フランス南中部の旅　14

2016/08/05 - 2016/08/15

フランス南中部・・と要約しましたが、ヌーヴェル＝アキテーヌNouvelle-Aquitaine地域圏とオクシタニーOccitanie地域圏のあたりを一人でうろちょろ。
『Festival Sacred musics, musics of the world of the Abbey of Sylvanèsフェスティバル聖なる音楽、シルバネス修道院の世界の音楽』と『 Festival du Périgord Noirペリゴール・ノワール・フェスティバル』を聞いてきました。

バカンス中のフランス人のなんと勤勉なことか（笑）を体験しました。

8月5日　　　出発が1時間遅れの影響をうけてパリ到着。
　　　　　　　別切りチケットの乗継にひやひや。
　　　　　　　なんとかモンペリエの街にはいりました。

　8月6日　　　午前中モンペリエの街をうろちょろ。
　　　　　　　午後からレンタカーの旅のスタート。
　　　　　　　どんどん田舎に入ってゆき・・ひやひやのドライブ。
　　　　　　　景色はよかったけれど・・　宿泊地のカマレCamarèsに到着。
8月7日　　 カマレ滞在。近くのシルバネス修道院Abbaye de Sylvanès
　　　　　　　に夜の音楽祭の下見に（笑）
　　　　　　　時間が余ったのでモンタギュー？家のお城Château deMontaigutへ。
　　　　　　再び戻って、音楽祭のはしご。
　　　　　　　帰り道、持参のナビさまの充電機能不能に気が付く。
　　　　　　　これから先どうする！！

　8月8日　　　壊れかけたナビ様をかかえ約350キロの移動で。
　　　　　　　次の宿泊 地Saint-Amand-de-Colyへなんとか到着。
　　　　　　　到着後は、疲れ果てたのでまったり。音楽会はパス！

　8月9日　　　近くの洞窟を見学しようとするが、すべて予約制！
　　　　　　　朝まったりして出遅れた！
　　　　　　　明日の予約を取に行った場所のすぐ上が、音楽祭の事務局さ
　　　　　　　さっそくチケット入手。
　　　　　　　ついでに場所も教えてもらう。どの会場もみんなド田舎。
　　　　　　　夜の会場に早く着いたので、食事でも・・と思ったらなーんにもない。
　　　　　　　宿のそばの広場で何やら屋台がいっぱい。食べ過ぎた（笑）

　8月10日　　 朝出遅れたが、何とか洞窟の見学成功。
　　　　　　　そのあとも、洞窟を転々と。
　　　　　　　メインのラスコー洞窟も見学。レプリカなのに、撮影禁止とは。。
　　　　　　　トロッコ列車でマンモスの壁画？も見物。
　　　　　　　夜は野外コンサート。　

　8月11日　　 今日の宿のあるサンテミリオンSaint-Émilionに到着したのはよいけれど
　　　　　　　・・目と鼻の先の宿までのルートが一方通行。
　　　　　　　街中をぐるぐるし過ぎて疲れました。

★8月12日　　 レンタカー返却はボルドー BORDEAUXの駅。
　　　　　　　その前に、ワイナリー見学。
　　　　　　　余裕をもって出発したはずが、途中で人助けなんかしたので、
　　　　　　　ぎりぎりの到着。
　　　　　　　一応ボルドーの街中もざっと見学して、夜の便で、パリへ！

　8月13日　　 本来は帰国日だったけど、直前でキャンセル待ちがとれたので、
　　　　　　　　一日まったりおパリで過ごします。
　　　　　　　とはいいながら、ドノイエ通Rue Dénoyezでストリートアートを見たり、
　　　　　　　スーパーで土産を買ったり。

　8月14日　　 夜出発なので、昼間はうろちょろ。
　　　　　　　サティ―の墓参り、リュクサンブール公園をうろちょろでおしまい。

　8月15日　　 無事帰国・・といいたいところが、忘れ物していたのを発見！
　　　　　　　さてどうなる？


本文はいつ完成するのだ？？

エリア サン=テミリオン(フランス)

☆2016年8月12日

サンテミリオンSaint-Émilionは一泊のみです。
朝ご飯を8時ころ食べようかと思ったら・・誰もいない。
と、宿の主が現れ、ほかのお客さんも現れました。彼らはいったいどこに泊まってたんだ？？
他にお客さんがいるとは思わなかった。愛想のないオランダ人たちだった。

食べ終わる前に、主にご相談。
昨日観光案内所で、ワイナリーの見学をさせているところのリストをもらってきたのだが、夕べは遅かったので予約ができなかった。

で、英語のツアーをやっていて午前中見学可のワイナリーをピックアップしてもらってあるのだが、そこに連絡して見学を交渉してもらうお願いをした。

電話で予約をいれてもらって・・道順をきいて出発！！

と思いきや、駐車場に彼女が追いかけてきて「お支払を・・」とのこと。
私はてっきりカードで魅かれてるのかと思ったら、現地『現金』清算でした。
危ない危ない、無銭飲食ならぬ無銭宿泊になるところでした。

家主さんに予約を入れてもらったのはワイナリーと言うよりサンテミリオンSaint-Émilionのワイン生産者組合・・みたいなところ。
シャトーでもドメーヌでもありません。

10時からの予約・・だったような（すみません忘れてます）
Producers Union of Saint-Emilion
Union de Producteurs de Saint-Émilion

建物の前には数台の車が・・
ここに止めて良いんだよねーと思いながら見ていたら、お買いものに来て、さっと帰ってく車もありました。


http://www.udpse.com/

ということで早速中に入ります。
「組合」というだけあって、種類は豊富なようです。

ずらーーっと並んでます。
プラプラと値段をチェック！
安いのはサンテミリオンじゃなくてボルドーのワインのようです。というかボルドーの安いワインも取り扱ってるということですね

でもどれを買っていいのか・・

ワイナリーの見学は試飲は2種類ついていますけど・・タダ！（見学そのものもタダ）
その代り無料の呪縛からお土産を買い込んでしまいました。

試飲のできるワインはこれらだったともいます。

車でさーっと来て、試飲もせずにワインを箱ごと2～3箱買っていくということは、常連さんでしょうね。

見学者は私のみでした。
お一人様ツアーの開始です。
http://www.udpse.com/demarche-oenotouristique#page-contenu

ブドウの収穫前でしから、もちろん機械は稼働していません。

ここは1953年に創立した組合で、現在では100以上の生産がブドウを収めてるそうです。

ようするに、小さな生産者が集まって運営しているってことですね。

シーズン中はこのタンクがいっぱいになるんでしょうね。

機械がメンテナンス中ってかんじでした。

15ほどの蔵元がここを利用しているとか。たるごとに違う名前が書いていあります。
いずれもそれほど古そうなたるではなくて、フレンチオークだったかな。の樽で古くなると、コニャックの生産の樽に回されるとか

樽のエンブレムマークが・・

微妙に・・

違いますよね。

これは昨年の樽詰めですかね。

なんとなく工場内をだーーと歩いただけ。。

これは何の機械だったか？？？

当然瓶詰ラインも止まってます。

最後はホールのようなところでお仕舞。
こちらのホールは、大人数のお客が来た時に使用されるのだそうで、壁面に飾ってある作品は2か月ごとにかけ替えされるそうです。

ここで試飲会なんかするんでしょうね。

創立当時の古いワインのボトル。

で、見学終了で試飲です。

試飲は2種類のみ。
どちらにしても、最後の難関があるので、口に含んだだけです。残念！
下戸のドライバーがほしいです。

下戸のドライバーがほしいです。

後ろに荷物を詰め込んで・・というか、駐車場で荷造りのし直し。
今日は飛行機にも乗るので、おもいたいワインはスーツケースの中に入ってっもらわないと・・です。

で、事件？はこの後おこりました（笑）。

組合を出てすぐに線路を渡るのですが、その渡り切った先を右折しようと走っていると、反対側に白い車が停車していましたのでゆっくり通過・・で右折しようと止まったら・・傍らにいた女性（おばちゃん）が血相をかえて近づいてきました。

私がおフランス語はだめ！と判っても、なんか一生懸命。単語としてはボルドーという言葉は聞こえてきましたので、ボルドー方面に行くのかと聞いているのでしょう。行きますよと英語で答えると、、息子と思しき青年が英語で駅まで乗っけてってくれないかとのことです。
あの状況から察するに、エンコしちゃったっみたいです。
青年は英語が喋れました。（私はあんまりしゃべれないけど）
どうも、出発の時間が迫っているらしい。

甥っ子の姿が重なったのと、おばちゃん同士の連帯感？から乗っけてあげるとこに。おばちゃんは感謝の言葉の連発です。
ま、困ったときのお互いさまってやつですね。

彼のスーツケースと荷物を後部座席に放り込んで、青年のナビで駅までのドライブでした。

彼が導いたのはGare SNCF de Libourneリブルヌルと言う駅でした。
赤いスーツケースをひっぱてくのが私ののっけた青年です。

こんなところに来ちゃったよ！

さて、すっかり予定が狂って時間が気になります。
13時にボルドー駅で返却のお約束なのです。

急ぎましょう。

この旅行記へのコメント （2）

• frau.himmelさん 2020/06/02 22:29:30

  お一人さまのワイナリーツアー

  お一人さまでワイナリーツアー！！
  大勢でドヤドヤなら行ったことがありますが、お一人さまなんて私はムリ！。結構です！って帰ってしまいそう（笑）。
  えっ～せっかくいらっしゃったのに、試飲ができないなんて(~o~)。
  車の場合はそれが辛いですね。
  
  優しいですね、kaoluさん。見ず知らずの男性を車に乗せてあげるなんて。
  私だったら断りそう。怖いから。
  でも、荷物を引っ張って駅の方に歩いていく青年の後姿は感謝の気持ちで溢れていましたね。
  やはり、kaoluさんは、旅慣れていらっしゃるのですね。
  
  himmel
  

  kaoluさん からの返信 2020/06/03 09:16:06

  Re: お一人さまのワイナリーツアー

  himmel さま
  
  コメントりがとうございます。こんな、誰も見ないような旅行記に（笑）
  ＞お一人さまでワイナリーツアー！
  そうですね、私もいつもは現地ツアーに交じってゆくくらいなのですが、せっかくサンテミリオンまで来たんだし（目的は宿泊だけでした）、ショップに行ってもどれが良いかよくわからないから、面倒だ！とおひとり様ツアーです。（笑）
  
  ＞優しいですね、kaoluさん。見ず知らずの男性を車に乗せてあげるなんて。
  優しくなんかないですよー。男性というよりも、甥っ子だったら・・って思っちゃったんです。母親らしき女性の必死の頼みというのも心に響きました。
  でも、それよりも以前、フランクフルトで住宅街を歩いていたら見ず知らずのおばーちゃまに「駅まで乗ってきなさい」と声をかけられて乗っけてもらったこともあるんです。まあ、地方都市（フランクフルトはそうでもないか）なんてこんなもんかと思っていたのです。
  
  旅慣れてる・・というより日常の延長かも。（笑）
  
  この旅行記の続きを書くのはまだまだ先になりそうですけど・・
  新しい計画も立てられない昨今、過去を懐かしむのもよいですね。
  himmel さまの続きを楽しみに待ってます。