娘と2人の夏休み。6日間のパリ滞在を終えバルセロナへ出発します。私にとっては約20年ぶりのスペイン訪問になります。前に来た時は他のヨーロッパの国々に比べて何もかもが、安い！安い！と感動しましたが、ユーロに代わり、観光大国に変わったスペイン。どんな姿を見せてくれるのか楽しみです。バルセロナには4日間滞在します。ダリを訪ねてフィゲラスへの小旅行もしました。

[2019年夏休み] (3) バルセロナでガウディズ・ネストに泊まろう

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2019/06/10 - 2019/07/19

539位(同エリア6875件中)

エリア

バルセロナ(スペイン)

旅行の満足度: 5.0

同行者: 家族旅行

交通手段: 鉄道高速・路線バスタクシー徒歩飛行機

航空会社: ノルウェー・エアシャトルイベリア航空

旅行の手配内容: 個別手配

6/17 パリからバルセロナへの移動日。
パリリヨン駅 10:07発バルセロナサンツ 16:34着。Renfe-SNCF高速鉄道TGV利用で約6時間半の旅です。ユーレイルパス利用の場合は、チケットの購入の必要はありませんが、予約料(2人分) に100ユーロほど支払い、ファーストクラス2階のface to faceの席を確保しました。
Gare de Lyon / リヨン駅

宿泊施設最寄り駅のChatelet Les Halles からRER A線で1本。バルセロナまでの列車は座席での食事のサービスなどはないので乗車前にサンドイッチや飲み物を買い込みます。
6時間強の長旅。みんな寝てます(笑)
以前来た時はパリからマドリッドへ寝台夜行列車フランシスデゴヤの個室で優雅な時を楽しみましたが、残念ながら廃止になってしまった様なので、パリから列車で最短で入れるバルセロナをスペイン最初の地に選びました。

流れてゆく知らない土地の風景を眺めるのが、たまらなく好き！
あ～っ、鉄道の旅っていいなぁ～
Barcelona-Sants 到着 !
Gaudi’s Nest Apartments

サンツからタクシーで10分ちょっと、サグラダファミリアの生誕のファサードの真っ正面にあるアパートメントホテルです。ここにどうしても泊まりたくてずいぶん前から予約していました。私たちの部屋は日本で言う7階にある Apt 5 です。今日からここに4泊します。ここはリビングルーム。
窓の向こうにはサグラダファミリアが
公園の池を挟み遮るものが全くないという最高に贅沢なロケーション！
ガウディ広場。池の前は定番の撮影スポットなので人だかりが見えます。
その手前(窓の真下)には、子供を遊ばせるスペースもあって、朝早くから夜遅くまで(!)子供たちが遊んでいました。
スペインでは小さな子供も宵っ張りです。
約20年ぶり、3回目のバルセロナ。サグラダファミリアの姿もずいぶん変わりました。でもやっぱり、昔からある生誕のファサード側が綺麗だと思ってしまいます。
キッチンエリア

食器やグラス、マイクロウェイブ、ワインオープナーやコーヒーメーカー、そして洗濯機等滞在中に必要なものは全て揃っています。エスプレッソマシンがあれば、言うことなかったのに…
ベッドルームは2つありましたが、私たちがベッドメイクをお願いしたのはシングルベット2つのお部屋の方です。
なので、こちらはラゲージルームとして使用。
チェックイン後一息ついてから、アパートの周りを探索してみることに。
近所のチュロス屋さん La Xurreria de Maria 。
ショコラーテをたっぷりつけたチュロスは美味しかったけど、エアコンが効いてないのか非常に暑い店内。早々に退散しました。
FC Barcelona オフィシャルショップもすぐそばです。店内を物色した後今夜のディナーのお店を探します。Toscania Food and Wine。アパートのすぐ横で、サグラダファミリアがきれいに見える席で、サラダとトルティーヤ、そしてお約束のパエリアをいただきます。このお店は TripAdvisor でも好評価だったので来てみましたが、お味はう～ん…まぁまぁかな…
夜になると、こんなカンジ
迫力の絶景です
私たちの部屋のすぐ上は、宿泊者なら誰でも自由に使える屋上テラスになっていますが、私たちには必要ありませんでした。お部屋からも全く同様の絶景が望めますし、ソファーもプライバシーもあるし。
余談ですが、このアパートにはエレベーターがないので、7階まで階段を登るのは毎回大変でした。特にワインやビールやお水、パック入りのガスパチョやオリーブの缶詰などなど、重～い買い物袋を下げている時は 5階位でいつもゼーゼーと立ち止まって一休みが必要でした。ちなみに娘はへっちゃらのようでしたが。若さってすごい…(^^;
それ以外は本当に最高の宿泊施設でした。
もう一つ嬉しかったこと。バルセロナには FC Barcelona チャンネルというバルサ専門のテレビ番組がありました！さっ、さすが Spain！
すばらしーい(≧∀≦) 毎晩サグラダファミリアの夜景とサッカーを見ながら一杯、二杯、三杯とお酒が進みました。
6/18
バルセロナでの2日目の朝、早速サグラダファミリアへ向かいます。
朝はめっぽう弱い私たちですが、真っ正面に泊まって居てせっかくなので朝 9時のチケットをweb予約していました。
Sagrada Familia

スペインが誇る建築家、アントニ・ガウディの最高傑作サグラダファミリア。真下から見上げるとその迫力に圧倒されます。
中央祭壇の天蓋のあるキリスト像
50個のランプに囲まれているそうです。ぶどうの房が装飾されていました。
まだ人がまばらです。聖堂内はステンドグラスからこぼれる虹色の光の洪水でした。
厳粛な気持ちになります
なんとも幻想的
では、エレベーターで塔に登ってみます。私たちは人気がある、生誕のファサードの方へ登ってみることにしました。
エレベーターを降りた後も階段を上っていくと
2つの塔の間に架かる狭～い展望テラスに出ました。前に来たときにこんなところ通った記憶はありません…
バルセロナが一望できます。ガウディ広場の向こうには、Gaudi’s Nest の私たちの部屋の窓も見えます
狭い階段をひたすら降りて行きます
こんな鉄鎖も、昔はなかったよな～
後ろから押されたら簡単に落ちて死ぬ～っと、中腰になって、ひえ～っと恐る恐る降りていった記憶があります。観光客も増えて今は凄く安全になったのね…
ファサードの彫刻もすぐ目の前に
でもやっぱり怖い。アンタ、よくそんな所に立てるわね…
ひたすら下へ、下へ…
無事、降りてきました(笑)
今回朝イチの入場を選んで良かったと思います。人が少なく、ゆったりと見学することができました。
先が枝分かれした柱は自然界にある木々の幹にインスピレーションを受けて設計されたものらしく、天井の荷重を分散させるという機能的な役割も果たしているんだそう。

ずっと見上げていると、めまいがしてきます(*_*)

すごい建築や、芸術作品を目の当たりにすると、脳が情報を処理できなくっていつもクラクラしてきちゃうんですよねー(笑)
なので、アパートで一休み(すぐそばでよかった笑)

その後、 T-10 を購入して、グラシア通りへ
Casa Mila / カサ・ミラ
中には入らずに外から眺めただけです。曲線がきれいです。
お腹が減ったので、カサ・ミラ近くのピンチョスレストラン TXAPELAへ。ここはチェーン店になっていてバルセロナで幾度か見かけました。

スペインのバルで私は Cerveza con Limon (ビール+炭酸レモン飲料) をよく飲みました。暑いスペインで喉越しも良くて日中からぐびっといくには最適でした。ちなみに、ここで私の隣に座られたスペイン人のおばあちゃんも飲んでおられました。
引き続き、グラシア通りを行くとすぐにカサ・バトリョに。ここも、外から眺めただけです
Casa Batllo / カサ・バトリョ

お隣はチョコレート製造で財を成したアマトリェール氏の邸宅で、プッチが手がけたこれまたモデルニスモの Casa Amatller
カサ・アマトリェールの1階の美しいステンドグラスの扉の奥に favorite というカフェテリアとチョコレートショップがあります。ミュシャのパッケージが美しく並べられておりいくつか購入しました。
スペインのチョコレートはあまり美味しくないと言われていますが、この花の形のCavaのボンボン、甘さ控えめでアルコールが強めで(・∀・) 美味しかったです！確か、6~7ユーロ位だったかな? もっと買っておけばよかった… オススメです！
グラシア通りからランブラス通りに

娘が目指とく Brandy Meiville のお店を発見。そんなの、アメリカに帰ってから買えばいいじゃん？っと思いましたが、いいよ、買ってあげるよ。旅先ではつい、寛大にお財布の紐を緩めてしまいます。
Boqueria/ サン・ジュセップ市場

フルーツジュースをget。ボケリア内にはいくつものスムージー屋さんがありますが、Barcelona Walkerで見た通り、入り口付近より奥まったお店の方が安かったです。

ここで生ハムやカットフルーツ等を買い込み、アパートでのディナーにしました。エンパナーダは初めてトライしましたが、とっても美味しかった～！
パン生地 (パイ生地？) に色々な具材を詰めた、スペインのパンですが、ワインにもよく合って安価で大満足のディナーになりました。
美味しいディナーと、サグラダファミリアの夜景とサッカーと Vinoで夜は更けていきます。
あ～っ、幸せ～ (*≧∀≦*)