2019/03/19 - 2019/03/19
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旅人のくまさんさん
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かつての『名古屋市ランの館』、『フラリエ』の春の花の紹介です。室内には、展示即売の蘭の花がありましたが、屋外では山桜の花やヒマラヤユキノシタ、クリスマスローズなどが咲いていました。
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イチオシ
展示即売品の蘭の花です。『コチョウラン(胡蝶蘭)』が多く展示してありました。コチョウランは、白い花を咲かせる東南アジアに分布するラン科の植物の一つです。コチョウランの呼び名は、『コチョウラン属(ファレノプシス)』の総称としても、同属およびドリテノプシス属を含む洋ランを含む名称としても使われます。
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展示販売品のピンクの花のファレノプシスです。開店祝いなどの贈り物などによく使われています。豪華な鉢植えは、花茎の数だけの寄せ植えですから、花が終わった後には植え替えが必要です。翌年も咲かせるのはなかなか大変です。
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同じく、展示販売品の濃いピンクのグラディーションのコチョウランです。コチョウランの世界でも、絶えず新品種が発表されています。
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色とりどりのシクラメンやポインセチア等の鉢植えです。これらも展示販売品のようでした。シクラメンは、サクラソウ科シクラメン属、ポインセチアは、トウダイグサ科トウダイグサ属の植物です。
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ポインセチアは、赤色を多く見かけますが、斑入りのピンク色の販売品でした。学術上の標準和名はショウジョウボクです。ポインセチアは通名とされます。花はいわゆる杯状花序です。
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ここからは、屋外に展示してあった非売品らしい鉢植えなどの紹介です。赤い花のチューリップ、ピンク色のヒヤシンス、黄色や白色のパンジーなどです。
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見頃だった花壇に地植えのピンクの花です。ヒマラヤユキノシタです。ヒマラヤ山脈周辺(アフガニスタンから中国にかけて)の原産とする、ユキノシタ科ヒマラヤユキノシタ属の植物です。
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こちらも花壇の花です。黄色のチューリップ、まだ花は咲いていない白い綿毛の『シロタエギク(白妙菊)』などです。
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花壇の花の光景が続きます。黄色のチューリップや、紫のパンジーの花などです。濃い茜色の花は名札が見付かりませんでした。
(追記)小花が纏まって咲いた濃い茜色の花は、スイートアリッサムでした。アブラナ科ニワナズナ属(ロブラリア属)の植物です。花の色は各種あります。 -
格子の木枠から顔を出して咲いていた、『ユーフォルビア・カラキアス』の花です。ネット検索しましたら、地中海沿岸が原産で、ドウダイグサ科ユーフォルビア属の植物と紹介されていました。暑さにも、寒さにも強い植物のようです。
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同じく、『ユーフォルビア・カラキアス』の花の光景です。低温では、マイナス10度までは大丈夫なようですから、名古屋では地植えで冬が越せそうです。
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イチオシ
『ユーフォルビア・カラキアス』の花のズームアップ光景です。よく眺めてみましたら、2014年の地中海4ヵ国旅行の時、『ネコノメソウ(猫目草)のようなイメージの花ですが、別種』と紹介していたことを想い出しました。コートダジュールの城跡の山で見かけた花です。
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イチオシ
アブラナ科の『エリシマム』のオレンジ色の花の光景です。黄色も交じった花でした。普段あまり目にすることのない花です。ネット検索では『エリシマムの名前はヒポクラテスが用いた古ギリシア名「erysimon」にちなみます』と紹介されていました。
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『アブラナ科エリシマム』の名札の紹介です。地中海沿岸が原産で、ケイランサス チェイランサス、ニオイアラセイトウなどの別名を持ちます。
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アクセントに蓋付きの大甕が飾ってあった花壇の光景です。周りを白い花と黄色のチューリップが飾っていました。
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フラリエの庭園の見どころの一つ、噴水池と周りの花壇の光景です。手前側の白い花はノースポールで、白いチューリップも交じって咲いていました。
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早春の花木の一つ、マンサク科の『トサミズキ』です。名札も付いていました。地元では、東山動植物園などで目にすることができます。
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枯れ木ではなく、『珪化木』の展示です。『珪化木(けいかぼく)』は、植物の化石の一形態です。『木化石』とも呼ばれます。
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噴水が上がっていた池の光景です。フラリエは名古屋市上下水道局の所有地のようですから、水には事欠かないようです。
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薄い茜色の花を咲かせていた、クリスマスローズの光景です。キンポウゲ科ヘレボラス属の植物です。奥の方には、白い花もありました。
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こちらは白い花のクリスマスローズです。下向きに咲くのがほとんどですが、上を向いて咲いた白い花もありました。近年、町中の花壇でもよく見掛けるようになった花の一つです。
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満開までは、もう一息の桜の花の光景です。『サクラ(桜)』は、バラ科サクラ属の落葉高木です。この桜は、『ヤマザクラ(山桜)』でした。
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少しズームアップした桜の花と、その背後のとんがり屋根の建物光景です。とんがり屋根の建物は、周りの景色を眺めるのに最適な、池の畔の休憩所のようです。
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更にズームアップした、桜の花の光景です、赤っぽい新芽も一緒でしたから、『ヤマザクラ(山桜)』のようです。『山桜』は、日本に10種あるサクラ属の基本野生種の一つとされます。
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フラリエの庭園に展示してあった、ブロンズ像の光景です。ギリシャ神話を連想させるような女性像でした。
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咲き終えた『ツワブキ(石蕗、艶蕗)』のようです。ツワブキは、キク科ツワブキ属に属する常緑多年草です。葉柄は食用になります。
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『サクラソウ科リシマキア「オーレア」』の立札と、その周りの紫色のつる性風の植物の光景です。ネット情報では、薄紫の葉ではなく、『明るいライムグリーンの葉が美しい品種』の写真が紹介されていました。同種とは思えないような光景でした。
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緑の葉は、『ツワブキ』のようでしたが、その左側の黄色の葉が珍しくて、つい撮影した1枚です。今のところ、謎の植物です。
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見頃になっていた、『アシビ(馬酔木)』の花です。『アセビ』とも呼ばれる、ツツジ科アセビ属の常緑低木です。馬酔木の名は、『馬』が葉を食べれば毒に当たり、『酔』うが如くにふらつくようになる『木』という所から付いた名前とされます。 万葉集でもお馴染みの植物です。
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『ユリ科ギボウシ(寒河江)』の名札があった植物です。名札が違っているようでした。この植物は、ギリシャ建築で有名なアカンサスの葉に似ています。名古屋市では、農業センターや鶴舞公園で目にすることができます。
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