2019年10月　還暦夫婦トルコへ行く9　イスタンブール/帰国の途に着く、台風19号でシンガポールに足止め

2019/10/01 - 2019/10/13

以前子供たちが卒業旅行で行ってきたトルコの鉄板観光地をゆるっと回ってきました。トルコ滞在中にトルコがシリアと戦争を始めましたがイスタンブール市内は何の変化もなく、また帰国時は台風１９号の影響で予定通り帰国できずシンガポールに約１日足止めをを食うことになりましたが、１３日間の楽しい旅行になりました。

帰国の途に着きます。イスタンブールを出発するときにシンガポール発が遅れることはすでに判っていたのですが、その後さらに予定が遅れ、ほぼ丸一日シンガポールで過ごしました。そのおかげ？でシンガポール航空のいろいろなトランジットの特典を楽しみました。

エリア イスタンブール(トルコ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: シンガポール航空 ターキッシュ エアラインズ
• 旅行の手配内容: 個別手配

帰国の途に着きます。台風１９号の影響で日本着は遅れることは覚悟していますが、とりあえずシンガポールに向かいます。
アヤソフィア前のスルタンアフメット駅前からハバスバス（９：００発）でイスタンブール新空港に向かいます（イスタンブールカードで18TL, 340円）。タクシーなら120TLかかりますのでとってもお得。３０分に１本出ています。渋滞もなく５０分で空港に到着。この時点で所持金20TL, イスタンブールカードの残高1.6TLでトルコリラの整理もほぼ終了。

シンガポール航空の発券カウンターは３時間前からしか開かないので３０分ほど並びます。

結構な人が列をなしていました。

我々のシンガポールー羽田便はこの時点で１２時間遅延となり、発券されました。
元々シンガポール空港の乗り継ぎ時間を8時間予定していたので、この遅延により20時間の乗り継ぎ時間になります。どのように過ごすかを考えます。

イスタンブール新空港の内装です。

スターアライアンスであるトルコ航空のラウンジで一休みします。前のアタチュルク空港のラウンジと同じようにゴルフやＦ１のゲームがありました。

シンガポールまでお世話になります。機材はＢ７７７－２００ＥＲ．

フライトは極めて安定していて、ＣＡの応対もいつもながら満足です。写真はアゼルバイジャン上空。I-PHONEって飛行機の上でも撮った場所を記録してくれるのですね。

早朝４時４５分にチャンギ空港に到着。明日の朝１時３０分まで時間をつぶさなくてはなりません。
まずは無料の市内観光ツアーに行くことにします。受付開始が７時なのでそれまでラウンジで過ごします（写真はツアーの第２ターミナル受付）

７時になったので受付をしてもらいます。一人ひとりの登録に時間がかかるので、早めに並ぶことをお勧めします。我々は６時５０分に並びましたが、すでに４，５番目位でしたし、一人が代表で何人分もの受付をしている人もいました。パスポートが必要です。何故ならシンガポールに入国するので。この市内観光ツアーはシンガポール航空利用者で乗り継ぎ時間が６時間以上の場合参加できます。英語での実施になります。事前申し込みの必要ありませんが、ネットでも申し込みができるようです。

９時からのツアーを予約しました。７時５０分になったらこのカウンター前集合と言われます。８時５０分の間違いではありません。胸にシールを貼ります。

８時過ぎに第２ターミナルから第３ターミナルへスカイレールで移動し、ターミナル３で受付をした人たちと合流。イミグレをした後、９時ごろにバスに乗り込み出発します。

ツアーは２時間３０分。まずは市街地へ向かいます。

車窓

マーライオンに渡る橋の前の公園でバスを降りて自由時間です。マリーナ・ベイ・サンズが正面に見えます。

お決まりのマーライオン。

後ろのミニマーライオンからも水が出ていました。このミニマーライオンから水が出ているのは初めて見ました。

車窓

車窓

ブギスにあるサルタン・モスクにきて、自由時間です。

サルタン・モスクはイスラムの寺院です。以前来たときは礼拝の最中で入れなかったのですが、今回は入れました。

もちろん敷居の中には入れません。

1828年建造でシンガポールにある最大最古のイスラム寺院です。

サルタン・モスク前のブッソーラ・ストリートはお土産屋、レストランが軒を連ねます。気温は３０度を超えました。

ジャマール・カズーラ・アロマティックス。
好みの香りの香水をその場で調合してくれる店ですが、今回も勇気がなく外から覗くだけになりました。

１１時３０分に空港へ帰ってきましたが、我々はそのまま今年４月にオープンしたジュエルまで送ってもらいました。
何といっても、この吹き抜けに上から落ちてくる「Majestic Waterfall」が圧巻です。

３６０度、上から下まで見てしまいました。ちなみにこの建物は地下２階、地上５階建てでチャンギ空港の各ターミナルと連結されています。

もう一つシンガポール航空利用者の特典を利用します。
「行っトク！シンガポール」といってシンガポール航空、シルクエアーで日本出発便を日本発券で利用する人なら参加できます。但し５日前までにWebで申し込み、QRコードを受け取らなければなりません。
我々は今回Canopy Bridge(S$8)とMirror Maze(S$15)が無料になるコースにしましたが、他にはシンガポール・フライヤー50%OFF券やマリーナ・ベイサンズ・スカイパーク展望デッキ無料券他があります。

Canopy BridgeはWaterfallの横を歩く透明な道です（23m)。（写真に写っている空中の橋）

Mirror Mazeはガラスの迷路です。
事前の申し込みで届いたQRコードをチケットに交換するのは1階のサービスカウンターです。このサービスを受ける人は少ないとのことで、我々が引き換えに行ったときはたいそうびっくりして、手続きに手間取っていました。

Manulife Sky Nets - Walking
子供は喜びそうなアトラクションです。我々は乗りませんでしたが。

ターミナル３とターミナル２を結ぶスカイレールがこのWaterfallの横を通るので往復して撮った写真がこの写真です。

ターミナル３にきました。イミグレをすまし、往きにトランジット・プログラム（無料でもらえるS$20のクーポン券）でもらったクーポン券でTWGの紅茶を購入し、ラウンジに入ります。これから約10時間ここで過ごす覚悟をしていました。
5時間たったころ、さらに出発が5時間延期されたことをWeb情報でキャッチをしたので、ラウンジにあるシンガポール航空のカウンターにいき、何とかならないか相談していると日本人の係の女性がきて丁寧に対応してもらいました。

結局、ホテルを準備してもらえることになり、翌日のボーディングパスもらいをタクシーを手配してもらい、マンダリン・オーチャード・ホテルで一泊しました。もちろんホテル代、タクシー代はシンガポール航空持ちです。もしかするとスターアライアンスの上級カードを持っているのでこのような手配になったのかもしれません。しかし、疲れていたので風呂にも入れてよかったです。万が一に備えて一泊分の着替えを手荷物にしていたのも奏功でした。

晩飯はホテルのビュフェ形式のレストランで9時30分ころにいただきました。
とりあえず、寿司と海老の天麩羅。

ついでにロブスター。

翌日は朝3時45分にチェックアウトをしてタクシーで空港へ向かいます。
今度は予定通り飛びました。

富士山を見て帰ってきたなとほっとしました。