2019/09/19 - 2019/09/19
444位(同エリア1120件中)
ずーくさん
この旅行記のスケジュール
2019/09/19
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エンパイアビルダー乗車3日目。今日の午前中にシアトルに到着する予定だったけど、7時間の遅延とあっては当然予定通り着けるはずもなく、むしろ「明るいうちにシアトルに着けるのか?」がポイントになってきた。本当は今日シアトルに着いたら、その南にある航空博物館Museum of Flightに行こうと思っていたのだけど、現時点でほぼ無理だな。着いたらそのままホテルに向かうことになりそうだ。さてさて、何時ごろにシアトルに着けるだろうか?
【今回の行程】
9/17:東京⇒(航空機)シカゴ⇒(鉄道)
9/18:⇒(鉄道)⇒
●9/19:⇒シアトル
9/20:ボーイング工場見学
9/21:シアトル⇒(航空機)
9/22:⇒東京
- 旅行の満足度
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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4:10に目が覚めた。どこかの駅に停車中だ。外を見ても暗くてよく分からない。タブレットで列車位置情報を見たら、どうやらモンタナ州ホワイトフィッシュWhitefishのようだ。遅れは7時間8分。この手前にはグレイシャー国立公園駅があって、乗降客も多いはず。ド深夜の発着で大変だったことだろう。やはりグレイシャー国立公園で降りたのだろうか、向かいの5号室の夫婦もいなくなっていた。
6:40(まだマウンテンタイムゾーン内なのだ)、まだ暗いうちに朝食。パシフィックタイムなら5:40で、昨夜のアナウンスどおりちゃんとサービスは始まっていた。今回同席になったのは、ついさっき停車したモンタナ州リビーLibbyから乗車してきた若い女性3人組。「日本人とお話するの初めて!」と妙にはしゃがれてしまった。前日と同じスクランブルエッグにした。 -
前日までの大平原から一転、今日は山と川と森の中。クートニー川Kootenai Riverに沿って列車は進む。
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このクートニー川、源流はカナダにあって、いったんアメリカを流れた後再びカナダに入って、コロンビア川となってアメリカ・オレゴン州とワシントン州の州境を流れるというフシギな川だ。
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07:15、アイダホ州サンドポイントSand Point着。ほぼ7時間半の遅れ。シアトルとデンバーを結ぶパイオニア号が走らなくなった今、現在はここサンドポイントがアムトラックで唯一のアイダホ州内にある駅だ。
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発車してすぐペンドオレイル湖Lake Pend Oreilleを渡る。アイダホ州最大の湖で、面積は琵琶湖の半分強程度。遠方に見える橋は国道95号線。カナダ国境からラスベガスなどを経てメキシコ国境に至る幹線道路だ。
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8:35、ワシントン州スポケーンSpokane到着。ここでシアトル行きとポートランド行きが分割されるのでしばらく停車する。本来はここまで牽引してきた2両の機関車のうち1両がシアトル行き、1両がポートランド行きを担当することになるのだけど、今日は機関車1両の機嫌がすこぶる悪く、BNSFの機関車が1両救援登板している状態なので、このまま機関車3両がシアトルまで向かうことになりそうだ。ホームの反対側には別の機関車(160号機)が待機していたので、おそらくこれがポートランド行きを牽引するのだろう。
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9:30、スポケーン発車。鉄道の街として発展したスポケーンは、ワシントン州東部最大の街だ。
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山岳地帯を(いったん)抜けて、景色は再び大平原。
そして車内アナウンス。遅延を受けて、今日は昼食が出るとのこと。しかも寝台車の乗客だけでなくて、座席車の乗客も無料らしい。ただし座席車の乗客に振舞われるのはビーフシチュー1種類のみ。後で調べてみたら、アムトラックの列車には非常用のビーフシチューが積んであって、公式なのか非公式なのか「AmStew」なんて呼ばれているようだ。 -
貨物列車とすれ違い。
11:05、昼食タイム。まっさきに呼ばれたのが僕が乗る0730号車の乗客だった。今回相席になったのは、16日間アムトラックで旅行中の夫婦とヨーロッパから来た女性。前日と同じくビーフバーガーをいただいた。すると初日の夕食で同席だった男性から「時差ボケはどうだ?」と声をかけられた。覚えていてくれたのが嬉しい。 -
州道28号線を跨いで行く。
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タモリさん大好き柱状節理。ずらっと並ぶ姿は壮観だ。
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アメリカ西部有数の大河コロンビア川をゆっくり渡る。上空には飛行機雲、いい眺めだ。
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先頭をゆくBNSFの機関車が頼りだ。
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振り返ると、さっき渡った鉄橋が見える。もうウェナッチーの街も近い。
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12:50、7時間半近くの遅れでワシントン州ウェナッチーWenatchee到着。街の名前を聞いたことがある人もいるだろう。青森・三沢からアメリカまでの太平洋無着陸横断飛行、1931年にそれが達成されたときの着陸地点がここウェナッチーだった。結構前に放送されていた、りんごジュースのCMでもその名前を見ることができた。
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13:11にウェナッチーを発車。ここはりんごや梨の一大産地。車窓にも果樹園が広がる。
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そして再び山岳地帯に入ってきた。カスケード山脈だ。こういう景色を眺めていると、ヨセミテやイエローストーンに行きたくなってくる。
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14:25、アメリカ最長の鉄道トンネル・カスケードトンネルに突入!BNSF鉄道の北本線Northern Transconは、このカスケードトンネルの本数制限(1日30本だったかな)がネック。けどこのトンネルのおかげで輸送効率が飛躍的に向上したのも事実だ。
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15:12、ワシントン州スカイコミッシュSkykomishの街。アムトラックの駅もない小さな街だけど、ここも元々は鉄道の街として築かれた。
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スカイコミッシュ川とともに山を下り・・・
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16:30、ワシントン州エバレットEverettを過ぎるといよいよ太平洋だ!
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海~~!!
ルイス・クラーク探検隊並みの感動を覚える。7時間の遅延ならなおさらだ。 -
ワシントン州エドモンズEdmondsの手前。ピュージェット湾Puget Soundを渡るフェリーが見える。もうシアトルも近いぞ。
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17:08、エドモンズ駅。ここへ来て遅延は最大の7時間58分に達した。実は今日のホテルはここエドモンズが最寄りなんだけど、やはり終点まで乗っておきたい。次の駅はシアトルだ。
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シアトルのウォーターフロント、ピア70が見えてきた。さぁラストスパート!
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17:36、実に7時間11分の遅れでシアトル・キングストリート駅に到着した。最後まで車内はピリピリすることなく、みんな列車の旅を満喫しているようだった。乗車時間は何と53時間!1つの列車に通しで乗った時間としては人生で最長だ。
午前着の列車を選んでおいてよかった。これがもし夜着の列車だったら、ド深夜とか明け方の到着になって途方に暮れていたことだろう。
ちなみに翌日の列車は2時間半の遅れ、その次の日の列車は20分の早着だったとのこと。ここらへんは運としか言いようがない。キングストリート駅 駅
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到着が遅れてしまったので、折り返しのシカゴ行きも4時間20分遅れの21時発予定。
ちなみに後で調べてみたら、結局この折り返し列車が実際にシアトルを出発したのは22:40、シカゴ到着は7時間50分遅れの23:44になってしまったようだ。キングストリート駅 駅
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シアトル・ポートランド周辺を走るカスケード号。客車はスペインのタルゴだ。
キングストリート駅 駅
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コンコースは人がいっぱい。恐らくシカゴ行きのエンパイアビルダーを待っている人も多いだろう。
キングストリート駅 駅
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線路の脇にあるセンチュリーリンクフィールドCentury Link Field。NFLのシアトルシーホークスの本拠地だ。試合があれば見に行きたかったのだけど、残念ながらぴったりの日程とはいかなかった。
センチュリーリンク フィールド スタジアム・スポーツ観戦
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さて、ここからホテルに向かうにはバスに乗らなければならない。そこで入手しておきたいのがICカードORCA。路面電車にもバスにも乗れるスグレモノだ。ただしバスでは買えないので、路面電車の駅で買おう。キングストリート駅の近くにInternational District/Chinatown駅があるので、そこの券売機でORCAをお買い上げ。カード代5ドルに加えて30ドルをチャージした。
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キングストリート駅の脇、4th Street South & South Jackson Streetのバス停で、お目当ての402系統のバスを待つ。
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バス停から見るキングストリート駅。盛大に遅れたけどそれもまたよし、楽しいアムトラックの旅だった!
キングストリート駅 駅
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17:53、402系統のバスがやってきた。400番台のバスは通勤向けで、平日の朝ラッシュ時の都心向きと夕ラッシュ時の郊外向きしか走らない。車両は2階建てで、都心のバス停を回り終えるころには半分以上の席が埋まっていた。
さぁここからは高速道路I-5をひたすら北へ!ラッシュ時で道路は混んでいるんだけど、バスはカープールレーン(2人以上が乗車する車のみが通れるレーン)をスイスイ。1人しか乗っていない車のなんと多いことか!とびっくりする。 -
18:40、郊外の街リンウッドLynnwoodのトランジットセンターに着いた。今日のホテルはここから歩いて5分ほどだ。なんとか明るい時間に着けた!
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今日のお宿、コートヤードバイマリオット。なぜリンウッドを宿泊地に選んだかというと、翌日のボーイング工場見学に便利だから。工場近くを通る唯一の路線バスがリンウッドから出ているのだ。地の利という意味ではやはりここリンウッドが正解だったようで、このホテルはアラスカ航空やアトラス航空など、ボーイングの工場があるペインフィールド空港を発着する航空会社のクルーの宿泊地にもなっていた。
Courtyard by Marriott Seattle North/Lynnwood Everett ホテル
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お部屋は快適、ペットボトルの水は有料。
53時間も列車に乗っていたので体がフワフワする(笑)。Courtyard by Marriott Seattle North/Lynnwood Everett ホテル
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近くに食事処は数あれど、もう部屋でゆっくりしたくなったので近くのセブンイレブンで夕食を調達。そしてホテルのランドリーで洗濯を済ませてしまった。外は小雨、秋から春にかけてのシアトル周辺は陰鬱な気候が続く。
さぁ明日は今回の旅行のもう一つのお楽しみ、ボーイングの工場見学だ。
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