2019/08/01 - 2019/08/01
24位(同エリア998件中)
Rolleiguyさん
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- 旅行記68冊
- クチコミ2件
- Q&A回答11件
- 95,499アクセス
- フォロワー53人
8月1日。 今日は、息子たち一行はインターラーケンで建国記念日のパレードを見たいとのことなので、私は一人で予定通りローゼンラウイに行くことにしました。丁度40年前に、家族でマイリンゲンからローゼンラウイに入り、ホテルで一泊して翌日グローセ・シャイデックまでハイキングした場所です。その後何度もグリンデルワルトに行きながら、再訪することがなかった、しかしまたあの美しい谷を見たいと思い続けて来た場所です。川を前景にした、美しいピラミッドのグロース・ヴェルホルンを眺め、まったりと寛ぐのが目的です。
ユネスコの世界遺産に指定された、ユングフラウ・アレッチ地域には、ローゼンラウイも含まれています。
今回は、前回とは逆方向に歩くことにしました。
朝起きると素晴らしい天気。しかし何としたことか、ベランダで不注意にもデッキチェアに左足をひっかけて、薬指をひどく痛めてしまいました。
我慢しつつ歩きましたが、痛みはひかず、予定していたコースを一部諦めざるを得ませんでした。 私の不注意はいつものことで、細部にまで注意が行き届かず、頭や足をよくぶつけます。これでは忍者にはなれないなと思いました。それでも、スイスでの最終日のハイキングを楽しむことが出来ました。
日本では知られていない、しかしとても美しく、アクセスも良いこの地を知って頂きたいなと思います。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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朝8時のシュヴァルツヴァルトアルプ行きのバスでグローセ・シャイデックまで行きます。 出発時にはほぼ満員になるほどでした。ヴェッターホルンに登る人もこのバスに乗って来ました。
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このバスは、シュヴァルツヴァルトアルプで乗り換えて、ローゼンラウイまで歩かずに行くことも出来ます。また、そのままマイリンゲンに行くことも出来ます。
ローゼンラウイは、マイリンゲンからだと車でも行くことが出来ます。グリンデルワルトからマイリンゲンを経由する、周遊コースとしてもお勧めです。 -
約30分でグローセ・シャイデックに着きました。ここは標高1962mですから、グリンデルワルトから歩いて登るのは少ししんどいです。
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これから歩く方向です。 バスを下りた人たちは、私以外は全員反対方向に歩き出しました。そのままフィルストやシュヴァルツホルンに行くのでしょう。
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乗って来たバスが下りて行きます。シュヴァルツヴァルトアルプまで15分だそうです。 歩くと2時間です。
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こちら方向は、3山の圧倒的な景色とは異なり、穏やかなアルプのようです。 スイスの山の多様性が楽しめます。
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牛が結構沢山放牧されていて、この牛たちはバスを眺めていました。牛は何を考えているのだろうと思うと楽しいです。
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これから行くローゼンラウイの谷と、右側にあるエンゲルヘルナー(天使の角)の山々。クライミングの愛好者には、今すぐにも行って見たいと思わせる岩山です。
今日一日の楽しいハイキングに胸が高鳴ります。 -
逆方向に目を向けると、アイガーのミッテルレギ(東)山稜のナイフリッジが見えます。左後ろにはメンヒ。
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もう一度グリンデルワルトを眺めて出発します。8時40分。
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ハイキングルートは赤白印ですが、危険性はありません。一部車道を歩きますが、ほんのわずかです。車道も一般車は乗り入れ禁止なので、バスが1時間毎に通るだけです。
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ローゼンラウイの更に先には、マイリンゲンの向こうにあるハスリベルク(ウサギ山の意)の山が見えます。
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歩き始めると、向こうにはシュヴァルツホルンまで続く緑の絨毯が。
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こんな写真を載せていいのか一寸躊躇しましたが、これもアルプスの自然の一部だと考えることにしました。牛さんのプライバシーを侵害したことをお詫びします。
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周辺には大小の池塘があり、とても気持ちの良い場所です。
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あちらには牛さんが沢山。
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エンゲルヘルナーは逆光になっています。こちらから歩くときは、ずっと逆光になり、少し残念な気もします。
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池塘。昔はもっと水量が多かったのかもしれません。
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この辺りでは、これがもっとも大きかった池塘です。
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再度上から望みます。
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写真としては逆光のほうがまとめやすいかもしれませんが、景色をお伝えするにはやはり順光のほうが綺麗ですね。
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細かな岩の状態は分かりませんが、ギザギザを見ると想像が膨らみます。
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サイクリストが逆方向に走っていました。スイス人は歩く人も、自転車も、下るのではなく、登る人が圧倒的に多いのには感心します。
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中間地点くらいまで下りて来ました。もうすぐアルピグレンです。同じ名前の場所が
クライネ・シャイデックの少し下にありますね。Alpi=アルプスの Glen=谷 かなと思いましたが、Glenが谷というのはスコットランドで使う言葉なので、ここでは違う意味かもしれません。 -
穏やかな、丘のような山を見ると気持ちが和みます。
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後ろを振り返ると、ヴェッターホルンにいずれ消えてしまいそうな氷河が見えました。
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ほんの僅か残っているといった程度の氷河です。
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アルプの小屋。結構な大きさの立派な小屋でした。
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ここにも登りを選んだサイクリストが。
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Alpigren 1678m. 9時50分。次のバスが来ました。写真を撮っていたら、運転手さんがスピードを落として、乗っていくか? というジェスチャーをしましたので、いいや、と手を振ると、あちらも手を振って走って行きました。自然のなかでのコミュニケーションが気持ち良い。
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さっきのバスが見えます。
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ここにもサイクリストが。自転車は漕がずに走り下りる方が気持ち良いように思えますが、スイス人はそうでもないようですね。
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これもヴェッターホルンの氷河です。
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エンゲルヘルナーの背骨のような峰々
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標識が賑やかになって来ました。
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立派な屋根の小屋もありました。
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Schwandboden(崖下斜面の土地、の意)1617m. 10時5分。
こんな山の中の小屋でも建築基準法などの制約を受けるのだろうか、と考えてしまいました。というのも、十年ほど前に、農場を運営していたさる法人に関わっていたのですが、終戦後のバタバタした時代に建てた農場内のいくつかの建物が、そうした手続きをどうも踏んでいないことが分かり、その対応に苦労したことがあったためです。 -
小さな小屋の屋根がこのように葺いてありました。
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峠に向かって登っていくバスが見えます。グローセ・シャイデックからこちらではバスの有名なホーンは少なかったですが、グリンデルワルトまでの間には、10回くらい鳴らしていました。あれを聞くとスイスの山に来たなと嬉しく思います。
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Uf Teiffenmatten(低い草地) という名前の場所。1578m. 10時20分。
ルートの傍を川(Rychenbachリーヒェンバッハ)が流れていましたので、水辺まで下りて行き、ヴェッターホルンを眺めました。澄んだ水がさらさら流れていました。 -
この場所の魅力を表現するのは難しいです。あれこれ詰め込み過ぎると印象が散漫になってしいます。
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とても気持ちのよい場所なので、ピクニックをしている人がいました。
この川が、マイリンゲンの傍にある、シャーロック・ホームズがモリアーティ教授に突き落とされたという、ライヒェンバッハの滝になるのです。そんなエピソードに繋がるんだなと思うと、川を見る目が違って来ます。 -
川筋から離れた道に戻ります。
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この辺りは造山運動の成果(?)があちこちに見られます。
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更にこんな道を下りて行きます。
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のどかな景色です。時間を忘れてあの先の小屋で1週間を過ごせないかな、と考えてしまい、そんなことは起きそうもないとは分かっていても、考えるのはタダだから。
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途中、林のなかで通行禁止の標識が倒れていました。落石危険とのこと。
しかし、落石がありそうには見えないので、このまま進みました。結局どこが危険なのか分からず、誰かがどこかから持って来た、なんてことはないかと思いました。 -
あれはレストランだろうかと思い、双眼鏡で覗きましたが、どうもそうではないようでした。
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11時20分。シュヴァルツヴァルトアルプ(1455m)に着きました。ここにはレストランもありますが、休まず進みます。
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この先は歩いている人が急に増えて、ピクニックをしている人もいました。11時35分。
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11時45分。Broch 1430m. この標識には、来た所やこれから行く場所が全部記されていました。
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ここまで下りて来ると、山歩きではなく軽装で散歩する人がいました。
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エンゲルヘルナーがよく見えるようになりました。スイス山岳会のガイドブックには、この山だけでルート紹介の分量がとても多く、人気のほどが窺えます。
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ローゼンラウイの標識が見えました。ご無沙汰しておりますと言いたくなりました。
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ヒュッテの看板がありました。
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12時18分。ここは、氷河の融水が岩を穿った峡谷(シュルフト)があり、見学する予定だったのですが、ここまで歩いて足の痛みが強くなり、どうしてもこの先に行き、ヴェルホルンを眺めたいので、ここは泣く泣く割愛しました。峡谷を30分ほど登ったところから見る、周辺の山々が素晴らしいとのことなので、とても残念でした。
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グローセ・シャイデックから600メートルほど下って来たところです。目的地はすぐ先です。
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ローゼンラウイのホテルが見えて来ました。このホテルを見て感激しました。
途中で写真を撮りながらゆっくり歩いたので、随分時間がかかってしまいました。 -
12時27分。昔泊まった時には、宿泊客がほんの僅かしかいませんでした。静かな、品の良いホテルです。朝食のパンがとても多く、残したところ、お昼用に持っていきなさいと言ってくれたのを覚えています。小さな子供を連れていると、どこでも親切にしてくれました。
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あっちにも、こっちにも行って見たいところだらけですが、痛い足を引きずって行ける場所から優先的に行きたい先を選ばねばなりません。ユネスコ世界遺産などという表示もありますが、左上のGschwantenmadを目指します。
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バスの停留所の名前がホテルです。
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せせらぎの傍に立つホテル・ローゼンラウイ
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あっちがユネスコの世界遺産指定地区であることを示しています。
行って見たい気もしますが、次回に取っておきます。
ユングフラウ・アレッチ地域の一部としての自然遺産ですが、この地域全体ではなく、特定の場所があるのかもしれません。遺産のガイド資料が置いてある、ログボックスがあるそうですが、急いでいたので探しませんでした。 -
ローゼンラウイはスイスでもっとも小さい集落だそうで、ホテルの他には定住者は1-2軒のようです。
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20分ほど歩くと、Gschwantenmad(1302m)という集落に着きました。
広くなった川の両岸に牧草地があり、チーズも作っているようです。 -
静かな牧草地が陽光を浴びて光っているようでした。
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ルートはここから右岸に移ります。
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少し下流に歩いてみます。
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ローゼンラウイに来た目的でもある、グロース・ヴェルホルンとヴェッターホルンが背後に見えて来ました。
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あの先にある小屋で、農家の人がチーズを売っていたので、試食して
今年のチーズと、昨年のを買いました。今年のはまだ柔らかく、昨年のはすこしハード気味でした。この谷を下りたところにあるインナートキルヒェンから来たそうです。ヴェルホルンの撮影場所を確認したところ、最近はドローンを飛ばして撮影する人がいて、牛を驚かせるので迷惑だと言っていました。 -
川はまるで運河のようです。
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教えてもらった場所に行って見ました。広ーい牧草地です。山に向かって伸びる牧草地の道。右奥がエンゲルヘルナーの峰々。中央はシーメリシュトック(2480n)、左の少し低い山の名前を確認してこなかったのですが、Bim Signal(2036m)かも。これらの山々を全体としてエンゲルヘルナーとも呼びます。
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ここものどかなアルプです。
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放牧場から見た中央のグロース・ヴェルホルン(3191m)とヴェッターホルン(右)。
左手の氷河はローゼンラウイ氷河。その左にローゼンホルン(3688m). -
アップしてみたローゼンラウイ氷河。モンブランの氷河が、25万トンもイタリア側の谷に崩れ落ちる危険が迫っているとの報道がありましたが、山の斜面の氷河はどこでもこの酷暑続きで同様の危険性があるのでしょう。
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よく見ると美しい山です。
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Simelistock(2480m)。石灰岩の山。自然の造形美ですね。中央のドームみたいなのがGr.Simelistock、右の少し低いのがKl. Simelerです。この2つの峰を登るコースはレベルがT5(難しい山歩き)となっていますが、ドーム自体は易しいクライミングだそうです。でも登山記録写真をみると垂直の懸垂下降があり、とても我々には易しいと思えません。こうしたレベルの登山がAlpin Wanderung(山歩き)であり、クライミングとされるのはドームの部分だけというのは日本人には驚きですね。
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エンゲルヘルナーの峰々
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石灰岩の山らしい岩肌
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アップするとこのように印象的な模様です。
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これが全て大昔はテチス海の底だったのですね。
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ここから見たグロース・ヴェルホルンが、知る人ぞ知る絶景なのだそうです。
世界の絶景スイス編。これをアイガーと間違える人がいます。40年前は、ここでお昼を食べたのですが、牧草地なので今回は遠慮しました。 -
山と川のバランスが取れる撮影ポイントが見つかりません。こんな時には、正方形の画面になる6x6写真がいいのですが、今回は持って来ませんでした。この写真をクロップしてもちょっと、という気がします。右手の牧草地が広すぎる気がします。そこに点景になる人か牛、馬でもいるとよかったのですが、思うようには行きません。
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少し先で川のカーブを中心側に寄せると、バランスが良くなりました。ちょっとだけ左に振り、レンズを少し望遠側に動かすと安定感が増しました。もっと振るといらないものが写ってしまいます。しかし、ヴェルホルンが真正面に来るので、うーん。
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この撮影ポイントは、ヴェルホルンに朝日が射す早朝がベストだと分かっていたのですが、グリンデルワルトからでは早朝に着くのは難しく、光線状態が良くないなかでの撮影になりました。
それで色合いをいじってみたのですが、どうもぴったり来ません。 -
イメージに比較的近付けることが出来た1枚です。でも天が窮屈です。ここでふっと思い当たりました。ドローンを使って撮影する人がいると聞きましたが、上空からだと、パースペクティブも、山と川の流れのコンポジションも、うまくバランスするのではないか、という気がします。
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もう一度来たい場所です。今度はホテル・ローゼンラウイに泊まり、早朝のヴェルホルンと秋の美を楽しみたいものです。ドローンの飛行は牛さんを驚かせるので、それはしないことにしましょう。
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川を外して写してみると、辺りの感じが掴めて、ガイド用にはこの方がいいかもと
思いました。 -
橋の上から。ここからの眺めも美しい。同じパターンの写真を何枚撮ったことか。
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川べりの休憩所で遅いお昼にしました。3時15分のバスでグローセ・シャイデックに戻る予定を1時間遅らせ、去り難い気分を優先することにしたのです。しかし、3時過ぎになってからとんでもないことに気が付きました。バスはローゼンラウイ発ではなく、シュヴァルツヴァルトアルプ発だったのです。ローゼンラウイには20分で戻れますが、その先は更に40分かかります。えらいことになった、間に合わないかもしれないと気がせきましたが、痛い足を引きずって歩きに歩いて、ローゼンラウイに3時20分に着きました。しかし待てよ、ここからのバスが連絡するのではないかと思い、ホテルで尋ねたところ、乗り継ぎ可能とのこと。ほっとして、外のレストランでビールを飲み、首尾よく6時前にグリンデルワルトに帰りつきました。考えてみたら、こんな山のなかのバスが乗り継ぎ出来ないはずがなく、足が痛くて血の巡りが悪くなった私は一人芝居をしていました。
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急いで戻りながらも景色が気になる。
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汗をかいて着いたホテル・ローゼンラウイのテラスで暫し寛ぎました。
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お宿に戻り、今日は外でバーベキューをしました。息子たち一行が行ったインターラーケンでは、民族衣装の人たちのパレードがあり、とても楽しかったそうです。
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庭から見ると、パラグライダーが気持ちよさそうに飛んでいました。
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アイガーも綺麗に晴れて、北壁が夕日を浴びていました。
今日でスイスの山歩きは終わり。一寸燃焼不足でしたが、楽しく歩きました。
一昨年と同様、今回も体力は十分あると思いました。次回は足に気をつけて、もう少しゆっくり日程を取った山歩きをしたいと思います。ご覧頂き有難うございました。
この後は、ウィーンとドイツです。
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この旅行記へのコメント (12)
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- cheriko330さん 2019/11/07 01:30:59
- 懐かしい場所☆彡美しいローゼンライウを訪ねて ☆°*
- Rolleiguyさんへ
新作を見逃していたようで大変失礼いたしました。
お訪ねしてみて良かったです。
お怪我の方はもうすっかり大丈夫ですよね?Rolleiguyさんでも
こういうことがあるのですね。ご旅行中も痛みがあったのでしょうね?
息子さんたちが行かれたインターラーケンでの建国記念日のパレードも
タイミング良く見れて良かったですね。なかなか見れないですもの。
お天気に恵まれて雄大な景色を独り占めのように歩けて気分は上々で
とても気持ち良さそうです。
グロース・ヴェルホルンをバックに小川の流れるお写真はとても素敵な
景色ですね♪小川のあるところ大好きなんです。
私も、いつの日か写真のホテルに宿泊したいと思いました。
気持ち良い滞在ができそうですね。
スイスの山はバスも通っていて、やはり便利ですね。
ダイナミックな山々や、すがすがしい風景を楽しませていただきました。
大切な場所を教えていただきありがとうございました。
次回は見逃さないようにしますね。
cheriko330
- Rolleiguyさん からの返信 2019/11/07 08:34:10
- RE: 懐かしい場所☆彡美しいローゼンライウを訪ねて ☆°*
- cheriko330さん、お早うございます。
ご覧くださり有難うございます。
帰って来て早3か月になりますが、毎回毎回よかったなと思う場所がひとつかふたつあります。今回は、やっぱりローゼンラウイでした。ノスタルジーやセンチメンタル・ジャーニー的な部分もありますが、それでも美しい場所を静かに味わうことが出来たことが一番大きいと思います。アイガー・メンヒ・ユングフラウは勿論とても美しいですが、人が多くいると何か映画館に行ったような気分になり、自然に浸るという気持ちが薄れてしまうように思います。贅沢ですね。
日本の低山が山としてはどうということがなくても、静かな山歩きを楽しめるのは、そうした自然との一体感を感じ取れるからではないかなと思っています。
いつまで山歩きが出来るか分かりませんが、スイスは幸い交通網が山域でも発達しているので、それを利用すれば多分あと10年くらいは何とかなるかも、と思っています。
次の旅行記がまだ出来ておらず、どうしようかと思っているのですが、まだ仕事で
ストレスがあり、取り掛かれずにいます。ストレスというものはどんな環境にあっても、向こうからやって来る厄介なものだなと苦笑しているところです。
気を取り直してやってみます。
秋も深まって来ました。どうぞご自愛ください。
Rolleiguy
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- じゃが♪さん 2019/10/14 19:25:39
- ローゼンラウイ
- Rolleiguyさん、こんにちは。
先日は、ご訪問&書き込みをありがとうございます。
40年前に家族と一緒にこんなに素晴らしい場所に一泊されたのですね!
そして、大きくなった子供たちと再訪できるなんて、スケールが凄すぎます。
ローゼンラウイ氷河とその周辺の山、緑の野山が綺麗です。
一目みたいと思いました。
じゃが♪
- Rolleiguyさん からの返信 2019/10/14 21:48:52
- RE: ローゼンラウイ
- じゃが♪さん、今晩は。
ご訪問有難うございます。
じゃがさんのエンゲルベルクの旅行記も拝見しましたが、ご家族で休暇を楽しんでおられる様子が窺えて、私も40年前はそうだったなと思いました。
スイスは山の観光地が多くて、どこでも混みあっているイメージですが、じゃがさんの
旅行記に見られるように、場所を選べば家族で静かな休暇を過ごすには最適な場所が
幾つもありますね。
ローゼンラウイもそうした所ですので、いつか機会があったら是非行って見てください。
Rolleiguy
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- akikoさん 2019/10/02 11:06:55
- ローゼンラウイ渓谷
- Rolleiguyさん、こんにちは
ローゼンラウイ渓谷の旅行記を拝見しました。
グリンデルワルトは2度行ったことがあり、大自然を眺めながら村の中を歩き回ったのがとても良い思い出になっています。グリンデルワルトを拠点にいろんなハイキングルートがあると思いますが、このルートは初めて知りました。Rolleiguyさんにとっては、素敵な思い出の地なのですね。
このルートの良い点はバスでグローセ・シャイデックまで行きそこから下って行くところですね。下るのは大歓迎です(笑)
バスから降り、そこから見下ろした景色は本当に素敵ですね!手前は緑豊かな牧草地が広がり、奥には切り立った山々が見え、ポスターにして部屋に飾りたくなるような美しい風景です。
この日はお天気がとても良くて、ハイキングにはピッタリだったようですね。ずっとRolleiguyさんの案内で、居ながらにして次から次に登場する絶景に見とれながら見せていただきました。昔、泊まられたというホテル・ローゼンラウイも素敵で、いつか私も泊まってみたいと思いました。
一番の目的地だった、川を前景にしたグロース・ヴェルホルンとヴェッターホルンが背後に見える場所は、勢いよく流れる小川とのコンビネーションも最高で、Rolleiguyさんが再訪したいと思われたのが、なるほどと思える大変魅力的な場所でした!!
素敵な場所を紹介していただきありがとうございました。
akiko
- Rolleiguyさん からの返信 2019/10/02 21:44:33
- RE: ローゼンラウイ渓谷
- akikoさん、今晩は。
旅の楽しさは、実際に旅に出て見物やハイキングをエンジョイするだけでなく、
その準備をしているときや、実現可能性がすぐにはなくても、その時の為に
事前勉強をすることなど、いろいろな楽しみ方があると思います。
今回、グリンデルワルトに行く前に、太古のアルプス造山運動のことを少し
勉強しておきましたが、現地で見る山々の褶曲の様子を知識と照らし合わせて
楽しむことが出来ました。
グローセ・シャイデックから歩き始めるとき、下りという楽な選択をしたこともあって、本当に開放感で満たされました。akikoさんも下りがお好きでしたか。
景色は素晴らしかったのですが、今回はカメラの調子が良くなく、露出で苦労しました。 フィルム時代は概ね勘で写していましたので、デジタルになってカメラ任せが
面白くなく、自分のイメージに合うように露出を調整したのですが、思うように
カメラが働かず、エーイとカメラの指示を無視して勘に戻ったところ、この失われた15年間で勘が鈍くなり、後調整で参りました。
自分の目で見た感激を写真に留めるのはとても難しいことを改めて実感しました。
日本人ほどカメラに凝らない欧米人には、自分の目で感激を記憶に留めるという
人が少なくなく、私などはこれでは忘れてしまうだろうになどと思ったものですが、
それこそ彼らからみれば哀れに映るのかもしれませんね。
私の友人は、FBに載せたグロース・ヴェルホルンの写真をみて、9月のスイス旅行の
行き先にローゼンラウイを加えました。適度なボリュームの山で、地面からすぐ立ち上がっている様、その手前に川が流れていることなどが、魅力を高めているのだと思います。 是非機会があったら訪れてください。
Rolleiguy
-
- ドロミティさん 2019/10/01 11:34:51
- 今年の山歩き☆
- Rolleiguyさん、こんにちは^^
ローゼンラウイの素晴らしい景色をご紹介してくださりありがとうございます。
2年前のハイキングでグロスシャイデックの山小屋から見えた長閑なコースが、ローゼンラウイに続いているのだと思い、まるでご一緒に歩いているような(図々しくも)つもりで楽しませていただきました。
コメントを拝見しながら、そうそうバスがホーンを鳴らしながらカーブを曲がっていたことや外国のハイカーとのコミュニケーションなどを思い出しながら。
また長閑そうな牛さんを見て、以前(かなり昔です)「スイスの牛さんになりたい!」などと迷言をはいたことなども思い出しました。
今年は欧州ハイキングに行かれなかったけれど、こちらの旅行記からフカフカの緑のじゅうたんに美しい風景をより引き立たせる池沼、俊敏な頂きを持った山、清々しい空気を満喫しました。
ローゼンラウイの谷もいつか訪れて、Rolleiguyさんが拘わられたグロース・ヴェルホルンと小川の流れる素晴らしい景色を眺めながら歩けたら良いなぁ~と思いました!
ドロミティ
- Rolleiguyさん からの返信 2019/10/02 21:24:44
- RE: 今年の山歩き☆
- ドロミティさん、今晩は。
今回のグリンデルワルト滞在では、2年前のドロミティさんの旅行記がとても
参考になりました。アイガートレイルもそのひとつですし、また同じ場所を
旅しても、そこから感じることは(当然ながら)いろいろですので、1粒で
2度美味しいという何かの宣伝文句(古いですね)みたいだなと思っています。
ローゼンラウイに一緒に歩いているように感じて頂けたとは、大変な光栄です。
スイスの牛さんになりたいと思われたことがあったとのこと。その(昔の)お気持ちは良く分かります。私も昔仕事でスイスにいた時に、ああここにずっといたいものだと思いました。私の場合は牛ではなく、山でしたが。
それから、牛といえば、どうしても牛の顔を見てしまいます。近付いても安全か
どうか、さるお方のご経験を思い出してしまうのです。
旅行記には書きませんでしたが、「アイガー、メンヒ、ユングフラウ」に載せた
孫に近付いて来たフレンドリーな牛が、帰路に顔を合わせたら孫に向かって
突進して来たのです。喜びの余りではなく、虫の居所が悪かったような顔を
していました。やはり動物には気をつけねばならないなと思った次第です。
今年は欧州にハイキングにお出でにならなかったとのことですが、また機会を
持たれるでしょうから、その時の旅行記を楽しみにしています。
Rolleiguy
-
- ふわっくまさん 2019/10/01 08:28:47
- ローゼンラウイ・エンゲルヘルナー・・☆
- Rolleiguyさん、おはようございます。
スイス最終日のご様子を、拝見させていただきました。
ローゼンラウイは日本ではあまり知られていない絶景の地で、しかもアクセスがいいそうで・・いつか訪れてみたい!と思いました。
途中でバスがスピードを落として「乗っていかないか?」とゼスチャーをしてくれるなんて、とても温かい対応でしたね。
有名なホーンの音、一度は聞いてみたいと思います。
エンゲルヘルナー(天使の角)も美しく、澄み切った空気のもと一週間くらい小屋で滞在したいと思われる気持ちもよく伝わってきました。
そして最近テレビでも上からドローン撮影が増えたように思うのですが、やっぱり牛さん達には迷惑なのですねー
・・けれどRolleiguyさんのお写真の、山々をバックに足元を流れる運河は臨場感を感じました。
ウィーンとドイツ編も、楽しみにしております。
ふわっくま
- Rolleiguyさん からの返信 2019/10/02 21:07:03
- RE: ローゼンラウイ・エンゲルヘルナー・・☆
- ふわっくまさん、今晩は。
ご覧頂き有難うございます。
バスの運転手さん、ほんわかした気持ちになりました。
スイス人全てがそういう訳ではありませんし、監視社会だと言ってスイスから
逃げ出す若者も昔はいました。 でも、観光客に接する姿勢はやはり素晴らしいと
思います。
バスのホーンはロッシーニのウィリアム・テル序曲の旋律の一部を切り取ったような
ものですが、アルプスで耳にするととてもマッチしていると思います。
ドローンは便利な道具ですが、自分ひとりの世界であれば、どんどん使えばいいと
思いつつ、農家の人が迷惑を被っていると知って、やはり人への配慮はなにをするに
しても不可欠だなと思いました。スイス人はドローネと発音していました。
書き込みを頂きて、昨日出かける前にご返事を書き込んだのですが、今日1泊旅行から
帰って来てみたら消えていました。やはりこのページへの投稿は先に文章を
作ってから、張り付けるのが良いのかもしれませんね。
またお出で下さいますよう。
Rolleiguy
-
- sanaboさん 2019/09/30 00:30:42
- ローゼンラウイの絶景☆彡
- Rolleiguyさん、こんばんは
40年ぶりにローゼンラウイのハイキングコースを今回は逆方向から歩かれたのですね。
ハイキング初心者の我が家は10年前に、グローセ・シャイデックでバスを降り、当然のようにRolleiguyさんとは反対方向に向かって歩き始めました(笑)
滅多に人がやってこないからと安心しきっていた(?)あの牛さんたちはさぞや驚いたことでしょう(´艸`*) 私もびっくり~@@;
これだけの絶景を独り占めして歩かれたとは、なんと贅沢なことでしょう! ただ、足のお痛みで峡谷の見学を諦めなければならなかったのは残念でしたね。
グロース・ヴェルホルンを背景にした小川の流れる光景の美しさには、ただただ息を呑むばかりでした! いつも素晴らしいお写真を撮られるRolleiguyさんらしいこだわりを感じる見事なお写真ばかりでしたが、私は最初の縦のアングルがとても気に入りました。
帰りのバスの件では一瞬心配しましたが、うまく乗り継げて良かったです。 しかもローゼンアウイのホテルではビールで一息つかれ…、最高の一日となりましたね☆彡
sanabo
- Rolleiguyさん からの返信 2019/09/30 17:34:23
- RE: ローゼンラウイの絶景☆彡
- sanaboさん、今日は。
いつもご覧頂き有難うございます。
確かに、独り占めと言えるかもしれません。
豪華なお食事はなくても、質素かつ贅沢な楽しみだったと思います。
自然に浸りたいときには、なるべく自分以外の人がいないほうがいいな、
などと勝手に願いながら、いざ途中で事故にでもあうと、誰かいないかな、
などと思うのですから、自分中心の私に少し嫌気がさすこともあります。
牛さんのことはラッキーと言ってよいのかどうか迷いますが、
完全な自然界で目にすることは先ずないでしょうから、ラッキーの
類かもしれません。一応謝っておきました。
ヴェルホルンの美しさは、一直線の立ち上がりにあると思います。
ヴェッターホルンもそうですが、あれほど大きい山ではなく、適度の
ヴォリュームで鋭い山頂を見せているところが、とても印象的です。
縦の写真を気に入って頂きましたが、写真鑑賞術をご存知のsanaboさん
の確かな目を改めて感じました。(私の写真がステキだと自画自賛している
訳ではありません)。
自然を撮るときには、条件を変えて別の日にまた来たいと思うことが多々あります。
ここもそうした思いを抱きました。
楽しんで頂けたら嬉しいです。
Rolleiguy
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