2019年11月 イラン旅行記 6

2019/11/14 - 2019/11/23

詳細は「準備&現地情報編」をご覧ください。
日程は以下の通りです。

11/14 セントレア出発、羽田着
11/15　羽田出発ウィーン着、ウィーン観光、ウィーン出発テヘラン到着
11/16　シラーズへ国内線で移動、ペルセポリス観光（車チャーター）
11/17　シラーズ観光
11/18　シラーズからイスファハンへ移動、
　　　　途中のパサルダカエ遺跡も観光（車チャーター）
11/19　イスファハン観光
11/20　イスファハン観光
11/21　テヘランへ移動、エマームホメイニ空港宿泊
　　　　途中でアビヤネ村、カーシャンを観光（車チャーター）
11/22　テヘランを出発
11/23 セントレア到着

イスファハン観光2日目です。なお、金額が円表記になっているものは、1000Rls=1円で換算したものです。こちらも詳細は「準備&現地情報編」をご覧ください。

エリア イスファハン(イラン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 航空会社: イラン航空 JAL ルフトハンザドイツ航空 ANA オーストリア航空 ターキッシュ エアラインズ
• 旅行の手配内容: 個別手配

昨日の朝食時、レストランが素敵だったので、今日はカメラを持って朝食へ。

窓の向こうにマドラセイェ・チャハール・バーグが見えます。

おそらく中東の美人が踊っているのを描いたようなかんじの絵だと思われます。

これは朝食会場ではありませんが、内装が立派です。

今日は少し空が明るいような気がします。晴れると少しは暖かくなるのではと期待が膨らみます。

今日は昨日行けなかった南側を回ります。まずはジョルファー地区に行き、それから橋をいくつか回る予定です。

ホテルからタクシーでヴァーンク教会へ。タクシー代150円。

まだ9時前でお店も全然開いていませんので、周りをぶらぶらすることもできず、早速入場です。

こちらは大聖堂です。モスクのようにも見えますが、てっぺんに十字架がついていて、キリスト教会です。

大聖堂の内部です。キリスト教会の雰囲気って不思議ですよね。とても厳かな気持ちになります。こちらは正面。

天井。

入り口側です。

イランとは違う建築で新鮮です。

博物館もあり、アルメニア人の生活に関わる品々が展示されています。

ここまで来る人は少ないのか、ほとんど人はいません。

ヴァーンク教会を出て、歩いてジョルファー広場へ。まだお店は開いていません。

広場の隣のベツレヘム教会へ。

こちらも迫力のある壁画です。

中は現地の人と思われる方がもう一人いただけ。ここまではなかなか来ないんですかね。

ここでアルメニア人地区を後にし、エスファンの橋を回ります。

まずは最も東側のシャフレスターン橋。タクシーの運転手さんに地球の歩き方のペルシャ語表記を見せるとわかってくれました。料金200円。

イスファハンで最も古い橋だけに、観光としての派手さはなく、誰もいませんでした。

次はハージュ橋へ行きたいのですが、もう少し観光客がいると思っていたのでタクシーのことを考えていませんでしたが、タクシーがいません。仕方ないので、とりあえず西へ歩きながらタクシーが来ないか道路を見ますが、なかなか空車は来ません。こんなことなら少しチップを渡して、さっきのタクシーに待っていてもらえばよかったと後悔。
やっとの思いで道路を走っていた空車を見つけ、また地球の歩き方のハージュ橋のペルシャ語表記を見せ、ハージュ橋へ連れて行ってもらいます。
料金100円。

ハージュ橋です。こちらは凝ったつくりになっています。1666年完成。

ライオンの像です。またがると結婚運がアップするそうです。

こちらの橋にはちらほら人がいます。

外側の部分は通路になっています。この通路を歩いていると、この写真の左側のアーチの陰で隠れている部分に人がいたりして、びっくりしたりします。

ここからスィー・オ・セ橋まではそれほどの距離でないので、歩きます。
ザーヤンデ川沿いは遊歩道になっていて、人々の憩いの場になっているようです。

誰かがエサをあげたのかな？？

猫がじゃれています。こういうのを見ていると平和そのものです。

チュービー橋まではすぐでした。橋の下にカフェのようなお店が一軒あります。（真ん中あたりの青い看板？のようなものがあるところです）

再び川沿いを歩きます。

フェルドウスィー橋です。こちらは特に歴史的建造物ではありません。

再び川沿いを歩きます。スィー・オ・セ橋が見えてきました。

このあたりは水鳥もたくさんいて、にぎやかです。

今までの橋に比べて立派な作りです。

この橋には観光客もいるのか、明らかに人がたくさんいいます。

橋の両側には座る場所や細い通路があります。

とりあえず一度ホテルに戻どうかと思い歩いていると、昨日まで閉まっていたバーザーレ・ホナルが開いていました。

こちらは貴金属や宝石のお店ばかりです。

どこかで食事をと思ってウロウロしていると、晴れてきたので再びエマーム広場へ。アーリー・ガープー宮殿を見学していなかったため、入場します。500円。

テラスからの眺めです。

高いところからの眺めは素晴らしいです。

今日は観光客用の馬車も出ています。

装飾も他のモスクと違い華やかです。

両側にはペルシャ美人が描かれています。

こちらがもう片方です。

今度は急な階段をしばらく上がり、音楽堂へ上がります。

モスクとは違った不思議な装飾です。

見学しながら英語のツアーガイドの話を盗み聞きしていると、この不思議な穴は装飾のためのものという説と音響のためという説があるようです。

音楽堂から下りテラスに戻り、アーリー・カープ―宮殿を出ます。急に天気が回復し、晴れてくれてよかったです。

続いてチェヘル・ソトゥーン庭園へ向かいます。地球の歩き方に書いてある入口に到着するも、残念ながら入口が移動したようです。

ということで新しい入口まで移動し、入館します。たしかここも入館料は500円でした。

この像は口から水が出るのでしょうか？とても面白い顔をしています。

こちらも口から水が出るのでしょうか。ライオンかなあと思いますが、すごくゆるい感じでかわいいです。

宮殿はところどころ修復中です。

内部は絵画がきれいです。

どの絵画が地球の歩き方のどれに該当するのかよくわかりませんでしたが、こちらの戦争の絵画には象がいます。

こちらもなかなか見ごたえのありました。

隣の建物は、地球の歩き方の地図からすると自然史博物館だと思われますが、このさびれ方からすると、おそらく営業していないです。恐竜の像が寂しげです。

一通り観光したい場所は観光したため、エマーム広場に戻りバザールを散策します。迷った時は迷った時ということで、昨日通らなかった方向へ進みます。

昨日は閉鎖されていた一角が開いており、行ってみると宝石、貴金属関係です。

すでにどこにいるかわかりませんが、歩いていると噴水があったり、

突然庭園のような開けた場所に出たり、

歩いてい飽きないですが、完全に迷子です。

とにかく次から次へと見覚えのない景色が目に飛び込んできます。

そろそろ一時間たちますが、どこにいるかわかりません。

少し見覚えのあるような雰囲気だなあと思って歩いていると、

昨日来たEmam Ali広場に出ました。ここで自分がどこにいたのかようやくわかり、エマーム広場に引き返します。バザール、本当に広いですね。

エマーム広場に戻ると雨が降り出します。

空も厚い雨雲に覆われたように暗くなっています。

ミーナ―・カーリーが欲しかったので、ここから回廊部のお土産屋さんでを回ります。回廊部分にはお土産屋さんがたくさん並んでいて、基本的に値段は書かかれておらず、値段交渉が必要ですが、中には値札を張っているお店もあります。おそらくその値段も観光客用の高めの値段ですが、参考にはなります。

水差しとツボのような形をした物入れのようなもの（大と小を一個ずつ）を買います。手持ちのリアルが少なく、ドルで支払いました。約70ドル。
店先でショーウィンドーを見ていると、流暢な英語で話しかけてくる店もありますが、そういうお店はだいたいぼったくりです。なかにはお釣りがないといって、他のものを買わせようとする店もあります。

また、この日は変な勧誘も多かったです。絨毯だけでなくサフランもあり、ひどいのになるとイランの伝統スポーツをやっているんだけど一緒に見学しないかというものまでありました。一人で歩いているから狙われてしまうのでしょうか。

外を見ると雪（みぞれのようなかんじ）が降り始めます。さっき気になった雲は雪雲だったんですね。

みるみる雪が積もっていきます。

ドーム部分が雪で真っ白です。

帰るころには雪はやみますが、車はこんな感じです。

ホテルの庭園は、地面の雪は解けていましたが、植物は雪で白くなっています。
部屋に戻り、インターネット接続を試みますが、今日もつながりません。フロントで空港は通常通り運航しているのか確認すると、通常通り運航しているとのことで、とりあえずひと安心。

予想外のことが多い旅でしたが、ここだけはというところ（個人的にはペルセポリス、ローズモスク、エマーム広場、バザール巡り）は一時的にせよ天気にも恵まれ、なんとかうまく抑えることができた感じがします。
明日はいよいよテヘランのイマームホメイニ空港に向けて出発です。