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京都に来ると必ず寄る松前屋。<br />今回もタクシーで松前屋を告げると、タクシーの運ちゃん、松前屋を知りませんでした。<br />そんな時、京都は便利ですね。住所を言えば、すぐわかります。<br />場所は、釜座(かまんざ)通御池下る。<br />一方通行なので、丸太通りに出る所と言えば、わかります。<br />威厳のある白暖簾がたなびいています。<br />タクシーを店の前に待たせておいて、いつもの昆布を購入しました。<br />今回の訪問で、新たに旅行記を作成しました。<br /><br />☆2013年訪問の時の旅行記<br />創業1392年 宮内庁御用 松前屋☆2013/09/24<br />https://4travel.jp/travelogue/10821085<br /><br />☆今回の京都旅行記<br />晩秋の京都②(1日目後半)☆大徳寺塔頭 総見院、興臨院、黄梅院☆松前屋・イノダコーヒ本店☆京富庵☆2019/11/27<br />https://4travel.jp/travelogue/11573215

創業1392年 宮内庁御用 松前屋☆2019/11/27

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2019/11/27 - 2019/11/27

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杏仁豆腐

杏仁豆腐さん

京都に来ると必ず寄る松前屋。
今回もタクシーで松前屋を告げると、タクシーの運ちゃん、松前屋を知りませんでした。
そんな時、京都は便利ですね。住所を言えば、すぐわかります。
場所は、釜座(かまんざ)通御池下る。
一方通行なので、丸太通りに出る所と言えば、わかります。
威厳のある白暖簾がたなびいています。
タクシーを店の前に待たせておいて、いつもの昆布を購入しました。
今回の訪問で、新たに旅行記を作成しました。

☆2013年訪問の時の旅行記
創業1392年 宮内庁御用 松前屋☆2013/09/24
https://4travel.jp/travelogue/10821085

☆今回の京都旅行記
晩秋の京都②(1日目後半)☆大徳寺塔頭 総見院、興臨院、黄梅院☆松前屋・イノダコーヒ本店☆京富庵☆2019/11/27
https://4travel.jp/travelogue/11573215

同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
タクシー

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  • 「御用所」と書かれたシンプルな暖簾。知らない人には何を扱う店なのか皆目見当がつきません。

    「御用所」と書かれたシンプルな暖簾。知らない人には何を扱う店なのか皆目見当がつきません。

  • 現在で三十二代目、家の歴史は八百年という長い歴史と格式を誇る「松前屋」。<br />南北朝時代の1392年、天皇から「松前屋」の屋号と「文右衛門」の名を賜り、同時に諸役御免除・名字帯刀を許され以来、明治二年の東京遷都まで約500年に渡り、松前屋は皇室と共に歩み深く関わってきました。<br />天皇家が東京に移ったあとは、高級昆布製品を一般に向けても販売するようになりました。

    現在で三十二代目、家の歴史は八百年という長い歴史と格式を誇る「松前屋」。
    南北朝時代の1392年、天皇から「松前屋」の屋号と「文右衛門」の名を賜り、同時に諸役御免除・名字帯刀を許され以来、明治二年の東京遷都まで約500年に渡り、松前屋は皇室と共に歩み深く関わってきました。
    天皇家が東京に移ったあとは、高級昆布製品を一般に向けても販売するようになりました。

  • 写真撮影の許可をいただきました。<br />昔の雰囲気を残した品々のある店内です。

    写真撮影の許可をいただきました。
    昔の雰囲気を残した品々のある店内です。

  • 後櫻町天皇御下賜の菊の御紋入り

    後櫻町天皇御下賜の菊の御紋入り

  • 私どもは、創業以来長く御所に仕えてきたため、原料や包装、技術など、すべてにおいて高級志向を貫いてきました。明治に入ってからも、基本方針は変えることなく、最高級の昆布製品だけをつくり続けました。こうした努力が、結果的には、大きな信用を築き上げることにつながったものと信じております。<br />本当に良いものをつくり続けていくためには、「こだわり」と「誇り」を持つことが不可欠です。その意味で、京都の老舗は、拡大主義による「ナンバーワン」を目指すのではなく、こだわりと誇りをもって「オンリーワン」を目指していくべきではないでしょうか。言い換えれば、京都ならではの技術や文化、伝統を盛り込んだ商品を、高い感性をもってつくるところに、京都の老舗としての価値があるということです。私どもとしては、松前屋でなければつくれない商品づくりに、今後も取り組んでいくつもりです。<br />京都の将来に関しては、観光ではなく文化都市として再生すべきだと考えています。そのためには、京都の人間がまず、伝統を伝えていく義務を再認識しなくてはなりません。私どもも、京都の老舗の暖簾を守る者として、京の未来のために尽くしていきたいと思います。<br /><br />                        百味會HPから

    私どもは、創業以来長く御所に仕えてきたため、原料や包装、技術など、すべてにおいて高級志向を貫いてきました。明治に入ってからも、基本方針は変えることなく、最高級の昆布製品だけをつくり続けました。こうした努力が、結果的には、大きな信用を築き上げることにつながったものと信じております。
    本当に良いものをつくり続けていくためには、「こだわり」と「誇り」を持つことが不可欠です。その意味で、京都の老舗は、拡大主義による「ナンバーワン」を目指すのではなく、こだわりと誇りをもって「オンリーワン」を目指していくべきではないでしょうか。言い換えれば、京都ならではの技術や文化、伝統を盛り込んだ商品を、高い感性をもってつくるところに、京都の老舗としての価値があるということです。私どもとしては、松前屋でなければつくれない商品づくりに、今後も取り組んでいくつもりです。
    京都の将来に関しては、観光ではなく文化都市として再生すべきだと考えています。そのためには、京都の人間がまず、伝統を伝えていく義務を再認識しなくてはなりません。私どもも、京都の老舗の暖簾を守る者として、京の未来のために尽くしていきたいと思います。

                            百味會HPから

  • ご贈答用の品々が並んでいます。<br />なかなかのお値段です。

    ご贈答用の品々が並んでいます。
    なかなかのお値段です。

  • 高級感あふれています。

    高級感あふれています。

  • 現在地に移転したのは江戸初期の寛永年間であって、それまでは室町通一条上ルに広大な屋敷を構えていたそうです。 

    現在地に移転したのは江戸初期の寛永年間であって、それまでは室町通一条上ルに広大な屋敷を構えていたそうです。 

  • 松前屋は藤原秀郷を祖とする名家で、南北朝時代は南朝に属していたが、京に入ってからは商人に転進し、1392年に後亀山天皇から「松前屋」の屋号と「文右衛門」の名を賜りました。その時に藤原姓を小嶋姓に変えています。名を変えた理由は「貴族丸出しの藤原氏のままで商人なのはいかがなものか」ということだったらしいです。松前屋は、禁裏御用に専念すること約500年間、明治時代の東京奠都(てんと)後に、ようやく昆布の店売りに踏み切ったそうです。

    松前屋は藤原秀郷を祖とする名家で、南北朝時代は南朝に属していたが、京に入ってからは商人に転進し、1392年に後亀山天皇から「松前屋」の屋号と「文右衛門」の名を賜りました。その時に藤原姓を小嶋姓に変えています。名を変えた理由は「貴族丸出しの藤原氏のままで商人なのはいかがなものか」ということだったらしいです。松前屋は、禁裏御用に専念すること約500年間、明治時代の東京奠都(てんと)後に、ようやく昆布の店売りに踏み切ったそうです。

  • 店の中は、美術館のようです。

    店の中は、美術館のようです。

  • 庭が覗けます。

    庭が覗けます。

  • こちらの置いてあるものは、少量で包装された商品です。<br />お土産は、こちらから選びます。試食もできます。

    こちらの置いてあるものは、少量で包装された商品です。
    お土産は、こちらから選びます。試食もできます。

  • 店の奥で、商品を包んでくれます。

    店の奥で、商品を包んでくれます。

  • 購入したものをいただくまでの時間も、この空間ならいい時間です。

    購入したものをいただくまでの時間も、この空間ならいい時間です。

  • 京都の老舗には独特の雰囲気があります。

    京都の老舗には独特の雰囲気があります。

  • 購入したものをいただき、タクシーに戻ります。

    購入したものをいただき、タクシーに戻ります。

  • 比呂女(ひろめ)<br />

    比呂女(ひろめ)

  • 道南最高品の真昆布を使用し、約5年の歳月をかけて作られています。

    道南最高品の真昆布を使用し、約5年の歳月をかけて作られています。

  • 一度この比呂女をいただくと、京都に訪れた時には必ず立ち寄ってしまいます。

    一度この比呂女をいただくと、京都に訪れた時には必ず立ち寄ってしまいます。

  • もぞく

    もぞく

  • 昆布を糸ほどに細くしたものです。<br />極上のとろろ昆布です。

    昆布を糸ほどに細くしたものです。
    極上のとろろ昆布です。

  • 松前屋のパンフレット

    松前屋のパンフレット

  • 京都以外の松前屋は、600年以上の歴史を持つ京都の松前屋とはまったく関係ありません。

    京都以外の松前屋は、600年以上の歴史を持つ京都の松前屋とはまったく関係ありません。

  • 人の差し上げて良し、自宅でいただいて良しの逸品です。

    人の差し上げて良し、自宅でいただいて良しの逸品です。

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