2019年9月夏休み　3　山の中の一軒宿、おぼこ荘は本当にいいところでした。　八雲

2019/09/04 - 2019/09/05

待ちに待った夏休み♪8月30日金曜日にキャセイパシフィックで出発です。3日かけて小樽に到着。小樽に3日滞在したあとレンタカーを借りて、親戚を訪ねながらの道南旅行です。
道南旅行1日目は、小樽から札幌経由で八雲町のおぼこ荘に宿泊です。ここでは温泉と夕食が楽しみです。

エリア 八雲・乙部(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

9月4日（水）
10時にトヨタレンタカー小樽駅前店に行って予約していた車を借りました。
今年はたくさん移動するので、Hokkaido Expressway Passという高速道路乗り放題パスも買います。
4日間お世話になる車、パッソです。

ナビの目的地に札幌の親戚の住所を入れようとしましたが、入りません。
英語の設定だと個人の住所は入らないようです。
それがわからず、もう一度レンタカー屋さんに戻って女性に聞きました。
グーグルなどで近くの会社、レストランなどを調べてそれを目的地に設定するしかないようです。
とりあえず出発です。なんとかなるでしょう。
わたしたちのレンタカー旅行、毎回1時間はもたもたします。

今日はいい天気。よかった。山に向かうので天気が心配でした。

運転する夫。
日差しが強いのですが、度入りのサングラスだとトンネルなどで面倒なので、帽子を用意したそう。
いろいろ考えてます。

おじの家に到着できず、割と近い（実はそうでもなかった）幼稚園の駐車場に車を停めておじのところに電話をしました。
拾ってもらって昼食。
ごまそば遊鶴さんでランチセット、ミニ天丼つきです。

午後1時半に札幌を出発。（早く出発したいと夫がそわそわし始めました。）

道央自動車道、高速に入ってしばらくしたら風力発電の風車が見えました。

おぼこ荘の位置はここです。

八雲町は熊石町と2005年に合併して、太平洋と日本海に面した唯一の町になりました。
おぼこ荘は、旧八雲町（太平洋側）と旧熊石町（日本海側）をつなぐ国道277号線から少し入ったところにあります。

有珠山SAで休憩です。

お手洗いに行って、飲み物を買います。
体も少し動かしてと。

今日はいい天気で、噴火湾の反対側の山々が見えます。

噴火湾を半周してむこうの山のほうまで行く予定。

競走馬運搬用の車両のようです。
日高から来たのかな。

八雲ICで高速を降りて国道277号を走り、おぼこ荘の看板のところで左折します。

だいたい5時に八雲温泉おぼこ荘到着です。

少し薄暗くなってきました。暗くなる前に到着してよかった。

おぼこ荘という不思議な名前は、近くにある雄鉾岳（おぼこだけ　999.3メートル。もうちょっとで1000メートル。惜しい）から取ったそうです。後ろに見える山かな。

温泉自体は松前藩時代からありましたが、温泉施設としては町営の八雲温泉が昭和50年にできました。ここには昭和55年まで電気も電話もなかったそうです。昭和55年に夜間も利用が可能な施設を建設して、11月に営業開始となりました。

この旅館はわたしが持っている古い温泉ガイドに出ていて、泊まりたかったところです。

チェックインしました。
フロントの女性はとても親切な方です。

ここは客室のある2階です。

わたしたちの部屋。2階のななつぼし。
エレベーターがあったので、荷物の多いわたしたちには助かりました。

部屋は和洋室です。

この和室と…

洋室。

じゃらんで予約を入れましたが、この日、この部屋が最後の一室。満室でした。
窓の外は道路側です。

館内はスリッパではなく、このタビソックスで歩きます。

これから温泉！

さて、楽しみにしていた夕食です。
チェックインのときに希望の夕食の時間を言っておきます。
テーブルの上には、近くの山や海で取れた新鮮な食材が並びます。

山の中の一軒宿と言っても、ここは海から（太平洋と日本海）15キロくらい離れた位置なので、新鮮な海の幸が堪能できるのです。

いただきます。

最後にできあがる釜飯。
ホタテがたくさん入っています。

全部とてもおいしくて、昼食にミニ天丼つきおそばセット（カロリー高め）を食べたのに、完食しました。

9月5日（木）
お風呂に入って朝食です。
一つ一つがおいしい。ごはんもたくさん食べました。

フロントです。

もうかなりのお客さんがチェックアウトしていました。

鉛川という川のそばにこの温泉はあります。

八雲で採れたロードクロサイト、菱マンガン鉱。
昔、このあたりには鉱山があってたくさんの人が住んでいたそうです。

ロードクロサイト（インカローズ）のついたピアス持ってます。
塊はこんななんだ。

お風呂の清掃の時間になり、係りの方にお風呂の写真を撮りたいと言ったところ、快く受けていただいたので、写真を撮らせてもらいました。
お風呂シューズをお借りしました。

女性用の内風呂。美人の湯。

洗い場です。
この横に露天風呂に続く階段があります。

露天風呂。

時間で男性と女性が入れ替わるところが多いですが、ここは違います。
（女性用は小さめ）

お湯は内風呂の湯とは性質が違います。
鉄分の多い濁ったお湯。

この岩の向こうは鉛川です。

緑が濃いです。

この温泉とてもいいところでした。
お風呂がいいしご飯がおいしくて、こじんまりしたところでゆっくりできます。

チェックアウト時間は10時です。

その少し前にチェックアウトしました。

きれいな川です。

国道に出るまでの道です。

このそばに登山口があるようです。

でも、登山口までも2.5キロかぁ。

これは国道に出る道路にかかる橋。
下は鉛川。

鉛川。

鉛川。

水がきれいで、すがすがしいです。

こういう看板が国道から入る道に立っています。

国道沿いの鉛川にかかる橋、ピリカベツ橋。

橋の名前の響きがおもしろい。
アイヌ語から来てますね。
このあたりはピリカベツっていうところなんでしょう。

ピリカベツ橋から見る鉛川。
渓流釣りの人を見ました。

ピリカベツトンネル。
写真があるとわかるけど、この字だけだと一瞬なんだかわからないですね。

この日は函館の親戚のところに行ってから、大沼のそばに宿泊です。

ここまで読んでいただきありがとうございます。

この旅行記へのコメント （4）

• gratiaさん 2019/10/18 10:43:21

  こんにちは！

  なんだか秘境温泉って感じでいいですねぇ(о´∀`о)
  おぼこ荘、ほっこり落ち着けそうで私も行きたくなりました(笑)
  お料理も山と海の幸、両方ってのもいい！！
  温泉、露天風呂なんて最高そう！
  濁り湯が効能ありそうで、ありがたい(笑)
  
  北海道は広いから運転するのが大変だけど、いいところ沢山ありますねぇ( ☆∀☆)

  nekochanさん からの返信 2019/10/19 04:34:42

  RE: こんにちは！

  
  こんにちは gratiaさん
  
  見ていただいてありがとうございます。
  ほんとに良かったですよ。
  また行きたいです。ゆっくりしに。
  
  熊に注意っていう看板も途中見ましたが（ﾟﾛﾟ）、本当は八雲の市街地から15キロくらいなんです。
  本州からだと千歳ではなく函館に飛んだらもっと近いですね。
  
  
  

• Eiji Haitaさん 2019/10/17 12:05:32

  正しいです。

  本当に、日本での正しい休日の過ごし方ですね。
  山中の温泉旅館で、お湯を楽しみ、旅館の定番の和食を浴衣を着て食す。もう、天下無敵ですね。
  そして、夕食・朝食ともとても美味しそう。
  私だけかもしれませんが、旅館の朝食、何故かしら、美味しくていっぱい食べてしまうんですね。
  
  こういう、ど定番の日本旅館、ご主人喜ばれているのでは？

  nekochanさん からの返信 2019/10/18 01:43:45

  Re: 正しいです。

  こんにちは　Haitaさん。
  
  正しい休日認定ありがとうございます。笑
  この日から初めて3日間移動して泊まったのですが、ここがなんといっても一番よかったと夫も話してました。
  雰囲気、食事、温泉、旅館の人たち。
  本当に日本の正しいお休みでした。
  
  3日で泊まった3箇所全部タイプが違うところなんです。
  今考えると逆周りのほうがよかったかなと思います。
  （それだと最後に空港に行けないおそれがあるんですけど）