2019年11月 イラン旅行記 8

2019/11/14 - 2019/11/23

詳細は「準備&現地情報編」をご覧ください。
日程は以下の通りです。

11/14 セントレア出発、羽田着
11/15　羽田出発ウィーン着、ウィーン観光、ウィーン出発テヘラン到着
11/16　シラーズへ国内線で移動、ペルセポリス観光（車チャーター）
11/17　シラーズ観光
11/18　シラーズからイスファハンへ移動、
　　　　途中のパサルダカエ遺跡も観光（車チャーター）
11/19　イスファハン観光
11/20　イスファハン観光
11/21　テヘランへ移動、エマームホメイニ空港宿泊
　　　　途中でアビヤネ村、カーシャンを観光（車チャーター）
11/22　テヘランを出発
11/23 セントレア到着

テヘラン出発から日本帰国と、反省点など雑感です。今回はビジネスクラスでしたので、ほぼビジネスクラス搭乗記です。

エリア テヘラン(イラン)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩 飛行機
• 航空会社: JAL ルフトハンザドイツ航空 ANA オーストリア航空 ターキッシュ エアラインズ

朝06:20の飛行機に乗るため02:30に起き、空港に向かいます。到着したのは03:30くらいだったかと思います。
トルコ航空のカウンターでチェックインを済ませます。チェックイン時、テヘラン→イスタンブール→フランクフルト→日本という行程を見て、遠くまで行くんだねと驚かれました。

本日のフライトは
TK899 IKA-SAW 06:20-09:10
TK1617 SAW-FRA 11:10-12:30
LH736 FRA-NGO 14:00-09:30
となっており、乗り継ぎが短く、少し不安です。

イラン航空のチケットカウンターにB747の模型が飾ってありました。もうイラン航空のB747は全機退役しています。

テヘランからの飛行機はB737です。

イスタンブールまでは約3時間。ビジネスクラスといえどモニターはありません。

いよいよイランから出発です。

と思うと、翼の除氷作業が始まります。

除氷を終え、本当にイランともお別れです。

機内食です。前菜のチーズ。

メインはギョズレメをオーダーしました。トルコ料理のようで、分厚いクレープ？にチーズとかの具が入っていました。

機内食も終え、モニターを見てるとイランを抜け、トルコに入ります。

イスタンブールに降下を始めます。

こちらは国内線メインの空港で、トルコ航空とペガサス航空ばかりです。
イスタンブールの乗り継ぎは時間が短く、乗り継ぎゲートに急ぎます。

クレジットカードで使えるラウンジもありますが、とりあえずトルコ航空のラウンジに向かいます。本当はフランクフルトで長距離線に乗る前にシャワーを浴びたかったのですが、フランクフルトの方が乗り継ぎ時間が短いことから、ここでシャワーを借ります。

綺麗なシャワーで驚きです。

バスローブや小物類もきちんとそろっています。

シャワーを終えると、ラウンジでのんびりする暇もなく、搭乗ゲートへ向かいます。

この空港もキャパが足りてないのか、バスで移動して飛行機に乗ります。

飛行機はA320ですが、こちらも3席の真ん中を塞いだだけのものです。このテーブルは起こすと座席の背もたれ部に収納できます。今回もビジネスがガラガラで5人くらいしかおらず、一人で3席独占できました。

イスタンブールを出発です。

フランクフルトまでは3時間半程度ですが、トルコ航空だけに機内食はしっかりしています。メインはラム肉を食べましたが、写真は撮り忘れました。

フランクフルトに到着です。

テロの関係などもあるのか、乗り継ぎの手荷物検査が厳しく、ラウンジに到着したのは搭乗開始時刻間際です。

ラウンジから見えたA340-600です。やはり4発機はかっこいいですね。

ラウンジでゆっくりする暇もないまま搭乗開始です。

機体はA340-300です。過去に僕の旅行記には何度か登場してますが、乗るのは初めてです。実はこれに乗るのが楽しみの一つでもありました。古い機体とは思えないきれいな機内です。隣の席も空席で、ラッキーです。

フランクフルトを出発です。

口内炎ができたりであまり調子がよくなく、食事は和食にしました。

久々に食べる和食はおいしかったです。

普段は機内販売はしないのですが、今回は退役したA340-600の機体から作ったラゲージタグを見つけ、購入します。約20ユーロ。
購入後は寝ます。

起きてからは"While you were sleeping"という古い映画を見ながら着陸前の食事をいただきます。今回も和食です。
やっぱりサンドラ・ブロックはきれいですね。

日本は晴天です。それにしても4発機はかっこいいです。

今回はいろいろありましたが、無事日本に戻ってこれました。結果的にはいい旅ができたと思っていますが、計画初期段階ですでにタンカーやサウジの油田攻撃などの問題が発生しており、危機管理的な面では失敗だったなあと反省です。実は途中でやめた方がいいかなと思ったことはあったのですが、前回のイラン旅行を体調不良から直前でキャンセルしており、今回は引くに引けなくなっていました。英国外務省のTRAVEL ADVICEやニュースはチェックしていましたし、アメリカがイランと戦争を始めるはずがないという読みは外れていなかったと思うのですが、イラン国内が荒れるとは全く考えていませんでした。ここまでくると、何か国際的には平和的な解決を模索する方向で動きが出てくるのかとは思われますが、アメリカの対イラン政策が定まるまではしばらく情勢が読みにくそうです。サウジアラビアで最近観光ビザが出るようになり、行ってみたいのですが、しばらくは様子見かなあと思っています。

その他反省点等
■この時期に旅行に行くことが少ないうえに、日本がやたら暑かったので、気温を見誤り、服の準備を怠った。言い訳がましくなるが、実は持って行こうと思っていたが、荷物が増えてきたので持って行くのをやめた。この時期なので大きな気温変動や想季節外れの雪は見越しておくべきだった。実はウィーンでも寒かった。

■どうも野菜や果物が少ないせいか（なかったわけではないのですが、おいしくなかったので食べなかった）、後半は口内炎がつらかった。最終日に空港のノボテルでフルーツサラダを食べたのはこのせいでもあります。

■今までたびレジをなめていたが、とりあえず登録しておくべし。

■ペルセポリスが面白かったので、テヘランの考古学博物館に行かなかったのが悔やまれる。イランに行くなら根性でも考古学博物館は行くべし。