2019/12/31 - 2020/01/01
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『ほったらかし温泉で露天風呂に浸かり初日の出と富士山を拝む』
クルマならともかく、電車・バスで行くとなるとここは俄然として敷居が高いですね。
しかしどうやって行こうか・・・・
ほったらかし温泉直近の”フルーツパーク富士屋ホテル”に泊まり、夜中に歩いて行く。。
よし、これっきゃないでしょ!!!
まさに『夜を徹した ” 一 大 入 浴 作 戦 ” 』です。
最近では人気が沸騰していて、元日の真夜中1時から「ご来光風呂 入浴券」を販売、しかも日の出を正面から拝める人気の「あっちの湯」は
男女各180人*限定、中には大晦日19時ころから並ぶ人もいて深夜0時に行ったらもう買えないらしい。
★元旦営業のご案内→http://www.hottarakashi-onsen.com/event/syougatu%20-%202024.html
【2024年も基本的には本文記載内容と変わっていません】
フルーツパークまではここ数年来、細々と路線バスが走るようになりました。
しかし、10時、13時、16時台の1日3本のみ・・・・
そして、1/1と1/2は運休!!?!
せっかくだから、ほったらかし温泉まで延長して欲しいですね。
★2023年 10:30、13:40、16:45の3本のみ
ほったらかし温泉へのアクセスは現在4択です。
1.クルマで行く(タクシーでも)
2.最寄り駅から歩いて行く(山梨市駅から約100分)
3.上記、市営バスでフルーツパークに行き徒歩25分
4.富士屋ホテルまで送迎バスで行き徒歩30分
注意:*入浴定員は毎年同じとは限りません。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 3.0
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
2020年の元旦はどう過ごそうか・・・
以前からほったらかし温泉の「ご来光風呂」に行きたいと思っていましたが、なかなか実現手段がなく躊躇していました。
7か月前、フルーツパーク富士屋ホテルに大晦日のキャンセル待ちを申し込んでおいたところ、クリスマスの日に電話を頂きました。
ラッキー(⌒∇⌒)/♪♪最高のプレゼント・・・こりゃ高くても、もう行くっきゃないでしょ。
予約したおせちも、他の年末年始の予定も全部キャンセルして12月31日、山梨市に向かいました。
写真:絶景露天風呂で初日の出を待つところ。 -
山梨市までは中央線普通電車で約80分。これくらいなら別に特急に乗る必要はありませんね。
最近、高崎線から転入した211系になりロングシートが増え、ボックスシート車に乗れる確率はわずか1/8になりました。毎日運用が変わるためどちらが来るか予想つきません。
しかし今回はなんと往復ともボックスシート車両にあたりました。
新年早々ラッキーかも(^^)/ -
中央線・多摩川の鉄橋から富士山がくっきりと見えます。
これは幸先がいい♪
と思いきや、新大日影トンネルを抜け甲府盆地に入るとなにやら暗雲が。。。 -
この山梨市市営バスで終点フルーツパークまで行きます。
山梨市駅前 10:30発
片道200円
この日は大晦日ということもあり、結構大勢乗っていました。山梨市駅 駅
-
フルーツパーク富士屋ホテルに到着。
しかしこの濃霧は何とかならないの???
視界50mってところです。
仕方なく荷物を預けて向かいのフルーツ公園へ。
ここにはたしか、レストランがあるはずです。 -
せっかくの絶景展望レストランなんですが、視界はゼロ"(-""-)"
開き直って霧が晴れるまでワインとサラダとランチプレートで時間をつぶします。
たかが公園のレストランと思ったら結構旨くて満足しました。展望・星屑レストラン ガイア グルメ・レストラン
-
13時すぎ、突然陽が射しはじめ、あっというまに霧が晴れました。
あーー富士山も見える。
山の天気の急変は恐ろしいです。逆もまたありますから。 -
もう一度ホテル全景。文句なしに青空です。
これなら眺望も期待できそう(⌒∇⌒) -
ほったらかし温泉の様子を伺いに行きます。
フルーツパーク付近には看板は無く、ただ旗が立っているだけ。
ホテルから急な登り坂を約30分歩きます。
途中から道が細くなるのでクルマにぶつからないよう注意して進みます。
街灯が少ないので暗くなったら懐中電灯がないと危険そう。 -
ほったらかし温泉は標高670m。
昔、地主が老人施設を作るため穴を掘ったら温泉が湧きだし、老人施設が中止になったためほったらかしておいたらみんな入りに来た、と言われています。
1999年にこっちの湯、2003年にあっちの湯が開湯し、あっちの湯は日の出1時間前から入れる絶景温泉として有名になり年間45万人が訪れるらしい。
全く宣伝はしていないのにクチコミ、SNSだけで有名になった珍しい温泉。
今では、はとバスやクラブツーリズムなどのツアーが組まれている。ほったらかし温泉 温泉
-
甲府盆地の雲海の向こうに富士山がくっきりと見えます。
まさに絶景風呂!!
これで初日の出が拝めたらもう言うことないでしょう。 -
普段はこの券売機で入浴券を買えば入れますが、元日の朝だけは違うようです。
回数券を持っていても使えません。 -
掲示があったので熟読。
受付のおっちゃんに聞くと、元日のご来光風呂は人数制限をして前売り券を持っていないと入れないそうです。
あっちの湯 男性180人、女性180人
こっちの湯 男性100人、女湯も男性用にして更に100人
計 男性380人、女性180人
(以上人数は公開されていない)
例年男女比が7:3か8:2くらいなのでこうするんだとか。
これにあぶれると、7:50からの早朝風呂になるそうです。
*毎年同じ人数とは限りません。特に今年はコロナ禍で減少の可能性があります。 -
前売り券は駐車場入り口のこの小屋で深夜1時から発売するそうです。
ただ早い人は19時前から並んでいるので、1時に来たらもう買えないらしい。
年々人気が高まり売り切れ時刻がどんどん早まっているとか。
さーどうする?? -
こちらが駐車場入り口。
今夜はここに長時間並ぶことになりそうです。 -
こちらが売店でカレー、ラーメン、蕎麦、定食、ビールなどいろいろ売っています。
-
名物温玉揚げ。塩味が風呂上りのビールに最適です。
-
1時に入浴券を買って、6時から入浴開始なのでそれまで休憩所で仮眠できるらしい。休憩所は似たような建物が2棟あります。
ただ避難所並みに人でいっぱいなんだろうね。
クルマで休む人と半々らしい。
*今年は仮眠所はコロナ感染予防で閉鎖されています。
クルマで来て車内待機が推奨されています。 -
下見を終え15時半、ホテルに戻ってチェックイン。
帰りは下り坂なので20分弱でホテル着。
今回は大晦日なので1泊2食付き\40,480円/人と正月料金です。
閑散期の平日なら\22,550円/人なので約1.8倍ですね。(税込み)
4階の10畳和室、413号室でした。
このホテルは全室パノラマビューです。 -
ルームキーはずっしりとした金属、ドアはオートロックです。
-
部屋の窓から富士山が見えます。
夕陽に染まりかけてますね。 -
新日本三大夜景に選ばれた甲府盆地が眼下に広がります。
富士山のシルエットが美しく見えました。 -
今回の夕食は3択のうち鉄板焼きを選びました。
定員8名の部屋で2人のシェフが焼いてくださいます。
フレンチのコースや和食懐石は食べ飽きているので新鮮に感じますね。 -
ワインは甲州産のハウスワインにしました。
フルーティーでおいしい。 -
フォアグラのステーキ 高級感が漂いますね。
-
メインのサーロインとテンダーロインステーキ。
盛り付けがおしゃれですね。 -
デザートは柑橘のテリーヌ。
肉料理の後に最適です。 -
部屋に戻ると夜景が一段と光り輝いています。
こんなロケーション、なかなかありません。実に素晴らしいですね。
部屋飲みしながらいつまでも眺めていました。
遠くの山肌を特急あずさ号がゆっくりと登って行くのが見えます。 -
21時過ぎ、サービスの年越し蕎麦が部屋に届けられます。
食後できついかと思ったら、別腹でした(笑) -
あまりゆっくりしてご来光風呂が売り切れるといけないので、10時過ぎにホテルからほったらかし温泉に向かいます。
スキー並みの防寒対策装備。
帰りは深夜1時を過ぎるので警備員さんに伝えると懐中電灯を貸して下さいました。 -
歩いていると次々とクルマに追い越されてゆきます。
ひかれないよう、懐中電灯を後ろ向きに振りながら歩きます。
大抵は関東甲信越ナンバーですが、大分、姫路や青森ナンバーもいたのでビックリ。
数人のグループもいますがおひとり様が意外に多いです。
群馬ナンバーの30代女子お1人もいました。温泉女子?? -
10時過ぎ券売所前に到着。歩いて来た人はまだいないようです。
気温は0℃を下回り足先が冷たくなります。
12時ころ温泉の係員が軽トラで登場。クルマで並ばないと前売り券は買えない旨告げられますが、徒歩で来てもう1時間以上待っていることを告げるとエラい人と相談し、先に車30台を受け付けた次に受け付けると言われました。
やれやれ。。。。。
基本的にクルマに乗ったまま並んでいないとダメみたいです。
上を見ると満天の星空でオリオンや北斗七星が美しく輝いています。
わざわざ星空を見に行った阿智村は一体なんだったんだ~~。
気温は1℃を下回っています。足先が冷たい。。。
でも風が強くなくてよかった。 -
1時15分、ついにチケット購入できました。
あっちの湯なのでまさにプラチナチケット!!??先着180名の枠に入れたようです。
急いでホテルに戻り3時間ほどの仮眠。5時に起きます。
戻る途中見たら車列は更に長くなり、300台以上は並んでいるようです。
最後尾だとご来光風呂はもう無理でしょう。
ホテルの警備員さんが喜んで下さいました。
毎年車列が長くなり、最近はホテルの前まで並ぶそうです。
数年後は一体どうなるんだと言っておられました。 -
5時45分、ほったらかし温泉着。
途中、前売りを知らずにやってきて諦めて帰る方、数組とすれ違います。
下のぷくぷく温泉に行くといきまいていた若者も。
下調べがいかに大事か改めて思い知らされました。 -
あっちの湯はこの時期日の出が正面。
こっちの湯は富士山が正面。
やっぱ、あっちの湯でしょ。 -
6時、空がやや白みはじめました。
予想外に雲が多い。さあご来光は大丈夫なんでしょうか。 -
富士山も最初雲に隠れていましたが、次第に姿を現しはじめてきました。
-
6時入浴開始。日の出は6:55分なのですが、手前に山があるのでご来光は数分遅れるでしょう。
あっちの湯は露天に3つ浴槽があり、ぬる湯(39℃)あつ湯(42℃)中間(41℃)と内湯(41℃)くらいがあります。(男女とも同じ)
最初、すいていたあつ湯に入ったらもう10分でのぼせてきました。
日の出まで60分浸かって待つなんて拷問です。
縁に座るとすぐに寒くなり、30秒おきに出たり入ったり・・・(*_*;
早々に逃げ出してぬる湯に移動。数えたらこの浴槽には94人も入っていました。
無理やり隙間に割り込んだ感じでしたが不思議なものでだんだん間隔が均等になり、他人に肩や手足が触れ合うことはなくなりましたね。
ここは長時間入っていられる温度で気持ちいい。 -
風呂に入っていたら写真が撮れないし、日が出たらみんな一斉に上がるので脱衣場は大混雑だろうと
日の出の5分前に風呂から上がり服を着てカメラをかまえてスタンバイ。
(もう1時間も浸かっていたらいい加減飽きます。別に日の出は浴槽から拝む必要ないし・・・)
防水のiPhoneを浴槽に持ち込んで待機している人もいましたが、大丈夫なんでしょうか?
7時08分、令和の初日の出です。
ほったらかし温泉社長の音頭で万歳三唱。
(女湯ではこんなイベントは無かったそうです)
そして、外で次の回に入る400人が待っているので、早々にご退出下さいと。 -
待ったかいがありました。
令和初のご来光です。 -
写真を撮ると脱衣場が混み出す前に早々に退散。
180人が一斉に着衣始めるので大混乱は目に見えていますね。
皆さん口々に今日の日の出はサイコーだったと言っていました。
いの一番に退出したので、まだ誰もいません。 -
あっちの湯の前から富士山。雲は取れてくっきり。
-
nifty温泉のクーポンを印刷して持って行ったら、このタオルがもらえました(⌒∇⌒)
この文字は、創業者の筆だそうです。 -
名物の朝食セット。600円の玉子かけご飯。
とてもおいしそうで食べたかったけどホテルでオムレツが待っているので断念。
見知らぬ人に写真だけ撮らせてもらいました。ありがとうございます。 -
名残り惜しいけど、ほったらかし温泉を後にします。
帰りのクルマがたくさん戻って行きますが渋滞が発生中。
駐車場に入りきれなかったクルマが数十台路駐していてそれが邪魔しているのです。 -
ホテルに戻るとこんなに青空。
良い元旦になりそうです。 -
富士屋ホテル名物のオムレツ(洋朝食)
和食はおせちお雑煮付きで元旦っぽい料理ですが、洋食は普段と変わらず。
全く正月らしくありません。あ、、レストランのBGMが六段の調べ~♪ -
ホテルにも大浴場と露天風呂がありますが、最近、山梨市からの指導で目隠しの生垣を設けたようで支配人からお詫びの貼り紙がありました。
立ち上がってやっと山並みが見え、浴槽にしゃがむ(浸かる)と空しか見えない状況です。
眼下の絶景街並みは柱によじ登らない限り全く見えません。
きっとフルーツパークから裸の人が見えたらまずいのでしょう。
せっかくの絶好ロケーションなのに残念です。
今後こんな絶景温泉が増えるのかな?
ほったらかし温泉は立地的に前方から覗かれるような場所が全く無いので開放的でも問題無いのでしょうね。 -
チェックアウト後はじめて館内を散策。
ロビーには暖炉があり火が焚かれています。 -
昔のレジスター。
この後11:10発のホテル送迎バスで山梨市駅まで送ってもらい、
中央線で帰宅。
ゆうべは3時間も寝ていないので電車の中では爆睡でした。 -
長年の懸案だった企みが図らずも実現しました。
富士屋ホテルさんありがとう。気配りが最高でいいホテルです。
久々に良いサービスとは何かを感じさせられました。
共立メンテナンスのホテルにも見習わせたい精神です。
やはり富士山に絶景風呂、夜景はほっこりさせられますね。
☆今回かかった費用(1人あたり)
宿泊費 40,290円(正月料金)
交通費 3,640円
食費ほか 4,100円(ほったらかし温泉800円を含む)
合計 48,030円
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