2020/01/01 - 2020/01/02
1490位(同エリア4260件中)
ぱくにくさん
2020年を迎えるカウントダウン、今年はウイーンから入ってプラハで迎えます。
プラハのカウントダウンは、特に統制が取られていた訳ではなく、一般の市民がどんどん街中で花火を上げるエキセントリックなものでした。
夜中3時ぐらいまで花火は打ちあがっていましたが、翌朝は花火のゴミが街中に散らかっている以外はいたって静か。
元旦も意外に観光地やレストランは平常運転しており、営業している場所を探しながら色々と観光できました。
旧市街広場のニューイヤーマーケットもきれいでした!
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- エクスペディア
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元旦の朝です。いい天気!
ホテルをチェックアウトする前に、朝のうちに見学できる場所を回ってしまおうと考えました。
I.P. Pavlova駅前のトラムに乗って、共和国広場に出ます。イーペー パヴロヴァ駅 駅
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目的地はこちら、共産主義博物館です。
昔プラハに来た時に立ち寄ったスーパー「BILLA」のお隣でした。共産主義博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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建物の入口。
1989年の民主化革命(ビロード革命)まで、チェコスロバキアは社会主義国家で、共産党の一党独裁支配でした。 -
それ(共産主義)を主導していたのは、勿論ソビエト連邦。
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共産主義時代の風景や文化の展示です。
このあたりは、共産主義でも民主主義でも、正直変わらないです。 -
ソビエト連邦の掲げるプロパガンダの展示。
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プラハの春の記事。
1968年春にチェコスロバキアで起きた民主化の動きが、プラハの春。
改革派の A.ドプチェクが党第一書記に就任して、独自の社会主義を展開した結果、ソビエト連邦・東欧の介入を受けることになります。 -
その20年後が、ビロード革命ですね。
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当時のソビエトの国家的な欠陥を正すため、ペレストロイカ(改革)、グラスノスチ(情報公開)を敢行したのが、ご存じゴルバチョフさん。
ただ、ロシアでは「ソビエト連邦」を崩壊させた首謀者扱いされている(今風に言えば非国民?)のだそうですが、彼の行動により多くの東欧の国が民主化され、堅実な発展を遂げたのは事実でしょう。
(一部失敗して独裁国家になってしまった国もありますが)
ゴルバチョフさん、現在89歳でまだご存命なんですね。
その当時の日本の総理が中曽根さん、アメリカがレーガンと考えると、凄いメンツです。 -
ベルリンの壁の崩壊。
こちらも、民主化運動が盛んになった1989年のことです。 -
展示を上から見た所。
チェコの歴史をしっかり学んでいかないとチンプンカンプンですが、歴史を学んでいくともの凄く楽しい施設だと思います。
値段高めですが、行く価値あり! -
チェコ側のビロード革命の中心人物が、ヴァーツラフ・ハヴェル。
チェコ共和国の初代大統領で、今ではプラハの空港の名前にもなっています。
社会主義から民主化の流れ、それは「独裁」から「国民主権」への流れだったのだと思います。
今の日本、どうなのでしょうね。
共産主義時代の写真を見ると、今の日本を連想させずにはいられなかったです。 -
民主化の時の写真ですね。
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旧市街広場まで歩いてきました。
いい天気!旧市街広場 広場・公園
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天文時計。
夜に登って、旧市街広場の夜景を見ようと思います。
・・・ので、今はパス。天文時計 建造物
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クレメンティヌムの一角にある、聖サルヴァトール教会。
聖サルヴァトール教会 寺院・教会
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パリの王宮や美術館のような、色鮮やかで豪華な雰囲気の教会でした。
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カレル橋。
見ての通りの晴天だったので、気持ちよく橋を渡ってからカレル橋 建造物
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プラハ城が良く見えます。
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ブロンズの十字架。
1628年、ヒルガー及びマックスの作品。
十字架にはキリスト、左右には聖母と聖ヨハネ像が建っている像です。
ここで引き返し、チェックアウトして、次のホテルに荷物をあずけます。 -
I.P. Palova駅から次のホテルがあるプラハ本駅までは、トラムで移動。
マジトラム便利!
トラム駅からホテルまでの途中に、シナゴーグがありました。
プラハのユダヤ人街からは少し離れてますね。ジュビリー シナゴーク 寺院・教会
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今日宿泊するホテル、エクス・シティ・パークホテルです。
駅前で宿泊費抑え目で取れました。
(通りを渡り、公園を横切ると本駅)
なのでホテルの中は全く期待していなかったのですが・・・思いの外良かったです。お勧めできるホテルと言いますか、次も宿泊したいぐらい。エクス シティ パーク ホテル ホテル
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プラハ本駅を観光してみます。
写真は、駅前の公園広場。
奥の赤い屋根の建物が、宿泊したホテルです。ヴルフリツキ公園広場 広場・公園
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プラハ本駅内には、こんな素敵なアール・ヌーヴォー式のドームも。
その下にはカフェ(ファントヴァ・カヴァールナ)があります。 -
お昼を食べようと向かったのは、有名なカフェであるカフェ・サヴォイ。
ただ、残念ながら待ちが出ていました。
この時期のプラハはとにかく日が短いので、待つことは避けたくて。カフェ サヴォイ カフェ
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その近くの、RIBS&BEERというステーキ屋さんを選びました。
リブ アンド ビール プラハ アメリカ料理
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ビーフやチキン、ソーセージなどのセットと、コンソメスープ。
お肉に合わせて飲み物はぶどうジュースです。 -
22番のトラムに乗って、ロレッタ教会/ストラホフ修道院の方に向かいます。
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ロレッタ教会。
お隣のストラホフ修道院共々、プラハ城より奥にあるという意味で観光の穴場です。ロレッタ教会 寺院・教会
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入場料です。
写真を撮りたい場合は、with photoのチケットを買う必要があります。
入ってみましょー。 -
パレスチナにあった聖母マリアの家が、天使によってイタリアのロレッタ村に運ばれたという伝説に基づく教会だそうで、プラハのロレッタ教会はボヘミアでも一番古いのだそうです。
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全部で10以上のセクションに分かれていて、ここに見所があります。
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聖母マリアの聖なる家。
ここを中心に2階建ての回廊が囲んでいて、赤い屋根の美しい教会。 -
聖なる家の内部は意外に地味だったりしますが・・・
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天使の教会の名に恥じないのは、フレスコ画や彫刻に囲まれた教会の内部。
ゲームの世界みたいです。 -
1699年に作られた「プラハの太陽」と呼ばれる聖体顕示台。
全部で6222個のダイヤモンドが埋め込まれているとか。
ロレッタ教会、中が広く見応えがあるので、時間には余裕を持ってお越しください! -
そのロレッタ教会を見下ろすロレッタ広場。
この建物は政府施設です。ロレッタ広場 散歩・街歩き
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お次はストラホフ修道院。
以前朝食にビールだけ飲みに来ました。
今回はメインの図書館を見ます。
こちらは修道院の教会です。ストラホフ修道院 (ピクチャーギャラリー / 図書館) 寺院・教会
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教会内。
絵画の多さが印象的です。 -
そして図書館。
ここだけは入場待ちの行列。 -
こちらも、ロレッタ教会と同じく、入場料150コルナに加え、撮影を希望する婆にはフォトチケット50コルナが必要です。
ケチるとこじゃないですね。 -
こんな図書館でゆっくり時間を過ごしてみたい。
ただ、日本で作ったら税金の無駄遣いと言われますな、間違いなく。 -
飢えの壁。
飢えに苦しむ住民に仕事を与えるため、城壁を作る仕事を与えたのだそうです。
今でいう、不景気対策の公共事業。
ストラホフ修道院のあたりから、ベトシーン展望台の方に伸びています。飢えの壁 建造物
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22番のトラムに乗ってロレッタ教会に移動する際に、左側に気になる教会を見かけました。
勝利の聖母教会。
トラムを降りて立ち寄ってみました。勝利の聖母教会 寺院・教会
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入口では動物が飼われていました。
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1620年に、カトリックの勝利に貢献した聖母マリア像の伝説に基づいて造られた教会。
その教会の中の様子です。 -
プラハの幼子イエス像です。
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キリスト生誕の模型も置かれていました。
この時期のヨーロッパの教会ではおなじみの景色ですね。 -
トラムでノビー・スミーホフまで来ました。
結局元旦もお店は営業しておらず、買い物は出来ず終わりました。ノヴィー スミーホフ ショッピングセンター
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元旦の夕方6時から花火が上がると読んだので、ブルダヴァ川の橋の上へ。
結果としては・・・空振り三振。
そこそこ人が待ってたんですけどね・・・ -
ショッピングセンターのパラディウムに、夕食を食べに行きました。
フードコートだけは開いていると情報を得たので。パラディウム ショッピングセンター
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なんとなく食べたくなってしまうノルドゼーへ。
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厚切りのサーモンをいただきました。
これを見てしまうと、吉野家の鮭定食は薄く切ってるなぁといつも思います:笑 -
王の道沿いにあったチョコレート博物館が開いていました。
ワックスミュージアムは入ったことあるのですが・・・新しく併設されたのかな?チョコレート博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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とはいえ、展示館は閉まっていてお土産だけです。
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旧市街広場へ。
写真は、旧市街広場北側のパリ通り。
ヴィトンがあるとこですね。パリ通り 散歩・街歩き
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天文時計。
旧市庁舎の塔に登り、旧市街広場の夜景を見ます。プラハ旧市庁舎の塔 建造物
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白く輝くライトアップはティーン教会。
クリスマスマーケットなので、広場がとにかく鮮やかです。旧市街広場 広場・公園
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ヤン・フス像を囲むように、様々なお店が出ていることが分かります。
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聖ミクラーシュ教会。
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遠くに見えるプラハ城です。
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ヴァーツラフ広場の方まで、お土産を探しながら散歩。
プラハでお土産というと、やはりこのお店になりますね。
BLUE。
ボヘミアグラスから小物まで幅広く揃います。ブルー プラハ 専門店
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18時ぐらいまでの営業なのですでに閉まっていますが、ハヴェルシュカ・マーケット。
ハヴェルシュカ マーケット 市場
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ヴァーツラフ広場。
色鮮やかにライトアップされ、マーケットも出ています。ヴァーツラフ広場 広場・公園
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ライトアップの色は時々刻々変わっていました。
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これはミニ情報。
このあたりのスーパーは、物価がとてつもなく高いです。
プラハなのに、缶ジュース1本300円以上します。
のどが渇いてきていたのもありましたし、ホテルに水を買って帰りたかったのですが、さすがにこれはないわと思い我慢しました。
もしかするとクリスマス・ニューイヤーのスーパーが閉まりがちな時期だけかもしれないですが、スーパーのBILLAなどで調達しておきましょう。
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