2019/10/18 - 2019/11/07
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marimosさん
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ずっと憧れだったマダガスカルにやっと行くことができました。
目的はとにかくバオバブ!バオバブ!バオバブ!
とツィンギーです。
アンタナナリボを起点に、西部・南西部エリアを周りました。
各スポットの様子や物価など、
できるだけ細かく書いていきたいと思います。
少しでも旅行される方の参考になれば幸いです。
*タクシーベやタクシーブルースといった公共交通機関だけでは目的地に行ききれない(行くとしても超体力がいる/フランス語かマダガスカル語必須)と思ったので、今回は『マダガスカルツアーサービス(http://www.madagascar-tour.jp/)』さんにスポットガイドやホテルの手配をお願いしました。
*100アリアリ=約3円として記載
今回の旅行記→◆
==旅程==
10/18 移動
10/19 移動・アンタナナリボ
10/20 アンタナナリボ
10/21 アンタナナリボ→モロンダバ
10/22 モロンダバ
◆10/23 モロンダバ→キリンディー→ベコパカ
◆10/24 ベマラハ国立公園(ツィンギー)
10/25 ベコパカ→モロンダバ
10/26 モロンダバ
10/27 モロンダバ
10/28 モロンダバ→アンタナナリボ
10/29 アンタナナリボ
10/30 アンタナナリボ→トゥリアーラ→イファティ
10/31 イファティ→モロンベ
11/01 モロンベ→アンダバドアカ
11/02 アンダバドアカ→サラリー
11/03 サラリー→トゥリアーラ→アンタナナリボ
11/04 アンタナナリボ
11/05 アンタナナリボ・移動
11/06 移動
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PR
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早朝にモロンダバを出発し、キリンディー森林保護区に寄ってからベコパカ方面に向かっています。
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まわりには何もありません。う~ん開放感!
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遠くにはバオバブの森が見えます。
バオバブをじっくり楽しめるのは、ツィンギーから帰ってくる明後日。今日は遠目で我慢します。 -
ベコパカに行くには、ツィリビヒナ川・マナンブル川という2つの川を渡る必要があります。
ここは一つ目のフェリー乗り場。 -
ちょっとした休憩所になっています。軽食も食べられます。
ちなみにモロンダバの街を出てから、移動中は基本青空トイレです。
このフェリー乗り場にもトイレはありません。はじめての青空体験だったので、ガイドさんに「いい場所ある?」とアドバイスをもらって済ませました。
あんまり遠くに行っちゃだめだよ~とパパのように声をかけてくれます。 -
フェリーっていうかイカダ…。
車と人を載せて川を進んでいきます。 -
日差しがきつければ車内にいてもいいとのこと。
せっかくなので外で風を浴びることにします。
船の先っぽ部分に腰掛けるのがおすすめ。
ボボボボとエンジンの振動が腰に伝わってきます。 -
向かいから別のフェリーとすれ違いました。
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観光客向けの船も。
キッチンやリクライニングチェアがついていて、食事をしたり寝転んだりしながら船旅を楽しめる。 -
雨季は水かさがぐっとあがるようです。
昔はワニが多くて危険な川だったそうですが、今はこんな風におだやか。
約45分の船旅です。 -
川を渡ったところにあるBeloという町でランチをいただきます。
ガイドさんが連れてきてくれたレストランは『Hotel du Menabe』。外国人向けのようです。 -
レストランではワニが飼われていました。
食用ではない。 -
マダガスカルっぽいものが食べたいとガイドさんに相談し、「ラヴィトゥトゥ」というキャッサバの葉の煮込みを注文しました。
中にはチキンも入ってます。
ぱっと見の印象がいまいちなんですが、美味しかったです。
葉は見た目通りボソッとした食感。味付けはなんていうんでしょう…しょっぱい?チキンがジューシーでうまうまでした。 -
デザートはバナナフランベ。
ラム酒がきいてました。 -
調味料コーナーがかわいい!
お船になってます。
レストランの入り口には子どもたちが集まっていて、お金をちょうだい飴をちょうだいと声をかけてきます。スタッフさんに怒られるのか中までは入ってきませんが、その子どもたちを横目にきれいな食事をたらふく食べるというのは複雑な気持ちになります。 -
ここからベコパカまでは、複数の車でキャラバンを組んで移動します。
そこには警察も同行します。
以前は車両が襲われたりといった事件もあったようです。
最近は危ないことはないけどそれが決まり事なんだ、とガイドさんがいいます。他の車が集まってくるまで町で食休み。 -
ぶた、やぎ、うし、いぬ、いろんな動物が道を横切ります。
車に1人乗せてほしいと警察官から話があったようですが、ガイドさんは(良いのか悪いのか)私がゆったりスペースを使えるようにと断ってくれました。
こっから約6時間の悪路ドライブです。だんだん揺れが心地よくなってきて、頭をぶつけながら眠ってしまいました。 -
いい具合に進んでいると思ったら、ドライバーさんが途中で車を停止。キャラバンの後ろの車も停まり、大丈夫かと声をかけてくれます。
ドライバーさんはエンジン?の冷却水を補充。
故障という故障ではないようなのでよかったです。休憩~。 -
休憩所。
他の旅行客さんとちょっとお話しできました。
モロンダバのホステルが旅行会社をかねており、その方はそこでツアーを申し込んだそうです。ルートは私と同じ、モロンダバ⇔ツィンギー往復&帰りにバオバブ夕日鑑賞です。チャーターは快適ですが、こういったツアーに参加するのも楽しそうですね。
(料金は聞きそびれましたが)費用も抑えられると思います。 -
2つめの川を渡ります。
こちらの川は10分くらいの短い移動です。 -
ベコパカ村の男性たちが、乗降をサポートしてくれます。
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フェリーの順番待ちをしているところで日が沈みました。
モロンダバを出発してから、かれこれ12時間。
ドライバーさん本当にお疲れさまです。 -
川を渡ってから15分くらい更に車で進んだところに今日のお宿『Hotel Orchidee du Bemaraha』がありました。ロッジタイプのお部屋です。
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ダブルベッドとシングルベッドが1台ずつ、トイレとシャワー付きです。
ここの部屋はマダガスカル滞在中一番つらかった場所でした。
部屋の中は常に虫のパレ―ド。
ゴキブリ、バッタ、クモ、コガネムシ、蚊…蚊よけスプレーをまいたところで蚊以外はびくともせず。しかも皆サイズがでかい。
蚊帳に籠城しても中までゴキちゃんが入ってきたので、フロントに泣きつき殺虫スプレーをまいてもらいました。いったんは落ち着きますが、数十分すれば再度パレードが始まります。もう諦めるしかない。
まぁ、マダガスカルの地方に来たんだからしょうがないな…。(でも翌日別のホテルに泊まった人に聞いたら、そんなことはなかったようです)ホテル オルキデ デュ ベマラハ ホテル
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夜ご飯はヤギ。食感と味的に内臓系だったと思います。
パンがついています。ホテル オルキデ デュ ベマラハ ホテル
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虫こわい~暑い~と思いながらも、疲れていたら寝られるもんですね。
ぐっすり眠れました。
朝ごはんはパン3種とジュースとオムレツ。
手作りレモンジュースが美味しかったです。ホテル オルキデ デュ ベマラハ ホテル
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ホテルは7:40に出発しました。
大ツィンギーへは、ホテルから1時間半ほど車を走らせます。
途中の村でツィンギー専門のガイドさんと合流しました。
英語が話せる方のようで安心。 -
村はのどかです。
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でこぼこ道を通り抜けて、やっと入口に到着しました。
スタート地点には一応トイレがあります。
木の柵で心ばかり姿を隠してくれる程度の、扉無しのやつです。
トレッキング開始前にハーネス(安全帯)を太ももに装着しました。スリリングな場所ではこれが活躍するようです。
看板には、ルートやおすすめの持物などが書かれていました。
私は以下の装備で行って全く問題なしでした。
(詳細は追って口コミに書きたいと思います)
●持物
水1.5L・帽子・ヘッドライト・軍手・虫よけスプレー
軍手は、岩を上るとき用にあると便利です。現地ガイドさんも着用していました。ライトはヘッドライトの方が便利ですが、懐中電灯でも大丈夫だと思います。
●服装
長ズボン&半袖Tシャツ&スニーカー
本気装備の必要はありません。通気性の良いウェア、トレッキングシューズがあればより良いと思います。日焼け対策に軽めの長袖シャツもあればベスト。 -
最初は草むらや森を抜けていきます。
ここは雨季になると水で浸かってしまうそうです。
白い岩がその水で覆われる部分だとか。
雨季である12~4月頃は道が通れなくなってしまうので、ベマラハ国立公園自体が閉鎖してしまいます。ここがどっぷり池になるんじゃあ、たしかにトレッキングは無理だなぁ。
太古の昔、ここは海でした。
その証拠に、そこかしこの岩で貝の化石が見られます。 -
トカゲ。
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この鳥に出会えたらラッキー!
パラダイスと呼ばれている鳥さんだそうです。
水色のアイラインと長い尾っぽが美しい。
色鮮やかなのはオスだと教えてくれました。 -
これはメス?忘れてしまいました。
大ツィンギーのルートは、平坦な森→ちょっとずつ岩が増えて→洞窟→すごい岩を上る、という感じです。帰りはその逆。
森ゾーンでは、鳥やシファカなどの動物と出会えます。 -
木にからみつく木。
蛇のように絞めつけて中の木の生命力を奪っていきます。 -
少しずつ岩が増えてきた。
ハットのお兄さんがツィンギーで付いてくれたガイドさんです。
岩場では、どこに手や足を置いていくかアドバイスしてくれました。屈んで進むところでは、なぜか流暢な日本語で「頭気を付けて」と声をかけてくれます。これを教えた日本人旅行者の存在を感じてほっこり。 -
普段は運動なんて一切しないインドア人間なので、ところどころ休憩を入れてもらいます。
有難いことに、私のリュックはモロンダバからのガイドさんが背負ってくれました。ついでにカメラも預けて、色んなところで写真を撮ってもらいます。これが専属ガイドの良さ!本当にありがたい!
ここの洞窟ではヘッドライトを装着します。
明かりはないので真っ暗です。
一角には貝殻がたくさんあり、ここでも海の存在を感じました。
途中せま~い隙間をぬって通る場面も。自分は普通体型だと思っているのですが、それでもなかなかに狭い。 -
洞窟を抜けると、そこからハーネス着用で岩山のボルダリングです。
手や足をかける場所は大体決まっているもののスペースは小さく、後ろには支えもなにもありません。落ちたら大分やばそう。あと高所恐怖症の人はしんどそう。
ただ自分はかろうじてジャングルジムが上れるようなレベルですが、それでもてっぺんまでいけたので、見た目より難易度は高くないと思います。 -
てっぺんからの景色。
こんなに岩山に囲まれるのは人生で初めてです。
来てよかった。 -
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まわりはただただ自然。
見える範囲に他のツィンギーはありませんでした。
本当に不思議な環境だなあ。
展望台は1グループずつ交代でのぼっていました。
一通り景色をながめて写真をとったら、次の組に交代します。 -
ここが展望台。
すぐ目の前にも岩がある。 -
ハーネス不要のエリアでも、しばらくはこんな感じで上り下りがあります。日を遮るものがなく、とても暑かったです…。
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木の歩道やハシゴはちょっぴり頼りない。
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ツィンギーのガイドさんにとってはこの登山が日常なんですよね、すごい。
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絶妙なバランス。
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大ツィンギーのハイライトのひとつ、大吊り橋。
ガチ崖を渡ります。
渡るのが自分だけでも、そっと歩いてもどうしても揺れます。
こわあ~でも景色すご~い。
ビビる私に、ガイドさんは笑ってカメラを向けてくれる。 -
王座の岩。
ここに座って写真撮影するのが定番のようです。 -
2つめの展望台から。
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だいぶ下ってきました。
この日陰でお昼ごはんを食べます。
ごはんは、ホテルでランチボックスを準備してもらっていました。 -
日が差し込んでくるのが何とも神秘的。
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ボックスをひろげたら、マングースがやってきました。
何回追い払ってもめげずにやってくる。
ちなみにご飯は、お米に野菜を混ぜたようなものと、バナナとチョコレート菓子でした。動いたはずなのになぜかお腹がすかず、ここではバナナだけを頂きました。 -
ほかの場所ではねずみさんも。
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そして森まで戻ってきたらシファカが!!
ガイドさんが振り返って、静かに近づくんだよと合図してくれました。
行きは出会えなかったので、最後に見られてすごく嬉しい。 -
近い!白くてふわふわの毛がかわいい~。
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なんと地面に座っている子も発見。
ここまで近くで見られるのは珍しいらしく、これまで案内に専念していたツィンギーガイドさんもスマホで撮影しはじめました。
目がくりっくり。 -
掴まりかたも可愛い。
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横顔も可愛い。全部可愛い。
登山で動物と会えると、ごほうびをもらったような気分になります。 -
次は鳥のたまご発見。
近くで親鳥が見守っていました。見せてくれてありがとうございます。 -
入口に戻ったのは、出発から4時間半後くらい。
同日に上った方の話をきいたら、3時間半で帰ってきたといっていたので、私はゆっくりめだったのかもしれません。
車に戻ったら、これから小ツィンギー行く?どうする?と聞かれたので反射的に「もう無理だよー」と答えてしまいました。こんなにくたくたなのにこれからまた歩くなんて…一瞬冗談かと思ったのですが、行くかどうか普通に質問してくれてたようです。
所要時間は1時間くらいだそうなので、今思えばもうひと踏ん張りして行ってもよかったかなという感じもします。 -
ということでホテルに帰ってきました。
部屋に入ったらやっぱり虫だらけだったので、フロントでお掃除をお願いしました。お掃除中は、バーカウンターでジュースを頂きます。カウンターにいた、ドライバーをしているというマダガスカルの兄ちゃんに、マダガスカル語やフランス語を教えてもらいました。
そして部屋に戻ったら再度Gちゃんが発生。
掃除してくれたマダムに声をかけたら、たくましく靴と素手で退治してくれました。感激したので素直にチップをお渡ししました。ホテル オルキデ デュ ベマラハ ホテル
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夕飯は、今回も前菜・メイン・デザートのコースです。
前菜はエビのスープを選択。
メインはイカ焼&パスタにしました。疲れた体に染み渡る。ホテル オルキデ デュ ベマラハ ホテル
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デザートはフルーツポンチ。
お腹いっぱい食べられて幸せです。
今日も体が疲れていたので、あの部屋でもぐっすり寝られました。
翌日はバオバブ街道に寄ってからモロンダバに戻ります。ホテル オルキデ デュ ベマラハ ホテル
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