Japan　こびとの小屋からはじまる楽しい旅　　kitoriのお祭り

2019/10/26 - 2019/10/26

家・店・家具のデザインを手がけるkitoriの
ショウルームと工房を解放した二日間だけ(26・27日）のオープンアトリエ
小さなお祭り（11:00～19:00）に行ってきました。
https://kitori.jp/news7.html

とてもたのしくて美味しいので
「季節に一度でいいからオープンしてくれないかしら？」
の声が聞こえてきましたよ。

エリア 立川(東京)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 私鉄 徒歩

昭和記念公園のこびとの家を作ったのはだれ？
https://4travel.jp/travelogue/10546821
森のこびとでしょ？
そう。
でもてつだったのはkitoriのおじさんらしい。

このおじさんは
都内はもちろん信州や沖縄やあちこちをとびまわって
たのしくてお洒落な家をつくっています。

こびとの小屋は
この大きなケヤキのそばで見たこともあれば
チューリップの渓谷で見たことも。
何か所にもあるのかな？

いえいえさうではありませぬ。
こびとたちは思いもかけず力持ちで
好きなところに夜中のうちに運んでしまうんですって。

そのおじさんのアトリエは
https://kitori.jp/showroom.html
多摩モノレールと新奥多摩街道が交差する日野橋交差点近くにあり

いつもは予約制なんですけど、けふはいつでも誰でも大歓迎！
「百の灯りとおしゃべりと夢」ですって。

入り口はいるとすぐに表紙のバーカウンターがあり
maymaytitiさんの夢のやうな
おとぎの国をさまよってるやうなすてきな絵がお出迎え。

静かな時にもういちどゆっくり子細にながめてみたいなあ。

階段の上り口に置かれたパンフレットには
「まず、夢の話をしましょう。」と書かれています。
心踊る心地よい空間をつくるおてつだいをします。

階段を登るとこちらにも
maymaytitiさんの作品がいい雰囲気。

2階に上がると

レトロなショウケースの中には

手焼きのタイル

どこもここもが素敵なショウルーム。

こちらは子供部屋用のキッチンのサンプル。

こちらは大人用のキッチンのサンプル。
っていうかレストラン用ですね。
kitoriは素敵なカフェやレストランを作るのが得意です。
今日はおいしさうなケーキ屋さんが参加してました。

タイルもそこここに魅力的な使い方が展示してあって。
大工のSKRちゃんがお客様の熱心な質問に　

丁寧に答えています。
SKRちゃんはkitoriで働きたくて1年間毎日成田から通ったんですって！

タイルへのこだわりはトイレの床にも。

ヨーロッパの古い街を思い出させてくれるニッチも
kitoriのおじさんは大好き。
トイレが美術館みたいぢゃない？

この扉の中にはクラシックなドアノブやら取っ手やらタイルが
ぎっちり詰まっていて
クライアントがあれやこれやと選べるようになっています。

このドアにも見本が。

ここにも。

そして手焼きガラスや
アメリカの工場から仕入れた手焼き風ガラスも。

唐辛子婆さんいらっしゃい。

二階の畳の間では
八王子の坂本呉服店が素敵な和の小物を展示していました。
おや？左端のはコウモリみたいね？
ハロウィンのためかしら？

坂本呉服店もkitoriの作だそうなので
昭和記念公園ファン倶楽部でおなじみのBeZen ちゃんや
唐辛子婆のマンションのとびっきり着物姿の美しいお友達と一緒に訪れてみたい。

神宮前からやってきたアトリエ・ピッコロ
こちらもいつかきっと訪れてみたい。

小さな野菜屋「こうやま農園」は

2階のオープンエアのスペースで

グーズベリー（フルーツほおずき）を売っていて

唐辛子婆はこのヨーグルトのやうなお味が大好き！
うれしいことに唐辛子婆の家から徒歩圏内だとわかって
毎日でも買いに行きたい！

こちらは寝転がってもいい東屋みたいなところ。
チュニジアのカーペットやランプがエキゾチック。
maymaytitiさんの絵も中東を旅した時のものかしら？

初冠雪の富士山がながめられる屋上（４F)では

「狭山茶のイベントぜひやりましょう！」
熱意が水蒸気になってたちのぼっているかのやう。
濃～い深蒸し茶が大好きな唐辛子爺が喜びさうなイベントだわ。

クリエイティブな人たちのおしゃべりを（盗み）聞くのは
ワクワクします。

屋上から3階を眺めると
一番向こうの赤い屋根がチュニジア風あづまやで
真ん中の木の茂みのまわりにみんなが座っています。

マルベリーフィールド（JR青梅線中神駅ちかくの本屋＆カフェ）

唐辛子婆はこのお店を訪れたことがあり、懐かし～い！
その時の旅行記はこちらです。
Japan　「ぶらっTokyoさんぽ」昭島まちあるき　写真撮影を学ぶ
https://4travel.jp/travelogue/11420453

マルベリーフィールドはこれから地下にギャラリーをつくるんですって。
トークイベントや音楽会、絵画や写真の展示、ハンドメイド雑貨の販売
文化振興や創業チャレンジの場としていきたい。
そのため資金の一部をクラウドファンディングで調達したいそうです。

みんなたのしさう。

唐辛子婆もワインとサーモンをいただきます。
おいしい！

「いいわねえ
季節に一回でもいいからここでオープンバーやってくれないかしらねえ？」
という声が聞こえてきました。
日頃はカフェやお家のデザインや施工でおおいそがしなので
準備が大変かもしれないけど
（今回も前日が大雨だったのでそれはそれは大変だったそうです。）
月に一回やってくれてもいいんだけど♪

本を読みながら食べてる人も。

そう。
オリオン書房がえりすぐりの本を持ってきて
「とんがり書房」として出店してるのです。

この2日間限定の「とんがり書房」では
オリオン書房ノルテ店（立川駅北口）の店長さんが
本を並べ替えたりしています。

どれもこれもほしくなっちゃう。
植物大好き人間としては見逃せないこの本の

中はこんなふうです。

「自分の好きなことを仕事にする以上に幸せなことがあるかい？」

ぢゃあkitoriのおじさんは本当に幸せな人ではないでせうか？
テレビ局をやめて家具を作ってみたら楽しかった。
自分の好きなことを仕事にしている。

私は世界一賢い鳥だからよ～くわかるよ。

これ読んでみたい！

「酒」コーナーにも面白さうな本が。

「ビールは楽しい！」
なになにフランス人がビール飲むって？

バンクーバーのElliEさんを訪ねた時の楽しい記憶がよみがえる。
Canada　バンクーバー　世界でいちばん住みたい街(16/24)　
ワインとビール（7月14日）
https://4travel.jp/travelogue/10802031

「酒に呑まれた人類史」

「人生で大切なことは泥酔に学んだ」

唐辛子婆はこのキノコの本に夢中になりました。
奥入瀬渓谷での散歩がよみがえる。
https://4travel.jp/travelogue/11410336
キノコ好きのバンクーバーにいるElliEさんにプレゼントしたいけど
あまりに素敵なのであげたくなくなっちゃうかも＾＾。

おんや？
タテルさんてkitoriさんみたい。
風貌も雰囲気も＾＾。
そしてこの構図はどっかで見たことがあるやうな。

ここだ！

ほら！
この上にkitoriさんを乗せてみたら？！
タテルさんが重い工具箱抱えてものすんごいスピードで
走るところを想像してみて。
それがkitoriさんです＾＾。

2階から下のバーを覗いてみたら大工さんと現場監督が
今日はバーテンダーをしていて

おいしさうなものがいっぱい！

左はベトナムのスープ、パクチ大盛り。
右はチャーシューですが、これが絶品でした！
あまりにおいしいので一人で食べるにはもったいなくて
唐辛子爺にお土産にしました。

1階の材木と工具と木屑だらけでむせさうな工房は
魔法をかけたみたいにきれいになって

手作りのや　

外国で仕入れたランプが

幻想的な空間を作り出す

トークショーの会場に

なっていました。

次回ここに来られるのは来年の今ごろ？
またこのサイトをみてみませう。
https://kitori.jp/news7.html

この旅行記へのコメント （6）

• olive kenjiさん 2022/01/22 18:39:13

  旅する白い部屋

  唐辛子婆さまの素敵なお部屋はニトリ？木こり？・・・木とりさんがお作りになったのを知り、こちらの頁にやって来ました。
  
  あの可愛いとんがり帽子のこびとの小屋も木とりさんが作ったんですって！
  アトリエもお洒落で、アートっぽさに溢れています。センスいいな～
  一体木とりっていう会社はどんな会社なのだろうとHPを開いてみると、お洒落なお部屋の施工例がいっぱい載っていました。
  どれどれと施工例のいくつかを覗き込むと、なにか知っている人の経歴の方によく似ているな～と頭をかしげる。
  今気が付きました。オーマイゴッドと英語で驚く。
  旅する白い部屋は唐辛子婆さまのお宅だったのではありませんか。
  凄いですね。住宅施工例の写真に掲載されるなんて。自信作だったのでしょうね。
  やはり、お洒落でセンスありあり。美術館のようなウオール、リゾートホテルのような寝室、洗面台のブルーのタイル、フランス映画に出て来るようなガラス戸・・・オーなんと素敵なのでしょうか。
  やはり、そこに住んでいる方の感性、哲学がよく表記されているお家だと思いました。
  
  いつか婆様のお宅へご招待されても、部屋の様子は大体わかりましたので、ご安心くださいませ。座る席は白いギャラリーが見える席がいいな～　厚かましいolive爺やな。
  
  木とりさん、こびとの小屋さんから広がる世界を今から十分に楽しませて頂きます。
  　　　　　　　　　　　　　　　　　continue
  
  

  唐辛子婆さん からの返信 2022/01/22 22:21:11

  Re: 旅する白い部屋

  olive kenjiさん
  
  ひょえ～～～～間違えないでっ！
  「旅する白い部屋」だけが私たちの家で
  ほかの立派な立派な写真はみなよそさまのお宅です！
  
  いろいろな旅行記に投票してくださってありがとうございます。
  でも
  見てくださってるのは奥様かご主人様かどっちかなあと思ってしまう＾＾。
  どうぞ奥様によろしくお伝えくださいまし。
  
  唐辛子婆

• 夏への扉さん 2020/06/20 19:06:28

  となりのヘルベチカ

  唐辛子さん、こんにちは。
  
  この旅行記にあった、となりのヘルベチカ、私も読んでみたい！とすぐに図書館にリクエストかけると数人待ち。・・・コロナで図書館が休館のため貸出期間が延びていたこともあり、やっと順番が回ってきました。
  結構、内容が専門的で濃いので、読むの大変です。

  唐辛子婆さん からの返信 2020/06/20 23:31:31

  RE: となりのヘルベチカ

  夏さん、お久しぶり♪
  
  今年は昭和記念公園ファン倶楽部のオフ会もなくて残念な日々ですね。
  
  > この旅行記にあった、となりのヘルベチカ
  結構、内容が専門的で濃いので、読むの大変です。
  
  ひょえ〜〜難しさう！軽いノリで読んでみたいと思ったんだけど。
  このkitoriのお祭りもまたやれるようになるのかしら？
  いっとき月に一回オープンしますというお知らせが届いたんですけど
  それからすぐにコロナに突入しちゃったから。
  
  はやく収束して世界に飛び出したいよ〜〜〜！
  
  唐辛子婆

• ElliEさん 2019/11/04 08:06:30

  素敵な本屋さん

  唐辛子婆さん、こんにちは～。
  
  素敵なアトリエですね～。
  このお店を作った人が、唐辛子婆邸のリノベーションもしたの？
  どんな風に生まれ変わったのか、センスのよい唐辛子婆邸も公開していただきたいわ～。
  
  本屋さんも素敵！
  こういう本屋さん、大好き。
  一日中でもいられそう。
  魅力的な本をたくさん見つけましたね。
  キノコの本を見てみたいわ。
  
  
  

  唐辛子婆さん からの返信 2019/11/06 02:09:37

  Re: 素敵な本屋さん

  ElliEさん、こんばんは♪
  
  レストランやカフェの建築でお忙しそうな印象だったので
  マンションのお部屋を引き受けてもらえるかわからなかったんですけど
  ショウルームに予約の電話をしてみたらOKで
  とんとん拍子でお話が進みました。
  そして一緒に作り上げていく過程がとても楽しかったです。
  こんど帰国したらぜひいらっしゃいまし♪
  
  そう、この「とんがり書房」は一日中いたい本屋さんでした。
  そうそう、今度帰国したら西国分寺のクルミド・コーヒーにもいきませう。
  そこにもいっぱい読みたい本があるのよ～。
  
  唐辛子婆