初めてのロサンゼルスで重要な荷物を無くした、日本語しか話せない海外初心者【しかも個人手配】母娘旅

2019/08/04 - 2019/08/09

初めての個人手配で、陸マイラー人生を満喫！

のはずが、ハプニング続出。
英語が出来ないのはもちろん、ハワイ旅行（もちろんツアー）以外の、海外旅行経験無し。
そして方向音痴。
なんとかなるさーと思ってたけど、やっぱり無謀でした。

＿|￣|○

ものすっごく困って、泣きそうになったけど、
「あいきゃんとすぴーくいんぐりっしゅ、そーりー」
で、なんとか乗り切りました。

その珍道中を晒します。
後で笑い話にする為に。

巻き込んだ娘よ、こんなオカンでごめんやでー

エリア アナハイム(アメリカ)

「コートヤードアナハイム　パークエントランス」でまず３泊。
SPGのクレジットカードのポイント&無料宿泊で、１泊分の料金で泊まりました。
この写真は最後の日に撮ったと思います。
到着した日は、とてもそんな気になれず！
・・・・・・・・・・・・・
荷物の中の１つをスーパーシャトルから降ろし忘れた事に気づいたのは、
チェックインしてすぐの事でした。
「まず充電し・・・あれ？・・・」
（(ﾟДﾟ)）
「リュック・・じゃなくって・・・もう一つのバッグ・・・」
（（( ﾟДﾟ)））？
「え？」
（（（(ﾟДﾟ;)）））
「ひょっとしてー私たちー降ろし忘れてるーーー？？？」

なんて、今だから落ち着いて書けますが
その時の私の慌てぶりと言ったら。
本当に顔が真っ青になっていたと思います。
・買ったばかりのパソコン
・アイパッド×２
・充電ケーブル
・Wi-Fi
・娘のアレルギーの薬（喘息は落ち着いているが、いつでるか分からない）
・５０歳のメイク道具←ちょｗｗｗ

幸いな事に、お金、クレジットカード、パスポート、iPhone
最重要なG４はセキュリティポーチに入れ、服の中に斜め掛けをしていたので無事でした。

荷物がない事に気づいた私は、すぐさまフロントへダッシュし
「スーパーシャトル！戻ってもらって！私、荷物、つんだまま」
と何故か片言の中国風日本語で、まくしたてた覚えがあります。

当然フロントさんは
「？sorry？」
(;^ω^)
当たり前ですよね。

そこでやっと、空港で役に立たなかったポケトークの存在を思い出しました。
また部屋へダッシュで帰り、ホテルのWi-Fiにポケトークを接続してから
フロントへ行き
まず「あいきゃんとすぴーくいんぐりっしゅ」と口で言い
「スーパーシャトルへ荷物を忘れたので、連絡を取って欲しい。中に娘の大事な薬が入っている」
とポケトークに言ってもらいました。

まるで妖精のように美しい金髪で青い目の若い女性スタッフが
（容姿を褒めるのは、セクハラですかね？でも本当に美しかったんです）
「OK！」と言って、電話をかけまくってくれました。

だがしかし、自己責任の国、アメリカ。
帰ってきた返事は
「見つける努力はするが、運転手がもういないので、わからない」
でした。

コートヤード バイ マリオット アナハイム テーマ パーク エントランス ホテル

こんな素敵な部屋に１泊分の値段で3泊とまれるというのに、心ここにあらずの私。
道路側でしたが、車の音は聞こえず。ディズニーの花火がヤシの木の間から見えました。
・・・・・・・・・・・・・・
「絶望」という言葉だけが、頭の中を占領していました。
１０歳の娘は何も言わず、私に寄り添い、英語のテレビを見てるフリをしてくれていました。
実際、とても心配していたと思います。

アイパッドやパソコンはもういいけど、ケーブルがないと、アイフォンもポケトークも充電する事が出来ません。
何より、娘が喘息の発作を起こしてしまうと、病院へどうやって行くのかさえわかりません。
何か進展がなかったかと、度々フロントへ出向きましたが
（進展があれば部屋に電話すると言ってくれたのですが、ポケトーク越しで話ができると思えなかったので）
スーパーシャトルからの返事はないとの事。

いてもたってもいられず
「絶対にバスの中に、私の荷物はあるのです。
今から空港まで行って、スーパーシャトルの受付でその事を伝えて、バスを探したい。」
とポケトークでフロントさんに言いましたが
「いえ、それはやめた方がいい。連絡は取り続けます。何かあれば教えてあげるから。落ち着いて。大丈夫だから」
となだめられ。
英語が出来ない自分がもどかしくて、そのやりとりを１時間おきに９時ころまで続けました。
迷惑な日本人ですが、嫌な顔一つせず、親身になってくれました。
何に一番困っているのか？と聞かれたので、iPhoneとポケトークの充電だと言いますと、ポケトークのは口が合わないので出来ないが、iPhoneならいつでもしてあげる。と言ってくれました。
少し心が和らぎました。

とにかく娘を安心させて、満腹にして、眠らせよう。
と、そっちにシフトチェンジする事にしました。
迷惑をかけたフロントさんには、チップを払おうとしましたが「役に立てて嬉しいから、いらない」と言われたので
日本のお菓子と、扇子を渡しました。

アメリカに持ってきてよかったナンバーワン、尾西のご飯とマルコメのみそ汁。
ご飯は元々、災害時用の非常食だったのですが、持ってきて正解でした。
お湯（水でもOK）さえあれば、すぐ食べられます。
100均で買ったみそ汁は、コーヒー用の紙コップで。
娘も「美味しい」と、喜んでよく食べました～♪
・・・・・・・・・・・・・・・・
傷心には、やっぱり日本食です。
これを食べて、少し前向きになりました。
お米とみそ汁で元気になるなんて、私は骨の髄まで日本人だな～とシミジミ思いました。

浅いけどバスタブがある事に、喜びを感じました♪ただシャワーは固定式・・・
言いにくいけど・・・固定式シャワーだけの時って、大事な所、どうやって洗い流すんだろう？洗面器もないし。
(´･ω･)(･ω･｀)ﾈｰ
・・・・・・・・・・・・・
嫌だけど、これは報告しないといけないと、夫にLINE通話で連絡をしました。
案の定、めちゃくちゃ怒られましたが
娘の薬を小児科でもらってきて、次に向かうホテルに送って欲しいとだけ頼み
「iPhoneの電池を温存させたいからもう切るね！」と早々に電話を切りました。
こういう時に、追い打ちをかけるのがうちの夫です。
人（特に私）の傷口を広げて、かさぶたをはがし、塩を塗るのがとても上手なんです。
元々、この旅行は反対されませんでしたが、賛成もされていなかったので、自業自得なんですけどね。

日本時間の昼２時頃に、また眠らないといけないという時間差。
空気を読める娘は早々に眠ってくれましたが
私はそんな精神状態で眠れるはずもなく。
スーパーシャトルのヘルプみたいな所から、変であろう英語でメッセージを３回送りました。
ポケトークの電池はそろそろ切れるので、アイフォンだけが頼みです。
英和辞書アプリでフロントとスーパーシャトルへのメッセージを、ノートに書きなぐりました。
右に日本語、左に英語。
中学高校で、これぐらい真剣に英語の授業を受けていたら
人生変わっていたかも。と思いながら・・・。
（でも今の人生で十分満足してますけどね♪）

予約番号
運転手が私の荷物を積んだまま、去った事
荷物の中に娘の喘息の薬が入っている事
他に入っている物
ものすごく困っている事
荷物の特徴

を箇条書きにしてメッセージを送りました。

神に感謝します！！
と本気で言わされたこの機械。

７時には起きて、ディズニーに向かう予定だったので
枕元の目覚ましを合わせようと・・・
え？( ﾟДﾟ)！？
なんか、見たことのあるポッチが！！！
( ﾟДﾟ)！！！
ワイのiPhone、はまるんちゃうん！！

oh my GOD!!!
＼(；０；)／
はまったー！充電してるー！！
砂漠で見つけたオアシスです！

フロントさんに頼まなくても、枕元で充電できました！
私、もう一生iPhone使います。
（てか、フロントさんも「部屋にあるよ」って言ってくれれば良かったのに。
多分知らないんだと思う）

荒ぶっていた気持ちが落ち着いてくると
『そういえばアメリカで困った事があれば、アメックスに電話をして下さいって書いてたな・・・』
と思い出しました。
私のiPhoneはソフトバンクで、アメリカ放題というプランである事も思い出しました。
アメックスはすぐ繋がり、異国の地で聞く他人の日本語に心底ホッとしました。
困っている事を言いましたが『スーパーシャトルの件はホテルに任せて下さい』と。
『もし娘さんが病院にかかる事があれば、電話でサポートします。』と言ってくれました。
どれだけ心強かった事でしょう。
強張っていた体の力が少し抜けました。
そしてソフトバンクへ連絡し、アイパッドを無くしたと言いますと
私のは「iPhoneを探す」設定になっているから、遠隔で使えなくできる。
ただ機内モードのままなので、どこにあるかは探せない。
という事で、誰かが使おうとしたら、私のケータイに連絡が入る仕組みにしました。
Wi-Fiは「どんなときもワイファイ」で、海外では電源を入れるとお金がかかる（確か１日１５００円ぐらい）仕組みなので、落ち着いたら連絡して、解約しよう・・・と決めました。

娘の喘息発作は今の所大丈夫。
ケーブルは、どこかのショップで買えばいい。
パソコンとWi-Fiとアイパッドは痛いけど、しょうがない。
体とお金とパスポートは無事やし！
金さえあれば、何とかなる！
と、前向きな気持ちになりました。

（元々ものすっごい楽天家なんです、わたし・・・）

SPGのアップグレードしてくれたのでしょうか？
二段ベッドがありました。
いや、2人で泊まるのに、ベッド４台もいらんし。
と思いましたが、一人っ子の娘は憧れの二段ベッドを喜んで何度も登っていました。
・・・・・・・・・・・・・・
２日目、娘も４時頃から起きてたので、また尾西のご飯とお味噌汁を頂きました。
フロントへは朝早かったので、何も言わずディズニーへ。

開き直り、楽しんでやる！！
と。
せっかくアメリカまで来てるのに、落ち込んでなるものか！
と気合を入れて。

何気なくiPhoneをチェックすると８：４５にスーパーシャトルからメールが入っていました。
だけど「今貴女からのメッセージに気づいたけど、何かありました？」的な、私のおかしな英語のメッセージに対する返事でした。
そこでもう一度
「ホテルからもメッセージが行っていると思うが
私のバッグを見つけてほしい。
娘の喘息の薬が入ってる！」
といった内容をメールで送りました。

バスタブのある方と別に、シャワー室が。これもゴールドのアップグレード？
2人なのに、４人用の部屋に泊まらせてもらいました。
３泊を１泊の値段で。（しつこい）

アナハイムのディズニーランドで、日本人を見たのは４～５組でした。
夏休みなのにね？
白人系８０％弱　ヒスパニック系１０％　アジア系５％　黒人系５％
がワイの勝手な調査結果です。
・・・・・・・・・・・・・
１３時すぎには、疲れてディズニーからホテルへ戻りました。
フロントへ寄るも、スーパーシャトルからは何もなしと言われました。
私へのメールも、あれ以来何もありません。
ホテルの売店で水などを購入し、部屋へ戻ると娘は早々と眠ってしまいました。
私も眠いはずが、眠れずウトウトしたり　テレビを見たりして過ごしていた所
PM６：４５
メールが、スーパーシャトルから入りました。

長文の英語なので、まず、ノートに書き写してから
（コピペだと関係のない所までしてしまい、ながーい文章になる為）
翻訳アプリにポチポチと入力します。

だけど

書き写している時から

なんだか

とっても

良い内容じゃない？

ってのが分かってました。

そう。

なんと「貴女のバッグを見つけたよ！」って連絡でした！！！

私だけかも知れませんがアメリカのトイレって、便座に座っているのに
「蓋に座ってるんじゃ？」
って気になりませんか？空港でもディズニーでもホテルでも、何度もお尻を上げて確認しました。
・・・・・・・・・・・・・・・
荷物発見の連絡をもらって、飛び上がりたい程うれしいのに
素直に喜んではいけない気がしました。
ヌカ喜びになった時の、反落の落ち込みが激しいからです。

何度も翻訳した文を読み、間違いがないか、確認しました。
・スーパーシャトルの事務所で預かっている。
・９時～１７時の間に来て下さい。
・来れなければ、着払いで送るので住所を教えて。ただし時間がかかるよ。
・３０日経っても荷物がここにあれば、処分する。

冷静に落ち着いて、心を静めて、ノートに返事を書きました。
「ありがとう。とても困っていたので、嬉しいです。明日１７時までに取りに行きます。
担当の方に、明日取りに行く事と、私が英語が出来ない事を伝えてくれれば嬉しいです。本当にありがとうございます。感謝します。」
それをまたアプリで翻訳して、メールしました。
するとすぐ返事が来て
「大丈夫！心配しないで！」
的な事を書いていました。

「ほんまかいな」
と思いました。何か巨大な落とし穴が待ってるんじゃない？と。
自己責任の国、アメリカで荷物が見つかる？
いや、ないない～～←見つけろと言っておきながらｗ

とりあえず冷静に、グーグルマップで住所を調べ
落ち着かせて、UBERの使い方を色んなブログで学習し
心を静めて、明日使うであろう英語をノートに書き

フロントさんに言いに行こうかと思いましたが、眠っている娘を一人部屋に置くのもなんだか気がひけて、明日報告する事にしました。

その後、めちゃくちゃ寝ました。

ホテルにあったこのコーヒーメーカー、使いやすかったです。
カプセルを入れると次の蓋があき、水を入れると、ボタンが点滅してくれる。
英語がわからなくても、大丈夫でした。
・・・・・・・・・・・・
アメリカ３日目は、マジックモーニングって事で７時にディズニーランドへ入場する事になっていました。
まぁ荷物は１７時まででいいんだから←腹をくくった余裕ｗｗｗ
昼までディズニーで遊び、その後荷物を取りに行こう！と自分の中で決めました。

１２時間寝た娘が、３時に起きました。
荷物が見つかったかも知れない、と言いますと
彼女も「え～～？ホントに？違う荷物じゃない？喜ばない方がいいよ」と。
疑い深いのは遺伝でしょうか。
「そこまでどうやって行くの？Uber？それ大丈夫なの？そもそも住所も大丈夫？騙されてない？」
と、私が不安に思った事を、全てバシバシ言ってきます。

グーグルマップのストリートビューで見ると、スーパーシャトルのバスが止まっていたので、住所に間違いはない事
車で３０分かかるので、Uberを頼む事
Uberはママも初めてだけど、何があっても貴女は守る事
荷物は間違いかもしれないけど、絶対に行きたい事

何かを色々と話しました。
娘をホテルに置いて行こうかとも思ったのですが、虐待？になるかも知れないし
帰りが何時か分からないから、一緒に行く事で決定しました。

英語喋れないのに、初Uberですよ・・・
だけどそもそも、Laxからウーバーかスーパーシャトルか迷い、安いスーパーシャトルを選んだ私。
元々乗るかも知れなかったんだから、大丈夫！
めっちゃドキドキするけど、大丈夫！！

アメニティ達。やっぱり歯ブラシは無い・・・。パジャマ・スリッパは無くても、歯ブラシは欲しいと思います。環境の為ですかね？
・・・・・・・・・・・・・・
３日目、７時前にディズニーへ向かいました。
フロントさんはいたけど、あの女性じゃないと一から説明しないといけないだろうから、何も言わずにスルー。
１１時頃カリフォルニアディズニーへ移動し。
１２時間寝た娘が元気だったので、いっぱい遊んで
結局、荷物を取りにホテルを出たのは１４時半頃でした。

Uberって便利ですね。すぐ来るんですね！
アプリで見ると３０分後に到着ってなってたのに
すぐ「到着」の連絡が。
ホテルの部屋で頼み、まったりしてたので、マジでダッシュしました。
フロントさんに一言伝えたかったけど、チェックイン時で混んでたので、何も言わず走り抜けました。

学習：Uberを呼ぶ時は、すぐ来ても良いように準備しておくこと。

車のナンバーや顔やUber表記を確認し、乗り込みます。
「あいきゃんとすぴーくいんぐりっしゅ、そーりー」
というと
「のーぷろぶれむ！！」
と、笑顔で答えてくれた運転手さん。
そこから無言だったけど、安全運転で居心地よかったです。
綺麗な車内で、車はプリウスでした。
娘は乗った途端に、爆睡しました。

３０分ほどで迷う事なく到着しましたが、倉庫が並んでて、番地がどこなのか分からず多少ウロウロしました。
が、無事到着しました～～～！

コートヤードアナハイムには、電子レンジと冷蔵庫がありました。
ただ冷凍にはどうしてもならず。
水を凍らせて、ディズニーに持って行こうと思っていたけど、操作がわかりませんでした。
電子レンジは使わなかったけど、部屋にあると便利ですよね。
・・・・・・・・・・・・・・・・
とうとうスーパーシャトルが言ってきた、事務所につきました。
遠くに１台だけスーパーシャトルのバスがありますが、それ以外文字が何もなく
ガラス越しに１台のデスクとパソコンがあるだけで、無人。
というか、その倉庫周りも、人の気配がありません。
その事務所は鍵がかかっていて、どうにもこうにも、にっちもさっちも。
「どうしよう」と思いましたが、そのパソコンが動いているのが見えたので
人がいるはず！と、ガラスをドンドンし
よく映画で見た、憧れの
「へろぉ～う！！」
を繰り返しました。
（ポケトークはもちろん電池切れでつ）

しかし誰も出てこず、、、ウロウロしていたら、めっちゃ上の方にベルを見つけました。
手書きの紙で「←bell」と書いていました。

連打してしまった事、今更お詫びします。

ほどなく美しい黒人女性が「？」って感じで出てきました。
そこでまた
「あいきゃんとすぴーくいんぐりっしゅ、そーりー」
と言って、ノートに書いた文章を見せました。

『忙しいのにありがとう。
私のバッグを見つけてくれて、嬉しいです。
ここにあると言われたから、来ました。』
的な事を書いていたと思います。

一瞬眉をひそめられましたが「ちょっとまってね」と言って
パソコンの文章を確認し、その辺をウロウロし、もう一回パソコンを見て
机の下にもぐって・・・
「これ？」
と出してきた、懐かしのバッグ！！！

さーんきゅーーー
そーまっち！
あいむべりーはっぴー！
おーまいがー
いっつまいばっぐ！！！

我を忘れキャーキャー言った、５０歳でした。

持って行って良かったもの、水、粉末ポカリ、１００円均一のボトル。
ディズニーランドは、日陰がないです。
朝晩涼しいのに、昼間めっちゃ暑い。
日本と比べると湿気がないので日陰は天国のような８月ですが。
しかしほとんど全員、帽子すらかぶっていない。ノースリーブに半パン。
日焼けしたいらしい。
長袖に帽子の私たちは、浮いてました。
（ずっとノーメークで過ごした５０歳。特に気にならず）
・・・・・・・・・・・・・・・・・
涙がちょちょぎれるとは、この事でしょう。
重たい重たい荷物との再会。
まず抱きしめまして
中身の確認
懐かしのアイパッドに、パソコンに、もちろん娘の薬もありました。
サッとみただけだけど、十分満足です。
チップを渡そうとしたけど、拒否されました。

笑顔で「荷物があってよかったね♪」って言ってくれたと思います。
なんだろう、アメリカ人って皆笑顔が素敵。
作り笑顔じゃない、心からの笑顔。
しかも歯が綺麗。歯ばっか見てた気がする。

目から出そうになる汗をぐっとこらえて、事務所を後にしました。
いやほんと、ありがとうございました。

だがしかし、まだホテルへの復路が残っています。
部屋に到着するまで油断禁物です。
落とし穴は、今からじゃないの？
こんなに順調に行くって、おかしくない？
と、慎重にUberを頼みました。
辺鄙な所（だと思う）にもかかわらず、またも５分で到着。
素晴らしいシステムだ、これは。
だけど、私は二回ともドライバーを選べませんでした。
勝手に決まって、勝手にやってくる・・・的な。
まだ使い方をマスターしていないからかも。

ナンバーと、顔と、Uber表記を確かめて乗車。

おきまりの
「あいきゃんとすぴーくいんぐりっしゅ、そーりー」
すると、今度の運転手さんは
「は？何いってんの？ほんとに？全く話せないの？」
みたいな事をまくしたててきましたが
「あいきゃんとすぴーくいんぐりっしゅ、そーりー」
ともう一度言うと、めっちゃ笑って運転を始めました。

車はちょっとガタの来てる古いカムリ。
だけど清掃はちゃんとされていました。
半分寝ながら私の後をついてきた娘、また車に乗った途端に爆睡。
運転手さんがチラチラ見るので
「しーいずべりーたいやーど。そーりー」
と言いました。

帰りは混んでいて、４０分ちょっとかかりました。
到着直前、運転手さんが自分の後に続いて真似して言え！みたいな事を言って来て
でも、本当に、ちょっと何言ってんのか全く分からなかったです。
勝手にしゃべって、一人で爆笑されていました。
無事到着したので、まあ良しとしましょう。
分からなくてごめんね。

チップは往復ともに、真ん中の率にしました。
料金は往復で１万弱ぐらい。
荷物を取りもどせるなら、安いものです。

ポケトーク、本当に有能です。
たまに訳で笑われるけどね。
ほんでもって、自分が英語を喋ってるのに、日本語のボタンを押してる時があって、大爆笑。
（アメリカ人をも笑わせてやったぜ！）
だけど、充電する口が他のと共有できないタイプ。
それと電波が弱い所では使えないので、注意です。
・・・・・・・・・・・・・・・・
ホテルの部屋に到着したのは、確か17時くらいだったかと思います。
狐につままれたみたいな気分でした。

まさかアメリカで
無くした荷物が
手元に戻って来るなんて
ラッキーとしか言いようがありません。

荷物を無くした時、ありとあらゆる思いつく人にお願いをしました。
「こんな時だけ思い出して、勝手なお願いをしてごめんなさい」
と思いながら、神様やご先祖様に真剣に祈りました。
その願いが届いたのかなぁ・・・

フロントさんに無事荷物が見つかった報告をして、韓国の空港で買った
ハニーバターアーモンドを渡しました。
つたない英語でしかお礼を言えない自分がもどかしいのもあって
感極まり、ちょっと泣きました。

本当に全てに感謝します！！

１００均で買った、折りたためる水筒。これに水を入れて凍らせたかったけど、できませんでした。
左は水を含ませ、ふると冷たくなるタオル。
この二つもディズニーランドで役に立ちました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
すっごく長い一日だったけど、トラブルも落とし穴もなく無事済みました。
奇跡も偶然もない、全ては必然だ。なんて良く聞くけど
今回は奇跡だったと思います。

気付かされたのは、１０歳の娘の事。
遅くできた子なので溺愛し、赤ちゃん扱いしてしまっていたのですが
私を一度もイラつかせる事なく、自分の事は自分でし、
私よりも空気が読めて、落ち着いた、しっかりした子に成長していました。
私は仕事が忙しく、リタイヤした夫が娘を育てたようなものなので
これは夫のお陰なのだと思いました。
その夫に、荷物が見つかった事を報告すると、とても褒めてくれて嬉しかったです。
だけど浮かれず、慎重に行動せよ。との指令も頂きました。

学習
英語が出来ない人は、頑張って出来るようになろう。←そこ？
そして出来れば１つ無くなっても困らないように、分散してパッキングすると良い。

以上で荷物を無くした珍道中は終わりです。
ながーい。笑

これ、戻ってきたバッグ。
ラッキーバッグと名付けて、旅行に必ず持って行こうと思います。

この旅行記へのコメント （10）

• mishさん 2019/10/06 12:23:40

  良かったですね

  ハラハラしながら読み進めました。でも、ほんと見つかって良かった‼️こういうことがあると、自分も周りの人に優しくしようって思いますよね。娘さん、10歳なのに落ち着いてますね。頼もしい存在ですね！

  Tomacoさん からの返信 2019/10/07 09:50:23

  RE: 良かったですね

  > ハラハラしながら読み進めました。でも、ほんと見つかって良かった‼?こういうことがあると、自分も周りの人に優しくしようって思いますよね。娘さん、10歳なのに落ち着いてますね。頼もしい存在ですね！
  
  こんな旅素人の投稿にコメントをありがとうございます。
  本当に見つかって良かったです。アメリカで人の暖かみに触れました。
  一生の思い出です！
  １０歳の娘は、生真面目で脱線を許さないんです。
  学級委員長と不良の旅って感じでした。。。

• pekoさん 2019/08/29 20:25:06

  最高ー♪

  とても楽しく、時にはハラハラしながら読ませて頂きました^^
  私も英語は全然ダメなのですが無謀にも来春サンフランシスコに駐在中の娘に会うべく情報収集を始めたところで、Tomaco様の旅行記を見かけ面白すぎて一気に読んでしまいました。
  (当人は面白いどころじゃないですよね)
  入国審査の状況や所々で参考になるところも多くポケトークかイリーは必ず持っていこう！と心に誓いました。
  これからも是非楽しいご旅行を続けて下さいね。
  追伸、娘ちゃまに英語をマスターさせるのも１つの手ですよ(^-^)/
  我々おばさん(失礼)と違って子供は覚えが早いですから～

  Tomacoさん からの返信 2019/09/01 16:01:34

  Re: 最高ー♪

  読んで頂けて、とても嬉しいです。コメントまでありがとうございます！
  長かったでしょう。(笑)お疲れ様でした。
  
  サンフランシスコに行かれるんですね！駐在中とは格好良い！
  楽しみですね～♪♪♪いいな～。
  うちの娘に英語を。本当そうですね。
  そしたらpekoさんのお嬢ちゃまみたいに、将来外国駐在出来るでしょうかね・・・。
  
  まだフォートラベルデビューしたばかりで、使い方が分かっていないのに加え
  仕事がヤバい状態ですが
  落ち着いたらpekoさんのレビューも見に行かせて頂きます！(^▽^)/

• 夕焼番長さん 2019/08/18 12:44:03

  拍手

  自分もこの前、マルタに行ったとき、飛行機の中にパスポートを置き忘れるという大事件を起こしたけど、翌日ちゃんと空港の「忘れ物センター」的なところで保管していてくれたときのことを思い出しました。
  

  Tomacoさん からの返信 2019/08/19 01:40:56

  Re: 拍手

  コメントありがとうございます！
  海外でもちゃんと対応してくれる事に、感動です。
  昨日セキュリティバックにパスポートを入れ、さんざんウロウロし、ホテルへ戻ったらチャック全開でした…。
  また真っ青になりましたが、無事でした。
  こりないオバハンです。
  ＿|￣|●

• コンソンさん 2019/08/17 11:57:41

  良かったですね

  世界で一つのラッキーバッグ
  良いですね！

  Tomacoさん からの返信 2019/08/17 13:57:38

  Re: 良かったですね

  コメントありがとうございます！
  ほんとに良かったです～。( ;∀;)
  ５０歳になってもおっちょこちょいで困っています。
  この旅でちょっとは成長できれば良いのですが・・・

• ヨロレイさん 2019/08/17 09:50:32

  ドキドキでしたね

  楽しく読ませていただきました。荷物、戻ってきて本当に良かったですね。英語できないのに個人旅行でお嬢さんと渡米したこと、トラブルにもくじけず前向きに気持ちを切り替えてあらゆることにトライする勇気、素晴らしいです。

  Tomacoさん からの返信 2019/08/17 14:01:05

  Re: ドキドキでしたね

  ありがとうございます！！無謀でしたね。今更ですが。
  帰ったら、英会話を本気で習います。
  この旅行を計画した時から、習う予定だったのですが・・・伸ばし伸ばしにしていて。
  英語が出来たら、もっと楽しかったのに。と思って、今度はマジで頑張ります。
  投稿初めてなので読みにくかったと思いますが、こうしてコメントまで頂け、とても嬉しいです。
  まだ使い方さえ良く分かっていないので、色々勉強します。
  ありがとうございました。