2019/07/15 - 2019/07/25
13606位(同エリア27878件中)
なつなつさん
2019年7月15日~25日までドイツの南部を中心に鉄道を乗り継いでの個人旅行。チケットの予約方法なども紹介していきます。てくてく歩いて旅行するスタイルです。
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ドイツ四日目。盛りだくさんのフランクフルト滞在を終え、次の滞在地であるローテンブルクへ。
フランクフルトからICEとRBを乗り継いで、約3時間かけてようやく到着。4回の乗り換えが必要だったのでドキドキでしたが、DBのアプリを見ながら何とか辿り着けました。乗り換え時間や遅延情報もリアルタイムで更新されるので、アプリ様様でした。
ドイツの鉄道は乗り込むときに3段くらいの階段を上らなければならず、長期滞在のトランク族は涙目です。高齢の両親の荷物運びも手伝わなくてはならす、この旅行を通して随分と逞しくなったかも。
幸い、ローテンブルクまでの乗り換えの際にはエレベーターがあったので助かりました。 -
ローテンブルクからトランクを押して旧市街を目指します。アンスバッハ通りに入るとなだらかな上り道。舗装された道路なので比較的歩きやすいが、レーダー門までは15分くらいかかったかも。
レーダー門は車も通過していきます。歩行者は右側の小さめな入り口から入ります。門の手前からはトランク旅行者泣かせの石畳に。途端にキャスターの進みが悪くなり、疲労が…。レーダー門の右手には舗装された道路があるため、すぐにそちらへ進路変更しました。 -
レーダー門は旧市街へと入る入り口になっていて、税関と門番小屋が当時のままの姿で残っている。環状市壁の中で、この塔だけが頂上に上ることができます。
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ここが本日のお宿。ロマンチック・ホテル・マルクストゥルム。マルクス塔に隣接しており、13世紀に建てられた当時の古い壁も館内には残されている、歴史のあるホテル。ホテルはほどよく改築がされていて室内は高級ホテル並みでした。
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部屋のインテリアはベージュでとういつされていて落ち着いた雰囲気。
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ドレッサーやストーブもお洒落。空調はありましたが、カラフルな扇風機も置いてありました。
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バスルームは清潔感に溢れた白を基調とした作り。新しいのでとても寛げます。この背面にはガラス張りのシャワー室も完備。海外では珍しく、特大の湯沸かしポットも置いてあったので重宝しました。
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部屋から見える向かいの屋根の上にはコウノトリの巣が。写真では見えづらいですが、雛もいました。
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ホテルの隣にはマルクス塔が。
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ホテルに荷物を預けたら、さっそく町歩き開始。いったんレーダー門へ戻ります。中世、貿易の中継都市として栄えたローテンブルク。当時の町並みがそのまま残されているので近年脚光を浴びているのだとか。旧市街は市壁に囲まれていて、市壁を辿って歩くこともできます。
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まずはレーダー門に上って町の全景を把握。塔の上部は入場人数制限がされており、階段途中にランプ信号があります。
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高い建物がないので、遠くまで見渡せます。
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町が市壁によって隔てられているのが分かります。写真右側が旧市街。
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オレンジ色の三角屋根が建ち並び、あたかもおとぎの国に迷いこんでしまったかのよう。
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木組みの家もあって、メルヘンチック。
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塔の頂上の様子。階段を上りきってこの部屋へ入る手前で入場料2ユーロを払いました。
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ローテンブルクの町歩きガイドブックと塔の入場チケット。
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塔を下りて、市壁へと続く道。昼間ですが、けっこう薄暗い。夜来たらちょっと怖そう。
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中世の市壁がそのままに残っています。塔は有料ですが、市壁ウォークは無料です。壁には市壁を保護するために寄付をしたプレートがはめられています。
この日は日差しが強く暑かったですが、市壁に上ると風が吹き抜け涼しく、気持ちよかったです。 -
ガルゲン門を下りて、マルクト広場へと続く道。おもちゃ箱のような可愛らし町並み。
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通路は所々狭くなっているので、行き交いができないことも。
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ガルゲン門に到着。この辺で市壁を下りてみます。
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市壁の上から門を見下ろす。
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ガルゲン門からマルクト広場方向をパチリ。
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門を下りてみる意外とゴツい作りでした。ガルゲン門はかつて処刑場と絞首台が置かれていたのだとか。ガルゲンは絞首台という意味らしいです。
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頑丈そうに見えるガルゲン門ですが、市壁の中でも最も防御が弱いと言われており、30年戦争の時にもここから攻め込まれたのだとか。
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町中には可愛く、お洒落な看板がたくさんあります。
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これは牛かな?
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Friedrich Schobel。ベーカリー。小さめのシュネーバルを買いました。油で揚げた雪の玉を意味する伝統的な砂糖菓子です。シナモンとチョコレートコーティングのものを食べましたが、お味は思ったよりも脂っこくなくて美味しかったです。
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テイクアウトしました。包装はシンプルだけとキュート。
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13世紀と12世紀の町並みの境にたつヴァイサー塔。
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聖ヤコプ教会に到着。コンパクトな町なので、風景を楽しんでいるとあっという間に辿り着けちゃいます。
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15世紀後半に完成したゴシック様式の教会。
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さすがはローテンブルクの主教会。堂々とした佇まい。
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シンプルながらも静謐な雰囲気が漂っていました。
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繊細で見ごたえのあるステンドグラス。
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説教台?へ上がるための螺旋階段。
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説教台はこんな感じ。
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技巧に富んだ祭壇
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豪華に飾られた主祭壇。
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主祭壇はキリストの磔刑像。
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主祭壇を背に、右手から2階に上がると聖血の祭壇があります。リーメンシュナイダーの最高傑作といわれる最後の晩餐が間近で見ることができます。裏切り者であるユダを中央に配した独特の構図です。
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接写。かなり近くから見ることができます。あまりの超越技巧にため息がでちゃいました。
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教会から歩いて5分もせずにマルクト広場に出られます。少し傾斜のある広場です。冬には有名なクリスマスマーケットが開かれます。
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市庁舎はあいにく補修中。なので、左半分のみパチリ。ちょっとお疲れモードだったので、塔に上るはパスしました。
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画面左側の白い建物が市庁舎の塔。
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木組みの家並み。とってもカラフル。
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マルクト広場の外れにある聖ゲオルクの泉。竜を退治する聖ゲオルク像が見られます。マルクト広場はひろすぎるので、市議会員宴会館の仕掛け時計を待つ人たちが身の置き所がないのか、この噴水のそばで寛いでました。
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マルクト広場にある市議会員宴会館。もともとは議員専用の食堂兼宴会場だったのだとか。現在は観光案内所になっています。10時から22時まで毎正時に時計の両脇にある扉が開き、仕掛け時計が見られます。町の伝説であるマイスタートルンクの一気飲みの場面を再現。期待に胸膨らませていると動きに乏しいので少しがっかりするかも。
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仕掛け時計が開いたけど、うまく写ってなーい(笑)
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かの有名なプレーンライン。人が多くてなかなかうまく写せませんでした。
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違う角度からもパチリ。
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散策でお腹が空いてきたので、マルクト広場からすぐのところにあるBAUMEISTERHAUSで遅めのランチ。
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ブロークンながらも日本語を話せる店員さんがいます。簡易メニューながら、日本語用もあったので助かりました。セットメニューを二人でシェアしました。
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店内から通りをパチリ。内装はシックで落ち着けます。
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動物の角がたくさん飾られてました。
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郷土料理がリーズナブルに食べられました。飽きずにソーセージを食べました。ポテトのスープが激ウマでした。内装がお洒落だったので、待つ間も飽きませんでした。
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食後のお散歩。タウバー渓谷を望む。
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城壁の外側にはのどかな風景が広がる。
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ヘレンガッセにある噴水。
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ベーカリーは路上駐車が多かったです。人の通りが少なく、この通りも捨てがたい景色でした。
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閉店間際のケーテ・ヴォールファールトへ。クリスマスの世界に満たされて幸せな気持ちになれました。
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子供だけでなく、大人も童心に戻れる素敵な空間でした。もっとゆっくりとしたかったなぁ…。
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