彦根城を見たくて滋賀へ　琵琶湖周辺ひとり旅　１日目

2019/09/25 - 2019/09/27

彦根城を見たいと思い、ついでに琵琶湖周辺を３日ほど旅しました。相変わらず電車とバスを乗り継ぐ旅です。
大体のスケジュールだけ頭の中で描いて、その時によって少し変えたりしながら、結果的に下のような感じになりました。

1日目　琵琶湖テラス　比叡山延暦寺
２日目　彦根城　竹生島
３日目　長浜　ひこにゃん

エリア 滋賀

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

おはようございます！
昨夜仕事が終わってから新幹線で東京から京都入りしたので、第１日目は京都駅からスタートです。JR湖西線に乗り、志賀駅を目指します。ちょうど通勤ラッシュの反対方向、京都から外に向かう湖西線はすごく空いていました。うれしー。

緑色の湖西線。

４０分弱で志賀駅に到着。すごく良い天気です。

駅のホームから琵琶湖が見えます！
ここから「びわ湖バレイ」行きのバスに乗ります。

バスで８分ほどで、びわ湖バレイのロープウェイ乗り場に着きます。
びわ湖バレイはオープンしてまだ２年ほどの新しい観光地。すごく人気で、平日の午前中なのに、すでにこの列です！

ロープウェイは定員１２０人って言ってたような気がします。ほぼ満員電車状態で、上まで向かいます。

ロープウェイから見る景色です。これで打見山の上まで登って行きます。

びわ湖バレイは打身山と蓬莱山の山頂にあるリゾート施設で、展望台兼カフェの琵琶湖テラスの他に、ジップラインやアドベンチャーコース、ドッグランなどもあります。

ロープウェイの中の放送で、山頂の気温はなんと１２度と言っていました。確かに、外に出るとひんやり！高いところに来たーという実感が湧きます。

琵琶湖テラスからのビューです！絶景です！

すごーい。こちらは大津方面。琵琶湖が一番細くなっているところが見えます。

正面、というか対岸の辺りに見えているのは沖島（のはず）。

こちらは北方向。いつまでも海のように続く琵琶湖。

下に広がる田園風景も素敵です。

せっかくなのでカフェで遅い朝ごはんを食べることにします。カフェではサンドイッチやスイーツなどが売ってます。

なぜか普段まったく食べないカレーパンを選びましたが、これが美味しかった！
しかも意外とコーヒーとも合う(笑)。こんな景色を見ながら美味しいコーヒーとパンが食べられるなんて幸せだ～。

すっかり満足し、同じルート(ロープウェイ→バス)で志賀駅まで戻ってきました。ここから湖西線で京都方面に戻りますが、京都より手前の比叡山坂本駅を目指します。

湖西線の車窓より。志賀から20分ちょっとで比叡山坂本駅に着き、そこからバスで坂本ケーブル駅を目指します。

比叡山坂本駅から１０分ほどで坂本ケーブル駅に着きました。
ここから、ケーブルカーで比叡山へ向かいます。

ケーブルカーの終点、ケーブル延暦寺駅です。
比叡山は京都と滋賀を跨いでいるようですが、延暦寺は滋賀側の大津市にあります。

東塔、西塔、横川という３つのエリアに分かれていて、とても広い延暦寺。

坂本ケーブルは、東塔に下ろしてくれます。１０分ほど山道を歩くと入り口が見えてきます。ゆるやかな上り坂が続くので、平地の１０分とは大違い。境内の中がずっとこうなのかしら、とちょっと不安がよぎります。

実は昨夜...京都のホテルで隣部屋のいびきがあまりにひどく、夜中の2時に部屋を移動させてもらうというハプニングがあり。寝不足で気力体力がいつもより落ちている旅ゆっけなのです。

境内はとても広く東塔、西塔、横川の間は、自家用車かシャトルバスで移動するのが主流のよう。あまり下調べをせずに来てしまったので、このあとちょっと苦労しました。

まずいきなり、いちばんの見所である国宝の根本中堂が修復工事で、外観はまったく見れないという状態。とはいえ、中は参拝できるようになっていて、とても趣があり、素敵です。写真撮影禁止なので、残念ながら写真はありません。

修復工事の様子を見ることができます。この部分だけは撮影が許可されていました。

根本中堂の向かい側に、ながーい階段があり、この上にある建物は文殊楼という門。その昔、徒歩で寺まで来た人はここが入り口となっていたようです。
登ろうかと思ったのですが、わたしの前に降りてきた二人の若い女性がとても辛そうにしていたので、やめておきました。

ネットで画像を見つけましたので、これを鑑賞して満足ということにします。

わかりやすい「順路」みたいなものはないようで、地図を見ながらカンでウロウロしています。よく考えたら、もともとお坊さんの修行のためのお寺で、観光客のためにやってるわけではないので、博物館のような「順路」はないわな。。。大講堂という立派な建物が見えてきました。こちらも工事中で、カンカンやっていました。目の前にとまっている軽トラが見えないように撮影。

このあと、シャトルバスで西塔か横川へ移動しようかと思いバス停まで行ったのですが、前のが出たばかりで、次の便まで３０分ちかくある・・・とりあえず歩いて回れる東塔内を回ることにします。とは言っても、境内はどこも傾斜続き、ちょっと歩いているだけでも結構足にくるのです。

ウロウロしていると、また長ーい階段が見えてきました。どうやら延暦寺は、すべての建物が長い階段の上か下にあるようです。もう上るしかありません。

阿弥陀堂が見えてきました。

阿弥陀堂の隣には法華総持院東塔。

最澄が日本を護るために建てた塔が、昭和５５年に再建されたもの、と書いてありました。

この塔の裏側に、西塔に向かう道があります。
立派な阿弥陀堂と法華総持院東塔を見て少し元気が出てきたので、徒歩で西塔まで向かうことにします。

西塔はきらびやかな東塔にくらべて、山の中にひっそりとあるようです。
サインによると、山道を歩いて10分ほどで着くと書いてあり、それを見て１０分なら、と思ってしまったのですが、実際はその倍はかかったと思います。

山道らしくなってきました。

山頂に向かう道と西塔に向かう道に分かれます。

途中で山王院が現れます。

また長い階段。。。

しばらく行くと、先に何か見えてきました。

浄土院です。

門をくぐりお庭に入ることができます。

さらに山道を行きます。かなりきつい上り下りが続くので、歩いている人はほとんど見かけませんでした。この時点で、延暦寺に来るということは、軽いトレッキングに行く覚悟で来なければいけなかったことに気づきました。

やっと西塔に着き、にない堂が見えてきました。

修行中なので静かにするようにというサインがあるので、そっと写真をとって通り過ぎます。

奥にはもちろん、さらに階段が続きます。この向こうに西塔の本堂である釈迦堂があるはずなので、アラフォーの旅ゆっけ、最後の力を振り絞って行きます。

釈迦堂です。なんとかたどり着きました。
阿弥陀堂のような華やかな感じはないですが、趣があり良い感じです。
延暦寺内では最古の建築だそうで、国重要文化財です。

夕方にはホテルのある彦根に行きたかったので、横川には行かずに延暦寺を去ることにします。本数が限られたケーブルカー、バス、湖西線を乗り継ぎ京都まで戻らなければいけないので、気が付くとランチを食べないまま３時半になっていました。

京都駅の回転ずしで遅いランチ。初めてのソロ回転寿司ですが、美味しかった！
恐る恐るゆっくり手を出している外国人カップルの隣で、生ビール片手にがつがつ行きます。

京都から琵琶湖線の快速でで５０分ほどで彦根駅に到着しました。
駅前には井伊直政像。凛々しいです。

暗くなる前に彦根に着きたかったのは、この景色を見たかったので。彦根城の目の前にあるホテルに今日から2泊します。

彦根キャッスル　リゾート＆スパ 宿・ホテル

お部屋はこんな感じ。

決して広くはありませんが、快適でした。温泉ではありませんが、大浴場があるので浴衣もあります。

かわいい折り紙のケースに入っているお茶とお菓子。

いい感じに日が暮れてきました。
この景色を見ながら湯船につかり、比叡山のおかげでパンパンになった足を癒しました。

明日は今回のメインイベントである彦根城へ向かいます。
もし良ければ2日目もお付き合いくださいませ。

この旅行記へのコメント （1）

• ももであさん 2020/01/05 21:09:08

  うれしー。

  旅ゆっけさん はじめまして。
  わたくしアミンチュでございます。
  
  >ちょうど通勤ラッシュの反対方向、京都から外に向かう
  >湖西線はすごく空いていました。うれしー。
  ま。湖西線はいつも空いております。
  先程、湖西線→新幹線を乗り継ぎ東京へ戻ってきました。
  うれしー。