2015秋、旧名古屋市ランの館、久屋大通庭園フラリエ：旧温室、庭園、庭園の池

2015/09/12 - 2015/09/12

旧名古屋市ランの館、現在の久屋大通庭園フラリエの紹介です。名古屋市ランの館は、平成10年(1998年)5月に開園しましたが、市が行った事業仕分けでは『廃止』の判定となり、平成26年(2014年)3月末に閉館されました。

エリア 名古屋(愛知)

公園として再整備され、平成26年(2014年）9月に新たに開園された、『久屋大通庭園フラリエ』の建物光景です。公募で選ばれた愛称の『フラリエ』は、『ふらり』＋『フラワー』＋『アトリエ』による造語です。

『フラリエ』の入口門脇にあった表札です。再出発した『フラリエ』は、『人々の憩いの場、交流・にぎわいの場』を基本コンセプトとしています。一番の違いは、入場料有料の施設から無料施設に代わったことです。

『フラリエ』の庭園内部光景です。ラン愛好家の欧州の外交官アジョナ・オーキッドの邸宅という設定で建設された建物は、そのまま残されました。

同じく、『名古屋市ランの館』から『フラリエ』に引き継がれた建物の外壁光景です。『北ウィング』と呼ばれている建物です。現在の経営形態を検索しましたら、指定管理者が、『公益財団法人・名古屋市みどりの協会』と表示されました。所有者が名古屋市で、委託管理されているようでした。

スペインの『パティオ』のイメージに造られたとされる庭園光景です。『パティオ』は、床にタイルを張り、噴水や植木などで構成されたものが多いとされます。

『フラリエコート』と呼ばれていた広場です。四季の花やラクウショウを背景にした芝生広場で、中庭と一体となったイベント空間と紹介されていました。

同じく、『フラリエコート』と呼ばれていた広場と、その背景の樹木光景です。

フラリエコートの花飾りです。バスケット・ハンギングになった、赤い花です。

バスケット・ハンギングが飾られた石柱が林立する中庭の光景です。

こちらは、フラリエコートの足元で咲いていた黄色の花です。鉢植えのマリーゴールドです。

こちらは花壇で咲いていた、オレンジのカンナの花です。

ウォーター・ガーデンと呼ばれている庭の池の光景です。

同じく、ウォーター・ガーデンと呼ばれている池の周りの光景です。

広場の一角に置かれていた、珪花木です。珪花木は植物の化石の一形態で、木化石とも呼ばれます。

ハーモニー・ガーデンと呼ばれている一角の光景のようです。

この辺りも、ハーモニー・ガーデンと呼ばれている一角のようです。

現在は『クリスタル・ガーデン』と呼ばれている旧温室です。従来はランの館のメイン施設として、ランの花が展示されていました。

同じく、『クリスタル・ガーデン』と呼ばれている旧温室の光景です。ランの展示がなくなり、随分とすっきりしてしまいました。

『クリスタル・ガーデン』と呼ばれている旧温室の片隅置かれた自動演奏ピアノの光景です。そのまま新施設に引き継がれていました。

これで、『フラリエ』の名前で再出発した、旧名古屋市ランの館の紹介はおしまいです。