2019/11/15 - 2019/11/15
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itaruさん
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この旅行記のスケジュール
2019/11/15
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発見のモニュメント、ベレンの塔、ジェロニモス修道院と大航海時代のポルトガルの輝きを今に伝えるものは一通りカバーしました。しかし、そのほかにも魅力的な宮殿や博物館などが周辺にはたくさんあります。Lisboa Cardも目いっぱい使いましょう。
11月14日 MM809 HND→ICN、BA18 ICN→LHR、BA504 LHR→LIS
11月15日 リスボン
11月16日 シントラ、ロカ岬
11月17日 BA507 LIS→LHR、BA4600 LHR→HND(翌日着)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- ブリティッシュエアウェイズ JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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考古学博物館を出たのが14時50分、博物館や美術館はだいたい18時まで開いているはず。お腹もそれほどすいていないので、まだまだ歩き回りましょう
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Rua de Belemを進むと「衛兵」の姿が……。地図を見るとベレン宮殿と書いてある。でも、歩き方には特に説明がないし、何だろう。で、後で調べてみたら大統領公邸なんだって。そりゃあ、衛兵が護衛するわけです
ベレン宮殿 城・宮殿
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で、大統領公邸のある敷地の一角にあるのが国立馬車博物館
国立馬車博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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馬車だけを展示する珍しい博物館は旧館と新館に分かれていて、こちらは旧館。展示している馬車は新館の方が多いみたいだけど、レトロなヨーロッパの雰囲気を楽しみたいだけなら旧館だけでも十分。こちらもLisboa Cardで入れます
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2階から眺めると、壮麗な感じがします。200年とか昔には馬車が欧州の上流階級の人たちの力を象徴するような乗り物だったんでしょうか
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馬車博物館からCalcada do Ajudaを進み、坂道を登っていくと出会うのが
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今では迎賓館としても使われているアジュダ宮殿。一見すると宮殿というより、お堅い行政機関の建物という感じもしないでもないですが、中は立憲君主制時代のポルトガルの宮殿の一つで19世紀初めに英国のバッキンガム宮殿を模して建てられたとか
アジュダ宮殿 城・宮殿
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実際、中に入れば豪華な内装に目を奪われます……、が、なぜかこの日は現代美術とのコラボ?なのか、場違いなアートが微妙な雰囲気を醸し出してくれちゃってます
アジュダ宮殿 城・宮殿
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個人的には「勘弁してくれ」って感じなんですが、ミスマッチが面白いと感じる人もいるんでしょうねえ
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すべての部屋に置かれていたらどうしよう、とも思いましたが、「アート」で飾られていたのはごく一部。途中からアートがなくなり、ほっと一息。このタペストリーやペルシャ絨毯、中国製の花瓶などに彩られた部屋は「謁見の間」
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ハープやピアノが置かれた音楽の間。
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で、確か「The Kings Bedroom」。その先には客間として使われた「青の間」があるはずだったんだけど、ただ今改修中で何もない状態。なので写真はありません
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中庭のような開放的な雰囲気を醸し出す大理石の間
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宮殿も礼拝する場所は欠かせません
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豪華な食器で美味しいディナー
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2階に上がると鎧兜に武具をまとった馬。でも、馬の飾りは日本的ではないよね、後ろの屏風も中国っぽいし……。この隣の部屋はChinese Roomなんだけど、中国メーンなんだろうけど、東洋の装飾がごっちゃになっている感じ。ヨーロッパとかで良くある区別がつかずにってやつみたいだけど
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wikiによると、宮殿は1861年以後、ルイス1世と王妃マリア・ピアら王家の恒久的な王宮となったとのこと
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THE QUEEN'S PORTRAIT ROOM。掲げられている肖像画はマリア・ピア王妃
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THE LADIES OF THE DIPLOMATIC CORP ROOM。外交団婦人の控室ってとこかな
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DIPLOMATIC CORP ROOM。で、こちらは外交団の控室か。確かに婦人の控室よりも堅苦しいというか、公式の場という感じがする
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THRONE ROOM。訳せば謁見室、王と王妃の玉座がある公式謁見室という感じかな
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STATE BANQUET ROOM。晩餐会の部屋ってところでしょうか。こんな席に一度でもいいから御呼ばれしてみたい
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謁見室に連なる部屋
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で、最初だけかなと思ていた「アート」が忘れていた頃に……。それはそうとして、期待していなかった分、なかなか興味深い宮殿に満足して
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アジュダ宮殿を出たのは16時。次は18Eの路面電車に乗って国立古美術館に行こうと思っていたのだけれども、アジュダ宮殿に向かう途中で18Eの路面電車が走る道路が工事中であることを発見。修道院方面に戻って15Eの路面電車に乗る手もあるけれど時間のロスがある。バスは路線が居間一つわからない。なら歩いた方が早いか。スマホのアプリでルートを確認して、リスボンの裏道を歩いて行こう
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当然、観光客何て誰も歩いていませんが
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40分ほどかけて国立古美術館に到着です
国立古美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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起伏の多いリスボンの街。美術館もちょっとした高台にある
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ここは17世紀建立の宮殿を改装して19世紀終わりに美術館としてオープン。12世紀から19世紀までの芸術品が展示されています。ここもLisoba Card 対象の美術館。案内に載っていたいくつかの絵を紹介すると、
Giovanni Battista Tiepolo(ジョヴァンニ・バッティスタ・ティエポロ)は18世紀のヴェネツィアの画家。ヘロデ王の幼児虐殺からエジプトへ逃れる聖家族の1シーン。船に乗っているシーンはあまり見たことがないような -
16~17世紀にかけて活躍したオランダの画家、Paulus Moreelse(パウルス・モレールス)の聖ヨハネの首を受け取るサロメ。凄惨なシーンから目を背けるようなサロメって、モローの絵画の印象が強い分、ちょっと印象に残りました
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Pieter Brueghel de Jonge(ピーター・ブリューゲル)
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特別展示という感じだったのが、17世紀、スペインのバロック期を代表する画家で宗教画や静物画を得意としたというFrancisco de Zurbarán(フランシスコ・デ・スルバラン)。しかし、日本ではあまり知られていないような。正直よく知らない
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独特の世界観で悪魔・怪物たちを描いたHieronymus Bosch(ヒエロニムス・ボス)の三連祭壇画「聖アントニウスの誘惑」。完全にダークファンタジーの世界で、日本の漫画やアニメだって影響受けていると思う
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左右のパネルはこんな感じ。人気作品なのでフレームの中に3枚のパネルを納めることができなかった
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美術館の庭園部。彫刻などが展示されていて、時間があればベンチに座って一休みをしたいところ。でも、もう少しで閉館になってしまうので急いで回らないと
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Cruz Processiona(1214年)l
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2階には日本の南蛮屏風が数点。戦国時代からの日本とポルトガルの交流を象徴
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閉館時間の18時を気にしながら急いで回っていたのだけれど、3階の展示を3分の1くらいみた17時50分、係員から「もうクロスだから出て行ってくれ」。えっ、と思いつつも海外の美術館では良くあること。帰るそぶりを見せつつ、急いでポルトガルの国宝といわれる祭壇画のPainéis de São Vicente de Fora(聖ヴィセンテの衝立)へ。とりあえず、写真を撮って軽く鑑賞。いやあ、もう少しゆっくり観たかった
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美術館を出たら外はもうすっかり日が暮れて夜の世界
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15Eの路面電車に乗ってフィゲロア広場に戻り、隣のロシオ広場についたのは18時30分過ぎ。もう広場にはクリスマスツリーが。もう欧州はクリスマスシーズンですね
ロシオ広場 (ペドロ4世広場) 広場・公園
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ここにやってきた目的はサンタジュスタのエレベーターに乗って展望台からリスボンの夜景をみること
サンタ ジュスタのエレベーター アクティビティ・乗り物体験
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20世紀初頭に高さ45mのレトロな鉄塔に備え付けられたエレベーター。ストリートパフォーマーの演奏を聴きながら行列が進むのを待ちます。それほど待ってないから時間もかからないだろう、との読みは甘く、40分ほど待つことに。一度に乗れる人数が少なく、ゆったりとした間隔での運行なのでなかなか進まないんです。で、乗ってしまえば、あっという間に終わってしまう。まあ、景色がどうとかもないし。ゴトゴト上がる感じがレトロでいい、といえば、そうかもしれないけれど
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中にはエレベーターに乗っただけでバイロ・アルト地区に移動してしまう人もいるけれど、せっかく上ったなら展望台にいかない手はない。螺旋階段を登った先にはリスボンの夜景が目の前に。東に見えるのはサン・ジョルジェ城か
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北を向けばロシオ広場にドナ・マリア国立劇場が
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南はテージョ川だけど、夜景としては微妙かな
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西はバイロ・アルトのカルモ教会
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しかし、南欧のポルトガルとはいえ、夜はかなり冷えてきます。防寒用具は用意していないので、一通り見たので引き揚げよう。最後にもう一度サン・ジョルジェ城方面の夜景を堪能したら引き上げましょう。ところでLisboa Card でどれだけお得になったかですが、単独でチケットを買えばベレンの塔6?、ジェロニモス修道院10?、考古学博物館5?、馬車博物館旧館4?、アジュダ宮殿5?、国立古美術館5?、サンタジュスタのエレベーター5.3?、展望台1.5?。これに海洋博物館の割引分が2.14?で交通機関の24時間券が6.4?。合わせて50.34?なんで、十分に元は取れました
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せっかくなので連絡橋を渡ってバイロ・アルト地区へ。1755年の大地震で倒壊し廃墟となったカルモ教会。今は一部が博物館となっているけど夜の教会は少し怖いかな
カルモ教会 寺院・教会
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さて一回りしてエレベーター付近に戻ってきたら
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ドナマリア2世国立劇場の近くでレストランを探します
マリア2世国立劇場 劇場・ホール・ショー
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いやあ、歩き方の載ってた評判の良さそうな店に行こうと思ったんだけど、見つからない。うろうろしていると、客引きがうるさい。「場所はここのはずなのに……」。昼を食べていないこともあり、だんだん面倒くさくなってしまって。一品とスープにワインかなと思っていたんだけど、「これ食べなきゃ」と言われて、「まあ、いいか」なんて思ってSardinhas Assadas(いわしの塩焼き)Arroz de Marisco(海鮮リゾット)Pastéis de bacalhau (干しタラのコロッケ)を注文してしまう。いやあ、失敗でした。いわしは丸々太ったのが3匹、リゾットはたっぷり。料理を運んでくれたおばちゃんが「1人なの」って驚いていたし。で、肝心の味ですが、イワシの塩焼きは基本失敗はないでしょう。コロッケはあっさりした感じで美味しかったけど、リゾットはあんまり特徴ない感じ。何せ、最後は食べきれなかったし。これに食前酒のポートワインと発砲ワインのVinho Verdeのハーフボトルでサービス料込で〆て59?。高いとは言わないけど、微妙な感じ
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