2019/12/17 - 2019/12/17
31位(同エリア109件中)
マサラさん
毎日更新を楽しみにして下さっている皆さま、ゴメンナサイ!
昨日は夜うっかり飲みすぎまして、旅行記書けませんでした^^;
今はダラット駅の裏にあるチョコレート専門店のカフェでまったりしながらこれを書いています。
昨日はコーヒー好きな方にはたまらないコーヒー工場併設のカフェ、LA VIET COFFEEに行ってきましたよ!
2年前にダラットに来た時に行ってすごく良かったので再訪したんですが、今回は丁度コーヒー豆の収穫のシーズンだったため、工場に運ばれてきたコーヒーチェリーの選別から果皮&果肉除去、乾燥、薄皮の除去、選別、ローストまでの全ての工程を見学させてもらうことが出来ました。
紅茶工場はインドやスリランカで何度か見学したことはありましたが、コーヒー工場は初めて(前回も工場は見せてもらったけど稼働してなかった)。
コーヒーはよく飲むけど全然こだわりないので製法の違いとか全く知らなかったけど、今回教えてもらって興味が湧きました。
コーヒーもこだわり始めたら大変な世界だろうな^^;
ハマらないようにしなくっちゃ(笑)
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プオンヴィーラグジュアリーホテルからの朝の景色。
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今日も良い天気♪
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ホテルをチェックアウトして川を挟んだすぐのところにあるBO NEの店へ。
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モエ姉がBO NEが大好きなので探したらすぐ近くにあったので来てみました。
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英語のメニューもあるので安心。
私はナンバー2にしてみましょ。 -
店頭で作られます。
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ウッホーこのジュージュー音が食欲そそるわ。
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BO NE。
サラダとドリンク、バゲットがセットでNO.2は42000₫。
BO NE はお肉や卵の鉄板焼きみたいな感じ。
高くなるとベーコンやソーセージのトッピングが増える。
ステーキ肉のものもあります。
そのまま食べてもいいし、バゲットにサンドしてもおいしいよ。 -
次のホテルへ向かう途中、あじさい畑が!
満開です。 -
綺麗。
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中心部のロータリーの所。
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孔雀の像かな?
本物の葉っぱでデコレーションされてます。 -
今日から2日間お世話になるidormゲストハウス。
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ツインが1泊280000₫。
朝食付き。 -
ベッドのマットレスは硬め。
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水とポットはついてません。
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バスルームは部屋の外です。(専用バスルームですが)
なぜここにしたかというと、次にニャチャンへ行くのですがニャチャン行きのバスを出してるシンツーリストのすぐそばで便利だからです。
荷物を下ろして昨日できなかった洗濯物をしてコーヒー屋さんにレッツゴー。 -
道すがら出会ったかわい子ちゃん。
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後ろにも一匹いますよ。
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猫ちゃんの飼い主のおじさん。
子猫達にご飯あげようとしたらどこからともなく犬がワラワラ出てきてめっちゃ吠えられた^^;
なだめようとするおじさんと、後ろから静かに見守る母猫。 -
犬が吠えてうるさいのであえなく退散。
子猫ちゃんバイバイ。 -
またね~。
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ハッスルし過ぎないようにね!
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宿から歩いて25分ほどでLA VIET COFFEEに到着。
前回来たときより近く感じた。 -
表札です。
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店頭に植えられたコーヒーの木。
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倉庫をリノベーションしたような感じの店内は天井が高く広々していてとってもおしゃれです。
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メニューの一部。
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肝心のコーヒーのページを撮り忘れた!
ハンドブルーのコーヒーはドリップ3~4種類、フレンチプレス、エアロなんとか(笑)、フィン(ベトナムコーヒーのフィルター)サイフォンなどから淹れ方を選べます。
コーヒーの種類もそれぞれの淹れ方に合わせて数種類ありました。
もうよく分からないので店員さんに一番スタンダードでオススメを聞き、それに合わせたドリップにしました。 -
コーヒーを淹れるところもカウンター越しに見ることができます。
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氷出しコーヒーもありました。
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私は店員さんオススメのハニーと言う豆をDecemberと言うドリッパーで入れてもらう事に。
後で工場見学させてもらうまでハニーの意味も知りませんでしたが^^; -
もちろん工場併設ですからここでは焙煎したての豆を購入する事ができます。
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瓶入りのコールドブリューコーヒー。
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一部の商品はカフェのレジ横にあります。
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カフェの下の工場の手前にちゃんとした物販コーナーがあります。
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下段は豆、上段は挽いて粉になったもの。
もちろん好きな豆を店頭で挽いてもらう事もできます。 -
メインのコーヒーの種類。
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上のはスペシャリティコーヒー。
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コーヒーの花のはちみつ。
コーヒーの産地ならではの商品です。 -
コーヒーの出がらしは消臭剤にもなるんですよね。
そんなものまで商品にしてしまうとは!
自分でも十分作れる(笑) -
ベトナムカカオのパウダーです。
普段日本で見るカカオパウダーより色が薄い気がします。
このカフェはオーナーがロシア人なのか、ロシア人観光客がツアーで良く立ち寄るのでそのオーナーらしき人が工場見学ツアーをやってるんですが、コーヒーはもちろんこのカカオも大人気でした。 -
ホーチミンのショコラトリー、マルゥとも提携しているそうです。マルゥのコーヒーチョコレートはダラット辺りのコーヒーを使ってるようです。
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コーヒーにまつわる可愛いピンバッチも売ってますよ。
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私が注文したもの。
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ハニーコーヒーをアイスで。
アイスなのにコーヒーカップで提供するのはいかがなものかと思いますけど^^;
ハニーって言うからはちみつの香りがついた豆なのかと思ったら全然違う。
薄くはないけどフルーティーな酸味があって後味が甘い。
今まで飲んだことのない不思議な味のコーヒーです。
なんでこれがハニーなのかな? -
デザートにはチョコレートムースのケーキを。
ムースなはずなのに結構硬くてイマイチでした。 -
モエ姉はバナナケーキとアイスコーヒーのセットを。
こちらのコーヒーは種類は選べず。
私のコーヒーと比べるとこちらのほうが苦味がしっかりした味でアイスコーヒーにはこっちのほうが合うと思いました。
だけど今気づいたけどアイスコーヒーなのにシロップじゃなくてお砂糖が添えられてるのはなぜ??
コーヒーゆっくり頂いたあとスタッフの人にお願いして工場見学ツアーをしてもらうことに。 -
これは収穫して運ばれて来たばかりのコーヒーの実です。
LA VIET COFFEEは自社畑も持ってるけど、それだけでは足りないので100位の農家さんからも豆を買ってるそう。1シーズン200トン程の実を集めるそうです。 -
選別するために広げられたコーヒーの実。
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様々な色の実が混ざっています。
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それをひと粒ずつスタッフが選り分けます!
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このようにまだ実が緑色のものは糖度が低く等級が落ちてしまう為コーヒーには出来ないので別途追熟させるそうです。
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よく熟した実だけを集めて今度は果皮&果肉と豆を分離させます。
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手前に果皮が、奥に豆が出てきます。
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コーヒーの実の皮。
これを使ってお茶も出来るんですって!
後でテイスティングさせてくれるそう。
ヤッター。 -
かわを外したばかりのコーヒー豆。
ヌルヌルしています。 -
時間が立つと色が黄色っぽくなってきています。
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果皮を取ったコーヒー豆は一部は水で浸して洗い、一部は洗わずそのまま乾燥させます。
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上の白いのが洗ったものでこれをウォッシュドと言います。
手前の黄色と言うか茶色っぽくなってるのが洗わず干したものでこれをハニーと言います。
先程果皮を取り除いたばかりの豆の表面がヌルヌルしてましたが、そのヌルヌルの粘液質のものをミューシレージと言い、中南米ではそれをミエル(ハチミツと同じ発音)と呼ぶことから、ミエルを残した製法と言う事でハニープロセスと呼ばれるようになったそうです。
なのでハチミツの香りをつけているとか全然そういう事じゃないんですね^^;
ベトナムでは殆どこの製法では作られていないそうなので、かなり珍しいみたいです。
因みに昨日の旅行記の表紙にしたコーヒーの実をそのまま干してそれを脱穀する方法をナチュラルと言うんですって。 -
ウォッシュドの豆。
まだ干し始めて数日でしっとりしている。 -
ハニープロセスの豆。
ウォッシュドに比べると果肉の香りが残っています。
味わいもウォッシュドよりも複雑味が出るそうです。 -
若干ベタッとしている。
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干して一週間程すると豆の表面の皮が剥けてきています。
コーヒー豆は大体10~12%ほどに水分を残すように乾燥させるんだそうです。
水分が残り過ぎるとカビや腐敗の原因になりますし、乾燥しすぎると焙煎をかけた時に焦げてしまうので。
厳しく湿度のチェックを行うそうです。 -
中米だとハニープロセスでも残留している果肉の量によってレッドハニーとかイエローハニーとかもっと細かく分類されるようですが、ここではどうなのか分かりません。
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薄皮が残った状態の豆。
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乾燥し終えたら今度はこの外側の皮を取り除きます。
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皮を取り除く機械
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機械の下の穴に豆を入れると
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緑の部分で振るわれて(?)皮が剥けて出て来ます。
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ここからどんどん出て来ます。
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こんなにツルッとなりました。
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皮が剥けた豆は右の方に流れていく時にこのような中が空洞になってしまったダメな豆と良い豆に自動的に分類されます。
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別の機械で更に重量が足りないものを分類。
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左が良い豆、右がダメな豆。
その差歴然。 -
よく見るとダメな豆が結構混ざってます。
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変形したり割れてしまった豆。
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この時点では香ばしいコーヒーの香りはありません。
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袋に入れて数日間寝かせます。
麻袋の内側にビニール袋を入れることで乾燥のしすぎを防ぎます。 -
そしていよいよ焙煎です。
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温度を数分毎にチェックしながら調整。
コンピューターで管理されていますが
全部ノートに記録をとってあります。 -
焙煎時間は深煎り、浅煎りなどでも変わって来ます。
コーヒー豆の個性を引き出すのは焙煎師の腕の見せ所ですね。
焙煎が終わってクーリングしている所。 -
良い香り~。
これは浅煎りの豆ですって。 -
最後に試飲をさせて下さいました。
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私が今日飲んだハニープロセスの豆。
スペシャリティコーナーにありました。
コーヒーが好きな心の姉妹にお土産にします。 -
そしてこちらがコーヒーの実の皮で作ったお茶です!
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お湯に5分ほど入れたら出来上がり。
ちょっと酸っぱくて棗のような味と香り。
面白い~!
これは作るのに手間がかかるけど売り物にならないから自分達で飲むようにしか作ってないんだって。
残念。
いやー思いがけず工場見学出来て良かったです~。
なかなかコーヒーの加工を見れる機会なんてないから良い勉強になりました。
コーヒー好きな人は収穫時期に合わせてダラットに来てみては?
長くなったので後半はまた後ほど~。
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