初めてのバンコク5泊＋9回目の台北2泊の旅 ～4日目：ホテル移動と再びワット・ポー

2019/08/10 - 2019/08/15

バンコク4日目は、ホテルの移動日。同じ場所の滞在中に別のホテルに移動するのは、実は初めてでした。バンコクは良いホテルがお安く利用できるので、我が家にしてはちょっと高級なホテルを選んでみたのですが…さて、どんなお部屋だったのでしょうか？

ホテル移動後は、前日にまさに目の前まで行って（文字どおり）拝むことができなかった、ワット・ポーにリベンジ。近くで見る黄金の涅槃仏に圧倒され、マッサージで癒される…ここに来てやっと計画通りに楽しむことができました。

エリア バンコク(タイ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 船 タクシー 徒歩
• 航空会社: エバー航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

まずは4日目の朝ご飯。
この日も前日の早寝のおかげで、寝坊助の我が家には珍しく7時前には起きていたので、まだ空席だらけ。静かにゆっくり食事をとることができました。
これはエッグステーションの写真。

モーベンピックホテル スクンビット 15 バンコク ホテル

モーベンピックホテルはスイス系のホテルだからか、チーズの種類が豊富でした。

こちらはハムや生野菜のコーナー。

シルアルにドライフルーツ、奥はジュース類。

前日と同じ席で、いただきます！

自分で作れる麺料理。この日はチキンベースのスープに、きしめんのような幅広の麺でした。

トマトソテーにビーフン、ポテトなど。

フルーツは前日と変わらず。完熟のパパイヤが美味しかった。

朝ご飯の後、夫はスマホで調べて徒歩圏内で9時オープンのマッサージへ行きました。娘は部屋でゆっくりしたいと言うので、私は歩いて10分ほどの24時間営業のスーパーにお土産ショッピングへ。

トップス マーケット (ロビンソン店) スーパー・コンビニ

ところが、24時間オープンのはずがシャッターが閉まってる！
えー、どうしよう…と、しばらくあたりをウロウロ。
ここは、アソーク駅前のウエスティンホテルの地下なのですが、ホテルからはつながっていないのです。念のため、ホテルのロビーにも入ってみたけれど、やはりつながっておらず。

ふと、駅とは反対側の方に回ってみると、地下に降りる階段を発見！
こちらが正しい入り口でした。

初めてのタイのスーパーマーケットにテンションが上がります！

やはり南国、フルーツの種類が多いですね。

こちらはドリンクやお菓子類のコーナー。日本のお菓子もたくさん置いてありました。

まだ朝9時前だったので、お客さんは少な目で、その分ゆっくりお買い物ができそう。とは言え、娘がお留守番しているので、あまりゆっくりしている時間はありません。

お目当てのお土産コーナーを発見。タイ限定のコアラのマーチが山積み！
一人でホテルまで持ち帰ることを考えて控えめに、でも足りなくても困るので…あれこれ考えながら、なるべく時間をかけずにカートにバンバン入れて行きます。

持参した特大エコバッグにギリギリおさまる量の買い物を終え、急いでホテルに戻りました
が、娘はiPadに入れたコナン君のビデオを見てくつろいでいました。

この後、ホテル移動なので荷造りをしたのですが、その前に買ったものの撮影を…コアラのマーチとポッキーはどちらもタイ限定なので、娘の友人や職場への配布用にたくさん買いました。このままでは嵩張るので、箱から出して日本から持参したジップロックに移してスーツケースへ。

こちらは、バンコク駐在妻たちに人気があるという、ブルーエレファントのタイ料理の素。グリーンカレーやマッサマンカレー、トムヤムクンスープなどを自宅用や家族へのお土産に。もっとたくさん買いたかったけれど、重さがけっこうあるので…。
ジムトンプソンのお菓子と缶入りナッツは、味はわかりませんが高級感があったので、お世話になっている方へのお土産用に。

荷物のパッキングが済んでも夫が戻らないので、娘を誘って、この日２回目の朝ご飯へ…。ラウンジは、1階のレストランと違ってガラガラでとても静か。

お腹はいっぱいだったので、デザートをいただきました。
1階のレストランにはないマンゴーとパッションフルーツにチョコレートブラウニー。それからラズベリーとチョコのシャーベット。このシャーベット、味が濃くて絶品！
午後のサービスでいただいたスイーツ類も美味しかったし、さすがスイス系だけありチョコにこだわっているのですね。

娘は、チョコのシリアルにミルクをかけて。ヤクルトも飲み放題でご満悦。

食後のカフェラテも美味しかった！

この後、マッサージを終えた夫が戻って来て、ホテルをチェックアウト。
タクシーで次のホテルまで移動しました。

タクシーで20分ほどで、２つめのホテル「AETAS lumpini」に到着。イータスとかアエタスとかエイタスとか、サイトによって日本語の表記はバラバラです。我が家は楽天トラベルで手配しましたので「エータス」と呼んでいました。

その楽天トラベルでの手配内容は次の通りですが、同じ内容が書かれた日本語の説明書をフロントで渡してくれました。

部屋タイプ：デラックスクラブルームキング又はツインベッド(42平米)
《クラブルームプロモーション》
憧れクラブ＆スイートルームが40%OFF！(専用ラウンジ利用＆朝食付)
【★クラブフロアー特典★】
デラックスクラブ、デラックススイート、プレミアスイートのご予約方のみ　
・エグゼクティブクラブラウンジアクセス（場所28階にて午前6時-午後23時）
・ウェルカムドリンク＆フルーツ
・ラウンジにてコンチネンタル朝食（午前6-11時）
・ラウンジにてカナッペ＆ペーストリー(午前11時-午後14時)
・ラウンジにてアフタヌーンティー（午後14-15時半）
・ウランジにてイブニングカクテル＆カナッペ（午後18時-20時）
・ラウンジにてハウスワインとローカルビール飲み放題(午前11時-午後20時)
・終日ソフトドリンク、コーヒー＆紅茶
・お部屋内のミニバーが無料！
・毎日ランドリーサービス4枚(レギュラーサービスのみ)
・アーリーチェックイン10時無料、レイトチェックアウト午後18時まで無料
・会議室のご利用無料（６名様まで1日につき3時間まで、当日空室状況による、事前予約要）
・お部屋にて日経新聞のお届け
・市内電話無料
・客室＆ラウンジ内のインターネット高速インターネットアクセス

ホテルには、11時過ぎに着いたのですが、すぐにチェックインできました。しかも！なんと！プレミアムスイートにアップグレードしてくださいました！！

エータス ルンピニー ホテル

予約は、デラックスクラブなので2ランクupです！
広い部屋と高層階からのナイスビューに、家族3人大喜び。
さすがにスイートだけあり、クローゼットだけでも2畳ほどありました。

洗面所はダブルシンクで、奥には大きなバスタブ。

さりげなく飾られたお花も素敵です。

シャワーは通り抜けできるようになっていて、ドアがないので水撥ねに注意。床が大理石のようなタイルなので、濡れると滑ります。

造りは豪華ですが、湯温が一定せず急に熱くなったり冷たくなったりするのがご愛敬…タイなので笑って許せますけどね（？）

大きなバスタブはジャグジー付き。夜景がきれいに見えそうで楽しみ。

二人で入っても広々。
ジャグジーのスイッチを入れると、バスタブ内のライトがカラフルに変化して、なかなか面白かったです。

タオルもきちんと用意されています。
前のホテルではルームクリーニング後にタオルを補充してくれず困りましたが、このホテルではそういうことはなかったです。当たり前のことですが…。

アメニティもほぼそろっています。ドライヤーがパナソニック製なのが、地味にうれしい。やはり日本製は使い心地が良いですね。

お水はガラスの瓶なので持ち運びには不便です。冷蔵庫で冷やしてお風呂上りなどに飲んでいました。

コーヒー類はインスタント。コーヒーメーカーがあればもっと良かったかも。

冷蔵庫の中。これも部屋代に含まれていますが、そもそもラウンジで朝11時から20時までビールとワインが飲み放題なんですよねー。なので、こちらは自宅用にお持ち帰りさせていただきました（貧乏性なもので…）。
もちろん、減った分は翌日にきちんと補充してもらえました。

ソファの前にはウエルカムフルーツ。ドラゴンフルーツとブドウとなんだったかな…。

部屋の奥の方から入り口側を撮ってみました。
この写真では右側にバスルーム、突き当り左手がウォークインクローゼット、右側が入り口ドア。

お仕事での滞在でもOKなデスク。この椅子がまた座り心地良し。
電話の画面に、予約者名が入ったwelcomeメッセージが表示されていて感激でした。

さすがプレミアムだけあり、お花も豪華。

窓からの景色、その１。

窓からの景色、その２。ホテルが面した道路（ラマ4世通り）を見下ろしてみました。
目の前はなにやら工事中。ショッピングセンターのようなものらしいので、完成したらもっと便利になるでしょうね。

ズームするとルンピニ公園の池も見えました。
実はこのホテルを選んだ理由の一つが、この公園でオオトカゲが見られるから。本当に会えるかどうかわからないけれど、期待は膨らみます。

エータス ルンピニー ホテル

無事にチェックインできたので、荷物を出して、プランに含まれるランドリーサービスを利用してみました。
ランドリー用の袋に洗ってもらいたい服を4着入れ、依頼票と共にフロントに預ければOK。翌日の夕方に部屋に届くので、2泊だとチェックイン日しか利用できませんが、便利なサービスですね。

本当は広いお部屋でゆっくりしたいところですが、早速お出かけ…ホテルから歩いて3分もかからずMRTルンピニ駅なので、とても便利です。
MRTで一駅となりのシーロム駅まで行き、サラデーン駅からBTSに乗り換えてサパーンタクシン駅まで行って、サトーン船着き場からワットポーを目指します。

ルンピニ駅 駅

乗り換えのサラデーン駅直結のショッピングセンター、シーロムコンプレックスにてトイレを借りました。ついでにショッピングセンターの中にあった「Baanying Cafe ＆ Meal」というカフェのようなお店でお昼を食べることに。
入り口横の大きな写真入りのメニューが美味しそうだったので…。

こぎれいなカフェ風のお店で、若いお客さんが多かったです。

これは揚げ春巻きだったかな。娘が食べられるように、なるべく辛くないメニューを選びました。

娘が食べられるメニューと言えば、チャーハン。辛くないし、お野菜も卵も入っていて、とりあえずチャーハンがあれば安心です。

夫はトムヤムクンのヌードルだったかな、辛い麺を食べていました。
ペットボトルのお水が有料だったのですが、一つ頼むとグラスはいくつ必要かと聞かれ、氷入りのグラスを3つ持って来てくれました。

腹ごしらえをして、前日と同じルートを通ってワットポーに向かいます。もちろんオレンジボートで一人片道20バーツ。

チャオプラヤー川 滝・河川・湖

この日もワットアルンは観光客でにぎわっていました。

対岸への渡し船に乗って、やっとワットポーが見えて来ました！
入場料200バーツ×3人分を払って中に入ります。

ワットポー 寺院・教会

いよいよ黄金の涅槃仏とご対面！
仏像のある礼拝堂には、靴を脱いで入ります。グルっと一周して違う出口から出るので、脱いだ靴は必ず持って行きましょう。ビニール袋も準備されていて、他の人に倣えばOKでした。

中に入るとすぐにドーーーン！体長46メートル、高さは15メートルもあるそうです。
思ったよりも大きくて、ピカピカに輝いていました。

ワットポー 寺院・教会

実は人が多くて写真を撮るのも大変だったのですが…。そんなこともお構いなく、なごやかな表情で横たわっていらっしゃいました。

大きな涅槃仏のふもとには小さな涅槃仏も。

しかも、一つではなくいくつも。金箔が張り付けられていて、何か意味があるのでしょうが、説明がタイ語なのでさっぱり…。

順路は、頭の方から入って、足に向かって進みます。
足元まで来ると、やっぱり全体像を撮りたくなりますよね…でも撮影できる場所は激混みで、他人の姿を入れずに撮るのは大変。何とか頑張って撮りました。

足の裏の模様は螺鈿細工だそうで、とてもきれい。バラモン教の108の世界観が描かれているそうです。

足の指の指紋もくっきり。

人ごみに負けずに写真を撮りましたが、やはり実際に見た方がインパクトありますね。それにしても、偏平足なのにびっくり…実は、仏教では偏平足は悟りを開いた者のしるしだそうです！

お堂の壁も凝っていました。天井の模様も撮ったのですが、暗くて写っておらず残念。

涅槃仏の背中側には壁沿いに108個の鉢が並んでいます。20バーツでコインが入ったお椀を買って、一つずつ入れて行くと108の煩悩が消えるそうで…。これがタンブン（徳を積む）になるそうです。
もちろん娘が張り切ってやっていましたが、もともとコインが108個以上入っているので、一つずつ慎重に入れて行っても最後はいくつか余ります。前後の人もみんな余っていて、最後の鉢に残ったコインを全部じゃらじゃらと入れていました…これで本当に煩悩は消えたのでしょうか？

でも、ただ単に仏像を眺めるだけでなく、参加型（？）のアトラクション的な感じで楽しめたので、これはこれでとても良い経験になりました。お子さん連れにおすすめです。

足元の鉢からスタートし、一つずつコインを入れて行くと、ちょうど108個の煩悩を捨て去った先に、仏像の頭があります。仏様の頭を支える枕も大きくて立派！

トゲトゲの頭ですが手で支えているのですね…。なんだか休日のお父さんみたいで急に親近感が湧いて来ます。

これで涅槃仏の礼拝堂はおしまい。脱いだ靴を履いて外に出ます。

入場チケットの半券で、小さなお水のペットボトルがもらえます。これはそのお水の引換所。
冷えたボトルと、そうでないボトルがあったので、冷えてそうなボトルを選びました。

小さなボトルなのですぐに飲み干してしまいますが、給水所もあるので安心です。

これは観光客にはありがたいサービスですね。
テレビ朝日のいいねアース（バイきんぐ西村が旅をする番組）を思い出しました…。

さて、ワットポーと言えば、涅槃仏とタイ古式マッサージ。ここは、東洋医学に基づくタイマッサージの総本山だそうで、お寺の敷地内でマッサージを受けることができます。
すでに17時近かったので無理かと思ったのですが、受付は18時までだったので間に合いました。

お値段はこんな感じ。
本当は全身マッサージ1時間を受けたかったのですが、40分待ちと言われ断念。30分の足マッサージならすぐに可能とのことで、夫と二人分お願いしました。

ところが、席に案内されてすぐに娘が「トイレ行きたい」と…マッサージのお姉さんに伝えると、この建物内にはトイレがなく、お寺の敷地内のトイレを案内され。仕方なく娘と二人で猛ダッシュ…。お寺の敷地内だけあり、きれいなトイレでした。

トイレを済ませて戻ると、すでに夫はマッサージ進行中…隣の席でマッサージが始まりましたが、夫とほぼ同時に終了…30分のうち貴重な数分が娘のトイレで消えました（涙）

肝心のマッサージの腕ですが、気持ち良かったけれど、街中の方がもっと安いのと、30分では全然物足りない！やはり40分待ってでも1時間の全身を受けるべきでした…次回があれば、先にマッサージの受付をしてから、涅槃仏や他を見て回るようにしたいです。

ともあれ、マッサージ後はマルベリーティーをいただいて終了。ちなみにチップは20バーツ渡している人が多かったです。
マルベリーは桑の葉のお茶でノンカフェイン。体には良さそうだけど、美味しくない…。

マッサージを終え、お寺の敷地内を散策。
これがルーシーダットンのもとになった仏像たちでしょうか。
ポーズもさることながら、表情が面白い！

お風邪かな？

肘が痛いの？

うーむ…？

やはり同じポーズで撮りたくなり…難易度低いこちらのポーズでパチリ。

敷地内にはいくつもの仏塔が。墓石として建てられているそうです。

この像の帽子が洋風で面白い。

敷地内にはネコちゃんも暮らしていました。

夕方で人が少なくなっているせいか、あちこちでくつろぐネコちゃんたちの姿が。私は猫アレルギーなので触れませんが、見ている分にはカワイイですね。

そろそろ帰ろうと、来た道を戻っていくと、金箔の貼られた仏像たちが並んでいました。これは、自分の生まれた曜日の仏像に金箔を張り付けてお祈りするそうです。これもタンブンの一つでしょうか…。次回はこのお祈りもやってみたいと思います。

この建物が涅槃仏が安置されている礼拝堂。
とても見事な建物で、すでに参拝時間が過ぎているはずでしたが、まだまだたくさんの観光客でにぎわっていました。

と言うことで、前日は目の前まで来て入ることができなかったワットポーでしたが、無事にリベンジを果たし、大満足で帰路につきました…。