2019/11/27 - 2019/11/27
82位(同エリア390件中)
玄白さん
床モミジの宝徳寺に1時間ほど滞在したあと、わたらせ渓谷鉄道沿いの国道122号を北上し、日光に抜けるドライブを楽しんできた。所々に撮影ポイントがあるので、寄り道しながらののんびりドライブである。さすがに山間の紅葉はピークを過ぎていたが、遠目にはまだ晩秋の風情が残っていた。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
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最初に立ち寄ったのは高津戸峡。高津戸橋という赤い橋を渡ったところに無料駐車場がある。宝徳寺から車で15分ほどのところで、わたらせ渓谷鉄道では、始発の桐生駅から4つ目の大間々駅が最寄りの駅になる。
ここは群馬県内では有数の紅葉の名所となっていて、関東の耶馬渓とも言われているそうな・・・
高津戸橋の上からの眺め。小さな滝が渡良瀬川に落ちている。 -
駐車場から高津戸橋を渡り切ると、川沿いの遊歩道に降りる入り口がある。見事に黄葉したイチョウの木の横が入り口である。
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遊歩道の最初の階段を降りたところで、もう一度滝を写す。滝に名前があるのかどうか?
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遊歩道沿いの紅葉と滝
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遊歩道をしばらく進み、振り返る。高津戸橋である。
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渡良瀬川の水の色は鮮やかなエメラルドグリーンを呈している。この日は曇っているが、晴れると川の水の色も違った色に見えるに違いない。
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川は緩やかな流れと白波を立てている急流の部分が混在している。
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遊歩道は全長500m弱の長さだが、その中間付近に、ゴリラ岩と名前がついた岩が対岸に姿を現わす。たしかに大きなゴリラの横顔のように見える。
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やがて白い三角形の橋が見えてきた。はねたき橋である。遊歩道は高津戸橋から、このはねたき橋の間にある。
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葉が落ちてツルツルの幹がむき出しになった木。サルスベリ? or ヒメシャラ? or ナツツバキ?
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はねたき橋まで来た。高津戸峡は、紅葉より黄葉が多いが、橋のたもとには真っ赤に染まったモミジが目を引く。
この橋は全長120mの歩行者専用の橋で、1994年にそれまでの貧相な吊り橋に代えて掛け直されたものである。新しい橋になる前は、ここは投身自殺が多発した場所で、多いときにはひと月に20人の自殺者があったらしい。そんな忌まわしい過去がある場所なので、心霊スポットマニアにはよく知られた橋なのだという。自殺者の大半が女性だったため、夜になると赤ん坊の泣き声が聞こえたり、赤ん坊を抱いた女の幽霊があらわれるなんぞという話がまことしやかに語られているらしい。 -
はねたき橋から見た高津戸峡。ポスターやWEBの観光案内に使われる写真の撮影ポイントである。
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ドライブを続ける。2度目に立ち寄ったのは、神戸駅(ごうどえき)。ここは、春になると鉄道沿線に桜とハナモモが同時に咲き、大勢の観光客やカメラマンが押し寄せるところである。春に来たことはないので、ロケハンのつもりで立ち寄った次第だ。
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この駅の観光スポットとしてのウリは春の桜とハナモモ以外に、駅の中に列車の客車を利用したレストランがあることである。
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そのレストランの名前は「清流レストラン」。かつての東武鉄道の特急電車の車両が使われている。
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食堂として再利用するために、車内の内装は変えているようだ。
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窓の外には紅葉
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丁度ランチタイムなので、この列車レストランで昼食を摂った。レストランとは言っても、メニューは町の食堂と言ったところ。オーダーしたのは舞茸うどん。¥850と、やや高めだが味はそこそこ。いわゆる観光地値段である。
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食事が終わったころ、桐生行きの観光列車「トロッコわっしー号」が入って来た。間藤行きの列車とすれ違うために、しばらく停車中。若い女性車掌だったので、一枚写真を撮らせてもらった。
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跨線橋の上からわっしー号をパチリ。2両編成のうち、一両は窓がない車両が連結されていることから、「トロッコわっしー」というネーミングになっている。寒い季節や雨のときには、窓ガラスがはめられたり、もともと窓ガラスが付きっぱなしの車両編成もあるようだ。
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地方路線の観光列車は、週末限定の運行のケースが多いが、わたらせ渓谷鉄道の観光列車は、平日でも運行されている。ただし、毎日の運転ではないようだ。
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紅葉シーズンとは言え、平日なので、空席もある。
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やがて、反対の間藤方面行きの列車が入って来た。これもわっしー号だ。
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わっしー号そろい踏み。
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先に桐生行き列車が出発。
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ふたたび、跨線橋の上から間藤行きわっしー号をパチリ。
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2両のわっしー号を見食ってから、ドライブ再開。
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次に立ち寄ったのは、草木湖。渡良瀬川上流部に造られた多目的ダム、草木ダムによってできた人造湖である。
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残念ながら、すでに紅葉のピークは過ぎていたが、最盛期にはエメラルドグリーンの湖水とのコントラストがとてもきれいだろうと容易に想像される。我が家からは、日帰り圏内なので、来年また来てみよう。
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日光方面の山にはガスがかかっている。
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草木湖の中間付近の日向集落に「みかげはら展望地」という湖岸の小さな公園があり、そこの紅葉は、まだ色鮮やかに残っていたので、ここにも立ち寄り。
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わずか10分ほどの滞在。だれもいない。
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鮮やかに色づいたモミジ。
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草木湖を横断し、国道122号と対岸の県道343号を結ぶ鉄橋「草木橋」が、この小さな公園から望める。
後はひたすら北上に、日光へ。床モミジを見に行ったついでのオマケのドライブであった。今年の紅葉撮影旅は、これにて終了!
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