観光。前日にレンタカーで走り回って少し疲れると見込んでいたので、リガ観光には2日間を用意していました。

旅行前、4トラで他のトラベラーさんのリガの旅行記を拝見していると、リガには美しい建築（ユーゲント・シュティール建築）がたくさんある！と絶賛されていたのが気になっていました。

ホテルを出発して寄り道しながら、ゆったりとスナップ写真を撮りつつ軽くユーゲント・シュティール建築巡りを中心に街歩きをします。

旅程
10/8 関空→ヘルシンキ(乗継)→ヴィリニュス
【1】https://4travel.jp/travelogue/11556214

10/9 ヴィリニュス→トラカイ→ヴィリニュス
【2】https://4travel.jp/travelogue/11559408
【3】https://4travel.jp/travelogue/11560524

10/10 ヴィリニュス
【4】https://4travel.jp/travelogue/11561710
【5】https://4travel.jp/travelogue/11561940

10/11 ヴィリニュス→リガ
【6】https://4travel.jp/travelogue/11562494
【7】https://4travel.jp/travelogue/11562823

10/12 リガ→エルガワ→シャウレイ→ルンダーレ→メゾーネ→バウスカ→リガ
【8】https://4travel.jp/travelogue/11563452
【9】https://4travel.jp/travelogue/11565281

10/13 リガ
【10】この旅行記
【11】https://4travel.jp/travelogue/11584342

10/14 リガ→タルトゥ

【12】https://4travel.jp/travelogue/11588207/
【13】https://4travel.jp/travelogue/11588222/

10/15 タルトゥ→タリン
【14】https://4travel.jp/travelogue/11599040
【15】https://4travel.jp/travelogue/11605338

10/16 タリン
【16】https://4travel.jp/travelogue/11608098
【17】https://4travel.jp/travelogue/11609686

10/17-18 タリン→ヘルシンキ（乗継）→関空
【18】https://4travel.jp/travelogue/11611575
【19】https://4travel.jp/travelogue/11611626

エリア リガ(ラトビア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

前日は朝食をしているレストラン/バーで好きなものをランチボックスに詰めるだけで外で食べたので、この日はゆっくり朝食をいただきました。

今回の旅を通してこのホテルの朝食が種類豊富で味も一番良かった気がします。

メトロポール ホテル バイ セマラ ホテル

旧市街の街並みを横目にまずはユーゲントシュティール建築群のあるアルベルタ通りを目指して歩きます。

ホテルの近くにiittala（偶然、Googleマップで見つけてしまった）があったので少し寄り道して、ラトビア国立劇場の側の公園と運河を通り抜け。

公園にカモメというのが新鮮に感じます。

因みにここではカラス＜カモメという力関係の様です。

土曜の朝ということもあり、人はまばらでとても静か。

木によっては紅葉も色付き撮影目的にカメラを持って歩き回る方もちらほら見かけました。

旧市街側から運河と道路を渡り、ラトビア大学の側を通ってヴェールマネ庭園へ。

ヴェールマネ庭園 広場・公園

ここも綺麗に整備された庭園/公園で、地元の方の憩の場となっていました。

ヴェールマネ庭園 広場・公園

ヴェールマネ庭園

ヴェールマネ庭園 広場・公園

ヴェールマネ庭園

ヴェールマネ庭園 広場・公園

ヴェールマネ庭園の端には花市場もあり。こちらも地元の人が花を求めて時折買い物をされていました。

前の年に行ったポーランドでは見かけませんでしたが菊も売ってました。

次は救世主誕生大聖堂へ寄り道。

救世主生誕大聖堂 寺院・教会

救世主生誕大聖堂

救世主生誕大聖堂 寺院・教会

ここの内部も素晴らしかったのですが、写真撮影は禁止でした。

救世主生誕大聖堂 寺院・教会

救世主誕生大聖堂を出た後はアルベルタ通りへ向かいます。

途中、ラトビア国立美術館の近くを通ったので、せっかくだから建物の前だけ撮影しておきました。

ラトビア国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー

アルベルタ通りに着くまでに通ったエリザベテス通り（Elizabetes iela）にもユーゲント・シュティールがあります。

ユーゲントシュティール建築群 建造物

アルベルタ通でなくてもユーゲント・シュティール特有な不思議な顔がたくさん付いた建物が沢山あります。思わずキョロキョロ見渡しながら歩きます。

ユーゲントシュティール建築群 建造物

なんと独創的なのでしょう…

ユーゲントシュティール建築群 建造物

こちらはエリザベテス通りからアルベルタ通りへ入る通りの角にある建物。

ユーゲントシュティール建築群 建造物

アルベルタ通りに到着！
この通りには複数のツアー客が訪れて賑わっていました。

ユーゲントシュティール建築群 建造物

こちらは最も印象的だった建物。

1階の真ん中は車輌が通れるようになっていて中庭に繋がっていて両サイドが人の出入りする出入口の様でした。

ユーゲントシュティール建築群 建造物

そして極めつけに両サイドにスフィンクスのような彫刻が...

2体一対になっていたので、お守りみたいな感じなのでしょうか。

ユーゲントシュティール建築群 建造物

ユーゲント・シュティール建築群の中でもひときわ目立つ建物にある、ユーゲント・シュティール博物館へ。
この博物館は日曜日休館なので、この日（土曜）に合わせて予定を組んでいました。

ユーゲントシュティール博物館 博物館・美術館・ギャラリー

中の螺旋階段を見上げればこのような素晴らしい景色が見られます。

この建物に入るには呼び鈴を押す必要がありますが、開けてもらってこの階段室だけを見て記念撮影をして去っていく観光客も大勢居ました。所詮、映えるのが撮れたらいいってところでしょうか^^;

ユーゲントシュティール博物館 博物館・美術館・ギャラリー

呼び鈴を押したときに表示されていた号数の部屋に行くために探してぐるぐる螺旋階段を登っていったら最上階まで登ってしまいました。
最上階の扉を恐る恐る開けると画廊でここじゃないよ！って...恥ずかしっ！

結局、1階が博物館になっていました。。
建物に入った時、1階の扉が少し開いていてアクセサリーみたいなのが隙間から見えたのでアクセサリーショップかと思っていたら、お土産物として売っていたアクセサリーだった。。

ユーゲントシュティール博物館 博物館・美術館・ギャラリー

展示スペースは1階だけでなく、地下1階にも展示スペースがあり、そちらはデジタルコンテンツと当時の服を来て写真撮影ができました。

地下一階の資料によれば、現存するユーゲント・シュティール建築はアルベルタ通りやエリザベテス通り以外にもリガにはたくさんある様で、よくこれだけのユーゲント・シュティール建築をこの期間に建てたな...と圧倒する勢いを感じました。
ベタなスポットのみならず、もっとリガのユーゲント・シュティール建築を見たい方はここを起点にするのも良いかもしれませんね。

1階は当時の生活様式を再現した部屋になっていて当時の面影を感じることができました。

ユーゲントシュティール博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ユーゲント・シュティール博物館を出た後は、街歩きをしながら旧市街の方へ。

ユーゲントシュティール建築群 建造物

リガはどこを歩いていても個性的な建物があるのが面白い。

街並みに色や建築様式が統一された方が綺麗に感じますが、個性豊かな建築が並ぶのも面白いなと感じました。

ちょっと足が疲れたので、トラムに乗車して旧市街へ向かいます。

【info】
リガでトラムに乗車したのはこの1度きりでしたが、運転手さんから購入したので数ユーロ高かったです。事前購入で安価に利用できるので何度か利用される方は事前にキオスクや券売機で購入したほうが安上がりです。

つづく