2019/11/03 - 2019/11/03
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susuさん
数年前からメキシコに行こうと思っては怖気づくの繰り返しでしたが、遂に覚悟を決めました。ファーストクラスに乗りたいのでアメリカにも行きます。24回目の海外旅行にして、初めて日本から東へ。成田~ロサンゼルスがファーストクラス、メキシコシティ~成田がビジネスクラスで合計117,500マイル、諸税が27,790円。
メキシコの治安が心配なのであまり長居はするまい、都市間のバス移動も強盗が出るとかで怖いので最低限のグアナファトとテオティワカンだけ行ければいいやと思っていましたが、調べるうちに他にも魅力的な街が見つかり目的地を増やしました。
日程をうまいこと死者の日と重ねられたのもあって、事前の不安が嘘のように楽しい旅行になりました。
10/30(水)成田→ロサンゼルス
10/31(木)ロサンゼルス→グアナファト
11/01(金)グアナファト→サンミゲル・デ・アジェンデ
11/02(土)サンミゲル・デ・アジェンデ→メキシコシティ
11/03(日)メキシコシティ
11/04(月)メキシコシティ→テオティワカン→メキシコシティ
11/05(火)メキシコシティ→成田へ
11/06(水)成田
ESTA…14USD(1,518円)
ボラリス航空 ロサンゼルス~グアナファト…234.26USD(25,441円)
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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10時間以上眠って9時頃漸く起きだしました。今日は事前に立てた予定では日帰りでタスコに行くつもりでしたが、往復6時間もかかるし可愛い街並みはグアナファトとサンミゲル・デ・アジェンデで満足してるので中止。密かにグアナファトにいる頃から決めてました。なので今日はメキシコシティ市内観光のつもりだけど、明日の天気が悪いかもしれないので今日テオティワカンに行っておくべきか迷う。まあでも明日が休業日の国立人類学博物館に行っておかないとな…。
シャワーを浴びて10時過ぎに出掛けました。天気は曇りで、上着を着るか微妙な寒さ。着なくても我慢できるが着てる人が多い。体調が悪く、風邪薬を飲みたいので一刻も早く胃に物を入れたいけど、まだ時間が早すぎるらしくお店が営業してない。タコス屋もドネルケバブのような肉をまさに巻き付けている段階。 -
とりあえずソカロへ向かう途中で見つけたメキシコらしい像。
湖の中央の岩に生えるサボテンに蛇をくわえた鷲がとまっている構図は、メキシコの国旗や国章のモチーフになっています。そこに首都を造れというアステカ神話の予言が元になっているそう。 -
ソカロに来たけど、曇っているので写真はいまいち。
昨日見つけられなかった4つめのオブジェを発見しました。これもぶっ飛んだデザインで満足。 -
メトロポリタンカテドラルの中へ。バロック様式の内装で、主祭壇が凄く豪華。ラテンアメリカ最大の大聖堂だそう。
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パイプオルガンも滅茶苦茶立派。立派なら立派な程、スペインがアステカの神殿を破壊して造らせた大聖堂だという事実から複雑な気分になるのだった。
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隣の建物はSagrario…翻訳すると幕屋?聞いたことのない言葉だ。意味を調べると『聖書に登場する移動式の神殿』だそうで、ますます分からない。こちらの内部も普通の教会で、ミサが行われていました。日曜だからかな。
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カテドラルの東にはキオスクのような土産物屋やツーリストインフォメーションがあり、何やら鳥の羽で飾られた衣装を着けた人達がいました。昨日もホテル前の通りでこんな格好の人達を見かけたな。
コンチェロスというアステカの伝統舞踊を披露するらしい。足に木の実で作ったマラカスのようなものを付けていて、動く度に音が鳴りました。 -
ソカロの周辺には屋台などが無かったので、宿方向に戻っていたらさっき肉を巻いていたタコス屋さんの肉が焼き上がっていました。もう販売してるかな?店員さんの質問に大体全部Si(Yes)で答えた結果、このケバブのタコスを5個(40MXN≒232円)買うことに。安いけど、多いな!タコスは一度に5個くらい食べるのが普通なのか、他のお店でも5個で幾らという値段表記が多かったです。
ケバブを包丁で削ぎながら、左手に持った2枚重ねのトルティージャに受けていきます。なんか削いだ中身がまだ生なんだけど大丈夫か?元が塊肉じゃないからヤバいのでは。 -
店員さんと「これは入れる?」「はい/いいえ」のジェスチャーを繰り返して、玉ねぎとパクチー?をトッピングして貰い完成。ソースは店頭にあるのを好きに選んで掛けます。赤・緑・白(国旗カラー?)と3種類あったので、一番辛くなさそうな白いソースを、5個のうちの2つに少し掛けました。それとライム。
ホテルに持ち帰りたかったけど、使い捨てじゃない皿(シリコン製で柔らかい)なので店の通路に入り込んで立ち食い。居ていい所なのか分かりませんが、店員さんが微笑みかけてくれるのでアウェイ感は無い。本来は店の前で立ち食いするものかもしれないけど、先客がいないので目立ちすぎて無理。トルティージャは餃子の皮くらいのサイズで大きくないとはいえ、路上で5個一気食いはきつい。
白いソースはヨーグルトっぽく見えたけど、辛っ!!ケバブは多分チキンで、見るからに生の部分があってヤバいけど美味しい。体調悪い時の朝食がこれって大丈夫か私。体調良くてもどうかと思う。
目の前の調理場で、店員さんが巨大な豚の脂身に包丁で切れ目を入れたりするのを見ながら食べていると、外が客で混みだしました。豚の皮をプルプルに煮込んだ具(上の写真右端)のタコスとかもあって、そっちにすればよかったなあ確実に火が通ってるから…。店内のメニューを見るにタコスの具は5種類あったようです。 -
なんとか5つ平らげ、歩きながら風邪薬を飲む。タコスが辛くてペットボトルの水が減ったし、お腹の状態が不安なので一旦ホテルに帰ろう。
タコス店にいる間に天気が良くなり日が差してきました。噂に聞いていた通りメキシコシティは水はけが悪く、昨日の雨で出来た深い水溜りがまだあちこちにあって、車が水を撥ね飛ばしてきます。昨夜じゃなく昼頃降った雨がまだこんなに残ってるって結構異常。 -
ホテルで1時間弱様子を見ましたが、意外に何事も無かったのでまた出掛けました。むしろ薬が効いて体調回復。
写真が印刷されてる布製品って珍しくない?技術的に可能だとしてもそんな発想は無かった。死者の日が終わったから大幅値引きされてますが、そもそも何に使うものなんだろう。 -
再び青空になったソカロへ。
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祭壇の見取り図。へえ~、東西南北の祭壇と4つのオブジェそれぞれにきちんと意味があるらしい。
北はSONORA、東はHUASTECA、南はYUCATAN、西はMICHOACAN。南でピンときた、国内の州を表してるのか!州ごとの特色を出した祭壇なんだ。
オブジェは北西がTONATIUHICHAN、北東がMICTLAN、南東がCHICHIUACUAUHCO、南西がTLALOCAN。検索してもよく分からないものもありますが。アステカ神話の登場人物や概念のようです。 -
今日も仮装をした人達がいました。
奥の国立宮殿の前では、これから何かイベントがあるのかステージを設営中。 -
夜が素敵過ぎたけど、昼もカラフルで綺麗。
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イチオシ
時刻は正午、かなり人出が多くなってきました。
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全身ピンクの妖精のような女性、動作が優雅。つけまつげまでピンクで長く、瞬きする度にバサバサと目を引きます。
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イチオシ
ミチョアカン州の祭壇。色とりどりのフルーツでいっぱいの祭壇の奥には、女性の写真が飾られています。誰だろう。
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ユカタン州の祭壇。何やらキリンのような形をした枝?が幾つも置かれているのが特徴的。
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天気が良くなってよかった。
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満足してソカロを後にします。
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Zocalo駅からメトロ2番線に乗って、Tacuba駅で7番線に乗り換え。するつもりが、うっかり乗り過ごして2駅先の終点Cuatro Caminos駅まで行ってしまいました。すぐに折り返そうとしたけど、なんと一旦改札を出ないと折り返せない構造。そういうものなのか、運賃安いからいいけど。
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そんな感じで時間をロスし、ソカロから50分程でAuditorio駅に到着。国立人類学博物館の最寄り駅です。
Auditorio駅のテーマはイギリスらしく、あちこちがロンドンらしいデザインでした。壁にはロンドン地下鉄the Tube風の駅名表示も。 -
外に出ると大通りの向こうに高層ビルが建つ都会的な町並みで、南側はチャプルテペック公園。敷地内に動物園、植物園、劇場、遊園地、各種博物館、大統領官邸、城などあらゆる施設が点在する広大な緑地帯です。地図で見ると5km×1kmくらいあって本当に広い。メキシコシティは国際空港が街の中心部にあるし、土地の使い方が贅沢&合理的。なのに水溜りがいつまでも残る道路事情って、行政が優秀なのかそうでないのかよく分からない。
国立人類学博物館も、チャプルテペック公園の敷地内にあります。地図を見ながらそちらへ向かうと、途中でカットフルーツの屋台を発見。 -
フルーツの盛り合わせもあって迷ったけど、マンゴーのみのカップを購入。店員さんの言う値段が「5」しか理解できないので、促されるままコインを追加していって会計に手間取る。35MXN(約203円)。ライムは絞って貰いましたがチリソース&チリパウダーは断る。噂に聞いていた通り、メキシコではカットフルーツにチリソースをかけるのが普通らしい。タイ辺りでも未熟なマンゴーにスパイスを掛けるのはあったけど、完熟のマンゴーにかけるのはまた感覚が違う気がする。
歩きながらフォークで頂きます。一切れ一切れが、大きく齧り付いて3口分くらいの豪快な切り方。凄く甘くて美味しい!けど、最後の方は甘すぎて喉が渇きました。なんて贅沢なんだ。 -
公園の柵沿いに写真が飾られていました。テーマはものづくりかな。
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駅から東へ500m程の所にある入口から公園内へ。
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湖には足漕ぎボートを楽しむ市民の姿が。料金は1時間で5人乗り120ペソ、4人乗り100ペソ、2人乗り60ペソでした。
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リスと子供が戯れていてほのぼの。
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土産物屋や、フェイスペイントをしてくれるお店。
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ルチャリブレの屋外リング!まだ暫く始まらなさそうだけど、既に待っている人達がいます。
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奥へ進むとお店が増えて賑やかに。指で絵を描くアーティスト。
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池の真ん中に何かある。
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島が大量のマリーゴールドで飾られています。昨日はここでもイベントがあったんだろうな。
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気が付いたら博物館と違う方向へどんどん進んでいる。地図を見ると国立人類学博物館は、公園に入らず大通り沿いをまっすぐ歩いていたら着いたようだ。
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大通りを渡って博物館へ。中央分離帯の花壇もマリーゴールド。
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国立人類学博物館は、日曜日はメキシコ人の入場が無料。混雑することが分かっているから日曜に来たくなかったんだけど、私にはこの日しか無いから仕方ない。
建物の中にチケット売り場(75MXN≒435円)があり、中庭へ出る際にチケットチェックがあります。メキシコ人はIDらしきカードを見せて入場していました。 -
中庭に出ると目の前には円形大噴水が。床に水がビシャビシャ落ちてて豪快!
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第1室に入ると、真っ先にルーシーの復元模型が目に飛び込んできて驚愕。人類学における超有名人のルーシー!と物凄くテンションが上がりましたが、冷静に考えるとエチオピアで発見されたルーシーとメキシコは何も関係ないのだった。ここは順を追って世界の人類学関連の資料を展示している部屋。
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ルーシーの化石のレプリカ。ルーシーは1974年に発見された、318万年前のアウストラロピテクス・アファレンシス。最古のヒトの祖先のイメージがありますが、その後にもっと古い年代の骨も見つかっています。
他にもトゥルカナボーイなど化石人類の超有名人が展示されていて、古代人類好きには堪らない感じ。 -
チケット売り場の前は完全に無人でしたが、館内はかなりの混雑。建物自体も凝っていて飽きさせない展示ですが、説明文はほぼスペイン語のみ。
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ラスコーやアルタミラのレプリカとかあるし。
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角度によって骸骨に変わる写真。骸骨に親しんでいるメキシコらしい展示。
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ミニチュアのジオラマも沢山。このマンモス狩りのジオラマが一番迫力があって面白かったです。足場の悪い湿地に追い込んで、犠牲者も出ているのがリアル。
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ソカロで見たオブジェにこんなのがあったような。
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2階は民俗学に関する展示。メキシコ各地の先住民を部族単位で紹介しています。衣食住、宗教、文化、民芸品など。
こちらは全て等身大のジオラマで、音楽など現代的な展示もあるので遠目には見学している人達と人形の見分けがつかないこともありました。 -
普通に可愛い。土産物屋にありそう。
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2階から中庭を見下ろす。正面奥がエントランス。
窓から1階の展示室を見下ろして、この博物館の目玉を全然見てないじゃんと気付く。 -
イチオシ
第7室はアステカの展示。アステカ王国が存在したのは1428年~1521年で、意外と短く意外と最近。神話というほど古い時代じゃないんだな。
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当博物館最大の目玉、アステカカレンダー(太陽の石)。アステカ王国第6代の王が、1479年に神に奉納したもの。アステカ王国崩壊後にソカロ近辺に打ち捨てられていたものが、1790年に発掘されたそう。
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イチオシ
直径3.6mの円盤の中央には太陽神が描かれ、その周囲の4つの四角形は宇宙が今まで経てきた4つの時代を表しているらしい。マヤの神話では世界は4回滅んでおり(1回目ははジャガー、2回目は大風、3回目は火の雨、4回目は洪水で)今は5番目の時代。5番目の時代は地震で滅ぶとされているそう。このカレンダーには2012年12月23日までしか書かれていないから、その時期に世界が滅ぶと言われていましたねそういえば。
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横から見たアステカカレンダー。
アステカにおいて、太陽は生贄を捧げ続けなければ活動を止めてしまうと考えられていたそう。 -
イチオシ
インパクト満点のコアトリクエ像。アステカ神話における地母神(母なる神、大地の神)で、他の神々の母であり死神でもある存在。
頭部には斬首された首の代わりに2匹の蛇が置かれ、口からは向かい合う蛇の牙と先が割れた舌が出ており、スカートは無数の蛇、人間の心臓・手首・頭蓋骨を繋げた首飾りを付け、手足に鉤爪がある恐ろしい姿で、人間を含むあらゆる生き物の生肉を食べるらしい。 -
カラフルな壁画の第6室、トルテカ。
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トルテカ文明(7世紀~12世紀)の中心地として栄えたトゥーラ遺跡の「戦士像」がこの部屋のメイン。高さ4.6m。
手前にあるのはチャックモール。生贄の心臓を捧げる台座として有名。チャックモールはこの博物館内でも幾つか見ましたが、この文明が起源らしい。 -
第5室、テオティワカン。ここの目玉は実物大で復元されたケツァルコアトル神殿。
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現代メキシコにも通じるデザインの骸骨。
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第9室、メキシコ湾岸。オルメカ文明(紀元前1200年~紀元前後)の巨石人頭像が有名です。アメリカ大陸最初期の時代。
巨石人頭像は147cm~340cmの大きさで頭しかなく、カンペチェ湾(メキシコ北東の括れている辺り)周辺で20個弱発見されているそう。 -
外にメキシコ湾岸を再現した空間がありました。
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第8室、オアハカ。サポテカ文明で栄えたモンテ・アルバン遺跡(紀元前500年~紀元800年)。
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モンテ・アルバン遺跡では「踊る人々」と呼ばれるレリーフが大量に出土しているそう。モンテ・アルバンの支配者による拷問の様子や死体などが描かれており、支配者の権力や軍事力を誇示し正当化する目的があったと考えられているらしい。
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フォルムが面白い像。
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第10室、マヤ。ユカタン半島で栄えたマヤ文明は歴史が長く、紀元前8000年頃からスペインに侵略される17世紀頃まで。マヤ文明と一口に言っても1つの国ではなく、各都市が戦争したり支配したりを繰り返していたらしい。
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外に神殿が数棟再現されていました。
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鮮やかな壁画、戦争の様子かな。マヤに限らずメキシコの各文明はかなり好戦的だったようです。
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ヒスイの仮面。もっと有名なやつがあるけど見つけられませんでした。
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一般的に知られたデザインの、チチェンイッツァのチャックモール像。
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副葬品の多い墳墓。周囲を囲む像一つ一つはユーモラスで可愛いんだけど、ずらっと並んでいると不気味。
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2時間弱見て回って入口に戻ってきました。私は何故か博物館や美術館に行くと物凄く疲れる。むしろ入った時から疲れてた。
入り口脇には、死者の日の特別展示なのか祭壇のある民家とお墓が再現されていました。 -
博物館の建物を出てまっすぐ進むと、正面にポールが立ってる。あっ、これはもしや!
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支柱にぶら下がってぐるぐる回るメキシコの儀式、ボラドーレス!見たかったので嬉しい。
ちょうど最後の1人が上がっていくところでした。 -
イチオシ
ぶら下がるのは4人、てっぺんの1人は鐘と太鼓を演奏しています。
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芝生に寝転がって見上げる市民。私も座って見ました。
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支柱に巻かれたロープがほどけるままに回転し、どんどんロープが長くなっていきます。てっぺんにいる人もゆっくり回ってる。目が回りそうだけど絶対景色良いだろうな。
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頭を下にして回っているので、どうやって着地するんだ?頭を打つのでは?と次第に心配に。
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しかし普通に体勢を立て直して足から着地していました。よかった。
降下開始から着地までは5分弱。 -
ボラドーレスはユネスコの無形文化遺産に登録されているそう。元は古代の雨乞いの儀式だったらしい。
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それから大通り沿いを東へ歩いて1番線のChapultepec駅へ。
ここでも死者の日のイベントがある様子。 -
ここもお店が出ていたりして賑やかなんだけど、地図ではあるはずのメトロ駅の入口が見当たらない。
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ここか?と地下道に入ったら、人気が無くて恐ろしいんですけど。強盗に遭うパターンじゃないかこれ?足早に渡ったら上には入り口が閉鎖されたメトロ駅があり、また来た道を戻る羽目に。
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イベントがあるからか、沢山の警察官と警察車両が。ずらっと並んだ警察車両(左手)に沿って歩き、やっとChapultepec駅の入口を発見。
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メキシコに来てからスーパーを見ていません。MAPS.MEでメキシコシティを検索してもスーパーはかなり少ない様子。駅近で行きやすそうな所はますます少ない。アラメダ公園の近くに1つあるようなので、Balderas駅で乗り換えてHidalgo駅へ。
Hidalgo駅近くには日本人宿があるそうで、駅構内には日本人を専門に狙うスリ集団がいるらしいから行きたくなかったけど仕方がない。とはいえメキシコシティ市内やメトロ駅は、スマホを出せないほど危険そうな雰囲気ではありませんでした。 -
MAPS.MEによれば、ヒルトンの隣の1Fにスタバがあるショッピングモール内にスーパーがあるとのことでしたが、ありませんでした。なんだよ!しかしフードコートにすき家があって思わず二度見。遠目にしか見てないけど、メニューがかなり日本と違うっぽい。
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アラメダ公園にも屋台が沢山出ていて賑やか。北方向に教会が見えました。メキシコの教会はツインタワーのものが多いですね。
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色々なお店があるけど、ホットケーキの屋台から凄くいい匂いが。初めに見た時は小さい子供達が囲んでいたので通り過ぎましたが、ベンチで一頻り日記を書いてからまた来たら客がゼロでチャンス。
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30MXN(約174円)。既に焼いてあるものを鉄板で温め直してくれます。シロップは4種類くらいから選べました。適当に蜂蜜っぽいものを選んだら、辛くないけど微妙にスパイシー?フワフワで甘くて美味しい。
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それからMAPS.MEで見つけた近くのOXXO(コンビニ)へ。OXXOは何故かどの店舗もカゴが無いので、両手に持ちきれるだけのお菓子を購入。全部で101.50MXN(約589円)、安っ!ペソ現金が余りそうだから使いたいのに全然減らない。同じシリーズの商品を2つ買うと割引とかあったりするのでますます減らない。
職場でメキシコの辛いお菓子をリクエストされていましたが、軽い気持ちで買って行けないくらいガチで辛そうなものが多かったので、明らかに子供向けの商品を買ってみました。車の形のスナック菓子。「子供が食べて大丈夫なの?」と心配になるくらい辛かったけど、癖になる美味しさで好評でした。チリパウダーまみれのポテコという感じ。 -
アラメダ公園にあったモニュメント。ベニート・フアレスって書いてある、記念碑かな。
ベニート・フアレス(1806~1872)は先住民族から選出された初の大統領で、メキシコ建国の父と呼ばれ尊敬されている人物。空港の名前にもなっています。 -
アラメダ公園沿いに歩いてラテンアメリカタワーの方へ。
歩道が屋外とは思えないくらいツルツルで綺麗。大理石? -
ラテンアメリカタワーってこれか!ソカロからも頭が見えていました。アラメダ公園からソカロは、一本道で1km程しか離れていません。
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イチオシ
アラメダ公園の東端にあるベジャス・アルテス宮殿。なんて綺麗な建物なんだろう。宮殿と呼ばれているけど劇場です。外観はアールヌーヴォー様式、内装はアールデコ様式らしい。
テスココ湖を埋め立てて造られたメキシコシティは土壌が柔らかく、建物の重さで年々沈下していっているそう。 -
Bellas Artes駅の中まで続いている手形。
宿最寄りのPino Suarez駅で乗り換えて、スーパーがある1駅隣のMerced駅に行くか迷ったけど、Merced駅周辺は治安が良くないらしいから駅前で方向が分からなくなるのが怖い。荷物も重いので一旦宿へ。 -
19時前に再び出掛ける。徒歩の方が迷わなさそうなので、歩いてMerced駅へ。まだ行っていなかったPino Suarez駅の南側にはOXXOが何軒かありました。寄りたかったけど我慢して先へ。
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駅前から少し離れるといきなり人気が無い。えっ怖!
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高架を下りると多少マシな雰囲気ですが、大通りAvenida Fray Servando Teresa de Mier沿いはローカル感100%。いやソカロから1駅のPino Suarez駅でも外国人見かけないけど…。今日1日いい天気だったのに、まだ大きな水溜りが残っています。こんな都市は珍しい。
自分を騙し騙し進むも緊張感が凄い。個人旅行をするうちにキナ臭い雰囲気に敏感になった自覚があるけど、これ強盗(に遭う)パターンでは。歩行者全然いないし。戻る方が怖いので早足でひたすら進む。スーパーに行く為に命賭けすぎ。 -
やっとのことで着いたスーパーは営業してない!ふざっけんなや!怖いっつーの!
もう戻れないのでMerced駅へ。 -
閉店しかけのお店が沢山出てるけど、そういう目で見てるせいか怖い。立ち止まって写真撮るの無理。お店の何が怖いんだと思われるかもしれませんが、メキシコシティ最凶エリアのテピト地区もマーケットなんです。他にもPantitlan駅周辺とか、治安の悪い所は大体マーケット。しかもテピトはソカロから1kmしか離れておらず、観光客の多いエリアから外れることの恐ろしさは、メキシコシティの危険エリアマップを見ると一目瞭然なのだった。
Merced駅周辺はお店が密集してごみごみしているせいか、メトロの入口が見付けられない。駅前なのに人気が少なくて暗く、グズグズしていられないので歩いてPino Suarez駅へ。Avenida San Pabloはさっきの通りよりはマシな雰囲気だけど、閉店した店のシャッターの前に露出度の高い女性がポツンポツンと延々立っていて違う意味でヤバい。でも女性が1人でいられる通りという時点でまだ安心(?)。 -
早歩きでPino Suarez駅に戻ってきた時はホッとしましたが、無駄に度胸試しをしただけの結果に。OXXOで両手いっぱい買い物して、駅前の屋台でフライドポテト(25MXN≒145円)を購入。時刻は19:30、20時には屋台も含めほぼ全ての店が閉まるようで、大通りの人気がガクンと減る。フライドポテトの屋台も油の火が落とされ冷えたポテトを売っている状態でしたが、お客さんは結構いました。
マヨネーズとケソ(チーズ)をかけて貰い、チリとサルサは断る。揚げたてじゃないけどカリカリして美味しい。 -
OXXOで買ったもの、全部で138.50MXN(約802円)。やばいお金減らない。2万弱しか両替してなくてカードも宿代3泊分くらいにしか使ってないのに。タスコ行きをやめたのとレストランに全然行っていないせいだ。
ちなみに500ペソ札で支払ったらレジ内のお釣りが足りなかったらしく、店員さんがポケットから札束を出して精算してくれました。レジに入れるより店員が持ってる方が安全なんだ。確かに…。
ホテルに戻り、部屋に戻る前にロビーでネット。それからシャワーを浴びて寛いでいたら雷の音が聞こえ、その後すぐ激しい雷雨になりました。明日の天気どうなるんだろう、ネットに夢中で天気予報見忘れたな…。メキシコシティは雨に弱いようなので、観光だけでなく交通が心配。メトロに雨水が流れ込んで運休になったりすることがあるらしい。
明日は日付が変わった後のフライトで帰国するので、昼間はテオティワカンに行きます。テオティワカンの往復バスチケットを見ながら、これ買った日の日付と時刻が印字されてるけど、この時間発のチケットじゃないよね?と急に不安に。購入時刻が印字されてるだけだよね、明日の日付を指定して購入したのにそんなまさか。オープンチケットなら普通有効期限が書いてあると思うけど、スペイン語とはいえそれも書いてないっぽいので嫌な予感がする。
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