2019/04/27 - 2019/05/06
262位(同エリア326件中)
napaさん
平成から令和にかけてのゴールデンウィークは奇跡の10連休。はじめは沖縄の離島を旅先に考えていましたが、まったく航空券が取れず予定変更、この時期に沖縄に行ける人は超ラッキーかセレブな方々かどちらかですね・・・。北海道からは乗り換えなし、航空券も安い関西方面へ行くことにしました。
4/27 千歳から関空へ、ネモフィラ祭り
4/28 USJと街歩き
4/29 祇園から清水寺へ、伏見稲荷大社
4/30 平等院、弓削牧場
5/ 1 友ヶ島
5/ 2 南紀白浜の自然とパンダ
5/ 3 牛馬童子と那智山
5/ 4 鬼ヶ城、筏下り
5/ 5 発心門王子から熊野本宮大社へ、高野山
5/ 6 関空から北海道へ
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今朝も例によって単独行
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熊野古道高野坂の石標
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石畳の坂道
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熊野速玉大社と熊野那智大社を結ぶ道でした。
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お地蔵さんの先でやぶに分け入る細い横道へ
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海を見下ろす五輪塔、この近くは捕鯨の山見跡だったようです。かつてのにぎわいもさびれていく様子も見続けてきたのでしょう。
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孫八地蔵、小さなお地蔵さまですがどんないわれがあるのでしょうか。
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石垣の残る道を折り返します。
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三輪崎駅近くまで戻ってきました。海岸に沿って走る線路、列車の旅もしてみたいですね。
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波止場に戻って家族と合流。
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神倉神社
神倉神社 寺・神社・教会
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源頼朝の寄進と伝えられる石段、急峻なうえに丸石のままの石段もあり足元注意です。
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御神体のゴトビキ岩
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熊野の神々が最初に降臨した場所と伝えられています。
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下りはもっと危ない。2月6日に行われるお燈まつりでは松明を手に駆け下りるそうです、命がけ。
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鬼ヶ島
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蜂の巣状の不思議な奇岩がそそり立っています。世界文化遺産ですが自然の景観としても価値があると思います。
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荒波に削られた無数の海蝕洞が地震で隆起したものだそうです。いま人が立っているところが元の海面だったのでしょう。
鬼ケ城 自然・景勝地
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断崖にしがみつくように続く遊歩道。
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橋で深い亀裂を渡るところもあります。
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覆いかぶさる奇岩。鬼と恐れられ坂上田村麻呂に征伐された海賊・多娥丸が根城にしていたという伝説があるそうです。
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水谷茶屋跡となっていました。左奥には小川が流れていて、その水を引いた人工的な痕跡がありました。
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どうしてこんな紋様ができあがったのでしょうか。
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遊歩道の西端まで来たのでもと来た道を戻ります。
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思った以上に見ごたえがありました。
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これから北山村へ向かいます。人口400人余りの小さな村で、奈良県、三重県に取り囲まれた全国唯一の飛び地の村です。
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北山川観光筏下り、5.5kmの行程を1時間ほどで下ります。
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両側が岩場となって切り立った渓谷を下っていきます。ところどころに急流があって歓声が上がります。命を落とす危険があるので跡取りの長男ではなく、弟が筏に乗ることからオトノリと付けられたコース一番の急流。
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昨日が今年の運行初日でした。4月1日の受付開始日にネット予約しましたが、すぐに定員は埋まったようです。
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かつて山から切り出した木材を運んでいた筏流し。筏師は岩場にぶつからないよう櫂で漕いだり、長い竿で押したり、なかなか忙しく、体力も必要です。筏はだんだん水を吸って浮力が減っていくので数年ごとに順繰りに更新していくそうです。
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急流では筏が大きく波をかぶります。着替えの準備がいるかもと心配していましたがそこまでではありません。
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終着点に到着です。このあと筏は毎回ばらして右側に下がっているクレーンで引き揚げトラックで運ぶそうです。大人ひとり6,000円ですが、必要な手間や人手を考えるとほとんどもうけはないのではないでしょうか。
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先ほどまで乗っていた筏が宙に浮かんでいます。
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この辺りの道沿いでいくつも見かけました。蜜蜂の巣のようです。
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またまた宿で家族と別れて古道歩きへ。
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すでに時刻は1750時、薄暗くなってきていますが、どうしても行ってみたかった円座石まで往復することにしました。熊野古道のモデルコースの案内図は和歌山県観光連盟のHPに載っていて重宝しました。https://www.wakayama-kanko.or.jp/walk/index.html
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ここから熊野那智大社までの大雲取越は14.5km、5時間余りの道のりです。雲の中を行くような険しい山中にはかつて何軒も旅籠、茶屋があったようで、とくにこの先の楠の久保は十数軒の宿があった集落で昭和35年ころまでは民家が残っていたそうです。こんな山中でどんな暮らしをしていたのでしょうか。
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円座石(わろうだいし)、苔むした巨石に3つの梵字が刻まれています。円座とは藁やいぐさで編んだ丸い敷物のことで、熊野三山の神々が座して談笑したことに由来しているそうです。梵字は向かって右から阿弥陀如来(本宮大社)・薬師如来(速玉大社)・観音菩薩(那智大社)を表すとされています。
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思ったほど梵字がはっきりしないのと、まだ寒さの残る季節のためか苔の色が枯草色で、想像していたものとは開きがありました。
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少し先に中根の旅籠跡があるようなのでもう少しだけ足を延ばすことにしました。
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急な石段、生活するための物資もここを運び上げていたのでしょう。
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結局、旅籠跡は見つけられずさらに先の歌碑まで来てしまいました。日が落ちる前にふもとまで戻らねば、山あいは日が暮れるのが早い。
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1820時、何とか暗くなる前におりてこられました。
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小口集落、住む人も少なくなってしまった集落ですが、かつてはこの地域単独の農協まであったようです。
那智大社から大雲取越を越えてここで宿をとり、翌日小雲取越を歩いて本宮大社に至る道程を歩いてみたい。さらに大峯奥駈道を経てはるかに吉野山まで、どこまでも歩いてみたいものです。 -
廃校になった小学校が残されていました。
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いったん宿に戻って子どもたちにも声をかけて湯の峰温泉へ行ってみました。
世界遺産・つぼ湯、川沿いの湯小屋のなかに天然岩の湯舟があるそうです。熊野詣の旅人は本宮大社に詣でる前にここで身を清めたのでしょう。 -
川沿いにもうもうと湯気が上がり人が集まっているところがありました。
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覗いてみると温泉でゆで卵を作っているところでした。塩も常備されています。
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峰の湯温泉の公衆浴場、薬湯もあるようですが、入浴の用意をしてこなかったのが残念です。我が家が泊まったのは川湯温泉、その名の通り河原のどこを掘っても温泉が沸くそうです。宿泊した川湯まつやでは発心門王子まで送迎してくれるので、明日に備えて早く寝ることにしました。
つづく・・・
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