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 第7日目は、パレルモ観光とアグリジェント観光です。<br /> 午前は、パレルモのバラッロ市場とマルトラーナ教会に行き、その後、鉄道でアグリジェントに向かいました。午後は、神殿の谷、州立考古学博物館へ行きました。神殿の谷で逆方向のバスに乗ってしまう失敗をしてしまいました。日程は以下の通りです。<br />(日程)<br />ホテル→バス停(Cavour) →bus(101)→パレルモ中央駅→バラッロ市場→マルトラーナ教会→バス停(Roma-Vucciria)→bus(101)→中央駅10:43→鉄道→アグリジェント中央駅12:47→ホテル送迎→ホテル→中央駅→taxi→ジュノーネ神殿前チケット売り場→神殿の谷→bus→州立考古学博物館→bus→中央駅→ホテル→夕食→ホテル<br /><br /> ホテルでの朝食後、チェックアウトをして、荷物をもって101番の市バスで中央駅に向かいました。パレルモ中央駅で荷物を預け(6ユーロ/個)、徒歩でバラッロ市場、マルトラーナ教会へ向かいました。9時頃にバラッロの市場に着きましたが、開店したばかりで商品を並べきっていない店も多く、人もまだ少なかったです。もう少し遅い時間の方が賑わうような気がしました。市場ではオレンジを搾って売っている店を見つけ、シチリアの生ジュース(1ユーロ)を飲みましたが、実に美味しかったです。次に行ったマルトラーナ教会は小さな教会で、早い時間に行ったので人も少なくゆったりと見ることができました。教会の心地よい雰囲気に浸っていて、有名なモザイク画を確認するのを失念してしまいました。<br /> その後、ローマ通りに出て、再び101番の市バスで中央駅に向かいました。アグリジェントへはバスで行く方法もあるようですが、電車は1時間に1本程度あり、料金も9ユーロで、座席もゆったりとしているので、なかなか良かったです。駅で昼食のパニーノを買って、電車に乗り込みました。<br /> アグリジェント中央駅からホテルへは、ホテルの無料送迎をお願いしました。神殿の谷へは駅前に止まっていたタクシー(1台しか止まっていませんでした)でジュノーネ神殿前のチケット売り場へ向かいました。料金の相場は10ユーロ前後だそうですが、15ユーロ払いました。見学の仕方は、ガイドブックにもあるように、一番高所にあるジュノーネ神殿へタクシーで行き、そこから下りながら見学するというのがよさそうです。イタリアで古代ギリシャ遺跡を見るのは初めてですが、ここの遺跡を見ると、この辺りはギリシャやカルタゴにも近く、ローマ時代以前から地中海のギリシャ植民都市として栄えたことがよく分かります。地中海を行き来して繁栄した海の民の息吹を感じました。なお、炎天下の遺跡見学には、ポンペイ遺跡と同様に日傘代わりとなる折りたたみ傘が重宝しました。<br /> 出口が少し分かりにくいですが、バールのある神殿広場(「るるぶ」の呼称。「地球」には記載なし)に向かう出口から出ました。州立考古学博物館に行くためにバールでバスの切符を買って(一回乗れば無効になる切符で乗車すると運転手が手で切込みを入れます。切符はバスの運転手からも買えるようです)、30分以上待ったバスに乗り込みました(バス停に時刻表があるので、バスの来るおおよその時間は分かります)。ここで、反対方向のバスに乗ってしまいました(顛末は最後にあります)。バスの行先には十分注意してください。州立考古学博物館に寄ってバスで駅に戻りました。州立考古学博物館ではテラモーネ(人像柱)が有名ですが、ギリシャ陶器もたくさんあって、あらためて、ここが繁栄を謳歌したギリシャ植民都市であったことが分かります。<br /> 旧市街地とは反対側にあるホテル・デル・ビアレ (Hotel Del Viale))に泊まりましたが、近くにジェラートを中心とした評判のカフェ(Le Cuspidi)があり、夕食の前と後にジェラートを食べました。安くてとても美味しくおすすめです。<br /> 最後に、失敗談の顛末です。バスに乗って運転手にmuseoに行くかと聞くと反対方向だと身振りも交えて言われましたが、切符が既に切られてしまっているので困っていると、運転手が身振りで戻ってくるから大丈夫と言っているようなので、乗り続けてしまいました。しかし、戻るどころかどんどん遠くに行ってしまって、結局、海に面する町(サン・レオーネ、リゾート地だそうです)に入って海水浴客で賑わう海岸通りを暫く走って、やっと戻りだしました。神殿広場のバス停に戻るまで40分程かかりました。美しい海と海水浴客で賑わう海岸や、一緒に乗り込んだ地元の高校生の一団や途中から乗り込んできた浮き輪などを持った地元の海水浴客達の賑やかな様子を、家族は結構楽しんでいたようですが、どこまで行くのか気が気ではなかったため、楽しむ余裕はありませんでした。なお、困ってしまって高校生の一団の引率者に英語が話せるかと聞いたら、この子と話せと紹介してくれた女の子が、親切にいろいろとインターネットで調べて教えてくれたのには大変助かりました(2番のバスに乗ったようです)。地元の人はどこでも親切です。大過なく終わりましたが、反対方向だと気が付いた時に降りておくべきだったと反省しています。<br />

第7日目(8月12日)パレルモ観光(バラッロ市場、マルトラーナ教会)→アグリジェント観光(神殿の谷、州立考古学博物館)

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2019/08/12 - 2019/08/12

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カメノコウタロウ

カメノコウタロウさん

 第7日目は、パレルモ観光とアグリジェント観光です。
 午前は、パレルモのバラッロ市場とマルトラーナ教会に行き、その後、鉄道でアグリジェントに向かいました。午後は、神殿の谷、州立考古学博物館へ行きました。神殿の谷で逆方向のバスに乗ってしまう失敗をしてしまいました。日程は以下の通りです。
(日程)
ホテル→バス停(Cavour) →bus(101)→パレルモ中央駅→バラッロ市場→マルトラーナ教会→バス停(Roma-Vucciria)→bus(101)→中央駅10:43→鉄道→アグリジェント中央駅12:47→ホテル送迎→ホテル→中央駅→taxi→ジュノーネ神殿前チケット売り場→神殿の谷→bus→州立考古学博物館→bus→中央駅→ホテル→夕食→ホテル

 ホテルでの朝食後、チェックアウトをして、荷物をもって101番の市バスで中央駅に向かいました。パレルモ中央駅で荷物を預け(6ユーロ/個)、徒歩でバラッロ市場、マルトラーナ教会へ向かいました。9時頃にバラッロの市場に着きましたが、開店したばかりで商品を並べきっていない店も多く、人もまだ少なかったです。もう少し遅い時間の方が賑わうような気がしました。市場ではオレンジを搾って売っている店を見つけ、シチリアの生ジュース(1ユーロ)を飲みましたが、実に美味しかったです。次に行ったマルトラーナ教会は小さな教会で、早い時間に行ったので人も少なくゆったりと見ることができました。教会の心地よい雰囲気に浸っていて、有名なモザイク画を確認するのを失念してしまいました。
 その後、ローマ通りに出て、再び101番の市バスで中央駅に向かいました。アグリジェントへはバスで行く方法もあるようですが、電車は1時間に1本程度あり、料金も9ユーロで、座席もゆったりとしているので、なかなか良かったです。駅で昼食のパニーノを買って、電車に乗り込みました。
 アグリジェント中央駅からホテルへは、ホテルの無料送迎をお願いしました。神殿の谷へは駅前に止まっていたタクシー(1台しか止まっていませんでした)でジュノーネ神殿前のチケット売り場へ向かいました。料金の相場は10ユーロ前後だそうですが、15ユーロ払いました。見学の仕方は、ガイドブックにもあるように、一番高所にあるジュノーネ神殿へタクシーで行き、そこから下りながら見学するというのがよさそうです。イタリアで古代ギリシャ遺跡を見るのは初めてですが、ここの遺跡を見ると、この辺りはギリシャやカルタゴにも近く、ローマ時代以前から地中海のギリシャ植民都市として栄えたことがよく分かります。地中海を行き来して繁栄した海の民の息吹を感じました。なお、炎天下の遺跡見学には、ポンペイ遺跡と同様に日傘代わりとなる折りたたみ傘が重宝しました。
 出口が少し分かりにくいですが、バールのある神殿広場(「るるぶ」の呼称。「地球」には記載なし)に向かう出口から出ました。州立考古学博物館に行くためにバールでバスの切符を買って(一回乗れば無効になる切符で乗車すると運転手が手で切込みを入れます。切符はバスの運転手からも買えるようです)、30分以上待ったバスに乗り込みました(バス停に時刻表があるので、バスの来るおおよその時間は分かります)。ここで、反対方向のバスに乗ってしまいました(顛末は最後にあります)。バスの行先には十分注意してください。州立考古学博物館に寄ってバスで駅に戻りました。州立考古学博物館ではテラモーネ(人像柱)が有名ですが、ギリシャ陶器もたくさんあって、あらためて、ここが繁栄を謳歌したギリシャ植民都市であったことが分かります。
 旧市街地とは反対側にあるホテル・デル・ビアレ (Hotel Del Viale))に泊まりましたが、近くにジェラートを中心とした評判のカフェ(Le Cuspidi)があり、夕食の前と後にジェラートを食べました。安くてとても美味しくおすすめです。
 最後に、失敗談の顛末です。バスに乗って運転手にmuseoに行くかと聞くと反対方向だと身振りも交えて言われましたが、切符が既に切られてしまっているので困っていると、運転手が身振りで戻ってくるから大丈夫と言っているようなので、乗り続けてしまいました。しかし、戻るどころかどんどん遠くに行ってしまって、結局、海に面する町(サン・レオーネ、リゾート地だそうです)に入って海水浴客で賑わう海岸通りを暫く走って、やっと戻りだしました。神殿広場のバス停に戻るまで40分程かかりました。美しい海と海水浴客で賑わう海岸や、一緒に乗り込んだ地元の高校生の一団や途中から乗り込んできた浮き輪などを持った地元の海水浴客達の賑やかな様子を、家族は結構楽しんでいたようですが、どこまで行くのか気が気ではなかったため、楽しむ余裕はありませんでした。なお、困ってしまって高校生の一団の引率者に英語が話せるかと聞いたら、この子と話せと紹介してくれた女の子が、親切にいろいろとインターネットで調べて教えてくれたのには大変助かりました(2番のバスに乗ったようです)。地元の人はどこでも親切です。大過なく終わりましたが、反対方向だと気が付いた時に降りておくべきだったと反省しています。

旅行の満足度
5.0
同行者
家族旅行
交通手段
鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 祠(パレルモ中央駅からバラッロ市場へ向かう途中の民家の壁。いろいろな思いが詰まっているのだと思います)

    祠(パレルモ中央駅からバラッロ市場へ向かう途中の民家の壁。いろいろな思いが詰まっているのだと思います)

  • バラッロ市場(9時ごろ到着しましたが、開店途中の店も多かったです。もう少し遅い方が賑わうのかもしれません)

    バラッロ市場(9時ごろ到着しましたが、開店途中の店も多かったです。もう少し遅い方が賑わうのかもしれません)

  • バラッロ市場の生ジュース屋(その場で手で搾っています。1ユーロで、実に美味しかったです)

    バラッロ市場の生ジュース屋(その場で手で搾っています。1ユーロで、実に美味しかったです)

  • バラッロ市場方面

    バラッロ市場方面

  • マルトラーナ教会とサン・カタルド教会

    マルトラーナ教会とサン・カタルド教会

  • マルトラーナ教会(小さな教会で、早い時間に行ったので人も少なくゆったりと見ることができました。教会の心地よい雰囲気に浸っていて、有名なモザイク画を確認するのを失念してしまいました)

    マルトラーナ教会(小さな教会で、早い時間に行ったので人も少なくゆったりと見ることができました。教会の心地よい雰囲気に浸っていて、有名なモザイク画を確認するのを失念してしまいました)

  • パレルモ中央駅(アグリジェントへ向かう列車)

    パレルモ中央駅(アグリジェントへ向かう列車)

  • アグリジェント中央駅(更に南に来た(アフリカに近づいた)という感じです)

    アグリジェント中央駅(更に南に来た(アフリカに近づいた)という感じです)

  • ホテルから中央駅に向かう並木路

    ホテルから中央駅に向かう並木路

  • ジュノーネ(ヘラ)神殿(一番高所にあるジュノーネ神殿へ中央駅からタクシーで行き、そこから下りながら見学しましたが、この見学方法がよさそうです)

    ジュノーネ(ヘラ)神殿(一番高所にあるジュノーネ神殿へ中央駅からタクシーで行き、そこから下りながら見学しましたが、この見学方法がよさそうです)

  • コンコルディア神殿へ向かう途中の城壁跡の窓から

    コンコルディア神殿へ向かう途中の城壁跡の窓から

  • コンコルディア神殿(ここの遺跡を見ると、この辺りはギリシャやカルタゴにも近く、ローマ時代以前から地中海のギリシャ植民都市として栄えたことがよく分かります。地中海を行き来して繁栄した海の民の息吹を感じました)

    コンコルディア神殿(ここの遺跡を見ると、この辺りはギリシャやカルタゴにも近く、ローマ時代以前から地中海のギリシャ植民都市として栄えたことがよく分かります。地中海を行き来して繁栄した海の民の息吹を感じました)

  • エルコレ(ヘラクレス)神殿

    エルコレ(ヘラクレス)神殿

  • ディオスクーリ神殿

    ディオスクーリ神殿

  • アグリジェント市街方面

    アグリジェント市街方面

  • オレンジの木(シチリアにはオレンジの木がよく似合います)

    オレンジの木(シチリアにはオレンジの木がよく似合います)

  • 州立考古学博物館(州立考古学博物館ではこのテラモーネ(人像柱)が有名ですが、ギリシャ陶器もたくさんあって、あらためて、ここが繁栄を謳歌したギリシャ植民都市であったことが分かります)

    州立考古学博物館(州立考古学博物館ではこのテラモーネ(人像柱)が有名ですが、ギリシャ陶器もたくさんあって、あらためて、ここが繁栄を謳歌したギリシャ植民都市であったことが分かります)

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