帯広ぐるり旅！　主役はばんえい競馬と紫竹ガーデンそしてグルメ！

2019/09/14 - 2019/09/15

初秋の帯広に行って来ました。
初めてのばんえい競馬で大興奮！　
紫竹ガーデンの素晴らしさに感動！
お目当てのグルメはすべてクリア！
天気も良く、素敵な思い出を作った２日間でした。　

エリア 帯広(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 自家用車

狩勝峠にて。
さわやかな風。心地良い気温。
目の前に広がる十勝平野。
楽しい良い旅になりそうな予感。

狩勝峠展望台 名所・史跡

帯広市に入って最初に行ったのが、今日のメイン、ばんえい十勝です。
世界でここにしかない、唯一のばんえい競馬場。
広い駐車場には、びっちり車が停まっていた。

馬の資料館に入ってみました。

帯広競馬場(ばんえい十勝) 名所・史跡

北海道開拓の時代、道産子馬は農地開拓に絶対に必要だった。

人と馬が協力して原始の森を開墾し、どんどん農地を広げていった。

農工具の展示室。色々な種類の工具が揃っている。
幼い時、農家で育った母には、懐かしく興味深い展示だったろうと思う。

まずは「とかちむら」をぶらぶら。

とかちむら ショッピングモール

直産市場は大賑わい。
十勝の名産品や地元の新鮮な野菜や乳製品を売っている。

さっそく見つけた、ＮＨＫ朝のテレビ小説「なつぞら」のお土産。
もちろん、ばんえい十勝のお菓子もね。

ブランド豚「どろぶた」のソーセージとか、畜産大学で作っている乳製品とか、バリエーション豊かです。

帯広と言えば「豚丼」です。
「きくちや」さんでいただくことに。
万人向けの普通の美味しさでした。
癖がないので、ぺろりと食べられる。

さあ、競馬場へ入りましょう。
カッコイイ看板に、思わず「おー！」と言っちゃった。

帯広競馬場(ばんえい十勝) 名所・史跡

すごく広くて奥行がある場内。
ビギナーズコーナーがあって、初心者でも馬券を買えるように教えてくれるのですが、色々考えなきゃいけないみたいなので、面倒になり馬券は買いませんでした。
いいんです、私のお目当ては、馬たちの迫力あるレースを見ることなので。

ふれあい広場へ向かいました。
大きな道産子が蹄をガンガン鳴らして、おやつを欲しがっていました。

ホントに大きい体です。

ニンジンをあげる母。楽しそうです。

第１レースの２０分前、競走馬たちのお披露目です。
カッコイイ！

どの馬もいい体つきしてます。
足の太さ、ムキムキ！

大きな客席場。
全席が埋まることはあるのかな？

１３時５５分、レース開始。
一斉に、馬たちが勢いよく走り始めた。
1000ｋｇのそりを引くのだから、もっとゆっくりなのかと思っていたのに、これは予想外でした。

あっという間に第１障害の坂に着いちゃった。

勢いそのままに、坂を登りきる馬たち。
私も走りながら写真を撮るのに精いっぱい。

どんどんスピードを上げていく馬たち、追いつけない。
私が応援している７番の馬を撮るのでやっと。

レース山場の第２障害。
見ているこっちも、力が入ります。
がんばれー！

後は、ゴール目指し走り去る馬たち。
あっという間の出来事でした。
すごい！
かっこいい！
おもしろい！

レースの結果は、母が気に入っていた５番が１着で、私が推していた７番は５着でした。

興奮冷めやらぬという気持ちでしたが、競馬場を後にして、次の目当てはクランベリー店です。
帯広はスイーツの街。超有名な六花亭や柳月も本店は帯広です。
中でもクランベリーのスイートポテトは、最高に美味しいのです。

本店は街中にあるので、郊外の白樺通り店に行きました。
うーん、昔から変わらない美味しさ！
ミニソフトクリームは、なんと１１０円という安さ。
こんなに美味しいのに！

クランベリー 白樺通り店 グルメ・レストラン

時間はまだ１５時半、北海道立帯広美術館へ行くことに。
ちょうど今日から「北斎展」が始まっていました。
思っていた以上に展示作品が多く、様々な浮世絵や肉筆画があって面白かったです。

北海道立帯広美術館 美術館・博物館

今夜泊まるホテルは、ＪＲ帯広駅すぐそばの「日航ノースランド帯広」にしました。
朝食に定評があると聞いたので（笑）

９１１号室。
マッサージチェアがある客室にグレードアップしてくれました。

ホテル日航ノースランド帯広 宿・ホテル

テーブルに大きな鏡があるのは、点数高し。
やっぱり、メイクは椅子に座ってやりたいですからね。

バスルームは、ごく普通。

ちょっと休んでから、徒歩１分の駅へ向かいました。
エスタでお土産を見たり、夕食をテイクアウトしたり。
いっぱい運転したので早めに就寝。
１日目終了です。

翌朝、開店同時に朝食会場へ入りました。
地元産の食材を生かしたメニューが多く、豚丼やスープカレーなどもありました。
朝からしっかり食べます。

今日のメインは「紫竹ガーデン」です。
北海道ガーデン街道の一つ。
紫竹昭葉さんが３０年かけて造った15000坪の、季節を通して2500種類の花々が咲き誇るという、すごい庭園です。

紫竹ガーデン遊華 公園・植物園

入口からすごい。

９月１５日、初秋に入ったというのに、こんなに花が咲いている。

大きなアジサイやキク科の花々が出迎えてくれます。

花の名前に疎いのでわからないけど、きれいな花。

様々な秋の花。

濃いピンクの萩。

花が大好きな母は、足のだるさも忘れています。

嬉しそうな母。

アジサイの、アイボリーの色合いがステキです。

エゾリス。
近づいても逃げない。ドングリを食べるのに夢中みたい。

鮮やかなピンク、元気をもらえそう。

とにかく広いし、美しい。

ずんずん歩いて、ダリアが咲き誇るエリアに入った。

ダリアって、たくさんの種類があるんですね。

色も形も様々で、美しい。

ニッコリな母。

外国の風景みたい。

かわいい花がいっぱい。

この風景もいいな～。

私は、この背の高いアジサイが気に入りました。

テーブルだって、庭園になるんですね。

テーブルの上には、おとぎ話の世界が広がっていました。

やっと庭園を一回りして、レストランでひと休み。
熱々のスコーン、美味しい！

今年は３つのガーデンを見て回りましたが、この紫竹ガーデンが一番すごいな～と感動しました。見ごたえありすぎ。

次は１９８７年（昭和６２年）に廃線になった広尾線の「幸福駅」へ。
幸福祈願に来るカップルが多いようです。
女性２人組も多かったな～。

幸福駅(幸福鉄道公園) 名所・史跡

壁や天井の全面に貼られた、絵馬ならぬ「きっぷ」。

一枚一枚に、それぞれの願い事が。
皆さん、お幸せに。

列車（北海道では汽車という）が保存されています。

懐かしい車内。
昔はすべて、こうした内装でした。シブいな～。

続いて「愛国駅」へ。
こちらは、あまり観光客は来ないみたい。

愛国駅(愛国交通記念館) 名所・史跡

こちらはＳＬが保存されています。

帯廣神社。
明治４３年に建立だったかな・・・。
立派な参道です。

帯廣神社 寺・神社・教会

耳が特徴的な狛犬さん。

社殿も立派です。

御朱印をいただきました。

この旅最後に行ったのは、六花亭ガーデン店です。
本店がものすごく混んでいたので、こちらに来ました。

六花亭 ガーデン グルメ・レストラン

もっちりタイプのホットケーキ。
間違いなく美味しいです。

これで、食べたかったグルメもクリア。

最後に、ばんえい十勝で買ったチョコレートは、柳月のばんえい限定のもの。
豆大福は六花亭で買いました。

愛車で帯広市をひと回り。
ばんえい競馬で、道産子の走りに感動し、
紫竹ガーデンで、花々の見事さに感動し、
美味しいものを食べて満腹になり、
なんて、楽しい２日間！

疲れたけど、満足な旅となりました。