初めてのバンコク5泊＋9回目の台北2泊の旅 ～3日目：ワットアルンと…

2019/08/10 - 2019/08/15

バンコク3日目。
この日のメインは、バンコク3大寺院の観光。3つ全部をめぐるのは時間的にも体力的にも難しい（娘が飽きちゃうし）ので、私が絶対に見たいと思っていた黄金の涅槃像があるワット・ポーと、三島由紀夫の小説「暁の寺」のモデルと言うワット・アルンを見に行きました。

エリア バンコク(タイ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 船 タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

せっかく早く起きたので、朝食はラウンジではなく、1階のレストランで食べることに。9時過ぎると大混雑のレストランも、7時に行くとほぼ一番乗り！

このホテルは、中東系の大家族がたくさん利用していてすごくにぎやかですが、朝早くは人が少なくゆっくりできました。

まずはスターターとして、こちらのニンジンとオレンジ、ミントのドリンクを。爽やかで美味しかった！

ドリンクは他にオレンジ、アップル、グアバなども。

牛乳に低脂肪牛乳、豆乳、オレンジっぽいのはヤクルトでした！

こちらはパンのコーナー。甘いのやクロワッサン、食パンやドイツ風のハードなパンなどたくさんあって迷う…。

シリアルやナッツ類も各種あり。
娘はシリアルにプレーンヨーグルトをかけて食べてました。

ジャムやシロップ類。

バターにハチミツ、レーズンなど。
パンケーキやフレンチトーストのトッピングにも。

エッグステーションで娘のリクエストの目玉焼きと、オムレツを作ってもらいました。

豪華な朝ごはん…食べすぎ？！

この自分でトッピングする麺が美味しくて。麺とスープの種類は日替わりでした。

フルーツはパパイヤ、メロン、パイナップル、スイカなど。ヨーグルトやムースのような瓶入りデザートも。ビジネスラウンジにはマンゴーがあったけど、レストランにはマンゴーはなく。
ラウンジよりも断然レストランの方が種類豊富で、楽しめました。

朝ごはんの後は、少しホテル内を散策。
昼間は各国からのお客様でごった返すロビーも、こんなに静かです。

ロビー奥のステキなお花が飾られたスペース。ここも、9時を過ぎると朝食会場になってました。ちなみに、中庭を挟んで先ほどのレストランのテラス席に繋がってます。

一度部屋に戻り、身支度を整えて、観光に出かけます。
ホテルのエントランスも、朝早いとこんなに広々。ここも、日中は多くの人とタクシーとバスとトゥクトゥクとでわちゃわちゃです…。
ほとんどのスタッフがにこやかで、頼んだことには一生懸命対応してくれます。自分から頼まないと、放置されますが…。

モーベンピックホテル スクンビット 15 バンコク ホテル

ホテル専用のトゥクトゥクもスタンバイ。朝なので時間通りに出発するらしく、あと5分待ってと言われました。

写真を撮っていたら、ホテルのスタッフさんが、みんなで撮ってあげると声をかけてくれました。

アソーク駅まで送ってもらい、BTSでサパーンタクシン駅へ。駅の階段を下りてすぐのサトーン船着き場から、チャオプラヤー川を船でワット・ポーに向かいます。

アソーク駅 (BTS) 駅

船着き場までは順調に到着したけれど、この後、乗りたい船のチケットを買うのが超難関！

サトーン船着場 船系

船着き場にはお揃いのブルーのポロシャツを着たスタッフがたくさんいて、ボートは一日券300バーツだと声をかけてきます…そんな高いわけないと言うと、片道だけなら60だと。それでも高い！20バーツくらいじゃないの？と言うと…それはあっちだと指さされ。
指示された方に行ってみても、人が並んでいるだけでチケット売り場は見当たらず…。実は、人が並んでいる中に目立たないカウンターがあり、そこで私たちの乗りたい20バーツのチケットが売ってました。

この写真の右奥に見えるブルーのチケットブースは、一番安くて60バーツからの船のチケット売り場。
20バーツで乗れるボートは、左側の白いカウンターが売り場です。値段表も小さくて目立たないし、駅から来ると、並んでいる人の影でカウンターが見えない！
他にも、ピンクのTシャツを着たスタッフもいて、それはまた別の船のチケットを売ってたようです。

何とか20バーツのチケットを買って、改札のようなところから中に入って並んでいると、船が着くたびにスタッフが大きな声で案内をしていました。

これは、乗った船についていた案内看板です。
片道60バーツで乗れる船は、「チャオプラヤツーリストボート」で一番下のブルーの線。私たちの買った20バーツの船は、「オレンジボート」で、確かに船の前の方にオレンジの旗がついてました。

この看板を見ても、停まる船着き場はほぼ変わらないし…船の外観はややきれいでしたが、我が家はオレンジボートで充分でした。

苦労して手に入れたオレンジボートのチケット。船に乗って少しすると、スタッフが券の確認に来るので、なくさないように注意です。
乗り場の看板によると、オレンジボートは20分おきの出発でした。

初めてで良くわからず、船に乗ってすぐの後ろの方に座ったけれど、エンジン音がうるさくて…。それでも河岸の景色が見れて、なかなか良い気分でした。

新しくできたiconサイアム。

スケールの大きな凝った建物で、バンコクの経済発展の勢いを感じました。
ここは、5日目に姉家族と合流してから噴水ショーを見に来る予定なので、今日は素通りです。

船着き場に近づくと、スタッフが大きな声で「チャイナタウン！」とか「ワット・アルン、ワット・ポー！」とか声をかけてくれるので、自分の降りたいところが近づいたら、船の後ろの方に移動します。乗り降りする人が少ないところでは、ほんとにあっという間に出発してしまうので、早めに移動しておかないと大変。

20分ほどでワット・アルンが見えてきました！
ガイドブックではワット・ポー側に船着き場があるとなってましたが、今は工事中でワット・アルン側に停まるようです。対岸のワット・ポーに行くには、渡し船があるとか。

ワット・アルンの船着き場で船を降りると、この案内板が…ワット・ポーに行くのはPier４からだそうです。
当初の予定ではポーの方がメインで考えてましたが、先にアルンの方を観ることにしました。

ワット・アルンの入り口付近は観光客がたくさんいて、チケット買うのも行列です。皆さんが写真を撮っていたので、娘とパチリ。

チケットは大人も子どもも同額の50バーツ。
この白い門から先の柵の中が、有料エリアです。

門を入ると、ドドーンと大きな塔が目の前に！
白い壁にカラフルな陶器の飾りがとてもステキ！！

ワットアルン 寺院・教会

日本ではありえないほど急な階段も、自由に上ることができます。
上がるのはまだしも、降りるときにも手すりなどないので、結構怖い。何かあっても自己責任と言うことなのでしょうね。

近くで見ると、砕いた陶器をタイルのように埋め込んでいるだけでなく、お皿そのまんまの飾りも。

大きな高い塔を支える皆さん。重そうなのにこの笑顔…なんだかなごみます。

こちらはいかつい表情の皆さん。
黄色いお花やオレンジの葉っぱのような飾りが、いちいちカワイイ！

調べたら、仏塔の台座を支える神様で、ハマヌーンと言うそうです。

ワットアルンの仏塔 史跡・遺跡

階段の上の方に上って撮った一枚。日が差してきて暑かったけれど、青空がバックの方が映えますね。

上の方からはチャオプラヤー川が見えました。

カラフルな陶器の飾りがかわいく、ところどころで塔を支える神様？の像がユーモラスで、あちこちで写真を撮りたくなります。この階段の上の方の狭い通路も、世界各国の観光客の皆さんがかわるがわる写真を撮っていました。

これは地上から見上げて撮った写真。
ここで家族３人の写真を撮ってもらいました。

大仏塔 (ワットアルン内) 寺院・教会

どこをとっても絵になります。

あちらに見えるオレンジの屋根が、ご本尊が祀られている本堂のようです。
ご本尊の台座の下には、ラーマ2世の遺骨が納められているとか。
せっかくなので、本堂にも行ってみました。

正面ではなく、横の入り口から入ると、黄金の仏像がずらりと並んだ回廊が。娘も、興味津々。

せっかくなので、川側の正面に回ってみると、いかつくてカラフルな鬼神…ヤック（白）とモック（緑）が門を守っていました。
夫が「フック（ン）もいたら完ぺきなのに」と…もちろん娘には伝わらず（そりゃそうだ）。

ヤクシャ像 (ワットアルン内) 史跡・遺跡

ワット・アルンと言えば、白い仏塔が有名ですが、本堂もとても素敵です。

仏塔の方よりも観光客が少なく、厳かな雰囲気。それにしても、細工が細かく煌びやかです。

本堂の中には靴を脱いで入ることができました。中は、大きな扇風機が回っていて涼しく静かな空間。でも割と自由に、観光客が仏像をバックに写真を撮ったりしていました。

少し見ていると、左の方の一段高い場所に座っているお坊さんの前に、観光客が順番に進み出て、お祓いのようなことをしてもらっています。

私と娘も、お祓いをしてもらいました。
一人20バーツほどをお坊さんの横のトレイに入れると、手に持ったセンスのようなもので頭の上にお水を撒いて、拝んでくれます。その後、左手をさし出すと赤い糸で編んだひも状のお守りを「good luck」と言って結んでくれました。なんだか本当に良いことが起こりそうな、幸せな気持ちになるから不思議。

御堂 (ワット アルン内) 寺院・教会

次はワット・ポーを見に行きます。
ワット・ポーのある対岸に渡る船は、一人4バーツ。しかし、船に乗るまでが長蛇の列！暑い中で20分くらい待ちました。待っている間に売店でマンゴージュースを飲みました。やっとこさ順番が来て、ラッキーなことに前の方の席に座れました。

チャオプラヤ川 渡し船 (ワットアルン) 船系

2艘の船が入れ替わりで対岸を行き来しています。
もう一台の船とすれ違う時に見たら、あちらの船もぎっしり満員でした。

ワット・ポーの船着き場を出ると、お土産物を売る店やカットフルーツの屋台、食堂などが並んでいました。娘が「アイス食べたい！」と言うので、このお店でアイスを買いました。1個30バーツ。

店先に座っていたおじいさんが、中で座って食べて行けと身振りで教えてくれて。暑くて疲れも出ていたので、とてもありがたかったです。

急に場面が飛んで、サトーン船着き場からサパーンタクシン駅に向かう右側にある公衆トイレ。

実は…ワット・ポーは1人200バーツの入場料なのですが、なんと手持ちの現金が足りず！もちろんカード払いは不可だし、近くのATMで現金を引き出そうとしたら、よりによって持っていたのはキャッシングができないカードでした…。

せっかく長蛇の列に並んで、渡し船に乗ったのに…。そう言えば、初日の空港で両替したのは1万円のみ。その後はうっかり両替し忘れていました。あーあ、大失敗！

と言うことで、またまた列に並んで渡し船でワット・アルン側に戻り、これまた長蛇の列に並んでオレンジボートに乗り、ヘロヘロになりながらサパーンタクシン駅まで戻って来たところの写真です。一つだけ良かったのが、この公衆トイレがとてもきれいだったこと。

サパーンタクシン駅 (ＢＴＳ) 駅

前日に引き続き、ターミナル21で遅いランチを。
前日にチャージした500バーツがまだだいぶ残っていたので、現金はなくても安心です。

これはパッタイ。辛すぎず美味しかった！

デザートに昨日も気になっていたココナツアイスを。

ナタデココと松の実？のようなナッツをトッピング。疲れた心と体に沁みました…。

またホテルのトゥクトゥクに乗せてもらい、ホテルに戻って娘は夫とプールへ。
私は、ホテルから駅までの道沿いで見つけたコインランドリーにて洗濯と、両替に行きました。

洗濯物を洗っている間に、歩いて5分ほどのアソーク駅前にある両替店「スーパーリッチ」へ。ここは通るたびに人が並んでいて、レートの良さで人気だそうです。確かに、空港と比べてレートが断然良い！1万円で2,875バーツになりました。空港では2,663バーツだったので、その差200バーツ以上…。

3万円を両替して、また歩いてコインランドリーまで戻ります。その途中で、タイ名物？のカオスな電線グルグルの写真を撮ろうとしたら、ちょうど梯子をかけて修理をしていました。この状態でどうして修理すべき線がわかるのだろうか？

こちらも途中の歩道に出ていた屋台。カラフルなフルーツに心惹かれ、寄り道です。

美容に良いと言う、ザクロのドリンクを買ってみました。小さい方で確か40バーツだったような…。お姉さんが、ザクロの実を試食させてくれましたが、ちょっと渋みがあって子どもの頃によく食べた懐かしい味がしました。

洗濯と乾燥を終えて、娘と約束していたので、急いでプールに向かいました。30分ほど娘と一緒に泳いで、シャワーを浴びてお昼寝…と思ったら、娘はまたまたまったく起きず。まさかの2日連続夕食なし！
娘を置いて外食と言う訳には行かないので、大人はラウンジのおつまみを夕食代わりにすることに。

夜の8時過ぎだったかな？人が少なく静かです。
朝食時に料理が並んでいたところに、おつまみが並んでいました。

ドリンクも自分で好きなものを飲み放題。
私は、スタッフに頼んでモヒートを作ってもらいました。

こちらはビールやソフトドリンクなど。

おつまみ類も結構種類がありました。

せっかくバンコクに来ているのに、まだレストランでの食事が食べれていないなんて…。
明日こそ、美味しいタイ料理を食べに行けるといいなぁ…と思いながら就寝しました。