第6日目（8月11日）パレルモ観光（パラティーナ礼拝堂・ノルマン王宮、カテドラーレ）、モンレアーレ観光（大聖堂）

2019/08/11 - 2019/08/11

　第6日目は、パレルモ観光とモンレアーレ観光です。
　早朝にナポリからパレルモにフェリーで到着してホテルに向かい、スーツケースを置いて早々にパレルモ観光に出かけました。たまたまカテドラーレで日曜ミサが行われていたため、予定外でミサに参加しました。日程は以下の通りです。
（日程）
港6:45→ホテル→パラティーナ礼拝堂・ノルマン王宮→カテドラーレ（ミサ参加）→昼食→バス停（Piazza Indipendenza、ノルマン王宮裏）14：20→bus(389)→バス停（Fontana Del Drago、モンレアーレ）→ドゥオーモ→バス停（Fontana）15：40→バス停（Piazza Indipendenza）→プレトーリア広場・クアットロ・カンティ→bus（101）→ホテル→夕食→ホテル

　パレルモの港に6：45に到着。朝食には前日持ち帰ったダ・ミケーレのマリナーラを食べましたが、トマト味のシンプルなピザなので冷めても美味しかったです。下船後、港に近いホテル・トニック (Hotel Tonic)へは、徒歩で10～15分程で到着しました。幸いなことにチェックインできたため、身支度を整えてパレルモ観光に出かけました。
　まず、ノルマン王宮に向かいました。予定では、ホテル近くのバス停から104番のバスで向かう予定でしたが、バス停の道路が通行止めになっていて、変更後の場所が分かりません。日曜の早朝なので尋ねる人も見当たらず、仕方なく、王宮へは徒歩で向かいました。途中で、たまたまマッシモ劇場裏手のカーポ市場の見学ができました。なお、途中で、何人かの地元の人にバス停や切符売り場について英語で聞きましたが、相手も親切に対応してくれていたのですが、全く通じませんでした。イタリアの地方都市であれば、当然といえば当然なので、autobus（バス）、fermata（停留所）、biglietto（切符）などの旅行の基本単語はイタリア語を覚えておくべきであったと反省しました。
　ノルマン王宮の入口は正面側（ヴィクトリア広場方面）に変更になっていますので注意してください。王宮では、まず、2Fのパラティーナ礼拝堂に向かいました。イスラムやビザンチンの影響を受けた他では見られないアラブ・ノルマン様式の独特の礼拝堂で、実に素晴らしかったです。その後、3Fのヘラクレスの間、ルッジェーロ王の間などを見て回りました。どれもなかなかのものです。王宮を出て庭園にも立ち寄り、庭園の中にある洒落れたカフェで、シチリアで最初のグラニータを味わいました。実に美味しかったです。
　王宮の次は、カテドラーレに行きました。見学の途中から日曜ミサが始まったため、機会があればイタリアでミサに参加したいと言っていた娘の希望を入れて、予定を変更して、信者ではありませんがミサに参加しました。
　昼食後、王宮の裏のバス停（Piazza Indipendenza）から389番の市バスでモンレアーレに向かいました。モンレアーレのバス停（Fontana Del Drago）へは20分ほどで到着しました（もっと時間がかかったとの口コミもありますので日曜日であったからかもしれません）。バス停から徒歩で10分程でドゥオーモに到着しました。ドゥオーモは、パラティーナ礼拝堂に続いて建設されたようで、キリスト像などのモザイク画はよく似ているとの印象を受けました。回廊付き中庭は閉まっている時間帯でした。モンレアーレ行の市バスに関する情報（停留所、時刻表など）を口コミに投稿しましたので参考にしてください（https://4travel.jp/overseas/area/europe/italy/palermo/kankospot/10161828/tips/13753644/）。
　パレルモに戻って、エマヌエール大通りを散策しながら、クアットロ・カンティ、プレトーリア広場を見て、101番の市バスでホテルに戻りました。ホテルが中央駅から始まるローマ通りの近くにあったので、その通りを走る101番の市バスは重宝しました（行きと帰りで路線が違うので注意）。
　夕食は、ホテルの近くのOste dello Stabileに行きました。カジュアルな感じで、美味しくコストパフォーマンスのいいお店でした。また、ホテルは、部屋も広く、小ぎれいで、フロントの対応もよく、また、港にも近く、ローマ通りにも近いので交通の便もよかったです。なかなかおすすめのレストランとホテルでした。
　最後に、①パレルモの便利な無料循環ミニバス（ARANC）の情報（路線図・時刻表など）と②市バスのお得な1日券の購入場所に関する情報を口コミに投稿しましたので参考にしてください（https://4travel.jp/overseas/area/europe/italy/palermo/transport/10594469/tips/13760861/
）。
　
　

エリア シチリア島(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船 タクシー 徒歩

ナポリからパレルモへフェリーで早朝に到着しました

カテドラーレ(ホテルからノルマン王宮に向かう途中で。東側から見るカテドラーレも素晴らしいです。どこか欧州風でない感じがします）

ノルマン王宮（入口は正面に変更になっていますので注意してください）

王宮（マクエダの中庭）

パラティーナ礼拝堂(イスラムやビザンチンの影響を受けた他では見られないアラブ・ノルマン様式の独特の礼拝堂で、実に素晴らしかったです)

パラティーナ礼拝堂（天井。イスラムの影響を受けた鍾乳石模様）

パラティーナ礼拝堂（側面の旧約聖書の物語）

パラティーナ礼拝堂（王座）

王宮（ヘラクレスの間の入口）

王宮（ヘラクレスの間。今は州議会場になっています）

王宮

王宮

王宮（ルッジェーロ王の間。パラティーナ礼拝堂と違ってキリスト教色のない図柄（イスラム教の影響？）です）

王宮（ルッジェーロ王の間）

王宮庭園（中に洒落たカフェがあり、シチリアで最初のグラニータを味わいました。実に美味しかったです）

ヌオーヴァ門

カテドラーレ（実に立派な聖堂で、パレルモの繁栄を感じさせます）

カテドラーレ（ミサが始まったので娘の希望で信者ではありませんが参加しました）

エマヌエール大通り

モンレアーレのドゥオーモ（ノルマン王宮の裏のバス停から389番の市バスでモンレアーレに向かいました。パラティーナ礼拝堂に続いて建設されたようで、キリスト像などのモザイク画はよく似ているとの印象を受けました）

ドゥオーモ（天井はパラティーナ礼拝堂とは異なっています。側面の旧約聖書の物語も見えます）

ドゥオーモ

ドゥオーモ

モンレアーレからパレルモ方面

クアットロ・カンティ（モンレアーレからパレルモに戻って）