2019/11/04 - 2019/11/04
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susuさん
数年前からメキシコに行こうと思っては怖気づくの繰り返しでしたが、遂に覚悟を決めました。ファーストクラスに乗りたいのでアメリカにも行きます。24回目の海外旅行にして、初めて日本から東へ。成田~ロサンゼルスがファーストクラス、メキシコシティ~成田がビジネスクラスで合計117,500マイル、諸税が27,790円。
メキシコの治安が心配なのであまり長居はするまい、都市間のバス移動も強盗が出るとかで怖いので最低限のグアナファトとテオティワカンだけ行ければいいやと思っていましたが、調べるうちに他にも魅力的な街が見つかり目的地を増やしました。
日程をうまいこと死者の日と重ねられたのもあって、事前の不安が嘘のように楽しい旅行になりました。
10/30(水)成田→ロサンゼルス
10/31(木)ロサンゼルス→グアナファト
11/01(金)グアナファト→サンミゲル・デ・アジェンデ
11/02(土)サンミゲル・デ・アジェンデ→メキシコシティ
11/03(日)メキシコシティ
11/04(月)メキシコシティ→テオティワカン→メキシコシティ
11/05(火)メキシコシティ→成田へ
11/06(水)成田
ESTA…14USD(1,518円)
ボラリス航空 ロサンゼルス~グアナファト…234.26USD(25,441円)
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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昨日は寝付けず多分2時くらいに寝て、10時に目覚ましで起きました。眠い、寒い。とはいえメキシコシティは今旅で廻った他の町と比べると夜も暖かめでした。上着無しでもいられるし。
宿を11時過ぎにチェックアウトして、荷物を預かって貰いました。
服屋ばかり充実しているPino Suarez駅周辺。 -
メトロ1番線→5番線乗り換えで北バスターミナルへ。
昼間の女性専用車両は空いてるし、もうウォークマン聴いてられるくらい余裕。 -
12時過ぎに北バスターミナルに到着。
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バスに乗る前に朝食 兼 昼食。色々なお店があり迷った末にバーガーキングへ。勿論ここもスペイン語オンリーだけど、店員さんがにこやかでアウェイ感が無く助かる。注文中に唐突に名前を訊かれたので、私が店員さんの言うことを誤解してるのかと焦りましたが、受け渡しの時に呼んでくれるらしい。びっくりしながら答えたので伝わってないかと思いましたが、意外にも調理担当のスタッフにしっかり伝わっていて、間違いなく呼んでくれたのでさらにびっくり。
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イートイン希望は伝わってなかったようで袋で出されたけど、席で頂きます。
ワッパーJr.コンボ(55MXN≒319円)、安い。せめてメキシコらしいメニューにすれば良かったかもしれないけど辛そうだし。でもこれにもハラペーニョソースが付いてきました。そしてメキシコらしいメニューあったかなと思ってメニューを拡大してみたら、MANGO HABANEROとかFURIOSA(激怒)とかいう名前で滅茶苦茶不穏なんですけど。
ワッパーJr.はパティが肉々しくて美味しい。ペプシコーラは何も言わなければ氷無しで出されるみたい。食べているうちにぬるくなるコーラを大量に飲むのはなかなかきついものが。ちなみにドリンクは、レジにコップを持っていけばおかわり自由のようでした。ポテトは揚げたてじゃなくていまいち。バーガーキングに来るのはアムステルダム以来だけど、明らかに揚げ方が違います。オランダ・ベルギーあたりはやはりポテトの揚げ方にこだわりがあるようだ。 -
テオティワカン行きのバス乗り場が分からずターミナル内を彷徨う。そもそも乗り場自体がどこにあるのか分かっていませんでしたが、チケット売り場の並びに数字が振られたゲートがありました。チケットに13と書いてあったので、8~16と書かれているっぽい7番ゲートへ。
ゲートにはセキュリティチェックがあって、荷物をベルトコンベアに流し金属探知機を通って乗り場へ。 -
13番乗り場に停まっているのがテオティワカン行きのバスなのか分からず戸惑う。近くに凄い行列があるけどこれがテオティワカン行き??同じように困っていた東アジア人女性に声を掛けたら、なんと日本語が話せる台湾人でした。「1人で来てるの?凄い」と言われたけど、あなたもでしょう!女性はメキシコにはお姉さんと来ていて、今日は別行動だそう。
列に並んでいたらチケットチェックがありましたが、私だけ引っかかる。昨夜の不安が的中!チケットは当日限り有効なので、窓口で交換して貰わなければならないらしい。やっぱりかよ!!台湾人女性と別れ、セキュリティチェックを逆流してAUTOBUSES TEOTIHUACANの窓口へ。
一昨日私にチケットを売った男性スタッフが、あっさり新しいチケットを発券してくれてホッとしていたら、その後その男性が乗り場まで追いかけてきて「元のチケットは無効だからもう一度支払いを」と言ってきました、はあー?!さっきそんなこと言わなかったじゃん!しかもあなたから買ったこのチケット、日付指定で買ったものだよね。前売りが無いならその時そう言うべきじゃん英語が通じるんだからさあ!この無効になった方のチケットをキャッシュバックするべきじゃないの!と言い募りましたが、向こうは真摯な態度で説得してくる感じ。私が悪いのかこれ。結局窓口に戻って払い直しました。何回セキュリティチェックを逆流させるんだよ。もう係員と顔見知りになりそうだよ。
2日ぶり2回目の104MXN(約604円)の出費。運賃安くて現金余りそうっていっても無駄使いしたい訳じゃないんだよ。 -
相変わらず行列が沢山あってどこに並べばいいのか分かりませんでしたが、とりあえず外国人観光客が多そうな列に並んで待つ。廻ってきた係員に今度こそチケットをもぎって貰えて一安心。
遂にテオティワカンと書かれたバスとご対面。 -
あれだけ行列があったのに、バスの席は1/4くらいしか埋まりませんでした。何本もある行列の大半は違う目的地だったようだ。
13時半頃に北バスターミナルを出発。 -
世界のバスターミナルあるあるだけど、バスターミナル敷地内や周辺が渋滞していて脱出するのに時間がかかる。
バスターミナル周辺にはローカルな食堂やお店が並んでいました。 -
イチオシ
ハイウェイに出てすぐに見えた街並みがすっごいカラフル!しかも色に統一感があってグラデーションになってる。こういう所こそ観光地になればいいのに。治安悪いのかな。
調べてみたらメキシコシティではこういう建築が許されていないそうで、ここは既に隣のメヒコ州のようです。 -
ロープウェイだ!これもどうしてガイドブックに載ってないんだ。場所は北バスターミナルから北東に10km程の辺り。
2016年に開通したMEXICABLEというメキシコ初のロープウェイで、渋滞と路上強盗の多い地域(…)を回避する目的で、国と州政府と個人投資家が出資して造ったらしい。全長約5kmの間に7つの駅があり、始点(Santa Clara)から終点(La Canada)を17分で結ぶそう。
観光地のロープウェイと違ってゴンドラが次々にやって来ます。ゴンドラの総数は184台、1台に10人乗れて1時間あたり3,000人、1日あたり29,000人を輸送するらしい。普通に公共交通機関なんだ。運賃も7ペソと安い。 -
どの家も屋根の上に巨大な水のタンクを乗せています。水道管の代わりだとすると水を補給するのが大変そうだなあと思いましたが、普段使いではなく雨水を貯めておいて乾期終盤の給水制限の時に使うらしい。
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テオティワカンとの中間地点辺りにあるバスターミナルからも乗客が。平日だからか、遺跡に行く観光客よりもテオティワカンの町へ行く地元の人の方がずっと多いようでした。
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長閑なトウモロコシ畑。トウモロコシの収穫時期っていつなんだろう。日本では夏だけど、穀物としての収穫は秋なのかな。
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教会と何か特徴的な建物。
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テオティワカン遺跡には入り口が3か所あります。バスは一番南のPuerta 1をスルーしてテオティワカンの町へ。
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テオティワカンの町は地図にも碌に載ってないから凄い田舎なのかと思ったけど、そうでもない。
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メルカド(市場)もある。
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イチオシ
外国人旅行者らしき乗客も、結構町中で降りていきました。滞在するのも楽しそうな規模の町。
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何番の入口に停まるのかな?と思っていたら、Puerta 2でドライバーが「ピラミドス」と声を掛けてくれました。時刻は14時半、北バスターミナルからの所要時間は1時間程でした。
Puerta 2周辺には食堂やレストランがあり賑やか。 -
チケット売り場の建物があるけど、何故か窓口ではなく建物の前でチケットを売っています。75MXN(約435円)。
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敷地内に入ってすぐの所が赤土の駐車場で、奥に太陽のピラミッドが見えました。
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メキシコらしく色々な種類のサボテンが。
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チケットを見せて中へ。いつも通り「オラ」と挨拶したら、チケットチェックのおじさんが「スペイン語を話せるのかい」と反応してくれました。このリアクションは今旅初めて。
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駐車場と参道には土産物屋がずらり。
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イチオシ
太陽のピラミッドに大勢の人が登っているのが見えます。
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太陽のピラミッドはテオティワカン最大の建造物。高さ65m、底辺は222m×225m。テオティワカンの発生と同時期に造られ始め、西暦200年頃に完成したと考えられているそう。
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月のピラミッドの方向。
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イチオシ
太陽のピラミッドはてっぺんまで、月のピラミッドは半分まで登れます。
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雰囲気を壊さない服装をした土産物売りがあちこちにいて、風情がある。
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あちこちが石垣で仕切られていて、どこへ向かうにも上ったり下りたりを繰り返す感じ。
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角度は結構急。
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正面の階段から太陽のピラミッドに登れそうに見えるでしょう。ところがどっこい、正面のはただのステージのようなものでピラミッドとは繋がっていないのだった。しかも向こう側に階段は無く行き止まりの鬼畜仕様。
テオティワカンには、あちこちにこういうステージのような遺跡(基礎?)がありました、 -
ピラミッドの麓まで来たけどこっちは下り口でした。順路は一方通行。
ピラミッドを下りてくる観光客を待ち受ける土産物売りが、みんな麦わら帽被ってて可愛い。しかし物凄い怪鳥の鳴き声のような音がする笛を売っていて、ピラミッドの上にいても聞こえてきました。こんなでかい音がする笛は、日本ではなかなか吹きどころが無い。 -
向かって右手の登り口へ。
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なんか標高(2,300m)のせいか、登る前から疲れてる。
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急な階段をヒーヒー登る。
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中腹で一休み。
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角度はさらに急になり、太いゴムチューブのような手すりが設置されています。手すりは皆の手汗でヌルっとしており、ウエットティッシュで拭きながら登りたい感じ。というか掴まなくても登れる、どちらかというと下り用。
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たまに落ちる人もいるんだろうな。
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既に眺めがいい。
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Puerta 2からの道。
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途中からはさらに急角度なんですけど。屈折ピラミッドか?それなら上の方が角度が緩いはずでは…。
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最後は殆どよじ登る。
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かなり休みながらで15分、てっぺんに到着!
太陽のピラミッドの頂上までの階段は248段だそう。散々ヒーヒー言っておいてなんですが、登った感じだと大した距離ではありませんでした。「もう無理!」とはならない程良い高さ。途中で座って休憩できるからですかね。
ちなみに世界で3番目に高いピラミッドらしい。つまり登頂できるピラミッドとしては世界最高ということですね。 -
あちこちに遺跡の基礎が残っています。南北にまっすぐ延びているのは死者の道。
テオティワカンは紀元前2世紀から6世紀まで繁栄した宗教都市。当時のアメリカ大陸最大級の都市で、最盛期には10万~20万人が住んでいたそう。 -
その後人口が増え過ぎたせいか7世紀頃から衰退し滅亡。12世紀に再発見したアステカ人が、メキシコ先住民のナワトル語で「神々の都市」を意味するテオティワカンと名付けました。
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てっぺんにはさらに小山があります。
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ゴロゴロの石が埋め込まれていて足を挫きそう。ここには神殿があったそうですが、現存していません。痕跡が無いため何を祀っていたかは謎なんだそう。
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裏側の景色。
スペインが侵略してきた時に、どうしてここは破壊を免れたんだろう。ボロブドゥールみたいにジャングルに覆われてたのかな…そんな背の高い木は生えなさそうだけど。既に廃墟だったから興味なかったのかな。 -
中腹の通路をライオンみたいな犬が歩いていました。階段登ったの…?いや、斜面からか。
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イチオシ
月のピラミッド方向の眺めが最高!
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イチオシ
月のピラミッドの高さは47m、底辺は140m×150m。数百年かけて建設され、西暦450頃に完成したらしい。太陽のピラミッドと違い色々と痕跡が残っており、頂上には月と水と豊穣の女神であるテオティワカンの大女神を祀る祭壇があったといわれています。
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発掘調査の結果、月のピラミッドは何度も増築されており、増築前のピラミッドを覆う形で造られていることが分かったそう。内部からは人骨や副葬品も見つかっています。
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縁に座り、足をぶらぶらさせながら贅沢な景色を眺めました。
斜面には所々凶器のような岩が突き出ているので、転がり落ちたらこれで致命傷を負いそう。 -
右(東)、
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左(西)。
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てっぺんの小山にも登ってみる。ここが一番混んでいました。誰しも一番高い所に登ってみたくなるようだ。小山には階段のような上りやすい部分は無く、1mくらいの壁を無理やりよじ登る感じになるし、下りる時はうっかり駆け足になり勢い余ってピラミッドから落ちる可能性もあるのであまりお勧めしません。眺めは縁からの方がいい。
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30分弱で満足して下りました。
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先が見えないくらい急な階段。私はわりと速攻筋肉痛がくるタイプなので、脚ガクガクになる前に下りておかないと危ない。
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東の空がだいぶ曇ってきました。
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イチオシ
下り口には土産物売りが待ち構えていました。買う気は無かったけど、カレンダーネックレスが可愛かったのでちょっと立ち止まる。値段を聞いたら300だそうなので断って去ろうとするも、幾らならいいんだ(「いくら」「ひゃく」は日本語)と食い下がってくる。適当に100と答えたら「それは無理だ」と言うので、それでいいよと去ろうとしたら200、150と言い値が下がり遂に100MXN(約580円)に。えっいいの?? 3種類あった絵柄違いから1つ選んで購入すると、アクセサリーショップのような透明の袋に入れて渡してくれました。
シルバーだそうだけど本当かな。メキシコは銀の産地ではあります。よく見るとカレンダーなのかは謎だけど(周りのカラフルな部分が13個ある)、コロンとしていて可愛い。しかも振るとガムランボールのように複雑で綺麗な音がします。いい買い物したなあ。 -
北(月のピラミッド)へ行くか南(ケツァルコアトルの神殿)へ行くか迷う。行きたいのは月のピラミッドだけど、月のピラミッド近くのPuerta 3からバスに乗って帰るつもりだから、先に南へ行って戻ってくるか。
歩き始めると急速に黒雲が広がり遠雷も。涼しい風が吹いて、完全に一雨来そう。 -
死者の道の脇には、小さいピラミッドのような遺跡が沢山残っています。
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スペイン語と英語の説明文の他に挿絵も。
無防備に置いてある土産物屋の荷物。 -
死者の道が舗装されているのは敷地内南北の途中までで、真ん中は草原でした。草原は石垣で広く囲まれており、草原を歩き、石垣を越え、また草原を歩き、石垣を越えるのを繰り返す。
テオティワカンの住民はそれぞれの区画に階級・職種ごとに分かれて暮らしていたらしい。この草原にどんな家が建っていたんだろう。 -
テオティワカンは下水道完備だったそう。物凄く発達した社会だ。
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イチオシ
延々と続く草原と石垣。
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野犬が沢山いました。大人しいけど目は合わせない。
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サンフアン川を越えた辺りで大粒の雨が降り出しました。折り畳み傘を持っててよかった。Puerta 1のすぐ近くだったので建物に駆け込む。太陽のピラミッドからここまでは20分程でした。
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この建物は企画展示館らしい。写真右手に映画館の入口のような大きな扉がありますが、閉ざされていました。2階はレストランになっており、無料のトイレ(写真左)もあります。
ベンチに座り日記を書いて過ごしました。土砂降りなのですぐ止むかと思ったけど、意外と止まない。外を眺めながら待っているうちに、スタッフがやって来て遺跡側の扉を閉め鎖を巻いて施錠を始めました。ええ~、中に人いるのに閉めるの?!まだ16時半なんだけど。反対側の扉(写真背後、Puerta 1に繋がってる)も閉められたら敵わないので、まだ雨が降ってるけど観光に行くことにしました。 -
建物正面のケツァルコアトルの神殿へ。さっきまで結構な数の観光客の姿があったけど、30分以上雨が降り続いている今となってはほぼ無人。
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どれが神殿なんだろう。分からないけど順路に従い階段を上る。
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ステージのような遺跡(上の写真)の向こうに見えたこれがそうか。
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階段の両脇の装飾が、この神殿の見所。
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ケツァルコアトル(羽毛の蛇、水と農耕の神)とトラロック(雨と雷の女神)の彫像。雨と雷の神って、ある意味このシチュエーションで見るのは正解なのかも。
ケツァルコアトルはケツァル(鳥)コアトル(蛇)でまあ納得できるというか、龍のような姿をしているけど、トラロックはカーズに出てきそうな見た目。ロボット?車?大きな目玉と上唇、大きな歯が特徴らしいがどの部分だ?一番下の部分が牙だとすると、こちらも龍みたいな顔なのかな。
昨日国立人類学博物館で見た実物大のレプリカ(色まで再現してある)の写真を確認してみると、目は上の丸いのじゃなくてその下の左右に離れた部分のようです。頭に東京ビッグサイトを乗せた龍という感じ。 -
ステージから振り返るとこんな感じ。奥にさっきの企画展示館が見えています。
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見学中も雨脚が強かったけど、この辺りでほぼ止んできました。
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太陽と月のピラミッド。テオティワカンは北(写真奥)へ行くにつれて緩やかな上り坂になっています。石垣を越える度に階段状に高さが変わっていったようだけど、石垣の中は平地なので歩いていて全然気付きませんでした。
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ケツァルコアトルの神殿は近くへは行けず、ステージから眺めるだけなのかと思ったら、神殿へ向かう下り階段がありました。
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どっちにしろ触れるような位置までは行けないようだ。これ今は空いてるからいいけど、通路が狭くて混雑時は大変そう。
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イチオシ
彫像を目の前で見ることは出来ました。赤い彩色が残っているのが分かります。
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ケツァルコアトルの神殿自体はそれ程大きくないけど、400m四方くらいある広~い城壁で囲まれています。
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イチオシ
雨が上がった死者の道。
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太陽のピラミッドの上に人の姿がある。上は何一つ雨を遮るものがないし、下りるのも危ないから土砂降りの間は大変だったろうな。
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月のピラミッドまで行くか迷う。引き返すか何度も躊躇い、立ち止まりながらポツポツ歩いて、最初の石垣の上からピラミッドをじっくり眺め、遠さを再確認して引き返すことにしました。いちいち草原に下りながら石垣を何度も越えるのが結構しんどいのよ。両サイドに石垣の高さの道が途切れずあればいいんですけどね。
ちなみに自転車の観光客も見かけたので、遠回りすれば石垣なしの道もあるようです。
この時は知りませんでしたが、テオティワカンの公開時間は17:30まで(入場は17時まで)で、既に17時を過ぎていたのでどっちにしろ間に合わなかったですね。音と光のショーがあるから夜まで開いてるものと思い込んでた。出発がのんびりし過ぎていたせいもあって、半分くらいしか見て回れなかったなあ。ちょっといつかリベンジしたい。 -
両側の扉が閉鎖された企画展示館の脇を通ってPuerta 1へ。企画展示館の前には土産物屋があります。
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チケットチェックのゲートの先には、こちらも赤土の駐車場。
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歩き方によれば、チケット売り場の先のロータリーにメキシコシティ行きのバスがやって来るらしいけど、バス停は無いらしい。他にも観光客の姿がちらほらあり、めいめいバラバラの位置でバスかタクシーか迎えの車を待っているようでした。
適当な所で待っていると、行き先表示が北バスターミナルになっているバスが、どこにも停車せずに目の前を通過して行きました。ハアー?! -
憤慨しながらラウンドアバウトを半周してみると、バス停あるじゃん!さっきのバスはここに停まった様子もなかったけど、無人だったからか。
もう逃すまいと、1人分しか立てるスペースがない(花壇の土の上に一枚だけ石板が置いてある)バス停で待つ。他の観光客は向かいのラウンドアバウト(サボテン園のようになっている)を観光しながら待っているようでした。 -
通りかかる車のライトが点きだす時間帯になりだんだん不安に。立ち尽くすこと15分程でバスが来た時は嬉しかったです。「シウダー・デ・メヒコ?」と確認してから乗り込むと、車内は満席!メキシコシティ行きのバスはPuerta 3→2→1の順に廻るようだ。帰りはPuerta 1からがお勧めみたいなことが書いてある歩き方ふざけんなよ。
もう疲れ切っているので、大型バスの後方扉前の階段に勝手に座り込みました。目の前がトイレで臭いし、上の段に座ってきた子供達がはしゃいで何度も背中を蹴るのが辛い。暗くて臭い中で目を瞑り、音楽を聴いて耐える。通路には立ち乗り客が溢れているので、こんな状況でも私はまだマシ。満席でも乗車拒否せず乗せてくれて助かった。
日が暮れると、行きに見た山の斜面の家々に灯りが灯って幻想的な眺め。普通の座席の窓から見たかった。 -
18時半頃に北バスターミナルに着きました。最後にまだ行きたい所がある。北バスターミナルから徒歩圏のスーパー!
北バスターミナルを出て左へ進むと、いきなり観光客が来るとは思えないローカルな雰囲気に。えっ怖い、昨日と同じパターンじゃん。ひたすら足早にMAPS.MEで見つけたスーパーを目指すも、その場所にあったのはメルカド(市場)でした。ふざけんなやMAPS.ME、これをスーパーマーケット表記にするってどういうことじゃ。「市場」ってカテゴリーもあるじゃろがい。 -
また早足で戻る。メキシコでは結局1軒もスーパーを見つけられなかったな。
昨夜彷徨った辺りもそうだけど、ローカルな所にはローカルな食堂や屋台が沢山あります。凄く興味あるけど、治安が未知数なので早く目的地に着くことばかりに意識が行ってしまう。 -
北バスターミナルに戻って夕食。建物内にはファストフードの他にフードコートもあり、メキシコ料理もあったのに、迷った末に何故か対面販売のホットドッグを選んでしまう。お金余ってるのになんで節約しちゃうんだろう。
レジで注文・清算するとレシートが渡され、それをすぐ横の調理場にいるお婆ちゃんが受け取って調理してくれます。スペイン語オンリーですが、ここも「〇〇は入れる?」と一通り全部聞いてくれました。メキシコの人は面倒見がいいと思う。 -
ホットドッグ(22MXN)と謎のドリンク(19MXN)、計41MXN(約238円)。
出てきたのは練り物感が強そうなソーセージ。皮無しのソーセージが苦手なのでダメかと思ったけど、パンとケチャップのお陰かアメリカンドッグの中身みたいで食べられる。パンはふわふわ柔らかい。トッピングは辛そうなものを色々断り、残ったのは角切りの玉ねぎとトマト。
白いドリンクはココナッツジュースかな。3種類ある中で一番何だか分からないものを選びました。優しい甘さで美味しいけど、氷無しで量が多くて胃がタポタポになる。 -
メトロでPino Suarez駅に戻り、OXXOでお金を使い切る。会計中に様子を見ながらレジ横の飴を追加したり、オーバーしてキャンセルして貰ったりしながら合計209MXN(約1,212円)。お買い得なクッキーとか買ってたら全然目標額に達しないので、高いナッツ類に手を出しました。
ピーナッツとかは日本のより塩気が強いけど普通、下のナッツは日本でもよくあるカリカリした衣が付いたやつ。右上のクッキーは、パッケージ写真だと小さめのショートブレッドのように見えるけど、実物は全粒粉で巨大。食感が良くて美味しく好評でした。メキシコの(というかOXXOの)お菓子はどれも奇をてらわない味で美味しい。しかし左下の飴はなんと塩かけたスイカ味!普段からスイカに塩をかけて食べる人にはいいかもしれないけど、私はかけない派なので数分でギブアップでした。 -
20時半頃にホテルに戻って荷物をピックアップ。荷物置き場の小部屋を開けて貰ったら、残っているのは私の荷物だけ。ロビーのベンチで荷物を詰め、少しネットを使わせて貰ってから駅へ向かいました。
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昼間と違って夜のメトロは混雑していました。柵で通路が狭められており、横にいる警備員?にボディーランゲージで「通っていい?」と尋ねると「10 minutes」との答え。よく分からないので見えているホームを指差すと、英語を絞り出そうと苦心している様子を見せてから諦めたように両手を広げ「Stop」。分かった!今は通れないのね。意図が伝わりお互い笑顔に。周囲を見回すと他にも待っている人がいる。どうやら混雑回避の為の入場制限を行っており、降車客が出てからホームに入れるようです。10分も経たずにOKが出て柵をどけてくれました。
悪名高い夜のメトロですが、昼間と違って警察官がホームを警備しているので安心感がありました。女性専用車両も大混雑で、車内は暑さが地獄。発車直後に急停止という予想外の動きをしたので踏ん張り切れず、横の女性に思いっきりぶつかってしまいました。「ぺルドン(すみません)」という言葉を知っててよかった。市民は慣れているのか、よろめいている人が他に誰もいなかったのが驚きでした。
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