[2019年 夏休み] (1) 娘と2人で、まずは パリ

2019/06/10 - 2019/07/19

アメリカに住んでいます。娘が赤ちゃんの頃から 必ず毎年 日本に里帰りして、日本国内旅行を楽しみました。娘がティーンエイジャーになったのを機に、日本で 夏休みを過ごす前に、ヨーロッパを周ることにしました。去年はスイス、フランス、オランダに行きましたが、今年はフランスin、スペインoutで日本の実家に里帰りしました。娘との 貴重な旅の思い出を、私自身が整理するためにも、旅行記に初めてトライしてみることにしました。アメリカに帰国するまでの6週間の 娘と2人の旅行記録です。

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 飛行機
• 航空会社: ノルウェー・エアシャトル イベリア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

なにせ、ロサンゼルス-パリ、マドリッド-成田、成田-ロサンゼルス という one way, one way, one wayのチケットになるので、とてつもない金額になってしまいます。ということで今年もマイレージを最大限に利用させていただきました～。マドリッドから成田まではアメリカン航空のマイレージで イベリア航空を、成田からロサンゼルスはユナイテッド航空のマイレージで ANAを使用しました。ロサンゼルスからパリまでだけ実費で ノルウェージャン航空の片道を購入しました。私は飛行機に乗るといつも最初の食事が終わるとお酒を飲んで睡眠薬を飲んで爆睡するので飛行機の中の写真などは一切ありません😅
22:15 定刻でロサンゼルスを出発したノルウェージャン航空は17:30にパリ、シャルル・ドゴール空港に到着。朝食も食べずに滑走路に入る直前まで眠っていたので今回の10時間半のフライトもあっという間でした。

空港からRER B線で一本のChatelet Les Hallesへ。駅から徒歩3分ほどのアパートメントタイプのホテルがパリの宿です。今回の旅行では宿泊地のロケーションに徹底的にこだわりました。とにかく便利なところ。有名なモニュメントの近く、など。当初パリではノートルダムの真横のAirbnbに宿泊予定でしたが、皆さんもご存知の通りのノートルダム火災により宿泊することが出来なくなってしまいました(>_<)
そこで空港からのアクセスも便利で、ルーブル美術館近距離、パリの中心のこのホテルを選びました。

アパートメントスタイルなので、毎日のお部屋の清掃等は一切ありませんが、比較的広くキッチンも付いてとても便利でした。ここに6泊することになります。

早速、近所のマーケットでお水やコーヒー、そしてワインなどを購入し

パリでの第1日目の夜は更けていきました。

Place de la Concorde

私たちの朝は遅くお昼近くに起床。長い旅行の途中で息切れしないように午前中はいつもゆっくりしています。まずは娘の行きたかったコンコルド広場。フランス革命やマリー・アントワネットの処刑された状況などはアメリカでも歴史の授業で習うようです。…というか、アメリカ自体は歴史が短いですもんね σ(^_^;)

Musee de l’Orangerie

コンコルド広場からすぐのオーランジェリー美術館

19世紀にナポレオン3世が作った温室を利用した美術館。チュイルリー公園内にあります。

Bistrot Victoires

ランチは、人気のビストロで鴨のコンフィ。
アパートから徒歩10分程のところにありました。
リーズナブルな価格で、気軽に入れるお店で、日本人も何組か見かけました。

私はミュージアムパスを買っていたので、とりあえずお決まりの場所は回っていこう ということになりました。娘は15歳なのでほとんどの場所が無料でした。

Arc de Triomphe / 凱旋門

展望台からシャンゼリゼを眺めて

ウインドウショッピングをした後はホテルに一旦帰り休憩。7時ごろホテルから徒歩5分ほどのルーヴル美術館に繰り出しました。

Musee du Louvre / ルーブル美術館

私たちはルーヴルに行く時は 水曜か金曜にしています。夜の10時近くまでオープンしているので、遅い時間は比較的空いているからです (^.^) 去年は 大混雑の時間に行ってしまい、耐えきれなくなって30分で退散。懲りて 以来、ルーヴルは水曜か金曜日の夜と決めています。

言わずと知れた名画の洪水のルーヴルですが

やっぱり、コレ

Victoire de Samothrace / サモトラケのニケ

私の母校、東京の某女子大にもありました。ニケ像(もちろんレプリカ)。4年間毎日見ていたので、やはり特別な思い入れがあります。どこから眺めても本当に美しい姿です。

La Peria

11時過ぎの遅いディナーはイタリアンにしました。ここもアパート近くのレストラン。去年も来ましたが、パスタが美味しかったのでまた来てしまいました。
こんな時間でもLes Hallesの周辺は賑やかで、私たちが食事を終えて出る頃にもまだまだお客さんが入ってきていました。

ホテルに帰ってシャワーを浴びてお決まりの晩酌。なぜか日本のクイズ番組を見ました 😅
ワインのお供はパリブレスト。有名なマカロンのお店などありますが、パリではパン屋さんで売っているようなデザートもとっても美味しく毎日いろいろなデザートをトライしました ♪

Chateau de Versailles

パリ3日目はベルサイユ宮殿にやってきました。RER C線で30分ほどでVersailles Rive Gauche に到着。駅から10分ほど歩くとルイ14世騎馬像のお出迎えです。

今日もかなりゆっくりな出だしになってしまいベルサイユに着いた時にはすでに3時。実は今回どうしても行きたいところがありました。マリー・アントワネットの愛したプチ・トリアノン。私はこれで5回目のベルサイユ、娘も去年に引き続き2回目ですが今まで1度もプチ・トリアノンに行ったことがありません。去年は噴水&花火のショーの日と重なり行き着くことが出来ず悔しい思いをしました。そのリベンジということで、今回は宮殿はスルーしてトラム乗り場を目指します。

いや、でもその前に遅いランチを。アンジェリーナで。12時前後には大混雑のこのお店も3時にはガラガラでした。オニオンスープが美味しかったですよ～ 娘が食べたチキンシーザーサラダもおいしかったそうです。

これは絶対食べなくちゃね☆ アンジェリーナのモンブラン。とても濃厚なお味で、おいしいけど2人でシェアしてちょうど良いかな? ....と、あまり悠長にくつろいでいるわけにはいかないので、出発します。

2つのトリアノンと運河を結ぶプチ・トラン、8ユーロ。娘は宮殿入場は無料ですがプチ・トラン代は払います

Petit Trianon/ プチ・トリアノン

15分程でプチ・トリアノンに到着。ルイ15世が愛妾ポンパドール夫人のために建設した館。ルイ16世の即位後にマリー・アントワネットに贈られたそうです。

可愛いいぃぃ～💕💖

ここも…

ここも～ (*≧∀≦*)

寝室の窓からはマリー・アントワネットが愛人フェルゼンと逢い引きを重ねた「愛の神殿」Temple de I’Amourが見えますねぇ

キッチンにあった食器類も素敵です

館を出て

こんな小径を進むと

Temple de l’Amour / 愛の神殿

白大理石の愛の神殿。アントワネットも人目を避けて歩いたのでしょうか

ベルばらの世界ですね、ハイッ 😆

Le Hameau de la Reine / 王妃の村里

本物の農民たちを連れてきて住まわせた「王妃の村里」

のどかです

この辺まで来ると ツアーリストの姿ももうほとんど見かけません。

こんな牛や、ヤギなどの動物も連れてきて擬似農村生活を楽しんだのですね

あなたたち、いい所に住んでるわねぇ～

再びプチ・トランに乗って、運河を眺めて、宮殿に帰ってきました。まだ陽は高いけれど もうすぐ8時になろうとしています。パリに帰らなくっちゃ!

この旅行記へのコメント （2）

• Mugieさん 2020/01/28 20:03:45

  こんにちは！

  私も子供とよくヨーロッパに行きます。
  今年の夏休みはパリから入って南仏を回ろうかと考えてます。
  それにしても6週間の旅行ってすごいですね！
  
  私もプチ・トリアノンまでは行かなかったので、次回行ってみたくなりました。
  部屋の家具がかわいらしいですね。
  夏は庭の散策も気持ちがよさそうです。
  またお邪魔します。
  

  CatMomさん からの返信 2020/01/29 01:57:12

  Re: こんにちは！

  Mugie さん、こんにちは
  私もヨーロッパが大好きです。大学生の頃の4年間はしょっちゅう旅行していましたが、その後20年ほどパタリと行かなく(いけなく)なりました。2年前に娘を連れてフランス、オランダ、スイスを回ったのがきっかけで、またやみつきになりつつあります(苦笑)
  
  去年はフランスとスペインに行きましたが、ヨーロッパにいたのは3週間で、残りの3週間は日本への里帰りでした。(アメリカに住んでいます)
  私たちは夏にしか旅行することができないですが、今年はイタリアから北上してドイツ、ベルギー、そして最終的にはロンドンから日本に向かう予定です。
  旅行は計画しているときが1番楽しいんじゃないかなぁ～と思ったりします。
  Mugie さんの旅行記も大変参考にさせていただきました(^.^)