関西周遊紀行、千本鳥居と稲荷山（３日目午後）

2019/04/27 - 2019/05/06

平成から令和にかけてのゴールデンウィークは奇跡の10連休。はじめは沖縄の離島を旅先に考えていましたが、まったく航空券が取れず予定変更、この時期に沖縄に行ける人は超ラッキーかセレブな方々かどちらかですね・・・。北海道からは乗り換えなし、航空券も安い関西方面へ行くことにしました。

４/２７　千歳から関空へ、ネモフィラ祭り
４/２８　USJと街歩き
４/２９　祇園から清水寺へ、伏見稲荷大社
４/３０　平等院、弓削牧場
５/　１　友ヶ島
５/　２　南紀白浜の自然とパンダ
５/　３　牛馬童子と那智山
５/　４　鬼ヶ城、筏下り
５/　５　発心門王子から熊野本宮大社へ、高野山
５/　６　関空から北海道へ

エリア 伏見(京都)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

全国に30,000社あるといわれる稲荷神社の総本宮、伏見稲荷大社を参拝します。

稲荷祭の幟が上がっています。調べてみると伏見稲荷大社の最も重要な祭典で、5月3日まで2週間にわたって執り行われるようです。

千本鳥居はすごい人出、行列に流されながら歩いて行きます。

熊鷹社手前の御塚群。

さまざまな神さまの名前が刻まれた、おびただしい数の石祠、鳥居が奉納されています。

稲荷山全体で10,000は下らないといわれ、お稲荷さんに別の名前を付け私的な守り神として信仰する人が奉納したものだそうです。天高大神、石清大神、、自分の名前をとってつける人もいるようです。熊鷹社のあたりでは熊か鷹の一文字の含まれる神さまがたくさん祀られていました。

まだまだ鳥居の続く階段を登っていきます。

荒神峰、田中社神蹟周囲の御塚。

眼力社と眷属。

御膳谷の御塚群。

千本鳥居以上に圧倒される御塚の景観。

稲荷山山中にはいくつもお茶屋さんがありました。荷物を運びあげるのもたいへんでしょう。

薬力の瀧。滝といっても樋から落ちる一筋の流れですが、渓谷のような神秘的雰囲気のある一角でした。

今年建立したばかりの鳥居も。

５号でどれくらいの大きさなのでしょうか。

小さな鳥居は欄干の上にずらりと架けられていました。

一ノ峰、上社神蹟。稲荷山の山頂です。

三ノ峰、下社神蹟。神蹟とは神さまが降り立ち、祠に祀られた場所だそうです。

四ツ辻。稲荷山を巡る参拝道の分岐点で、見晴らしもいいので大勢の人が休憩しています。ここから下はとくに人が多いようです。ここから清水山、インクライン、哲学の道を経て比叡山までのハイキングコースが伸びているそうです。いつかは歩いてみたい道は尽きません。

水で冷やしたジュースも。見た目にも涼しそうです。

外人さんの参拝者にも出会いました。外国人ばかりと聞いていたのですが、見た感じでは１－２割でしょうか。

本殿横の東丸神社。

色とりどりの千羽鶴が見事でした。

お稲荷さんの眷属は言わずと知れた狐。くわえているものは稲穂、巻物、宝珠、鍵の4種類があるそうです。全部見つけましたよ。

宿までの途中で見つけた護符。角大師と呼ばれ玄関に貼っておくと災いが払われるそうです。

翌朝５時半には起きて早朝の参拝。

昨日とうってかわって、ほとんど人がいません。人の祈りが無言で並んでいます。

どこまでも続く、

吸い込まれそうな道。

苔むした灯籠と御塚。

10,000を超えるという鳥居、奉納した人の住所などを見ながら歩くのも楽しい。

有名な方の奉納した鳥居もありました。

やわらかな陽が差し込み、朱色のトンネルに変化が生まれます。今日も楽しいいちにちになりそうな予感。

つづく・・・