①宿坊「東馬場」「神乃家山楽荘」に泊まって巡る御岳山2泊3日の旅　ダイジェスト版

2019/08/24 - 2019/08/26

御岳山の宿坊「東馬場」と「神乃家山楽荘」に泊まり、ロックガーデンハイキングと御岳神社の夜神楽を満喫しました。

初日　2019/8/24（土）
青梅線河辺駅　⇒　フレンチ「プランシエル」でランチ　⇒　小澤酒造で酒蔵見学　⇒　御岳山ケーブルカー　⇒　リフト　⇒　レンゲショウマ群生地　⇒　宿坊「東馬場」泊

二日目　8/25（日）
御岳神社　⇒　ロックガーデンハイキング　⇒　御岳神社夜神楽 ⇨ 宿坊「神乃家山楽荘」泊

最終日　8/26（月）
「ぎん鈴旅館」で音威子府蕎麦のランチ

エリア 青梅(東京)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

初日　2019/8/24（土）
青梅線「河辺駅」で途中下車です

フレンチのレストラン「プランシエル」は駅から徒歩10分弱

ランチのコース　税込1,620円。
メインの「香味鶏のロースト」です。
この他に、焼きたてパン３種、前菜のサラダ、季節野菜のスープ、ガトーショコラとシャーベットのデザート、ドリンクが付きます。
敢えて追加料金なしの基本コースを頼みましたが、大満足です。

電車で「沢井駅」まで進み、14：00に小澤酒造の酒蔵見学に予約しておきました

定員は１回30人で最後には試飲もできます

沢井駅から御嶽駅までは一駅なので多摩川沿いの遊歩道をゆっくり歩いて30分

ラフティングをする若者たちの歓声が聞こえます

御嶽駅前のバス停からケーブル下までは10分ほどで行けます。
片道280円。

ケーブルカーは片道590円。
PASMOやSuicaも使えます。
6分間の乗車の後、山頂の「御岳山駅」に到着。

駅前にリフト乗り場があって片道100円。
雨の日は運休で、前回は乗れませんでした。

レンゲショウマ群生地入口はリフトを降りてすぐ裏手にありますが、ケーブルカーの御岳山駅からも行けます

レンゲショウマはそんなに派手な花ではありません

下を向いて咲いているので、覗き込むようにして撮りました

近くの「産安社」の前を通り

今夜の宿「東馬場」には17：00到着。
今年の3月に茅葺の屋根を吹き替えたそうです。
以前は苔生した屋根で傍を通るたびに気になっていたお宿です。

玄関。
東京都の指定文化財にもなっています。

10～12畳の部屋を一人でも3部屋独占です。
一日一組限定で人数に関わらず一人税抜き15,000円。

江戸時代後期の建築です

ウェルカムのお抹茶と和菓子は昼間営業の「茶処」でも1,000円で頂けます

御師（神主さん）のお宿なので当然ながら祭壇もあります

夕飯の一揃い。
この後アイスクリームのデザートも出ました。
女将さんお手製のお料理は(山の中なのにマグロやホタテのお刺身が出たこと以外は）どれも大満足の美味しさ。

二日目　2019/8/25（日）
部屋の窓からの朝の景色。
今日も良いお天気です。

朝食は8：00～というのでその前に朝の散歩に出掛けます

雲一つない青空を背景にした御嶽神社には誰も居ません

神代杉

朝食の一揃い。
我が家の夕食よりも豪華。
楽しみにしていた手づくり蒟蒻はここで出てきました。

食後のコーヒー

9：30～は茶処にもなります。
10：00にチェックアウト。

御嶽神社方面に10分ほど坂道を上がり、今夜の宿「神乃家山楽荘」に立ち寄ります

ハイキングに必要な物以外は預かって貰います

ロックガーデンハイキングは下流から上流に向かって歩く時計回りに歩きます

「長尾平園地」にはトイレやヘリポートや

展望台もあります

更に歩くと「天狗岩」に行き当たります。
「天狗岩」は鎖を伝って登るので危ないので断念しました。
「七代の滝」はここから、木ノ根道や急な階段で降りて行きます

滝修行も行われる「七代の滝」

急な坂道も四つ足のワンちゃんは人間よりも元気

「ロックガーデン」は「天狗岩」から「綾広の滝」までの渓流沿いの遊歩道です

途中の休憩所にはトイレもあります。
ここでおにぎりのランチ休憩。

苔むした岩の間を流れる清流沿いは涼しい

「綾広の滝」

3年前「駒鳥山荘」に泊まった時にここで滝に打たれたことがあります

更に進むと清水が流れ落ちています。
飲めるので空のペットボトルを用意しましょう。

「天狗の腰掛け杉」

「山楽荘」には早めに着きましたがお部屋に入れて貰えました

川合玉堂ゆかりの間を指定しました。
部屋には玉堂真筆の絵が２点掲げられていました。

ロックガーデンは涼しかったとはいえ、やはり汗びっしょりでお風呂に入るとさっぱりします。
温泉ではありませんが薬湯の湯船も併設されています。

夕朝食とも食事処で頂きます

「神人の膳」と銘打たれた夕食の一揃い。
このあと、鱒の腹にもち米を詰め、竹皮に包んで5時間蒸した名物や水物も出ました。

食後、6～11月の第4日曜日の夜に開催されている夜神楽を見に出掛けます

本殿もライトアップされて昼間とは違う雰囲気

本殿脇の神楽殿が会場です。
開演は20：00～ですが19：00に到着して一番前に陣取りました。
でも、私以外の人が来たのは19：40・・

太鼓の打ち鳴らしや、「奉幣」の舞、

中学3年生の舞姫二人による「鈴の舞」、

「鯛釣り」が出し物で1時間の演舞でした。
３年前に来た時は短い出し物が沢山有ったのですが今回は3つだけ。

最後に出演者によって紅白の餅が投げられます

戦果は６個

最終日 2019/8/26（月）
部屋からの眺望はあまり良いとは言えません

朝食の一揃い。この他に後から

薬膳粥と具だくさんの田舎味噌汁、そして特別サービスで大女将特製手作りプリンも出して頂けました

山楽荘を後にして、早めに下山します。
お天気はいいのですが夏は遠くまでは見晴らせませんね。

ケーブルカーを降りると麓の「滝本駅」には長い人の列

バスで「御嶽駅」まで戻ります

「御嶽駅」から奥多摩方面に緩い坂道を歩くこと10分。
「ぎん鈴旅館」に到着です。

ここでは北海道のまっ黒な音威子府蕎麦が食べられます

多摩川に面した食事処は空け放されています

御嶽駅前の旅館「河鹿園」は最近、旅館としての営業は止めて美術館のような形態になってしまったそうです

駐車場の上から見下ろした玉川の清流

「御嶽駅」から12：44発の電車に乗って早めに帰路につきます