群馬の温泉→「床もみじ」巡り

2025/11/24 - 2025/11/25

宝徳寺の「ゆか紅葉」の見頃を狙って温泉一泊旅行に行ってきました

エリア 桐生(群馬)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 私鉄 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

車を運転して外環道から関越道に入り一休み。外の飾り付けはクリスマスモードになっていた。

上里サービスエリア 下り グルメ・レストラン

最初の目的地は「ロックハート城」。俳優の津川雅彦さんが、イギリスから石造りのお城を解体して北海道に移築しようとしたものの、色々事情があってここ、沼田の石屋さんの裏に落ち着いたとのこと。

ロックハート城 テーマパーク

これがお城本体。重厚感が漂う。

「ロックハート（lock heart)」という姓は十字軍の時代に主君の心臓の入った箱をスペインから領地に持ち帰った騎士がその功績にちなんで与えられたのだそうで、館内にはマリア・テレジア妃からlock heartを名乗る事の勅許状も展示されていた。

敷地内のレストラン「ビッグ・ハート」で昼食。「ハギス・プレート」のハギスは少しだけだったけど、上に載っているハンバーグとポテトナゲットで満腹になった。

宿に向かう前に”日本のナイアガラ”と称される「吹割の滝」を見に行った。ちょっと規模が小さいかなー

吹割渓谷 吹割の滝 自然・景勝地

泊まるのは老神温泉の川沿いにある「山楽荘」

伊東園ホテル尾瀬老神　山楽荘 宿・ホテル

部屋の窓からは紅葉の中を歩ける歩道も見えた。

風呂でリラックスしてから夕食。「伊東園ホテル」グループ特有の、お酒（ビール）飲み放題ビュッフェが嬉しい。所在地の地元料理がメインとして出されるのだが、ここは”上州豚のすき焼き”（右）で美味しかった。

2日目。朝風呂を浴びてから朝食。

宿から南下して1時間ほどの、わたらせ渓谷鉄道の「水沼」駅に到着

水沼駅 駅

駅前には冬桜が咲いていた。今日の目当ては窓に遮られずに紅葉を眺められるトロッコ列車「わっしー号」に乗る事。乗車したら既に桐生からの乗客で7割方席が埋まっていた。（自由席）

「神戸（ごうど）」駅には懐かしいJR特急の車両が留められ、レストランとして営業していた。別の駅で、弁当（前以て予約）を食べている人もいた。

列車レストラン・清流 グルメ・レストラン

段々と沿線の紅葉も深みを増してくる

絶景だが、今日は風が冷たく、シャッターを押す指がかじかんでしまう

塗りなおされてはいるが、明治時代に作られたという日本最古の鉄橋をくぐるとすぐに、我々が下車する「通洞」駅に到着

駅から歩いて10分程で「足尾銅山跡」入口に到着。

足尾銅山観光 名所・史跡

早速、鉱夫達を運ぶのに使われたトロッコ列車に乗って坑道に入る

このに坑道が張り巡らされているのだが立ち入り禁止。総延長1400㎞とはよく掘ったものだ。

当時の掘削の様子が人形で展示されている。これは近代になってからの削岩機。

出口近くの建物の2階には、昭和な感じの喫茶店。ここのラーメンがいいとの口コミがあったので入店。

ラーメン750円。シンプルな醤油ラーメンであったまるー。
再び「通洞」から「水沼」へ、今度は普通車両で暖かくなりながら戻って再び車で移動。

「床もみじ」の宝徳寺に到着。観光バスはどんどん来るし、自家用車駐車場も満車寸前だしなかなかの盛況。拝観料1200円。

宝徳寺 寺・神社・教会

靴を脱いで本堂に入ると、まず市松模様の庭園。

いよいよ「床もみじ」。大きく開口した縁側越しの紅葉が、ピカピカに磨き上げられた床に映り込んで素晴らしい。大変混雑しているので『撮影の済んだ方はすぐに移動をおねがいしまーす』とせかされる。

右側の面は敢えて開口部を狭くし、和傘を飾る演出。

縁側からの枯山水の庭園と紅葉もまた美しい。

裏山に回り、本堂と紅葉の2ショット

境内には和傘を空中に吊るした撮影スポットもあった。なかなか演出に手間をかけているお寺だ。

これも境内の紅葉。微妙に色合いが違うのがよかった。

階段の欄干にはお地蔵様。帽子は寺の方？拝観者？の作品か。

　この後は「ひもかわうどん」、地酒「尾瀬の雪解け」を買ってから帰宅した。
　2日目は曇りで寒かったが、秋の風景をベストタイミングで楽しめた旅行だった。