2019/11/16 - 2019/11/16
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PHOPHOCHANGさん
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何年も前から行きたかった張掖。派手な縞模様の地形が特徴の丹霞が在るところです。なかなか休みが取れないうちに(最低でも4泊5日は必要)世界遺産に認定されて有名観光地となってしまい、行くのを躊躇ってたのですが、特典航空券の期限が切れる前に行っとくなら此処、と漸く重い腰(比喩でなくw)を上げる事になりました。なので飛行機代は燃油サーチャージと税云々で1万円。5泊分の宿泊費、新幹線を含む交通費、食費や観光とお土産にかけた費用など全てを合わせても4万円以下と言う格安旅行でした。まぁ、そうじゃなきゃ行かれませんけどね。
今回の張掖は河西回廊のオアシスとして発展した都市です。
黄河の西、北はゴビ灘、南は祁連山脈に挟まれた西域へと通ずる長さ約900kmの細長い回廊は古代シルクロードの一部(ほぼ東端)として重要な交易路であり、仏教や文化が往来した国際路でした。この河西回廊で言うと、兵馬俑の西安と莫高窟の敦煌の中間辺りに張掖が在るとお考え下さい。
そしてPHOの大好きな丹霞を始めとする岩の景色、絶景が其処に在ります。
当初の予定ではこの日は西寧への移動日で、朝10時台の新幹線に乗り、午後の半日を西寧で過ごすつもりでした。
が、正直なところ夏がオンシーズンの西寧は季節を改めて再訪するつもりでいましたし、逆に張掖でそれは無いだろうと考えて、張掖の滞在を半日延ばす事にしました。
それで前日の朝、丹霞へ出かける前に駅で予約の変更をして来た訳です。
行きたかったのは馬蹄寺石窟。
張掖市から65km離れた馬蹄寺は1500年前の東晋・北魏時代から清時代にかけて建築された石窟芸術の観光名勝です。北寺、南寺、金塔寺、上中下観音洞、千仏洞の7つの石窟で構成され、500余りの摩崖佛塔窟龕がある千仏洞が有名です。伝説の天馬が此処に蹄の跡を残したとの言い伝えから、この名が付けられました。
後年、チベットの勢力圏となり、チベット様式の仏像が数多く見られますが、文化大革命で多くの仏像が破壊されてしまったそうです。
PHOは5年半前に莫高窟を訪れ、確かにそのスケールに圧倒されはしましたが、規模の違いなど諸々は有ってもPHOは馬蹄寺の方に何となく響くモノを感じました
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
YHを出発してから1時間ちょっと(何処へ行くにもそのくらい。そのせいか(?)ツアー=送迎は全て70元でした)で馬蹄寺の入口に到着しました。此処で入場券と言うか入寺券(?)を買います。昨日の七彩丹霞でPHOはシニア料金が適用されると知り、此処では言われずともパスポートを出して半額となりました。
券を買ったら、また車に戻り、門をくぐるのに券を見せて更に奥へ -
イチオシ
まず最初の見学場所。
下の方が広くて、上が小さい、宝塔のような形に穿たれてるの判りますか?
時間の制限などは無く、自由に見て廻れます。
PHOはてっきり外から見るだけだと思っていたのですが -
此処は馬蹄北寺と呼ばれる所で、9つの石窟が在ります。中の仏像や壁画は全て元の時代のものですが、残念な事に自然の風化だけでなく、人的破壊も加えられていると・・
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やはり上るのです
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あの金色っぽい寺院は訪れていません
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最初に出会うのはこちらの仏像です
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蔵仏殿。
馬蹄寺で最大ってだけでなく、中国全土でも単体面積が最大の石窟なのです。
説明が日本語で書かれているって素晴らしい! -
両側に8体ずつ、破壊されてしまった仏像も
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北涼時代の仏像で、三十三天窟(後で行きます)から出土したものです
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タンカで隠された(?)と言うか、お参りする仏像が無いのです
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残っているのは台座だけ
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壁画凄い☆
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一番奥から
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玄武に違いない!
この這いつくばった姿もそうですが、何しろ此処は北寺ですもんね♪ -
お顔が金色、衣は水玉?これは時代が違うよね
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壁画は唐代以降のモノだそうですが、それだって平安時代とかの古さでしょ。今思えばもっと壁画に注目すべきだったと。4トラ以外のブログに凄い壁画の写真を見つけて、そう思っちゃいました
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敷地広いです。この後で奥へも行きます
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三十三天石窟。
東晋五胡十六国の北涼時代(そう言われても何時の事だか全然判りません)に造営され、地表からの高さは43m、7層21窟を擁します。また、上下の通路は1本のみしか在りません。石窟内にはタラ(度母)像と大日如来像が36体安置されており、その中の緑のタラは三十三天洞の主仏であり、馬蹄寺の藏伝仏教寺院の本尊でもあります -
蔵仏殿の並びに小さな入口が在ります。勿論行ってみます
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手彫りと言いたくなるような手掘りの階段。急な上に一段が大きくて、足の短いPHOには大変
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此処に部屋が並んでて、それぞれ仏様がお住まいです
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チベットだ!
これがタラ像なのだと思います。
落書きが悲しい★ -
通路からの景色。白塔へは後で行きます
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南はお馴染みになった祁連山脈
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もう1階上の層には大日如来
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何気にポーズが違ってるの
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更に上へ
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派手っ!
一番上にいらっしゃった方です -
こちらはお母様ってお顔
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緑のタラってこの方なのかな?一番上の中央だったのは間違い無いけど
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結局、岩壁好き
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イチオシ
すごぉくシャープな切り口だと思うんですけど
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外壁にも仏様がいらっしゃいます
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漏れ無く行ってみます。時間を気にしなくて良いのはホント快適☆
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あちこちが修復中ですが、中へは入れます
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三世仏?
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どなた?
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正面から右側にこんな石窟いっぱい
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スキー場、なんて無いよね
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車で移動して次へ。馬蹄寺は広大なので、車が無いと見て廻る事は出来ません。
ツアーバスなどはその車両分の料金を取られますが、地元の方は当然無料。よって自家用車に乗って来てるPHOらには余計な出費が有りません -
白塔とマニ車。
マニ車の経文の入った筒を時計回りに回すとお経を1回読んだ分の功徳を積めると言われていますが、逆に回すと悪い業が生じるそうで、その為か進行方向を支持する案内が出ています(初めて見たかも) -
ケサル(格薩爾)王殿。
こちらも岩山をくり抜いて造られています -
ケサル王は蓮華生大師の化身と伝えられ、その人生の殆どを戦闘に費やし、悪を抑え、善を広め、仏法の発揚、民俗文化を広めたとして、チベット人民が誇りに思う世に類の無い英雄です
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PHOが此処に立って、誰かに写真を撮ってもらえたら良かったのにね
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チベット文字。読めないと言うのは辛い事です。
ケサル王が実在の人物なのかどうかは判りません。検索していくと、ケサル王そのものよりも「ケサル王伝」と言う叙事詩がチベットや中央アジアにおける主要な叙事詩であるとか、現存するものの中では世界最長の文学作品と考えられているとかって記述が多く見つかりました -
三十三名大将と将士の騎馬群。
ケサル王が33名の将軍を率いて、大小150余りの部落を平定し、領土を統一した物語を表したものかと。
遊園地のメリーゴーランドに在りそうな騎馬像この写真を撮った直後に撮影禁止と知りました★なので正面のケサル王像は有りません(てか、そっちがメインなのに) -
こちら側は立ち入り禁止でした。騎馬群像の在る隧道を抜けたら、こっちに出て来るのかな?
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古そうな壁。
トイレの手前にポツンと。一応針金の囲いが在ったので、それなりの価値の有るモノだと思います。とは言え、無造作過ぎでしょう -
千仏洞。
と言えば、敦煌の莫高窟が有名ですよね -
カラフルな建物は寺務所やお土産物等の有る売店ですが、今日の一行も全く興味を示さずスルー。
前日の丹霞でも前々日の大峡谷でも、誰も寄ろうとしなかったのですが、PHOは何も買わなくても覗くだけ覗きたいと思ってしまいます -
何と、結果的に正面上部の薬師殿へと上ってしまいました
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無上正覚とは最上の完全な悟り。阿耨多羅三藐三菩提?(あのくたらさんみゃくさんぼだい)って法要とかで聞くお経に良く出て来る言葉ですよね
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この立派な塔は何でしょう?
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まず最初に、立像は蔵仏殿と同じ
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こちらはお寺っぽい造りになっています
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上の層に祀られていた仏様
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ドンドン上がるのは何処でも同じ
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やはり手掘りですが、修復されている箇所は派手です
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屋根
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どう考えてもこの岩山の中を掘って進んだって事ですよね?
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えっ、此処上るの?
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薬師如来。てっぺんまで上ってお目にかかったのがこの方。ああ、それで薬師殿だったのですね
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これを上って来たんだよね?どうやって?
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穴に片足ずつ
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前日までの大峡谷やら丹霞やらにはトレッキングシューズで挑みましたが、今日はお寺に行くのだからと普通のおばさん靴で来ています。逆にかさ張らないので小さい穴にも足先が入ったのはラッキーでした
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外から来ると岩山の中には入れず
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上へは行かれない(すぐ向こうへ下りるだけの)通路
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地蔵殿は施錠されてて見られませんでした
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ポコポコ穴のあいた岩と言えば、泰寧の丹霞や古座町の虫食い岩が思い出されます
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やっぱり見栄えとしては此処が一番良いかな
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最初の大きな門を入ってすぐに見えて来たのがこの石塔群でした。行きは通過してしまったので、寄らないのかと思っていたら、帰りに停まってくれました。
雪が積もってたせいも有り、近寄れませんでしたけど -
浮離石塔林。
この石塔群も千仏洞の一部で、西夏と元明時代に造られました -
こういう表面のっぺりした感じの岩はいつまでものっぺりしたままで風化してかない気がするんだけど、それって逆に掘ったりするのは大変って事だよね
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雪見えます?
個々の洞の中の塔は見慣れない形でしたが、ラマ塔と言うのだそうです -
雪達磨(じゃないけど)完成間近
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長城風な壁。
実は湿地公園の博物館に行ってから、黒水国と言う存在を知り、その跡とやらに興味持ったのですが、どの辺りに在るのか判らず(尋ねれば良かったのですが、時間的に訪れる余裕は無いと思って)、そのままにしてしまいました。日本に帰って来てから、何と街中からたった15キロだったと知り、空いた数時間で往き来出来たのに★と残念に思っているところです。特に凄いモノが残ってる訳では無さそうにしても、行って見て何も無い事を確かめれば一つ知識が増えたのにね。
https://kotobank.jp/word/黒水国遺跡-804711 -
牛がギッシリ
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この直後、窓越しではありますが大量のオシッコが降って来て、窓(車体)が大変な事にw
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YH前にて。
今回ご一緒したのは台湾からの女性(左)とフランスからの女性(右)。
どちらも年齢は30代くらいでした。
この後、お昼を食べてお土産を手に入れたら西寧へ(と言うか、帰国の為の)移動です
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この旅行記へのコメント (4)
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- たらよろさん 2019/12/31 12:08:59
- 壮大な歴史を見せていただき感謝です
- こんばんは、PHOPHOCHANGさん
今年もたくさんの旅行記を楽しませて頂いてありがとうございます♪
やっぱり、歴史が並大抵のものではないと、、、
旅行記で圧倒されまくりました。
仏像のことはくわしくないのですが、ほんと、何故落書きってしちゃうんでしょうねー
勿体ないなぁ~
残すところ、1日。また来年もよろしくね!!
良いお年をお迎えくださいね。
たらよろ
- PHOPHOCHANGさん からの返信 2019/12/31 13:32:44
- Re: 壮大な歴史を見せていただき感謝です
- メッセージありがとうございました!
目の前に歴史の1ページが広がってました。神社仏閣ではあまり感激しないのですが、此処はちょっと特別でした。ホント落書きが勿体無い★でも文化大革命での破壊はもっと許せません。
来年も沢山楽しい旅が出来ますように♪
良いお年をお迎えください。
-
- メイリンさん 2019/12/30 18:21:58
- こりゃ凄いですね
- こんばんは(;´∀`)
薬師如来のところまでよく登れましたね!凄いです。私じゃ無理かもしれません。
張掖はこの時期はもう雪なんですね。
- PHOPHOCHANGさん からの返信 2019/12/30 18:38:28
- Re: こりゃ凄いですね
- メッセージありがとうございます!
無理かと思ったのですが、せっかくなのでチャレンジしました。一緒に行った方たちが、上から声かけしてくれました。
寒かったですけど、氷点下と思ってたので、予想したよりマシでした。
来年も宜しくお願いします(*^^*)
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